SakeTami
タゴシロー(改名)
タゴシロー(改名)

fanbox


小さくなってシャボン玉に閉じ込められたまま、師匠とえっちしちゃう話

滝のような水音と、心地よい温度のお湯が触れ、暖かなものに包まれる感覚で、目が覚める。

「ん……」

「あ。起きたか、那月」

「師匠……?」

大きな師匠に覗き込まれていることから、那月は、自分がいま、師匠の手のひらの上にいることに気付く。

半分、頭が寝ぼけたままの那月に気にせず、師匠がもう片方の手のひらですくったお湯を、那月にかける。

全身に、心地よいお湯が流れていき、那月は一度、目を閉じて、身を任した後、ハッと意識を覚醒させる。

「って、待ってくださいよ! なんで、私、師匠の手のひらの上にいるんですかッ。ていうか、私、なんで、いま、は、裸……」

「縮んだこと、覚えてないのか?」

「それは、覚えてますよ……」

街から戻る途中で見つけた黒猫に、変な鈴で身体を小さくされた後、猫に捕まって、それを操ってたらしき子供に泥団子で地獄のような扱いを受けた。……それは憶えている。

「正直、私、泥団子の中で一生、終えるのかなって思ってたんですけど」

きょろきょろと見渡せば、見慣れた家の洗面台だ。手洗い場の水場で、どうやら自分は、師匠に洗われていたらしい。


「師匠、助けてくれたんですか?」

手のひらの上で尋ねれば、師匠が、手のひらを横移動させる。そして、那月の上に、容赦なく泡立てられたボディソープを、ガッシャガッシャと、ボトルから押し出す。

「死にかけてたことまで覚えてるんなら、叱るのも話、早くて助かる」

「ぶわわっ! 師匠、泡、そんなにいっぱい、出さないでくださいよぉ」

頭から、泡を乗せられ、どろりと全身へ落ちていく。

目を瞑り、顔にかかる泡を退けながら、那月は小さな身体で、泡と苦戦する。

なんとか、泡を落とすも、師匠の大きな指が、すぐに泡をまとって、那月の小さな身体にごしごしと触れる。

「んむぅう……ッ」

髪と頬をまとめて洗われ、那月は顔をゆがめる。

「で? なんでお前は、あんな弱っちい魔術師に、泥団子にされてたんだ? 何度も懲りずに縮みやがって」

「それは、その……、街で見つけた猫がつけてた鈴に、変な魔法が掛かってて、小さくなっちゃったんですよ」

「街にいた猫に? その割には、辺鄙な草むらの泥団子になってたな。見つけたとき、間違えて踏みそうな勢いだった」

しれっと怖いことを言いながら、師匠が那月の髪を泡でなぞる。

洗面台に、コロコロと音を立てて、小さな小石が、那月の髪から零れ落ちる。予想以上に、かなり泥だらけになっていたようだ。

「鈴が鳴るたびにどんどん小さくさせられたんで、猫を追いかけてたんですよ。結局、捕まえそこなって、逆に猫に捕まって、あんなとこに連れられちゃったんです」

「ふーん。また面白そうなトラップ、用意したもんだな」

なんてことないように言いながら、師匠の大きな指が、那月のうなじと鎖骨を撫でる。

するすると、泡が流れる中、大きな指の暖かさを感じて、那月は、ぞくりと身体を震わせる。

今更ながら、今、置かれている状況を再認識し、那月は恥ずかしさをごまかすように声を上げる。

「面白がる話じゃないですよ!」

「確かに、自分の弟子が、ホイホイ、トラップにハマってるのを思い出すと、面白がってる場合じゃないなー」

ぬるり、と師匠の指先が、那月の小さな背中をなぞる。

「ひぅっ」

那月が、小さく悲鳴を上げるも、師匠が気にせず、口を開く。

「トラップ付きの猫、追いかけてて、逆に捕まってたら意味ないだろ。足止め喰らわすなり、色々あっただろ」

「足止めしようとしたら、弾かれたんです」

