【あらすじ】
営業廻りでオフィスを訪れた保険営業マン、奥田雄也(ゆうや)。若々しくフレッシュで、精悍な顔立ち。その姿に欲情した「私」はある特殊な“名刺”を利用し、奥田を時間停止/意識改変していく。
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「初めまして、奥田と申します!」
その日、オフィスを訪れたのは爽やかなイケメン保健営業マンだった。黒髪短髪、細めの眉にくっきりと整った目鼻立ち。今どきの塩顔で、年齢は20代後半あたりだろうか。背丈は低いが体型はガッシリとしていて、鍛えられた胸板の厚さがスーツ越しからもよくわかった。
「この度、先任から引き継ぎを受けまして、ご挨拶に参りました。以後、よろしくお願いしますッ!」
奥田の喋り方は堂々としていて、保険営業マンらしく誠実、体育会系の印象だ。彼は真っ直ぐな視線を向けながら、背丈のわりには大きな男らしい手で、名刺を差し出した。
<営業 奥田雄也(OKUDA YUYA)>
名刺には社名や役職、彼の名前が印字されていた。お互いの名刺交換を済まし、たわいもない世間話を続けていくなかで、彼の素性が少しずつ見えていく。学生時代はサッカー部のDFで、キャプテンを務めていたそう。今は既婚者で、今年3才になる愛娘がいるそうだ。
「......と言ってもまだまだ半人前です。ご迷惑をお掛けするかと思いますがご指導のほどお願いします!」
奥田は目尻に皺をつくり爽やかな笑みを浮かべた。イケメンであるだけでなく、人懐っこい笑顔が特徴的だ。きっと上司や同僚から可愛がられるタイプだろう。
(うん、そうだな。こいつで試してみようか?)
私は、腕時計を見て帰り支度を始めていた奥田を呼び止め、自分の名刺ケースから新しい名刺を取り出して、彼の目の前に差し出した。
「あ、実は最近名刺を作り直したんです。よろしければ、こちらも受け取ってもらえませんか?」
「あ、はい! こちらも素敵なデザインの名刺ですね、ありがとうござ......」
奥田が名刺をていねいに受け取り、名刺を裏返したその瞬間のことだった。奥田雄也の動きは──完全に停止した。彼は口元に笑みを浮かべ、少しお辞儀して、名刺を見つめた状態のまま、身体の動きを止めている。一切瞬きをせず、ただ一点だけを見つめていた。
「......さて、うまくいったかな?」
私は彼の目元で手のひらを広げてみる。彼から何の反応もないことを確認すると、私は奥田の指に挟まった名刺を、片手でスッと取り上げた。
名刺にはこのように印字されている。
『この名刺を手にした者は、“時間停止”を受け入れることに同意したと見なす』
『尚、時間停止中に起こった出来事は、一切記憶として蓄積されることはない』
私は、動かなくなった奥田を担ぎ、会議室へと連れて行った。
***
オフィスの会議室で、私はいま、白シャツとボクサーパンツ姿の営業リーマンと二人きりだ。この『洗脳名刺』を使って、彼の意識を改変することに成功したのだ。この名刺を受け取った者は、名刺に仕込まれた強力な電波によって、自らの意識を手放してしまう。そして無意識状態となった脳内には名刺に書かれた内容が刷り込まれ、その通りの反応や行動を起こすように改変することができるのだ。
私は彼からジャケットとビジネスパンツを脱がせ、白いYシャツとボクサーパンツだけの淫らな格好にさせた。奥田は表情を一切崩さず、爽やかな微笑みを浮かべている。まるでマネキンのように微動だにしないが、指で頬をツンツンと突いてみると若々しく弾力のある肌で、ほんのり温かみもあって、生身の人間らしさは残っていた。彼の耳元に鼻を押し当ててみると、営業廻りで汗をかいていたせいか、こもった部室のような汗臭さがほんのりと漂ってくる。
「そうだな〜、まずは何して遊んじゃおうかな?」
私は奥田の耳元を舌で突くと、彼はわずかに身震いをしたように見えた。名刺に書いてあるように、“時間停止”の最中でも、身体の機能は維持しているのだ。私は彼のやわらかい耳をやさしく、舌でねっとりと舐め回した。彼の両耳は、耳の奥まで唾液まみれになってしまう。奥田はすこし身体を震わせて鳥肌を立てていたが、それでも凛々しく誠実そうな表情を崩すことはなかった。
「本当に動かないんだな〜、じゃあこれは?」
次に、彼のネクタイを少しだけ緩めてあげた。Yシャツの第三ボタンまで外してあげると、奥田の格好ははだけてしまい、営業廻り中とは到底思えない乱れた姿になる。本当にこれが、保険営業マンなのだろうか? この姿を見て誰が彼を信頼できるだろう? 考えを膨らませているだけで、私は背徳感に包まれ余計に興奮してきてしまった。
