SakeTami
takatori-g
takatori-g

fanbox


『1カ月間ダラダラ過ごすだけで報酬が貰える』実験に参加した女子高生がブクブク太る話(限定公開前編、4747文字、62kg→80kg)

私は昼食を摂る前、津軽さんに服のサイズアップについて聞いてみることにした。

「すみません……私、太っちゃったみたいで……

服ってサイズアップできませんか?」

「できますよ」

「良かった!」

流石にそれぐらいできるよね……と安堵する。


「ですが、自由に選ぶことは出来ません。

こちらで用意する服を着ていただくことになりますが」

「はい、大きいサイズなら全然大丈夫です!」

「分かりました。では次の分から大きく致しますので」

「ありがとうございます!」



私は窮屈な服から解放されると知って嬉しくなった。

それで……


「おいしい!」

昼食をいっぱい食べまくっている。

だってサイズとか気にしなくても良いからね。

「こんなにたくさん食べれて最高……」


『(ブチッ)』


「……あれ?」

何か音がした。

……もしかして。


床を見てみると、やっぱり……

スカートのホックが落ちていた。


「あはは、スカートのホックが飛んじゃいました……」

「全然構いませんよ。補修はこっちでしますので。

折角ですから、食べた後すぐに服を交換しますか?」

「お願いします……」


やっぱり、ちょっと恥ずかしいな。

それに……周りの研究員を見ていても太っている人はあまりいない。

意外にも中年の男性や女性も細身を保ってるし……


「ここの方、結構細いですよね?」

「まあ、体型の管理に関してはプロばかりなので」

「確かに……」

……そう思うと、自分だけがぽっちゃりしてる気がしてきて恥ずかしい。

学校だったら今の私よりも太った子がいるけどね……

まあクラスメートにスカートのホックを飛ばしたのを見られてないだけマシかな?



……


「これが新しい服です。

今の服はボックスに入れておいてください」

わざわざ津軽さんが部屋まで新しい服を持ってきてくれた。

早速私は着替えてみることに。



「やっと楽になった……」

ブラはDからFカップにサイズアップし、ショーツもサイズは不明だけど大きくなっている。

おかげで下着に締め付けられる窮屈さが消え去った。


そして服も余裕が生まれ、生地が身体にピチッと張り付くこともない。

結構キャミソールもキツかったからね……

スカートもホックが飛ぶ心配をしなくてよくなった。


だけど……これがキツくなったらどうしようかな……

これ以上太りたくはない……


……それにしても、太ったなぁ。

今までも多少は体重が増えたこともあったけど、ここまでの増量は当然ない。

「ちょっと食べ過ぎてたかも、見直さなきゃ……」

食堂では山ほどの量の食事を食べてるし、それなのにお菓子まで食べまくっている。

尋常じゃない私の食欲が止まらない。ここに来てから……

まるで自分じゃないみたいな気がする。

どうしちゃったんだろう、私……


一度津軽さんに相談してみようかな?



……


夕食を摂りに食堂へ来た私。

料理が運ばれる前に、まず津軽さんに聞いてみることにした。

「その、食べる量を減らしたいんですけど……」

しかし……この人は首を横に振った。


「申し訳ありませんが、食事の量は基本的にこちらでコントロールしますのでご希望には添えないかと」

「ええっ!?」

「規定量より増やす分には全然構いませんが、減らす方向は難しいですね」

「で、でも私……太ってきて……」

「そう言われましても……、大野さんはそもそもまだ女子高生ですよね?

実験が終わった後、ゆっくりダイエットすればいいじゃないですか」

「いや、これからまだまだ太りそうな……」


私がそう言ってると、津軽さんは普段の表情とは違う……険しい感じの顔つきに変わった。

「失礼ですが、全てのご要望にお応えすることはできません。

疑問点があるのは承知していますが、ここでの生活は実験の一環であることを覚えていてください。

つまり……色んな制約にも何らかの意図があるということです。実験なので当然その理由はお答えできませんが。

ご理解いただけましたでしょうか?」

「……はい」


口調こそ丁寧だけど、なんだか怖い気がした。

……つまり、太ることは分かってるってこと?

なのに食べる量を減らせない……?

しかも増やす分には構わないって言ってたような。


まさか、太らせるのが目的だったりして?

……そんなことはないか。

でも少なくとも、今後まだまだ太ってしまう可能性が高い。


……私は思い出した。

今、自分が実験の参加者だということを。

ホテルにでも泊まってる気分だったけど、そういう訳じゃないって覚えておかなきゃ。

……でも怖くなってしまう。

色んな事に何らかの意図があるかもしれない、って思うと……


津軽さんの方に視線を向けてみたけど……何だか私の表情を監視しているような気がする。

というかパソコンを机の上に置いてて、色々打ち込んでるし……

私の反応も、観察してるってこと?


……本当にこの実験に参加して良かったのかな?