小さくされながら狙ったのもあり、何度か、標的を外した経緯もあったのだが、そこは省き、確かに当てた時のことを話すも、師匠は渋い顔をする。

「それなら、対象に印だけつけるとか、鈴ぶっ壊すとか、敵わないなら、鈴の音の作用が届かないところに離れるとか、色々あるだろ」

正論込みの説教に、那月は、うぅ、と口をつぐむ。

もともと、猫に気を取られていたのも、先日、那月自身が猫に姿を変えられ、その上で、師匠に普段とは正反対な程に甘やかされたことを思い出したからだ。

しかし、その辺りを口にする気にはなれず、ぽそぽそと声を出す。

「だって、猫が離れていっても、小さくなるの止まらなくて大変だったんですよ」

「ふーん」

「なんでここ最近の刺客って、みんな、小さくすることにこだわるんですかね。流行ってるんですか?」

話題を変えようと尋ねると、師匠が、泡まみれの大きな指を、ぬるりと那月の胸元から下腹部へと滑らせる。

「ぅひゃあッ」

ぞくりと身体が震え、那月は師匠の大きな指に絡みつくようにしがみつくが、師匠は指の動きを止めない。

目を細めて、那月を見つめながら、師匠が口を開く。

「小さくしたら、単純に扱いやすくなるからだろ。文字通り、相手が手中に収まって、魔力も威力が減るわけだし」

指の腹で、那月の裸体をなぞり、泡で擦り洗っていながら、それをなんでもないかのように、師匠が淡々と言葉を続ける。

那月は、自分がひとり、師匠の手先の動きに反応してしまっていることに恥ずかしさを覚え、なんとか平静を装いながら師匠を見つめる。

「でも、私を縮めたって、別にいいことないじゃないですか。師匠ほど魔力が高いわけでもないし」

「心優しい大魔術師が、愚かな弟子を助けに来る、って認識してるんじゃないのか」

洗脳レベルの大誤解が含まれていると思い、那月は口を出そうとするも、師匠の指先が下腹部から脚の合間へと滑り、反論もままならない。

へにゃり、と力を抜き、師匠の手のひらと指に身体を預ける。

洗面台に少しだけ溜められたお湯に、足先が届き、心地よかったはずのそれも、火照った身体には、刺激を和らげるには足らなかった。

那月の小さな身体を、泡が滑り落ち、洗面台の湯へと浮く。

ぐにぐに、と動く指が、那月の背中と臀部をなぞり、那月は、ぎゅっと、小さな手で師匠の大きな手のひらを掴んだ。

「……ッ、お、お師匠、さまぁ……! 私、もう、きれいになったから、大丈夫ですよぉ」

「そうか?」

にやりと笑って、師匠が手のひらの下に指を滑りこませ、那月の胸をなぞる。

「ふぁんッ! し、師匠ッ」

泡だらけの手のひらの上で、那月は小さく跳ね、指にしがみつき、赤らめた顔を師に向ける。

「ほらな。小さいと、扱いやすい。抵抗されても知れてるし」

大きな指が二本、那月の胸を押しつぶす勢いで撫で上げ、那月は、ぱくぱくと口を動かし、息をする。

文句を言うなり、逃げだすなり、すべきことはいくらでもあるはずなのに。

那月は自分が心地良さしか感じていないことに、混乱を覚える。

このまま、もっと触ってほしい。いっぱい、触れてほしい。

大きな指に、小さな手を乗せ、那月は、愛撫を受け入れるように、身体を揺らす。

熱く火照る身体を持て余し、見上げれば、ゆるゆると指を動かす師匠と目が合う。


茶色の瞳が、じっと、小さな那月を見つめた後、ふっと、笑みを浮かび、那月に触れる大きな指が離れていく。

那月が不思議に思っていると、大きな指先が、洗面台に溜められた洗剤入りのお湯に触れる。

ゆっくりと引き上げられた二本の指の間には、シャボン玉の膜が張られており、丸めた指が那月に向けられたかと思うと、師匠が、ふっと息を吐き、那月に向かって、大きなシャボン玉を飛ばす。

