3.11
Added 2019-03-10 16:30:31 +0000 UTC8年前、当時、気持ちが抑えられなくて現地に向かってボランティアをしました。
まだ本当に子供でした。
なにかしてあげたい、という自分の気持ちに嘘はなかったんです。
ヘドロをかきだして運んで全身を泥だらけにしながら、担当した家の中を掃除しました。
スコップとバケツで泥を運ぶだけの単純な作業でした。
作業時間は決まっていたので、終えると達成感がありました。
その家の人からの感謝の言葉はありませんでした。
私は恩を期待していたのだと思います。少しがっかりしました。そして自分の心の醜さに気が付きました。
見返りを求めたんですね。そんなつもりはなかったと思っていたのに。
震災直後だったので、街は本当にひどい状態でした。
自分勝手にボランティアに行きましたが、感謝されることに期待していた自分を恥じました。
その家の人は私が作業している間、ずっと空を眺めてほうけていました。
多分、私が来る前から、きっと。私が帰った後もそうでしょう。
自己満足な献身愛に酔っていたことに気が付きました。
恥ずかしい話ですが…。
もう8年ですが、まだ8年でもあります。
みんな笑って生きて欲しい。悲しいのは辛いです。