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周囲の女子が全員肥満の高校に行った結果どんどん太ってしまう女子高生の話(限定公開前編、3716文字、59kg→65kg→73kg)


※2024 1/8 0時 文章の一部を訂正しました。

以下本文

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翌日。

私は今日から食べに行くのを断ろうと思った。

という訳で登校して早々、裕奈に話を切り出す。


「裕奈、申し訳ないけどしばらく食べに行くのはやめようかな」

「どうして?」

「えっと、その……体重が増えてきたから」

「そんなの!全然太ってないよー直理はー」


……だと思った。

これでもクラスの女子としては一番軽いからね……

次に軽い紗千香すら今73kgあるとか……


それに比べたら全然大したことないどころか痩せてるようにすら見える。

実際にはもう結構ぽっちゃり体型なんだけど。


「これからも食べに行こうよ、ねー」

「……わ、分かった」

結局私は断ることが全然できない。



……


「明日は土曜日だけど予定あるの?」

「無いよ」

「だったらお昼食べに行かない?

私とも食べようよ」

1時間目の授業が終わった後、紗千香がそう言ってきた。

裕奈と食べに行くのを断れなかっただけでも問題なのに、今度は紗千香かぁ……

この子は食べるの本当に好きだから。

その割には『2番目に細い』けどね。


「で、でも……食欲が最近無くて……」

「もしかして、体型とか気にしてる?」

「あっ、えっ……いや……」

「この学校に来るぐらいだから気にしてないよねー」


……私だけまだ辛うじて『標準体型』だから。

程度の差はあるけど、ある程度は肥満体型な周りと比べるとどうしても細く感じてしまう。

そんな私がこの中にいる事自体がちょっと場違いな気もする……

確かに周りの女子はみんな体型に無頓着で、食べたいだけ食べてるよね。

痩せたいから食べる量を減らすという発想が全然ない。


「食べに行く位いいでしょ?」

「……うん」

「じゃあ中華屋さんにでも行こう!」

「分かったよ」


……断ることは、到底できなかった。



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「あついー……」

7月に入り、夏の暑さも徐々に本格化してくるこの頃。

私は妙に通学路の道中が暑いように感じていた。

まだ朝なのに、うっすら汗をかいてしまっている。


暑いのは、身体がまた太くなってしまったからだと思う……

食べに行くことやお菓子を食べることを断れず、結局体重増加は止まらない。

今何kgあるか正確には把握してないけど、多分60kgはとっくに超えてるんじゃないかな……


はぁ、まさか高校に入ってこんなに太るなんて……

別の高校に行った子たちに今の姿を見られたら笑われるよ。



……


「やっぱりここのかつ丼って美味しいよね」

「美味しい……」


お昼休み、私はやっぱり紗千香と一緒に食べていた。

当然二人とも大盛で。


男子たちですらあまり大盛はいないのに……

この学校は運動部が無いから、ガツガツ食べる男子もあまりいないし……

なので、女子である私たちが周りの男子よりもたくさん食べるという変な状況になっている。

でも日常の光景になってるから特にみんな何とも思わない。


前まではこんなに私も食べることはできなかった。

だけど今は一応問題なく完食できる。

身体が慣れてしまってるよね……



……


こんな調子が続いているせいで、私の体重は……

「65kgって……もう紗千香とそこまで変わんないかも……」


今の紗千香は74kgだって聞いた気がする。

ということはもう10kgも変わらないってことだよね……

最初の頃は20kg以上も差があったのに……


周りの子に合わせ続けた結果、私は順調にぽっちゃり化していた。

というよりも、既に肥満と言ってもいいかもしれない領域だけど。



服を脱いで体重を測った関係で、今姿見で眺めてるのは下着姿だった。

(うわぁ……改めて見たらデブってる……)