師匠の手のひらの上で、避けなければ、と那月が思っている間に、大きなシャボン玉が、那月に触れる。

ぷに、と柔らかな感触が、顔に触れる。

虹色を帯びた球体がぐるぐると回りながら、石鹸の香りを間近に感じ、思わず目を瞑ると、あっという間に全身が柔らかな膜につつまれる。

「ふぁ……ッ」

那月が、小さく声を上げている間に、むにょん、とシャボン玉が那月を飲み込む。

目を開ける頃には、那月は、シャボン玉の中に入り込んでしまっていた。

手のひらの上で、身体を起こし、小さな手で、膜にそっと触れる。柔らかな薄膜は、触れた分だけ、むにょりと突き出るが、破れない。かつて、シャボン玉に閉じ込められたことを思い出し、那月は、大きな師匠を見上げて睨む。

「何するんですか、お師匠様っ。出れないじゃないですか」

「出られるようにすると、お前、勝手に動き回って悪さするだろ」

シャボン玉に入った那月を乗せた手のひらを、師匠が傾け、那月を洗面台に溜めたお湯へと落とす。

「ひゃああッ」

ぽちゃんッと音を立てて、那月を入れたシャボン玉が、お湯の中を進む。

しりもちをつくように、シャボン玉の中に那月は座りこむも、相変わらず、シャボン玉は割れず、お湯の波に乗っていく。

柔らかなシャボンの膜が、那月が座った分だけ、お湯に沈み、膜越しに、お湯の暖かさを感じる。

洗面台のふちに辿り着き、膜越しに、ふちに触れ、那月は師匠を見上げた。

「師匠……」

熱の上がった小さな身体で、小さく声を上げると、師匠が大きな指先で、那月の入ったシャボン玉をつつく。

ふに、と少しだけ側面をへこませた後、くるくると側面が回り、洗面台の中央へと、シャボン玉が移動する。

側面が回ることで、安定を失った那月の小さな身体は、球面の中で、倒れ、コロコロと転がる。

「ひゃうッ、師匠、動かさないでっ」

那月の小さな抗議もむなしく、師匠は、洗面台のボウルに溜まったお湯を、手のひらですくい上げ、シャボン玉の上から、掛け流す。

ざばん、とお湯に押され、シャボン玉が揺れながら少し、お湯に沈む。

「きゃあッ」

那月は、四つん這いになり、お湯が流れて歪に見える球面を見守る。

湯が流れ切ったかと思うと、上部を、大きな指で押され、へにょりと天井が歪む。

シャボン玉越しに、師匠の指が、那月の頭に触れ、頭から髪、首、背となぞられていく。

「ん……っ、やぁ……ッ、師匠……!」

直に触れられるのとは、また異なり、薄いシャボンの膜が、ぬるりとしていて、那月は小さく息をする。

指で背を押す力が増し、那月は、ぺしゃりと、シャボン玉へとうつ伏せに倒れる。

膜越しに、暖かな湯を感じながら、那月は、顔を赤くして体温を上げる。

「はぁ……ッ、はぁッ、……ぁ……ッ」

師匠の大きな指が、臀部から両脚を拡げるように入り込み、那月の割れ目と太ももに触れる。

「ひぃんッ! ぁあぁ……ッ」

那月は、ビクリと身体を震わせる。水面に浮かべられたシャボン玉の中、という不安定な場所で、身体の自由が利かない。

師匠が、那月の下半身を持ち上げるように、二本の指で、那月の両脚をするすると、撫でていく。

太ももから、脚を撫で、足首へと進み、指が離れる。

重力に従い、那月の小さな両脚が、シャボン玉へと落ち、湯に小さな波が立つ。

ざばり、と音を立てて、那月の真下に、師匠の大きな手のひらが辿り着く。

手のひらは、那月をシャボン玉ごとすくい上げ、シャボン玉からは、ぽたぽたと水滴が落ちる。

くるりと、仰向けに返されたかと思うと、手のひらが閉じられていく。

球体内の空気は、上下へと押し上げられ、那月の全身は、シャボンの薄膜と共に、師匠の手のひらに包まれていく。

「はぁ……ん……ッ」

手のひらの体温を感じ、やがて、指の感触を味わい、そして、手の圧を感じる。

むにゅうう、と那月を包むシャボン玉が潰れてしまいそうな程に、上下に伸びるが、膜が割れることはなく、那月に、べたりとくっつく。

師匠の手の圧と共に、薄膜に覆われ、那月は苦し気に、息をする。

シャボン玉より先に、自分自身が、潰されてしまいそうだ。

「師、匠……」

小さく声を上げれば、手の力が弱まる。少し広げられた指の隙間から、妖しく笑う師匠が見える。

