みだら蟲奇譚集
古来より日本に生息する淫らな化け物たち、-みだら蟲-
巨大な虫のような姿から軟体動物のような姿まで様々である
異形の怪物の姿をしておりいずれも人間の女を犯す
繁殖のためなのかあるいは快楽のためなのか、詳しいことはわかっていない
山奥や洞窟、湿地帯など暗くジメジメとした場所を好み、
大抵そこを通りかかった女を襲う
時折人里に出没し女をさらっていくこともあるという
山賊や暴漢以上に女達に恐れられている存在である
ここではみだら蟲と呼ばれる化け物たちを
記した書物を残していくことにする
「姦姦蜘蛛」
人間の女を襲うと言われ恐れられている巨大な蜘蛛
大きいものになれば2丈(6m)を越える大きさで目はなく顔や背にフジツボのような突起がびっしりと生えている姿は思わず目を背けたくなる醜さだという
巨体に似合わず音もなく山を徘徊しており山道をゆく女を襲う
ひとたび捕まれば屈強な男でもとても振り払うことはできず
女ともなれば成すすべはない
大抵洞窟の奥深くを巣穴にしており、女をひとしきり犯した後
巣に持ちかえり何日もかけて「繁殖」をおこなうそうだ・・・
時折山道を歩き山を越える人々が、森の奥から女の泣き叫ぶ声を聞くことがあるという
数刻後、声が聞こえたほうへ行ってみるとそこには誰もおらず、女物の草履と破れた着物が無造作に散らばり辺りにはドロドロとした生臭い体液のようなものがまき散らされていたという
地面には巨大な生き物が這った後があったというが、それを追っていったものは誰もいない・・・
yuyu
2023-07-31 04:38:38 +0000 UTCPlan V
2023-07-30 03:07:08 +0000 UTCyuyu
2023-07-18 12:19:26 +0000 UTCyuyu
2023-07-18 04:17:59 +0000 UTC