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どんどん太ってるのに自分の体型が崩れてないと言い訳してダイエットできない女子高生の話(その3、4163文字、74kg→最終96kg)

※2024 2/26 0時 文章の一部を訂正しました。


以下本文



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私はどれだけ食べても体型が崩れない。

そう思い続けてひたすら美味しいものを食べまくった。


7月には制服がビリっと破けてしまって新調する羽目になったけど……

ま、まあ胸もすっごくデカいしブラウスが小さすぎたんだよ。

スカートもムッチリ育ったお尻に合ってなかったというか……

まあ大したことない、大したことないよ……



そして今や8月で夏休みの真っ最中。

当然休み期間中も、私は食べることに夢中になっていた。

チョコたっぷりのケーキを1ホール買っては全部自分で平らげたり……

メガ盛りチャーハンをガツガツ食べる時もあれば巨大ピザにかぶりつくことも……

ダイエットのことも気にせず好き放題美味しいものを口にできて、本当に最高って感じ。


そんな風に毎日を過ごしてたんだけど……

今日、私は玲緒奈と一緒にお昼ご飯を食べることにした。

食べに行くのは駅前にあるかつ丼屋さんで、そこで待ち合わせすることに決めている。

あのお店に行くのは久々だから楽しみ!



……


「はぁ、はぁ……暑すぎる……はぁ……」

私は凄まじい量の汗をかきながら玲緒奈との待ち合わせ場所に向かっている。

……夏って暑いよね……

でもこんなに暑かったっけ……

食べに行くのは大好きだけど、道中がダルくてしんどい……


服はキャミソールとミニスカを着てるけど、キャミソールの上からは育った胸のお肉がはみ出ている。

そして下からもおへそ周りがぼよんとはみ出し、丸々せり出したお腹が堂々と姿を現していた。

……暑いし……すぐ汗びっしょりになるから……へそ出しも悪くないよね?

そしてIカップまで育った胸はあまりに重く、足を踏み込む度にバルンバルンと激しく上下に揺れまくる。

実にいやらしい感じ……でも流石に重くて動くのに邪魔……


スカートはどっしり突き出たお尻をギリギリ隠してるレベルで超ミニという感じ。

歩く度に捲れ上がってて、汗で随分湿った白いパンツがチラリと見えていると思う。

ま、まあパンチラだって男子はドキドキするって言うし……

ガードするためにスパッツを穿いたらいいんだろうけど、お尻がデカすぎて破けてしまったから穿けな……じゃなくて蒸れるから穿いてない。


確かにぽっちゃりし過ぎな感じだし、ちょっと恥ずかしいかもだけど……煽情的で良いよね?



そんな風に思いながら私は歩き続け、そして待ち合わせ場所までたどり着いた。

「はぁ、はぁ……やっと、着いた……はぁ」

「彩実、凄く息が上がってるけど大丈夫?」

特に走った訳でもないのに、呼吸が乱れてしまう。

その様子を玲緒奈に心配されてしまった。


「大丈夫だよ……」

「それにしても……また太ってる……」

「へへっ、食べ過ぎちゃった……」

「はぁ……ちょっと……いい加減痩せたらというか……

そもそもかなりのデブなのに……そんな恰好で恥ずかしくないの?」

あれ、玲緒奈の反応が厳しい?

最近変わってきた気がしてたけど、『デブ』とか言ってるし明らかに変化してる……


「で、でも私って胸とかお尻とか」

「ここまでデブったらもう関係ないでしょ!

何このでっぷりしたお腹は!」

「ちょ、ちょっと!」

玲緒奈におへそ周りのお肉をガッチリ掴まれてしまった。

もにゅもにゅと揉んでくるし、すごくくすぐったい!

「や、やめて!」

「このお肉、今まで慢心してたから付いたんでしょ!

掴み切れないぐらいあって恐ろしい量じゃん!」

「れ、玲緒奈!」


強めに言って、ようやく揉み揉みの時間は終わった。


「で、でも前まではグラマーだって褒めてくれてたよね?」

しかし気になることがある。

以前の玲緒奈は痩せなくていい、という感じだったのに態度が一変してしまった。

一体なぜ?


「確かにバストがデカくて羨ましかったけどさ!

だけど限度があるよ!

こんなに太ったら胸のサイズとか関係ないから!」

「でも6月とかはまだ」

「あの辺はお腹がそこまで出てなかったから、まあ強くは言わなくてもいいかなって思ってたけどさ。

今はぼよんぼよんになってるでしょ!お腹!

ブクブク太るのも止まんないし!

ほら、そこのジムで早く痩せなさい!」


玲緒奈はそう言って指さす。

……『女子のダイエットに特化!』と壁面に書いてあるジムに。


「運動したくない!」

「このままだと100kgにも150kgにもなるよ!」

「ねぇ、食べる約束だからまず食べよう!

それから考えるから!」

私はそう押し切ってかつ丼屋さんに入った。



……


冷房の効いたお店の中。

私は依然として汗を流しながら食べている。

「彩実、凄い量食べるね……」

「美味しい!」

引いてる玲緒奈を横目に、私はギガ盛かつ丼を食べまくる。

全てが5倍になってて凄くボリュームがあるんだよね。

味も大事だけど量がやっぱり大切だよ!