「前に縮んだ時よりも小さくなってるから、壊しやすそうだな」

どこまで本気か分からないことを言いながら、手のひらに乗せたシャボン玉を持ち上げる。

ぽたぽた、と水滴を落としながら、視線の高さが合わさり、那月は、じっと、師匠を見つめる。

「師匠……」

「うん?」

お湯の上で、じりじりと受けた愛撫のせいか、身体中が熱くてたまらない。

熱にくらくらしながら、那月は口を開く。

「私……、もっと、触って、ほしいです……」

小さな声を受け取った師匠は、目を細めて、那月を見つめる。

「そんなサイズでそんなこと言って。壊れても知らねえぞ」

「それなら、もっと大きくして下さい」

火照った身体で、荒い呼吸をしながら言えば、笑われる。

空いた手が、宙で円を描き、手の中にアンプルが出現する。

キャップが片手で開けられ、尖った先が、那月を包むシャボン玉へと近づく。

ぐにゅり、とアンプルの先だけがシャボンの膜を突き抜け、那月の目の前に到達する。

「ほら、口開けろ。――大きくしてやるよ」

那月が気を失っている間に、身体を大きくする薬剤を用意していたらしい。

何度も喰らったトラップで、その都度、師匠に元に戻してもらっているとはいえ、準備が早い。

そんなことを頭の片隅で思いながら、那月は、そっと、口を開けて、大きなアンプルの先に、口をつけた。

「ん、ぐぅ……ッ」

間髪入れずに、液体を流し込まれる。

喉から焼けるように熱を持ち、身体がドクンとうなる。

「ぁ……ッ、はぁ……ん!」

シャボン玉の中で、身体の反応に那月が悶える。

師匠が、洗面台に溜められた湯の上に、那月を入れたシャボン玉を置くと同時に、那月の身体は、少しずつ大きくなっていく。

「ぁッ、はぁッ、あぁあッ」

ばしゃ、ばしゃと、湯の音が響く。

シャボンの膜との隙間が減り、那月の顔に膜が触れるものの、シャボン玉は割れることなく、那月を包み続ける。

洗面台に溜められた湯が、最初は、小さなプールのようにすら感じたが、身体が大きくなるにつれ、小さな風呂のように思えてくる。

やがて、那月が洗面台に座り込むには、大きすぎるサイズになり、両脚が洗面台から少し飛び出す。

じたばたと脚を動かすが、起き上がるなり、床へと飛び降りるには、まだ背が足りない。

元の大きさまでもう少し、というところで、那月の変化は止まってしまう。

「やっぱり、前より小さくなってるから、量が足りてないな」

「師匠っ、シャボン玉、外してくださいっ。苦しいです」

「息は出来るだろ」

ほとんど、ゼロ距離で、伸び切ったシャボン玉が、那月を覆いかぶさっている。

柔らかで、洗剤のぬめりを持つ膜が、全身にまとわりつく。

中途半端に少しだけ大きさを取り戻した身体で、苦戦していると、師匠が、ぐい、と那月を引き上げる。

空気がわずかながら入り込んだのか、那月はシャボン玉に、ふわりと持ち上げられて、ふわふわと頼りなく、宙に浮かぶ。

師匠の目の前まで、浮かび上がったところで、両手で捕まえられる。

楽しげにこちらを見つめる師匠が、にやりと笑い、口を開く。

「なんか、猫みたいな大きさだな」

猫、という言葉に、先日、猫に姿を変えられたことを思い出し、那月は急に気恥ずかしくなる。

くわえて、シャボン玉越しに、両脇を支えるように抱えられる様が、幼い子供を抱き上げるかのようで、尚、羞恥が増す。

「……ッ、お、降ろしてください、お師匠さまっ」

「何、急に恥ずかしがってんだ? 触ってほしいんだろ」

脇を支えていた片手が、するりと動き、那月の胸に触れる。

シャボンのぬめりと共に得る、手のひらの感覚。指の腹を小さな身体で感じた時と異なり、那月の小さな身体が震える。

那月の小さな身体とシャボン玉を、混ぜ込むかのように、大きな手がゆるゆると全身を撫でる。

「ひゃ……ッ」

下腹部を包むように動いた手先が、割れ目をなぞり、愛液とシャボン玉が混ざる音が響く。

「はぁ……ッ」

ぽたり、と那月の濡れた髪から雫が落ち、シャボン玉の曲面を辿って、滑り落ちる。

師匠に支えらえたシャボン玉は、猫程の大きさにまでなった那月を入れておきながらも、浮力を持続しているらしく、師匠の手の支えのない那月の手や足は、シャボン玉に支えられて浮いてしまっている。

