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[Go, Occult Research Club!]イケ!オカケン第四話:Stage.5「ワルハラ運送と謎の美女その1」

■ ワルハラ運送廃墟

正式名称: ワルハラ運送 天童寺配送センター跡
所在地: 天童寺市環状山間道路(通称:ワルハラ峠)の中腹、森林地帯の切り開かれた高台
設立年: 昭和60年
廃業年: 平成17年(経営難と不祥事による突如の閉鎖)

■ 概要

ワルハラ運送は、かつて天童寺市とその周辺地域を拠点に活動していた地方物流会社。中心拠点であったこの配送センターは、森林を切り開いて建てられたもので、広大なトラックヤード、倉庫、管理棟などから成る複合施設だった。

廃墟となった今では、鉄製の門は朽ち、フェンスも所々で破れ、草木が建物を侵食している。夜になると、誰もいないはずの構内から女のすすり泣く声が聞こえるという噂が絶えない。

その夜、天童寺市の空は月も隠れ、曇天に包まれていた。夜霧が山の斜面を這い上がり、視界は鈍く、空気は重い。
舗装がひび割れ、苔に覆われたワルハラ峠を、1台のワゴン車が静かに登っていく。運転席には蓮華、助手席には島田。後部座席には結局ついてきた白銀先輩と樹里が乗っていた。

やがて、木々がぽっかりと途切れる空間に辿り着く。そこが、噂の――ワルハラ運送廃墟。
腐った鉄の匂いと、土と油の混ざったような臭気が鼻を刺す。朽ちた金属フェンスが風に軋み、どこか遠くでカラスが鳴いた。

「……ここが、そうなんだな」
島田が呟く。冗談を言う余裕もない。体にまとわりつくような嫌な気配が、すでに彼の本能を警告していた。

「結界、まだ生きてるわね。けど、かなり薄くなってる……お玉様が言ってた通り」
白銀先輩は車を降りると、手にした符札を空にかざし、呟くように言った。

蓮華は黙ったまま、暗がりの中にそびえる廃墟を見据える。まるで、自分自身の影と対峙しているかのように。
「あたし……感じるよ。昨日の“気配”と同じ……いや、それよりもっと……深い」

「おい、これほんとに行くのかよ?」
島田が思わず口にするが、誰も返事はしなかった。無言のまま、皆がそれぞれ懐中電灯を手に取る。

ガタン――

風で開いたフェンスの一部が、不自然に軋んだ。
その音を合図にするかのように、彼らは廃墟の中へと足を踏み入れる。

懐中電灯の光が、崩れた建材やさびた車両を照らし出す。かつてここに人々の営みがあったなど、到底信じられない。

「……中に入るよ。最初の調査ポイントは、旧ガレージ跡」

白銀の指示に、皆が頷く。

一歩ずつ、一歩ずつ。
ワルハラ運送の闇の中へ、彼らは進んでいく。

そこには、何かが待っている。

ただの幽霊ではない、“主”のような、何かが。

廃墟の中央、朽ちた鉄骨の影に埋もれるようにして、それはあった。
ワルハラ運送の旧ガレージ――貨物車両の整備や保管に使われていたというその建物は、今や朽ち果て、壁の一部は崩れ、天井も抜け落ちている。
だが、その中心には、奇妙な「気配」があった。

「こっちじゃ。ようく感じてみい――この空気のうねり、霊流の反転……ここが“根”じゃ」

お玉様の声が頭に響く。小さな少女の霊体は、彼らにだけ見える姿で浮かんでいた。
真白の尾をたなびかせながら、彼女はまるで磁石に引かれるように、ガレージ奥の地下入口へと滑るように移動していく。

