ちっちゃい子難しいです。 怪文書からの再生産。 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11528335 四歳ごろの話だと思う。 その頃からコヨミちゃんは完成していた。 コヨミちゃんとは家族ぐるみで仲が良く、互いの家で頻繁に遊んでいた。 コヨミちゃんにヌイグルミを見せてもらっていたところだった。 「悪いけどミサトちゃん怪しかったら付いて行って上げてね」 コヨミちゃんのお母さんは私にそう告げて買い物に出かけて行った。 大きな家に玄関の閉まる音が響く。 それが聞こえるとコヨミちゃんが人形を置いて立ち上がった。 「ママはまだ私がトイレを使えないと思ってるの」 「違うの?」 私が聞き返すとコヨミちゃんが鼻で笑った。 「ミサトもそう思うんだ」 コヨミちゃんはまだおむつを履いている。 幼稚園の同じ学年でも、まだ外れていないのはコヨミちゃんだけだった。 なので有名だった。 けれどコヨミちゃんはそれを気にしていない。 私はコヨミちゃんの自身に溢れ堂々としたところを尊敬していたので、 その発言は卑屈に思えてがっかりした。 「違うの」 コヨミちゃんがワンピーススカートを捲し上げた。 ギンガムチェックの布地の下から白い物が覗く。 しかしそれはやはり紙おむつだ。 「ほら見て」 コヨミちゃんが腰を突き出し、おむつが顔前に迫る。 「嫌だよ、やめてよ」 スカートの下に篭っていた甘い匂いが広がる。 焦点が合わずに柄のネコのキャラクターがぼやけて見えた。 「うんおむつだね」 そう言い顔をそらした。 「ちゃんと見て」 頭を掴まれた。 再び顔におむつを寄せる。 今度はキャラクターの姿がしっかりと見えた。 この星ネコのぬいぐるみを私は持っている。 コヨミちゃんから貰ったお揃いの物だ。 頭上からコヨミちゃんのしっとりとした声が聞こえた。 「私はね、私の意思で履いてるの」 プツプツと途切れる小さな衝突音。 頭を抑える手に力が入り、膝が震えている。 水音。 コヨミちゃんのおしっこをおむつの内側が受け止める音。 おしっこを吸って徐々に膨らんでいく。 コヨミちゃんのおむつが鼻先に触れた。 苦いくて甘い匂いがする。 「今の私、可愛いでしょ?ミサトもそう思うでしょ?だから私はこうしているの」 鼻がおむつに埋まっていく。 「あ」 重さを得たおむつが下がり、滑らかなウエストが露わになった。 コヨミちゃんは慌てておむつを引っ張り上げた。 しかし一瞬の隙間を縫い、吸収されていなかったおしっこが足を伝ってフローリングに広がった。 私のズボンの膝にもコヨミちゃんのおしっこが沁みていく。 「ママに怒られちゃう」 コヨミちゃんの手に篭っていた力が弱まった。 「コヨミちゃん、次はどうしたらいい?」 指が頭の表面で円をなぞっている。 止まった。 「舐めて、ミサト」 私はコヨミちゃんの紙おむつに、顔を思い切り押し付けた。 膨らみを潰す、柔らかな感触。 熱い。 コヨミちゃんから溢れた熱だ。 匂いもより一層強くなった。 この中にコヨミちゃんのおしっこが入っていると改めて実感した。 顔を足の付け根にずらす。 横漏れしたおしっこが筋を作っている。 筋に合わせ舌をを這わせていく。 腿、 膝、 脛、 脹脛、 踝、 踵、 指、 そして床にたどり着く。 口の中に塩味と苦味が広がった。 フローリングの木とニスの味もした。 コヨミちゃんの手はもう私の頭を掴んではいなかった。 それから暫くしてコヨミちゃんはパンツで幼稚園に来た。 おむつを卒業した。 そういうことになっていた。 しかしあれから六年、コヨミちゃんがおむつを手放した日は無いはずだ。 小学校のトイレ。 そこで今もコヨミちゃんは私の顔に紙おむつを押し付けているからだ。 「嫌だよ、やめてよ」