それは、小さな自分の裸体を、相手に曝け出していることにも等しかった。そして、身体の一部を掴まれると、逃げられないことにもつながる。

師匠の大きな指が、液体の混ざる音を楽しむかのように、割れ目を撫で上げ、ぐちゅり、と中へと入り込む。

「ひぅ……ッ! ぁ……、はぁ……ッ」

今の那月の身体のサイズでは、挿入されただけで、圧迫を感じるほどの刺激だった。

「ん……ッ、し、しょう……ッ、キツイ、ですぅ……ッ」

「もっと力抜けよ。まだ挿れられるだろ?」

「はぁ……ん、ぅ……ッ」

熱を帯びた顔を向けながら、那月は必死で、息をする。

師匠が、うつ伏せで宙に浮く那月を抱え、くるりと反転させる。洗面台の横に繋がった台の上に、那月が横たわる。

馴染みのある場所に、横になれる程、小さくなっていることや、大きな師匠に覗き込まれていることが、那月の羞恥を煽る。

幼子に戻ってしまったかのように錯覚しそうになるのに、自分がされていることは、おおよそ子供らしくないことだ。

那月は、荒い呼吸の狭間で、なんとか声を上げる。

「お師匠様ぁ……ッ、私の、こと、もっと大きく、してください……」

けれど、師匠は笑うばかりだった。

空いた大きな手を、那月の口元に当て、シャボン玉を顔に浸すかのように、那月の両頬を挟む。

「むぐぅう」

「ここから先は、微調整が要るから、また後でな」

文句を言おうと開けた口に、指を入れられる。洗剤の味がするそれを感じながら、那月は息苦しさに涙目になるも、指は更に増やされる。

「それに、縮められたら危険だって、お前に認識させる必要もあるし」

泥団子の具材のように扱われた時点で、その認識はとっくに備わっている、という抗議を出せる隙間も与えず、口に無理やり入れられた指が、かき混ぜられる。

「ん、ぅう、ふぅぁううッ」

那月が、じたばたと暴れるも、余った指先で強く、両腕を押さえられる。

膣に挿れられた指が、ぐり、と回転し、親指が女芯に触れる。

「ふぅぁあぁぁッ!」

那月は、大きな指で塞がれた小さな口から、唾液を零して叫ぶ。

シャボン玉の薄膜を、潤滑油にでもするかのように、親指の腹が、ぐりぐりと、クリトリスを撫で上げる。

徐々に、存在を主張していくそれに比例して、那月の力も抜けていく。

ぐちゅん、と潤う音を鳴らしながら、中に挿れられた指が、上下へと動く。

「ふぁぅッ、んぅうぅッ、ふひゃ……ッ! んんんぅううッ」

ビクビクッと、小刻みに震えながら、那月の身体が、大きな指を受け入れていく。

「はぁッ、あぁ……ッ、んぅうッ」

だらだらと、指を挿れられた口の隙間から、唾液が流れる。

両腕を押さえつける指の力が弱まっても、抵抗する力が出ない程に、那月の力が抜けた頃。

どちゅんっ、と膣に挿れる指が増やされる。

「ひぁ……ッ!」

大きな刺激に、那月がピンッと身体を強張らせる。

口に挿れられた指が引き抜かれ、指にまとわりついたまま、シャボン玉が那月の口から離れていく。

反面、薄膜についた唾液が、ぼたぼたと、那月の小さな顔に零れ落ちる。

「ほら、力抜け」

危険だと知らしめるため、と言っていた割には、大きな親指は、シャボンの粘膜をすり込むように、ゆっくりと突起を撫でまわす。強張っていた身体は、やがて、快楽に酔いしれる余裕を取り戻し、へにゃりと力を緩める。

那月の中に挿れられた大きな二本の指が、シャボンの膜に包まれながら、上下に動かされる。

「はぁッ……! あぁあッ! んひぃいっ、ひぐぅうッ!」

律動に合わせて、那月は、小さく跳ねあがる。気まぐれにクリトリスを撫でられ、那月は鳴き声を上げる。

「はぁ、はぁんッ、あぁ……ッ」

那月の荒い息と声が、洗面台に響く。ぷくりと実る胸の先端に、師匠の指先が伸び、ぎゅ、とつまみ上げられる。

「あぁあぁああッ!」

つまみ上げる指に柔らかな胸を押し付けるように、那月は身体を跳ね上げて叫ぶ。

「やぁ……ッ、あぁあんッ、お師匠様ぁ……ッ!」


増々、尖りを帯びる乳頭を、指先の狭間に入れ込み、ぐにょりと全体の形を歪める程に、胸を揉みしだかれる。

シャボン玉の中の空気が、再び、減ってきたのか、那月の全身に、シャボンの薄膜が張り付く。

那月は、全身をシャボンの膜でぬるぬるにされながら、大きな指でひたすら弄られる。

濃厚な石鹸の香りの中で、大きな指が、那月の蜜壺に刺激を与え続ける。

ぐちゅんッ、ぐちゅんッ、ぐちゅんッ!