「うわ、なんか下……ある?」 島田が指差した先には、崩れた床の一部に鉄の扉が斜めに口を開けていた。そこから吹き上がる冷気は、ただの地下空間のものではなかった。

「ここから……何か出てきてる」 蓮華が言う。レースの夜以来、彼女の感覚は明らかに鋭くなっていた。

白銀先輩が結界確認用の札を扉にかざすと、それは淡く蒼白い光を放った。

「……やっぱり。これは“結界”よ。それもかなり強力なやつ。運送会社のガレージを隠れ蓑に、こんなものを隠してたのね」

「じゃあ、この中に……何かがいるの?」 樹里が息をのむ。

「うむ。過去の“負の念”じゃ。この場所で起きた事故、死、怒り、憎しみ……それらが幽となり、何かを宿しておる」 お玉様の声が低く響いた。

島田「あの…さっきから白銀先輩が使ってるそのお札みたいなの何なんですか?」

白銀先輩は一瞬だけ島田に視線を向け、手にした札を軽く指先で弾いた。

「この“御札(おふだ)”は、正式には封印札と呼ばれるものよ。霊的な結界や封印を見破ったり、場合によっては解除することもできるの」

「そ、そんなものが本当に……」 島田は思わず言葉を飲み込んだ。

すると、心の奥からお玉様の声が響く。

お玉様「一応、用心のためにわらわが作り方を伝授してやったのじゃ。霊力がなければ使えぬが、なかなか役に立つじゃろう」

そのとき、鉄の扉が――きぃ、と音を立てて、ゆっくりと、自ら開いた。「……ッ!」

一同の背筋を冷たいものが走り抜ける。中から吹き出す気配は、明確な“悪意”を帯びていた。人の形をした何かが、まだその中で、こちらを見つめているのかもしれない。

「行こう。ここで引き返すわけにはいかない」 蓮華の言葉に、皆が頷いた。

蓮華は一歩、前へ出る。もう迷いはなかった。

そのとき、足元の床材がきしんだ。

「うわっ!? えっ、ええええっ!?」


島田の声が響く。気づいたときには、彼だけが崩れた床の板に足を取られ、ひとり地下へと落ちていた。

「島田くん!?」

蓮華が叫ぶが、すでに彼の姿は黒い穴の中へと消えていた。

「ダーシマ…!」

樹里が不安げに呟く。

白銀先輩は軽く息を吐きながら言った。

白銀「体は丈夫な方だし……何よりお玉様が付いてるし、死にはしないわ。とにかく下に行ってみましょう」

島田の悲鳴だけが、地下の闇の奥から響いていた。

白銀「たぶん…ね」

「……気が付いた?」

耳元に、そっと優しい声が届いた。

ゆっくりと目を開けると、仄かな灯りの中に、誰かの顔が浮かび上がる。

――それは、美しい女性だった。

涼しげな瞳に、艶やかな髪。どこか儚げでありながら、人を惹きつけてやまない、不思議な気配をまとっている。

「大丈夫? あなた、すごい音を立てて落ちてきたから……」

心配そうに島田の顔を覗き込む彼女は、濡らしたハンカチで額をそっと拭ってくる。

白く細い指先が、常夜灯のような柔らかな光に照らされ、静かに浮かび上がっていた。

「 ……あ、あの……」

「名前は?」

「島田……徹です」

「ふふ、トール君、ね。私は涼子。少し、ここで休みましょうか」

そう名乗った彼女の微笑みは、優しさに満ちていた。だがその奥には、言いようのない得体の知れなさも宿していた。

島田は柔らかな布の上に横たわっていた。

天井に掛けられたランプが温かい光を放ち、地下の一室であるにもかかわらず、不思議と不安はなかった。

涼子は島田のそばに座り、濡れたハンカチで何度も静かに額を拭っている。

島田が身を起こそうとすると、彼女はそっと肩に手を添えて、穏やかに制した。

「無理しないで。しばらく、休んでいればいいのよ」

その声は、どこか懐かしく、心を落ち着かせるような響きを帯びていた。

島田の胸の内には、かすかにお玉様の存在を感じていたはずだった。だが――今は静かだった。

気絶した衝撃のせいか、あの霊的な気配は意識の奥に沈み込んだままで、返事も気配もない。

代わりにこの空間には、妙に濃密な沈黙と、彼女の視線だけが満ちていた。

