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太っている友達のダイエットを手伝った結果、どんどん太ってしまう女子高生の話(その3、3686文字、70kg→最終82kg)

※2024 1/29 1時 文章の一部を訂正しました。

以下本文

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翌日、私は菜実とダイエットについての話をしていた。

「もう十分痩せてきたし、これでダイエットは一旦終わりにしたら……」

「何言ってるの!

昨日測ったら68kgだったし、まだまだこれからだよ!」

しかし……当然のように菜実はダイエットを続けるつもりで。

まあ68kgでは痩せた内に入らないと思うのも無理はない。


じゃあこのままどんどん体重の差が広がるのを黙って見なきゃいけないの?

一体どうしたら……


こうなったら奥の手を使うしかない。

あまりやりたくはないけど……


「ねぇ、実は私……最近かなり太っちゃって……」

「そうだね」

「もう菜実の体重を超えてるんだよ……」

「えっ?」

流石にその情報を聞いて向こうも驚いた。

そりゃ数カ月前までは遥かにこっちの方が痩せてた訳だからね。


「……私、詩乃と同じ体重になるぐらいまで痩せたいと思ってたんだけどなぁ」

「ある意味達成してる……」

「そうだね……あはは……」

私が大幅に太ることによって、菜実の目標はかなり前倒しで達成できてしまった。

これを『達成した』と言えるかどうかは分からないけど。


「もういいんじゃない?

今でもかわいいからさ。

かなり痩せたよ」

「……」

私の甘い言葉を聞いて、この子はちょっと考え事をしている。

もしかしたら……私の自虐作戦は上手く行ったのかもしれない。


「……実はちょっとダイエットに疲れててさ」

「うん」

「一旦休憩しようかなって思うの」

「そうしたら?」

「……分かった!」



ふふふ……菜実は私の誘導にあっけなく乗ってしまった。

これで2人揃ってデブの道を歩むことになる……


「早速今日から天丼屋さんに行かない?

期間限定メニューが今日から始まってさ」

「うぅ、食べたい……!」

「食べに行こう、ね?」

「……行く!」


よし、私が痩せる必要はもうない……

これで一件落着……かな……?



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それから1カ月は……頻繁に菜実と色々食べに行ったりした。

あの子もダイエットしてた関係で好きなだけ食べる経験をしばらくしていない。

だから2人で一緒に……いっぱい食べることにすっかり夢中になった。


……その結果。


「はぁ、はぁ……」

私は今……菜実と一緒に学校の帰り道を歩いている。

もう11月になったから冬服になってるんだけど……贅肉がたっぷりで暑い。

坂道を上るだけでもちょっと息が荒れる。


「太っちゃったね、詩乃」

「はぁ、どうしてこんなことに……」

「私も太ったからお互い様だけどね!

折角痩せたのにもう71kgだよ!あはは!」

「71kg……しかないの……」

「えっ?」

「もう80kg超えてるんだけど……」

「……重くない?」

私の言葉を聞いて、隣を歩く菜実が引いてしまっている。

それもそうだと思う。

私は勢いよく太るのに向こうはそこまででもない……

やっぱりこの子にはダイエットしてた頃の感覚がまだ残ってるのかな……?