「ひぐぅッ! ひぁあんッ! あぁああぁッ!」

那月は、上下に揺らされながら、視界が白む程の快楽に泣き叫ぶ。

胸を歪ませる程に弄る、師匠の大きな指に無意識のうちにしがみつく。

安定を増した小さな身体を、師匠の指が、より激しく、揺らす。

「はんッ! あんッ! あぁんッ! あぁあッ! イクぅッ! イっちゃうッ! 師匠っ、師匠……ッ! あぁあ、あぁあああああああああ」

小さな足を、指先に巻き付けて、那月が小刻みに震えて達する。

へにゃりと脱力すると、指を抜かれる。

シャボン玉と共に、大きな指が離れ、名残惜しそうに液が糸を引く様と、余韻の熱で苦し気に息をする那月を見つめる師匠。

シャボン玉の膜越しに、それが少し、歪んで見える。

師匠が、そっと、那月を覆うシャボン玉の端に触れ、そして指を離す。

少しだけ空気の膨らみを、シャボン玉が取り戻す。それを確認した師匠が、目を逸らし、立ち去ろうとして、那月は慌てて身体を起こす。

「ぁ……ッ、ま、って! 師匠」

「うん?」

くらくらする身体に鞭を打って、洗面台から軽く飛ぶと、ふわふわと身体が浮き上がる。

不安定な足場とスピードに、少し苦戦しながら、那月は振り返った師匠の胸元に、ふよふよと辿り着く。

「那月?」

シャボン玉に入った那月を受け止めながら、師匠が不思議そうな顔をする。

那月は、シャボン玉ごと、胸元に抱えられながら、小さく息をして葛藤する。

球面に付いていたお湯が垂れて、師匠の服に染み込んでいく。

どうしよう、どうしよう。

あんなに散々、いっぱい、触ってもらったのに。

まだ、足りない……。もっと、欲しい……。

そっと、顔を上げると、大きな茶色の瞳が那月を捕らえている。

「師匠、私……、……ッ、もっと、いっぱい……、触れたいです……」

熱に押されて、なんとかそう言えば、師匠の瞳が少し開かれる。ちらりと、視線が一瞬、逸れた後、ふっと那月を見て、笑う。

「危険だって言ってるのに。自覚の足りない奴だな」

大きな手が、那月の身体を撫で上げる。シャボン玉についた水滴が、ぽたりと床に零れ落ちた。



バスタブに腰かけた師匠の膝に、ゆるゆるとシャボン玉を動かして近づく。

「そろそろ元のサイズに戻すつもりだったのに」

「だって、待てないです……」

小さな手をシャボン玉の中で動かし、師匠の腰元へと伸ばせば、躾のなっていないペットを追い払うように制される。

「本当、育て方、間違えた」

言いながら、ゆるゆると、下腹部のファスナーを下ろす。中から取り出された熱源に、那月はくぎ付けになる。

獲物に近づく猫のように、師匠の膝の上を、小さな身体が四つん這いで進む。

両膝の狭間、バスタブの淵に降り立ち、そそり立つ陰茎を、両手で抱え込む。

「……ッ」

「わぁ……、暖かいです」

ぬるり、とシャボン玉の膜と共に、熱源をしごく。

石鹸の膜越しに触れる肌は、よく滑り、自然と速度が上がる。

ぬちゅり、ぬちゅり、と粘液と共に撫でる音に、師匠の吐息が混ざる。