しばしの沈黙のあと――涼子がふと、じっと島田を見つめる。

涼子「似てる…」

島田「……はい?」

涼子「君……かわいいね」

思いがけない言葉に、島田の顔がみるみる赤く染まっていく。

涼子「ふふ……顔、真っ赤」

涼子はくすりと笑った。

照れた島田は思わずのけぞるように身を引いたが、まだ身体はふらついていて思うように動けない。

そんな島田を見て、涼子は静かに、どこか満足げな吐息をもらした。

涼子「安心して。ここは……“特別な場所”なの。ねえ、少しだけ、付き合ってくれる?」

その微笑みは、あまりに美しく、あまりに妖しくて――

島田の背筋に、ようやく遅れて寒気が走った。

涼子「ね……しよっか?」

島田「はい……?」

涼子「しよ。セックス」

ふわりと身体が引き寄せられ、涼子の顔がすぐ目の前に迫る。

島田「えっ――」

言葉が終わるより早く、柔らかな唇が島田の唇に触れた。

島田「んむっ……!?」

衝撃で、島田の思考が一瞬真っ白になる。

心臓が跳ね上がり、全身の力が抜けていく。

その感触が離れたとき、涼子は何事もなかったように微笑んでいた。

彼女の目は、どこか深い井戸のように、底知れない感情を湛えていた。

島田の頭の中は、突然の出来事とその意味を理解しきれず、ただショートするばかりだった――。

チュッ…ジュルルッ……

淫猥な水音が、薄暗く狭い部屋にこだまする。

その部屋の中央、島田は呆然とその光景を見つめていた。

涼子「んっ……ぷぁっ……」

自分の股ぐらに顔を埋めて一心不乱にそれを舐るのは、他でもない涼子だ。

大きく脚を拡げさせられて身動きの取れない島田にできる事といえば、その行為をなすすべなく眺めることだけだ。

涼子「……んふっ……ふふ……おっきいね」

島田の昂りを舌で愛でながら、涼子は淫靡に微笑む。

島田「あ、あの……涼子さん……っ!」

涼子「んっ?」

島田「こんな…こと…ダメッ…アッ」

涼子「……ふふ。そんなこと言っても、こっちはもっとして欲しいって」

涼子の右手が、島田のそれをきゅっと握り込む。そしてゆっくりと上下に動かし始めた。

涼子「トール君はさ……ここが好きでしょ?」

島田「うっ……!」

先端をペロリと舐められ、思わず上ずった声を出してしまう。

そんな島田の反応に気を良くしたのか、涼子の手の動きが次第に速くなった。

クチュクチュと淫猥な水音が響き始める。

島田「くぅ……うあ……っ!」

涼子「ふふ。可愛い」

涼子の左手は、島田のそれをしごいている間も休まる事はない。

右手で根元を優しく包み込み、左手は玉を転がすように弄ぶ。

島田「うあ……あ……ああ……」

涼子「ね?気持ちいいでしょ?トール君」

島田「き……気持ちい……けどぉ……」

涼子「……ん?」

島田「もう……出ちゃうからぁ……!」

涼子「……いいよ。出して」

島田「い…イクッ……!!」

涼子「んぅっ!」

島田は堪えきれず、とうとうそのまま射精してしまった。勢いよく射出された精液が、涼子の整った顔に、大きな胸に、綺麗な唇にかかる。

島田「あ……すいません……!」

慌ててティッシュを探そうとするが、それより先に涼子の舌がそれを舐めとった。

涼子「……いっぱい出た」

手についた精液をも舐めとると、そのままその指を自分の口へ運ぶ。赤い舌の上でそれはトロトロに蕩けて消えた。

島田「……うわぁ……」

そんな扇情的な涼子の仕草に、島田は思わず見とれてしまう。

すると、そんな彼女が上体を預けてきた。柔らかな双丘が体に押し当てられ、その感触に思わずどぎまぎする。

涼子「……ねぇ」

島田「え……あ……はい……?」

少し呂律の回らなくなった口調で返事をすると、涼子はそっと耳に息を吹きかけながら囁くように続ける。

涼子「これ……欲しい?」

島田「……え?」

つづく


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