どんどん太ってるのに自分の体型が崩れてないと言い訳してダイエットできない女子高生の話(その2、63kg→74kg、3421文字)
Added 2024-02-11 14:56:09 +0000 UTC※2024 2/12 4時 文章を追記した上で訂正しました。遅くなり、すみません……
以下本文
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翌日。
「体育やだなぁ……」
「彩実は運動苦手だもんね」
「そう!」
玲緒奈と私は更衣室にいた。
そう、今日は昨日に引き続いてまたしても体育の授業がある。
おまけに昨日は楽な卓球とかだったのに、今日はまたしても走らなきゃいけない。
(うっ、体操服もキツくなってきた……)
最近はハーフパンツが大分キツい。
お尻や太ももがサイズアップしたのが原因だと思う。
シャツだって大きく育った胸を包み込むので精いっぱいで、お腹はギリギリで隠せている状態。
やっぱり太ってる……とは思う。
体重も順調に増えてる訳だからそれは否定できない。
ただし……目の前にある鏡で体操服姿を見ても、『デブ』だとか『肥満』という感じはしない。
豊かな胸が突き出し、お尻も大きく育っているのが目立つだけ。
お腹もよく見たらちょっとふっくらしてる気がするけど……存在感は薄いと思う。
少なくとも私はそう思うし、みんなもそう思ってくれるはず。
さてと、自分の体型に見とれてないで早く校庭に向かわなきゃ。
……
「はぁ、はぁ……重っ……!」
久々に長距離を走るんだけど……身体がはっきりと重く感じる。
流石に元々よりも10kg以上太ったらそうなるよね。
呼吸も荒くなり、走るペースはただでさえ遅いのにもっとゆったりしたものになってしまう。
だけど……
立派な胸がブルンブルンと大きく上下するのが凄く目立っているのも事実だったりする。
当然走るのには大分邪魔だけどね。
でもここまで巨大に育つとみんなの目線がこっちに釘付けになるし、気分が良い。
お尻のお肉も揺れたりしてるし、太ももの脂肪が震えたりと……全身の脂肪も揺れてるけど……
だけど私はまだまだ大丈夫。
どうせ元々運動なんて苦手なんだし。
走るのが遅くたって別にそれが何だっていうの。
私にとっては全然問題無いからね?
……
「疲れた……」
帰宅部の私は、みんなよりも一足早く学校を出た。
……今日は体育で随分と体力を消耗してしまって少し辛い。
長距離は元々走るのが凄く苦手だけど、太ったせいでもっとキツくなっている。
しかし……この疲れは食べることで解消できるはず。
私の視界には、色んな種類の飲食店が軒を連ねている通りが見えている。
……お店に寄るしかない。
今日はどこに行こうかな?
……
「いらっしゃいませ!」
今日私が足を運んだのはハンバーガー屋さんだった。
ここはとにかくボリュームが多い事で有名だったりする。
近くにある『東案下ビーフマスター』というお店の方が味は良いけど、こっちの方が同じ値段で倍以上食べることができるんだよね。
まあ比べなきゃ十分美味しいし、私はどっちも好きかな。
「テラマックスバーガーセットお願いします!」
「かしこまりました!」
私は、いつも頼んでるギガバーガーセットよりも更に量の多いセットを勢いで注文してしまった。
だって疲れてるから。
「うわぁ……凄い量……」
ポテトは文字通り山積み、ナゲットは10個、バーガーのパティは肉厚だし5枚もある。
運動部の男子でもこんなに食べるのかな?
……だけど、正直これぐらいなら完食出来る自信がある。
普段食べてるギガバーガーセットだってパティは3枚あるから。
「いただきまーす」
私は早速ナイフとフォークを使って切っていく。
こんなに大きいとかぶりつくのは不可能だよね。
切ったハンバーガーを……口に入れた。
「おいしい……!」
肉厚は凄いし、しっかり肉汁が沁み出してくる。
大分味も良くて、量は山のようにあるし素晴らしい。
どんどん食べなきゃ……
……
「ふぅー、流石にお腹いっぱい」
お店を出た私は……いったん通りに設置されているベンチに座った。
こんなに食べるとお腹が重たい。
……擦ってみると、今日食べたもので膨れているだけじゃなくて。
しっかりと柔らかい脂肪の感触も返ってくる。
やっぱり……太ってるのは確かだと思う。
お腹もプニプニになってしまった。
でも……
私は俯いて……自分の胸を見つめている。
既に相当視界を遮るようになっていて、存在感が凄い。
これを見ると……私はデブじゃなくてグラマー体型なんだって改めて認識する。
……大丈夫大丈夫!
