王道バトルファンタジーと説明されたリヴィジョンの企画ですが 脚本を見ると時系列が複雑で(回想内で回想が入ったり)難解 場転や説明ゼリフが多く一話目にして読者の負担があまりに大きいものでした これもサイトウケンジ節と言ってしまえばそれまでなのですが 自分としては西尾の作品を気に入ってくれている方や長期連載のトリニティ作品から離れた人 新規読者でも楽しめるものを描きたかった(そのための王道スピンオフ企画と思っていた) 内容をわかりやすくするため担当編集とともに構成から手を入れ主題を絞り込み 複雑な部分は絵でわかりやすくわからなくても絵で楽しめる形に落とし込みました 脚本のテイストは極力生かしたまま気持ちのいい所で一話が終わる形がいいと思い三成のメイガス化からの勝利で終わります (脚本では現状の2話前半まで1話に入っていましたが爽快感が落ちそうだったため) サイトウ先生からも許可をいただき編集部からも褒めてもらい 当時持てる最大限の工夫を盛り込んだと思います 代償としては作画コスト… 特殊な演出が多いためアシスタントに任せられず自分の負担は大きかったです 画像は連載前のデザインラフ 一話では三成・鈴香・セリナ以外はすべて西尾デザイン 月夜の見た目は中学生で黒髪ロングということだけ書かれており 黒髪ロングは鈴香と被っているため差別化を基本に考えました 自分的にはなっからメカクレで決まっていましたがマイナーキャラ感があるため一応比較としてパターンを作りました 三成の制服は個人的には白ブレザーに黒シャツでキザなスタイルを推していたのですが 担当には少年マンガ主人公らしさから パーカースタイル(ちょいダサい奴感)を推されそちらに 変身姿の振る舞いがキザなのでギャップが出てまあいいかと思った記憶です 扉絵のラフではセリナが本編のままですが これはギリギリまで奈央先生のデザインが見れなかったので仮置きしていたものです 何もきいていなかったので自分でデザインするつもりでしたが原稿に入る寸前に「奈央先生がイラスト描き起こしてる途中」と言われ驚きましたね 間に合わなければ扉絵は本編セリナでとも言われたのでさらに驚きました 間に合ってよかった…