「それにしてもエロい雄っぱいしてんな、こいつ。ちゃんと身体鍛えてんだな〜、偉い偉い」
私は奥田の乱れたシャツの上から、その逞しい雄っぱいを力強くギュッと鷲掴みした。白シャツが乱れ、逞しい胸板の形がハッキリと露わになる。分厚く、頑丈だがややムッチリとした雄っぱいだ。私は我慢できずに彼のYシャツとタンクトップを脱がせて、その可愛らしい乳首を思い切り吸ってみた。奥田からほんのりと溜息が漏れる。彼の素肌は汗でびっしょりと濡れていて、身体は少しだけ火照っているようだ。
「あーこの支配感、堪んないねえ......。そろそろこれくらいにして、次の名刺に切り替えるか」
私は彼からボクサーパンツを少しだけ脱がせる。すると若々しく爽やかな見た目とはギャップの激しい、真っ黒で巨大なブツが飛び出てきた。私はそれを咥え、激しくピストン運動で刺激を与える。彼は精悍な表情を保ちながらも強い快感を覚えているのか、カリがはち切れんばかりに固く、大きく膨れ上がっていて、我慢汁がぽたりと垂れていた。
「さぁて、お楽しみは一旦ここまでにしとかないとね」
私は彼に再びスーツを着せて、名刺交換をしたときの状態に戻すことにした(ただし、ボクサーパンツだけは履かせず、あえてノーパンの状態にさせておく)。そして、“時間停止”と書かれた名刺を再び手に取り、真っ二つに破り捨る──停止状態だった奥田の身体は動き始めた。
「ありがとうござ......んッ!!? はぅッ!? アゥぅんんん////ッ!?!」
彼は大きな喘ぎ声を押し殺すように、苦しそうな悶絶した声を発した。膝立ちになり、股間に手を当てて、恥じらいと驚愕の表情を浮かべる。しかし、彼がいくら射精を抑えようとしても、サオは波打ち、液体は止まることなくドプドプと溢れ出てくる。ノーパンということもあり、その液体は直接彼のビジネスパンツを汚し、パンツの下からも大量の液体が零れ落ちた。
「あ、ええと、これは......!? し、失礼しました......! え、どういうこと......!?」
困惑する奥田に、私はゆっくりと近づいて問いかける。
「あぁ、やっと目覚めた? 気分はどうかな? まだ、悶えてるのかな?」
「ど、どういうことすかッ......?」
私は自分のファスナーを下ろし、それを彼の顔の目の前に突き出した。奥田は嫌悪と軽蔑に満ちた表情で私のことを睨みつける。
「はッ......? 何なんすか、一体......?」
「あ、コレを渡すのを忘れてたね。よかったらこの名刺も貰ってよ」
私が新しい名刺を差し出すと、奥田は反射的にそれを手に取った。その行為が命取りになることは、彼にも予想できていたはずだ。しかし、その時の彼には判断するほどの余裕を失っていた。
『この名刺を手にした者は、“絶対服従”を受け入れることに同意したと見なす』
奥田は名刺に書かれた文字を目にすると、頭に「?」を浮かべて微笑んだ。
「絶対服従......同意? 何なんすか、この子供騙しの小細工は! そんなことしたって、俺は絶対に......」
「それじゃ、早くこのおチンポをしゃぶってくれないか?」
「……ん? あ」
奥田は一瞬何か言おうとしたが、言葉を飲み込んだ。そして、そっと私の目の前で跪き、口を大きく開けて、私のブツをぱくりと咥える。
「これはなぁ……んはッ……オれの……意思れ……やっれるッ……んらから……な? お前に……むはッ……服従してるんら……ないからら?」
奥田は口元から涎をだらだらと垂らし、上目遣いで私のことを睨みつけながら、首を激しく上下に振って、私に抗議しようとした。
「んん? 今なんて? 言ってみ?」
「オれは……ゲホッ……お前の……言いなり……むはッ! なんッらに……ならないッ!」
奥田の動きがさらに激しくなる。やがて私が勢いよく彼の口の中で射精すると、彼はしっかりとそれを受け止め、そのまま気絶して倒れ込んでしまった。
「おやすみ、新しい奴隷くん」
*
それから、一週間後。
「ご主人様、行ってきます!」
朝、奥田雄也はスーツに袖を通して、身支度をしていた。あの日以来、私は彼との共同生活を始めたのだ。彼には婚姻関係を解消させ、親権も放棄させた。もちろん、この名刺があればそんなことは容易いことだった。
「今日もちゃんとノーパンにしたか?」
「はい! ご主人様のお望み通り、下着は一切履いておりませんッ! それでは今日も行ってきます!」
奥田は私に口づけをして、家を出た。これが今の私のルーティンである。そして彼が家を出ていくと、私は新しい名刺をカバンに入れて、仕事の準備を始めた。
(終)
Adam
2021-09-29 12:44:38 +0000 UTC黒竜Leo
2021-09-27 14:07:10 +0000 UTC