まだ私は、全然太ってないって!
自分にそう言い聞かせて、私はまた歩き始めた。
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楽しく食べまくる日々がまだまだ続く。
お腹に詰め込めるだけ詰め込むような日も珍しくない。
そんな食生活を送っていても、私の体型が崩れる事なんてない……
と思っていた。
時は経ち、6月も半ばになっている。
私は、今……
「ぐぬぬぬ……!」
制服のスカートを無理やり引っ張っている。
しかし……先月までは何とか閉まっていたホックは全く閉まらない。
実際こんなことをしていても時間が勿体ないだけだとは分かっている。
でも何とかならないかなって一抹の希望を抱いて力を込めるんだけど……
今や10cmぐらいは開いてしまっている。
……無理だろうなぁ。
というかどう考えても無理に決まってる。
しょうがないので今日もウエストを伸ばすゴムを使って強引に穿くことにした。
……これを使ってギリギリだからなぁ。
ファスナーも全開のままだし、かなり情けない状態だよ。
スカートも残念だけど、ブラウスもかなりパツパツ。
胸はボタンが留まらなくなり、谷間の部分が見えてしまっている。
これはこれで煽情的で良いんだけど……
でもおへそ周りもボタンが飛んじゃって、お腹がちょっと見えてるのが……
……何をどう考えても、かなり太ってる。
太ってるのは分かってるんだけどね……
一応体重計に乗ってみると……74kgだった。
……数字を見ると、随分とデブになったという感じがする。
私、いよいよデブになっちゃったのかな?
……
学校で私は玲緒奈と喋っていた。
自分の体重の事を。
「私、もっと太っちゃって」
「太ったね」
確かに私が更に太ったのは事実だし、みんなそう思っている。
しかしこの子はどう思うかな……
「でも胸はもっと大きくなってるじゃん。
メロンみたいだね……」
「そうでしょ!」
私は胸を寄せ上げてみる。
手で持ってみても重量感がたっぷりで、随分と重くなったなぁと思う。
「凄いけど……お腹も顔もお肉が付いちゃってるよ?
気を付けなきゃ」
「分かってるよ」
「そろそろダイエットとか考えないと」
「はーい」
……先月と比べたら、何だか反応が違う。
私に対する目線も、羨望の眼差しというよりは困惑という感じで……
あれ?
私ってそんなに太ってる?
……
帰宅後、私は制服を脱いで体型を確認していた。
でも……そんなにデブじゃないよね?
確かにぽっちゃりした体型にはなっている。
お腹は段々腹になってて、下着のパンツの上にはお肉がだるんと乗っかってるけど。
しっかりとおへそ周りがせり出してて、柔らかい脂肪がたっぷり付いてるのは……否定できない。
顔だって丸みを増し、二重顎だって姿を現してはいる。
ほっぺもふっくらしてて、まあ顔の印象も変わってきたけど……でもまだまだかわいいよね?
それに、バストは凄く大きいから。
だって今はHカップなんだよ?
巨大な胸が前に大きく突き出していて、俯いても足元が見えない程。
歩くだけでもプルンプルンと揺れるし、なんともいやらしい。
お尻だって……大きいから魅力あるよね?
まあ前穿いてた下着が入らなくなって、結構サイズアップしたけど……
流石にこのヒップはちょっと大きすぎる気もしなくはないけど……だけど大丈夫なはず!
太ももは……ムッチリしすぎてだらしないような……
で、でもそんなことないよね!男子とかはこれぐらいムチムチした下半身の女子が好きだと思う!
……よし。
全体的に見ても、お腹がちょっっと出っ張ってるのは分かるけど。
だけどメロンを彷彿とさせる重量感のあるバストや、サイズを上げたパンツすら既に食い込んでるヒップは……魅力的なはず。
だから……体型は崩れてないよね?
太ってはいても……全然大丈夫だと思う。
ま、まあ……ぽっちゃり体型なのは認めるけど……
それでもデブなんかじゃない!
だから……まだダイエットはしなくてもいいよね?
(続く)