師匠も気持ちよくなったりするんだ、と遠くで思いながら、那月は、大きく口を開けて、先端を咥える。

「~ッ、は……ッ」

「んぅ……ッ」

石鹸の香りを口内で感じながら、那月は必死で熱い陰茎を舐めまわす。

小さな口で、全てを飲み込むことは困難で、苦戦し試行する。それがかえって、律動を生み、熱をより帯びていく。

なんとか、もっと中に、と師匠により近づけた身体を、師匠がひょい、と抱え上げる。

「師匠……?」

見れば、情欲にそそられた目を、真っすぐ那月に向けて、静かに笑われる。

恐ろしい程の色香に、一瞬、呑まれていると、片方の手がするりと、那月の下腹部へと伸びる。

潤いを保ったままの割れ目に、ずぶり、と指が入り、那月がぞくりと背を反らす。

「ひゃぅッ!」

ぐにぐに、と中を引き延ばすような指の動きに、那月は静かに焦りを感じて、声を出す。

「ぁ……ッ、師匠……」

「待てないんだろ?」

妖しく目を光らせながら言われ、指を抜かれる。

ゆっくりと、腰元へと降ろされ、熱くそそり立つ陰茎の上へと置かれる。

「ぁっ、こんなの……ッ、私、挿らな……ッ、ひぐぅううッ!?」

ぐちょん、と、深い水音を立てて、先端が那月の中へとねじ込まれる。

「ぁッ、あぁッ、し、しょ……ッ、な、……かッ、無、理ッ」

師匠に抱えられながら、小さな身体を、ひくひくと震わせる。

強い圧迫感で、息も絶え絶え、声を出すと、師匠の大きな手が、那月の小さな身体をシャボンの膜の上から撫で上げる。

「那月。力、抜いて」

「はぁッ、あぁあ……ッ」

全身を優しく撫でまわされ、那月は涙目を浮かべながら、力を抜く。しかし、抜いた途端、ぐりぐり、と更に奥へと突き進められ、再び身体を硬直させる。

「ひぎぃいッ! は、はいっちゃ、だめぇえ、師匠っ、あぁひぃいんっ!」

身体を反らして思わず逃げようとするも、那月の小さな身体を抱える師匠の手が緩むことはない。

シャボン玉に膜越しに、那月の充血しきったクリトリスを指で撫で上げ、那月の抵抗を崩していく。

「ひゃめぇええっ、壊れるぅ、わらひ、壊れちゃうっ、たひゅけて、師匠っ、あぁああぁあっ」

快楽と圧迫の狭間から、徐々に、那月は快楽に呑まれていく。

どちゅんっ、と音を立てて、那月の最奥に辿り着いた頃には、那月は熱に溶けきったような顔をしていた。

那月の小さな下腹部が、限界を無理に超えたかのように、ぼこりと膨れ上がっている。

「ぁあぁあ……ッ、全部、はいっちゃった……ッ」

「動くぞ」

「待って師匠、ひぃああぁあッ」

ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、と大きく音を立てて、動かされる。

シャボン玉の膜が、潤滑油の役割を果たしているのか、一度、侵入を許した膣は、規定値を超えた侵入と律動を、難なく受け入れてしまう。

那月は、自身の下腹部が大きく異様に膨れ上がり、そして引き抜かれていくのを繰り返し感じながら、小さな全身を上下に揺さぶられていた。