「ちゃんと食べてくださいね」

……あれこれ思い悩んでいたら、食事が運ばれてきた。

今日も大量の料理が机の上に並ぶ。

ざるそば、天ぷら、あとはうなぎの乗ったご飯と……豪華。

おまけに5人前はありそうなレベルで、どれだけお金が掛かってるんだろうと思う。

だって周りを見ても、ここまでたくさん食べてる人は当然いないから……

しかも私の食べる料理は周りより値段が高そうだし。


確かに美味しいものをたくさん食べられるのは嬉しいけど、こんなのばっかり食べてたらもっと太るに決まっている。

でも……


『(ぐぅぅぅぅ……)』


食欲には抗えないのも事実だった。

……取りあえず今回は素直に食べよう。



---



結局食事量は減るどころか増えてるし、どうしようもない。

流石にお菓子を食べるのはやめておこうと思って買ってないけど……そもそもの食事量が多すぎてそこまでの効果がない気がする。

そんな感じでこの2週間を過ごしていたから、どんどん太ってしまっていた。

ここに来て3週間だけど、あっという間にブクブク太っていくのが怖い……

宿題はもう済ませてるし勉強はしてるけど……食べまくってダラダラ過ごしているのも事実。

だけど、服のサイズはまた上げてもらえると思う。


……いや既にめっちゃキツいから、変えてもらわなきゃ……

1回サイズアップしてるのにまたお願いするのは気が引けてたんだけど……

というか恥ずかしくて言い出せなかったんだけど……これ以上は我慢できないってぐらいキツい。


そういうことで、津軽さんに相談することに。

今日は色々忙しいみたいで、夕食時しか会えない。

早く相談したいんだけど。



……


夕食を摂るために食堂に来たら、津軽さんもいた。

私は早速話を切り出してみることに。

「すみません、また服がキツくなったので交換してもらいたいんですけど」

「ああー。

申し訳ないですけど、これ以上大きなサイズは用意できません」

「……はい!?」

待って?今のサイズってせいぜいL……かLLサイズぐらいだよね?

サイズが書いてないから分かんないけど。

もうちょっと大きい服があってもいいんじゃない?


「あの、かなーりキツくて!」

「しかし、それは出来ません」

「そ、そんなぁ……!」

「もう一度申し上げますが、全てのご要望にお応えすることはできません」

「……はい」


結局それで押し切られてしまい、私は今後もパツンパツンの服を着ないといけなくなった。



……


大量の夕食を摂った後、私はどこにも寄り道せずに部屋まで戻る。

戻ってきた私は着替えの入ったボックスを部屋に入れ、そして更衣室で服を脱いでからお風呂に入った。

その後は下着だけ着けて……更衣室にある姿見の方を見たんだけど……


「これ以上太ったら……!」


鏡に映る私はもうかなりのデブ。

体重は教えてくれないから分からないけど……70kgどころじゃないと思う。


顔は顎肉がタプタプしてるし、俯かなくても二重顎が当たり前になってしまった……

丸々しているほっぺといい、こんな丸い輪郭ではデブの顔と言われてもしょうがない。

そしてお腹は見事な太鼓腹に育ち、大きく丸いカーブを描いて前に出っ張っている。

おへそ周りのとても柔らかい皮下脂肪を試しに掴んでるけど……これ、全部ここに来て付いちゃったんだ……

だらしない贅肉の段々は、既に両手でも掴み切れないほどのボリュームになってしまった。


ウエストも悲惨だけどヒップも大概で、デカくなりすぎたお尻にミッチリとショーツが食い込みまくって破けそう……

大きなお尻も魅力的とは言われてるけど、ここまで大きいとドン引きされるだけ。

太ももだってムッチリし過ぎで、スカートから出すのがあまりに恥ずかしい……

両脚の隙間もすっかり埋もれてしまいほとんど無いレベル。


そして胸も見事に育ち、着けているFカップのブラがキツ過ぎて痛い程。

でもこれ以上大きなサイズは貰えないみたいだし……仕方なく着けてるけど……

余りに窮屈だから自分の部屋だと外していることが多い。

……今ブラを外してみたんだけど……

ブルンと大きく揺れて位置が下がり、垂れ気味のだらしない姿になってしまった。

メロンみたいな大きさに憧れてたけど、太ってデカくなっても……思ってたほど嬉しくないかも……

この状態で歩いてみると、ブルンブルンと胸が大きく上下に揺れまくって……下品な感じで見てるこっちが恥ずかしくなる……


食べ物は凄まじい量を食べてるし、しかもここから出ちゃいけないから運動もほとんどしていない。

まだ外に出るまで結構あるのに、これだとどれだけ太っちゃうんだろう……

下着も服もキツくて大変だし……パジャマはまだマシだけど部屋から出る時は流石に着ていけないよね……



「うぅ、キツ過ぎる……」

今、ボックスから取り出した服に着替えてるんだけど……

もうはち切れそう。でも無理やり着るしかない。


「はぁ……凄い姿だよね……」

着替えた後、私はまた目の前の鏡に目線を移す。

姿見に映る今の私は、当然かなり不格好だった。

かつての私ならブカブカだったと思うサイズのキャミソールがピッチピチで破けそう。

胸の辺りの生地が伸びてピッチリとバストに張り付いてるし、お腹はおへそ周りが無残にもはみ出てしまっている。

スカートも大きめのはずなのにホックが全く閉まらず、ファスナーも全然閉めていない。

今は大きな安全ピンを2本も使って強引に穿いている始末で、かなりみっともない気がする。

スカートを穿いててもお尻のサイズ感が明らかに分かってしまうし、お尻のせいで丈が更に短くなって恥ずかしいよ……


……この服……どちらもサイズアップできないけど。

じゃあ破けたら、どうなるんだろう……

怖いけど、もうすぐそうなると思う。


だって食事の量は減らせないもんね……

このまま太り続けるしかないの?


……いや、この状況でも何かできることはあるはず。

運動だって、よく考えたらできない訳じゃない。

……プールで運動でもしようかな?

それともダイエット用のランニングマシンとか……このラボだったらそれ位あるよね?

食べる量はどうにもならないとしても、ちょっとでも痩せる努力をしなきゃ……


……この実験、あまり考えずに参加したけど……やっぱりもうちょっと考えた方が良かったかも。

だけど、美味しいものをたくさん食べられるのは楽しいし、服がキツいことを除けば快適なのは事実なんだよね……

でも、太るのは嫌だなぁ……何とかならないかなぁ?


(続く)


More Creators