「重いね……」

実際身体もかなり重い。

歩く度に、大きく突き出したお腹や左右にデカくなったお尻がブルブルと揺れ、太ももが互いに干渉して贅肉が波打つ。

スイカのように巨大な胸は制服越しでもはっきり分かるほど上下に激しく揺れて、品の無い過剰ないやらしさを纏っている。


こんなに太ったのにまだ制服は買い替えてない。

だから……もうまともに着れるはずがなかった。

ベストは胸とお腹の一部を隠すだけで、ブラウスはまともにお腹を包み込めずボタンも開きっぱなし。

その結果おへそ周りが思いっきりはみ出ていて顔を出している。

スカートはファスナーも全く閉まらなくなり、とうとう安全ピンを使ってもスカートを穿けなくなってしまった。

10cmぐらいある伸びるゴムで無理やりウエストを延長して穿いてるけど、見た目からしてだらしないデブって感じ……

ちなみにスカートはデカいお尻のせいでかなり短くなってしまい、油断するとすぐに汗ばんだ白いパンツがチラリと覗いてしまう。


「そのメロンみたいなお胸が特に重そうだね!」

「でも菜実だって大きいでしょ……」

「まあね!」

……周りから見たら、私たち2人とも一番目立ってるのは明らかにお腹だと思うけど。


「詩乃、今日はどこ行く?」

「どこにしよう……カレーでも食べようかな……」

「了解!」



……


家に帰り、私は早速体重計に乗る。

「82kg……」

確かに菜実も大分体重が戻ってしまった。

だけど私の太るペースはあの子よりもかなり速く、尋常じゃない。

結局、菜実がまた太りだしたけど体重の差がどんどん開く状況に変わりはなかった……

むしろ私の体重増加に歯止めが利かなくなってきてる……



体重計から降りた私は、下着姿のまま姿見に向かう。

「もう菜実より遥かに太ってるよね……」

鏡に映るだらしない姿に自分でも引いてしまう。


顔はほっぺのお肉がさらに増えてるし、丸々した輪郭やたっぷり肉の付いた二重顎を見ると完全にデブの顔って感じがする……

顎を触るとお肉がいっぱい摘まめるのが何気にショック……


身体に目を向けると、当たり前だけど……どこもかしこも贅肉だらけ。

ただでさえ大きかった胸は更に巨大化して凄いサイズになっている。

先月まで着けてたGカップのブラは大きくなったバストに耐えきれずホックが壊れてしまった。

それでHカップのブラにまでサイズアップしたんだけど……今ではそれもキツ過ぎて着けてなくて、大体ノーブラ状態だったり……

かつてよりは遥かに大きいけど、だるんと位置が下がって形も崩れ気味だし自慢できるような代物ではない。

お腹はそんな胸よりは出ていないけれども、立派な太鼓腹がパンツの上にどっかり乗ってるのを見ると存在感が凄まじいなぁ……

中年太りの女性みたいなウエストになってしまったことに改めて自分でドン引きしてしまう。

とてつもなく柔らかい皮下脂肪が実にたっぷり掴めてしまうし、どんな服でも輪郭を隠しようがない。


お尻も胸やお腹と同じく大量の脂肪が付いてどんどん育っている。

この前パンツがお尻の圧ではち切れてしまったからサイズを上げる羽目になったほど……

でも今のヒップに合うサイズを買うのが恥ずかしくて結局小さめのを選んでしまった。

おかげで白いパンツがギュッとキツく食い込んでて、尻肉の大部分が布地からはみ出してる……

そんな『小さな』下着に包まれたお尻はかなり巨大で、あまりにもムッチムチだった。

太ももはお尻と同じくかなりムッチムチで、歩くたび両脚が擦れてしまうし前履いてた二―ハイソックスが入らなくなってる……



ここまで太った私だけど、痩せてた頃の記憶が邪魔して中々服を買い替えることができない。

大きなサイズの服を買うのがやっぱり恥ずかしかったり、現実を認めたくなくて……

部屋で着てる服だってサイズが小さく、トップスからお腹がだるんとはみ出てしまう。

そしてスカートは制服と同じくファスナー全開で、ジーンズとかは太ももがつっかえてどれも穿けない……


かなりマズい状態だけど、痩せる気もあんまり起きないんだよね。

これでも一応胸とお尻がデカいおかげでお腹が相対的に引っ込んで見えなくも……ない気がするし?

まあ菜実よりもぽっちゃりしちゃってるけど……

あの子だってまだ今は体重増加が緩やかとはいえ、もうちょっとしたらすぐ私、いやそれ以上にブクブク太って巨デブになるよね。

だって私は元は太ってなかったけど菜実は肥満だったわけで。



……みたいなことを考えて、私は現実逃避する。

ダイエットなんて面倒な事はしたくない……


……とりあえず今からポテチでも食べよう。



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翌日。

「ねぇ、私ダイエットを再開しようと思うんだけど。

流石にこれ以上太ったらあんなに頑張った意味がなくなるし!

だから一緒に痩せようよ!」

菜実から意外な事を言われた。

ダイエットに誘ってくれている。


今、素直に誘いに乗って、そして痩せる決意をしたら……

私も前ほどじゃなくても……ある程度は体型を戻せるかもしれない。


それは分かってる。

でも……ダイエットしたくない。

この子と一緒にするのが不本意だからという訳ではないんだけど。


「私、ちょっとまだやる気にならないから一人で頑張って」

「ええっ……

分かった。またやる気になったら教えて!」



……もしかしたら、あの子は将来的にはちゃんと痩せてスタイルが良い子になるかもしれない。

だけど私は……将来どんな姿になってるんだろう。


……誰かにダイエットを手伝ってほしいと言うべきなんだろうけど。

でもかつて痩せていたというプライドが邪魔をして、

そして……食べたい気持ちを抑えることが出来なくて……結局言えなかったのだった。


せめてちゃんとサイズの合う服とか、ブラやパンツを買っておこうかな……

でも結局服に余裕が出来たら、油断してもっと太って……すぐ着れなくなったりするんだろうなぁ……はぁ……



(END)


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