「あぁあぁああああッ! ひぎぃいいぃいいいッ! ふひゃああぁあああッ! おほぉおはぁああおぉおおッ!」

身体の全てを、掴まれたかのような感覚だった。

桁違いの快楽に、身体を溶かされていくようにすら思える。そして、小さな身体の自分は、性処理の器具になったかのような錯覚すら感じてしまう。

律動の速度が上がる。那月は刺激に合わせて叫びながら、身を任せる。

「はぁんッ! あぁひぃいッ! ひゃあぁあッ! イグゥウッ! イクうう!! 師匠、師匠ッ! あぁあッ、あぁああぁッ!」

「はッ……、那月……ッ! は……ッ」

「イっちゃうッ、あぁああぁあああああああああああッ!!」

下腹部が大きく共に震え、那月が全身を強張らせる。

全身を覆う膜と化したシャボン玉の香りを感じながら、那月は膜越しに放たれた熱で、腹部を更に膨らませる。

石鹸の膜と共に、溶けてしまいそうな程、全身が熱い。

「お師匠、さまぁ……」

身体の大きさと共に、心までも幼い頃に戻ったかのような声で、那月が声を上げる。

幼子を抱きかかえるかのように、那月を持ち上げ、ずるりと、大きな圧迫を伴っていた熱源を抜かれる。

ぼたぼた、と背丈に似合わぬ情事の液が、バスルームの床へと零れ落ちる。

寿命を迎えたのか、役割を終えたのか、パチリ、と音を立てて、那月を覆っていたシャボン玉が割れる。

シャボンの液が、那月の小さな身体を濡らす。

石鹸の膜など無しに触れてくれたらいいのに、と那月は、そっと意識を離した。



通常サイズへと戻してもらい、普段着に袖を通した那月が、自身の両手をくるくるとひっくり返して見つめている。

「何か違和感でもあるのか?」

尋ねる師匠に、那月が手の甲を指先でなぞりながら口を開く。

「全身をシャボン玉漬けにしてたからか、なんか、肌がかつてない程、つるつるなんですよ」

「……」

「ほら、すごいでしょ。師匠」

両の手の甲を、師匠に向けて見せる。那月をじっと睨みながら、師匠が手を伸ばし、那月の頬をつねる。

「いだい、いだい、いだい、痛いです、師匠!」

「確かに、厚い面の皮が、つるつるしてんなー」

「何するんですか!」

「あれだけ酷い目にあって、危機感でなく副産物への喜びを覚えることを、叱るべきか伸ばすべきか、俺は悩んでいる」

「つねりながら悩まないでください」

頬をつまむ手を掴み、那月が抗議する。

「もっと危機感持てよ。簡単に壊しそうで、さすがの俺も不安になるわ」

「なんで加害者側の視点でものを言うんですか……」

説教を選択したらしい師匠にジト目を向けて言えば、頬をつねる手が緩む。

大きな指先が、那月の頬を、するりと撫で上げる。

小さく驚き、目を開く那月に、師匠が笑う。

そっと手が離れ、意味深な笑みを浮かべた後に、師匠がその場を離れていく。

生まれた風に、ふわりとなびいた髪から、情事の名残を思い出させるかのように、

シャボンの香りが鼻先を撫で上げた。





小さくなってシャボン玉に閉じ込められたまま、師匠とえっちしちゃう話

More Creators