「普通盛でも十分多いじゃん!」

「そんなのおやつ程度だよー」

「食欲おかしいって!」

どんどん玲緒奈にツッコまれてるけど、まあいいや。


「こんなに食べる子だったなんてびっくり!」

「私もびっくりだよーあはは」

なんて言って笑いながら、お腹の中に次々カツを詰め込んでいった。



……


「いっぱい食べて幸せー」

お店から出てきた私は、食べ物の詰まったお腹を擦る。

まあ贅肉が凄く付いてるから張り詰めてる感は無くて、感触は柔らかいんだけどね。


「じゃあ食べた分運動しないと!」

「食べたばっかりで運動できないよー、へへっ」

実はお店に入る前からこの言い訳を使おうと思ってたり。

「はぁ……明日からはちゃんとダイエットしなきゃダメだからね?

もっとデブった自覚を持つべきだよ。

帰ったらちゃんと鏡でも見なさい」

「はいはい、分かったよ」



……


家に帰った私は、びっしょり汗で濡れてしまったキャミソールとスカートを脱いで下着姿になった。

暑すぎて最近は家だとブラとパンツだけなんだよね……

……け、決して服がパツンパツンすぎて締め付けられて苦しいとかそういう理由じゃないから。

確かにさっき穿いてたスカートもファスナー全開で、キャミソールは生地が伸びちゃってるぐらいだけど……

ジーンズは太ももやお尻がキツキツで入らないし、どれもこれもキツい……けど多分縮んだりしてるのもあるから!


前からそんなに体型も変わってない……はず!

だけど……一応あの子の言う通り、ちょっと鏡でも見てみようかな……


「……うっわ」

しかし、ちゃんと姿見と向き合ってみると……中々凄い。


確かに自慢のバストはすごく巨大で、Iカップのブラですらホックが飛びそうになっている。

しかし重すぎてブラでは支えきれずに位置が大きく下がっていて、座るとお腹にだらしなく乗っかってしまう。

形も半球状から大分崩れてしまい、かつてみたいな魅力は無いし男子を魅了するいやらしさを纏ってるかはちょっと微妙かも……

ゆっさゆっさと揺れるのは、まあ悪くないんだけど……無意味に下品なだけな気がする……


お尻はまさしく巨大で凄く膨らんでいて、サイズは凄いけど……

何だか背中から脚にかけて贅肉が連なってるだけという感じでお世辞にもいやらしさはない。

今日もそうだけど、外に出掛けて帰ってきたらパンツが汗でぐっしょりと湿ってしまう。

気持ち悪くなるから、替えのピンクと白のストライプ柄をしたパンツと丁度今穿き替えたんだけど……

(こんなにでっかいのにキツいんだ……)

脱いだパンツはかなりデカいのに、これでも私のヒップを包むのには小さいという事実に自分でもドン引きする。

しかもギチッと食い込むんだよね……


……改めて見ると、魅力的だったはずのバストとヒップはすっかり色褪せていた。

どちらもやたらとデカいだけで、だらしなく弛んでいて魅力があまり無い。

それでいてお腹は更にデカくなってるんだからどうしようもないよね?


お腹は自分が主役だと思い込んでるかのように大きく張り出し、存在感たっぷりの太鼓腹がパンツの縁にどっかり乗っている。

背中を見ても贅肉が山ほど付いていて、ウエストのどこを触っても分厚い皮下脂肪が掴めてしまう。

胸やお尻のデカさに匹敵する程になってしまってて、これじゃでっぷりしたお腹にしか目線が向かないよね。

あと、目線が向くとしたら……


(真ん丸じゃん……)

このすっかり丸くなった顔ぐらい。

顎はタプタプ、喋ったりするだけでお肉が波打ってしまう。

ほっぺはかなり膨れ、目がちょっと細めになってる気がする……

ついでに言えば二の腕は倍以上の太さになり、まさにハムみたいな感じ。

そして太ももはムッチムチすぎて内側がぴったりくっつき、贅肉も歩くだけでたぷんたぷん揺れる状態に……

まさしく頭から足元まで別人みたいに変わってしまった自分に……改めてドン引きするしかなかった。


そしてここまで太ったのは……太ってもグラマー体型が維持できてるとか、体型が崩れてないと思い込んでいたから。

しかし徐々に体型は崩れてしまい……だらしなくて暑苦しい汗だくなデブに変わってしまった。


体重も、すごいことになってるはず……

私はそう思って体重計にぶよぶよの脂肪が纏わりついた脚を乗せる。


……表示が胸やお腹に邪魔されてなかなか見えない。

「9、96kg……」


やっと見えた数字は、かつての倍以上だった。



今からどうやって……バストやヒップが大きいのにウエストのお肉は目立たない、そんなグラマー体型に戻れるのかな。

……なんて思ってもしょうがない。

太ってることには気づいてたし、段々魅力的というより贅肉で弛んだ身体になってた気はしてたけど。

でも良いように考えすぎた。


もっと前に現実を直視していたら……

「はぁ……これからどうしよう……」

私は鏡の前でため息を付くしかなかった。

これからもどんどん太るんだと思ったら……


だって、ダイエットなんてしたくないもん……

今更運動なんて身体が重すぎてやる気にならないし、たくさん食べるのに身体が慣れたから食事制限もしたくない。

もう開き直って、食べまくるしかないよね……

太るとしても、しょうがない……私はデブなんだから。


(END)


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