こんなに食べまくってたら太るのは当たり前だけど、体型を直視したらやっぱりキツいなぁ……

顔のお肉はしっかり増えてて、ほっぺも丸くて明確に丸顔になってしまった。

そして気になる顎周りは……やっぱり二重顎が出来つつある……

まだ完全に二重って訳じゃないけど、少しでも俯けばたちまち線が現れてしまう。


そして、白いEカップのブラに包まれた胸は大分大きくなっていた。

Fカップはありそうな感じで、下着のサイズがちょっと合ってない。

まあ結構大きいけど……

そういや、周りは元々デブって感じだからか……みんな胸が妙にデカい。

紗千香でさえGカップはあるらしいし、Iカップもいるとか……

だからか特別大きいって感じもしなくて、あまり自慢できないかも……

しかも重みで少しとはいえ位置が下がってきた気がする……


お腹は一応あった括れが姿を消し、そして弛んだ段々腹がショーツの上に乗っかっていた。

服を着てたら意外とそこまで目立たないけど、こうやって見たらかなりだらしない……

お尻も大きくなったようで、穿いている白のショーツが随分キツくなってしまった。

そして太ももは明確に太くなってるし、周りはもっとぶっといと言えども恥ずかしい。


……という感じで、食べ過ぎの影響がどんどん体型に現れている。

もうお世辞にも標準体型とは言えず、何とかぽっちゃり体型と言い張れるレベルでしかない。

というか他の高校だともうデブって言われてると思う……


でも、夏休みに入ったら……

もしかしたらダイエットできるかもしれない。

だって友達と一緒にお菓子を食べたり、食べに行くことも無いんだから。

よし、ちょっとでも夏休みの間に痩せないと……



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8月の初日。

夏休みも既にある程度過ぎてしまった。


さて、夏休み期間中の私は痩せるために色々な努力を尽くして……もいない。

それどころか……


「ハンバーガー美味しかったねー、直理」

「そうだね……」


お昼、私は紗千香と東案下駅前にあるハンバーガー屋に食べに行っていた。

そう……夏休みだろうがお構いなしに紗千香や裕奈は食べに行こうと誘ってくる。

まあ『折角連絡してくれたんだから』と思ってしまう訳で私も断りにくい。

だから結局休みに入っても食生活は大して変わらなかった。


「また行こう!」

「は、はい……」

食べるのが大好きだからなぁ……本当に……



……


家に帰っても私は……

「美味しい……」

実はさっき紗千香から貰った特大のポテチを食べている。

これはチョコレートが掛かったタイプで、うす塩味とチョコが合っていて思ってたより美味しい。


味の感想も求められるし、ちょっとだけ食べて捨てるのも勿体ないから……

私は貰ったものは全部食べている。

こんなんだから痩せるはずがなかった。


しかも宿題も結構多い。

プログラミングの課題は高1だというのに既に難しく、そして他の宿題も多いんだよね。

普通に数学とかもたくさん出されてるし。

曲がりなりにも学力が良い方の高校なんだろうなぁ。

でも女子たちはみんなデブだけど。


しかも宿題だけじゃなくて、今後の勉強に付いて行くために復習をしたりと大変だった。

こんな感じで忙しいから、何というか……

友達と食べに行くのもそれはそれで気分転換になるんだよね。

宿題だってお菓子食べながらじゃないとやってられないって感じだし。



「……73kg……もう紗千香と一緒じゃん……」

久々に体重計に乗ってみたけど……

気付けば紗千香と変わらない体型になっていた。


下着姿も、もう体育の着替えの時に見るあの子とほとんど変わらない。

顔は二重顎がとうとう常時出来るようになり、いよいよデブになったという気がする。

ほっぺもかなり丸いし……

胸はEカップのブラのホックがそろそろ閉めにくいレベルになり、カップからも胸がはみ出るようになった。

感覚的にはEどころかGになっていてもおかしくはない。

ブラを外してみると、もう巨大と言えるレベルの立派な胸が現れる……んだけど。

重たくなったからか綺麗な半球状という訳じゃなくて……何だか位置が下がってる……

周りに比べて大きい、という訳じゃないのは相変わらずだし……


お腹のお肉はさらに増えてしまい、段々腹がますますせり出してしまった気がする。

ショーツの縁に乗ったおへそ周りのお肉を見ると、まだ高1だというのにもう三十路になったような(?)感じ……

そしてお尻はムチムチとサイズを増し、もう穿いてるショーツがキツくて凄く食い込んでしまう。

太ももはそろそろミニスカを穿くのを躊躇する太さなんだけど……でもみんな平然と脚を見せつけてるからなぁ……


……これで制服って着れるのかな……

もし着れなかったら……


(……あれ、確かタダで交換できたような)

よく考えたらそういう制度があったよね。

じゃあ……そこまで心配しなくても……



……って何考えてるの私!

考え方がもう周りのデブたちに毒されてる……


こんなんじゃダメだよね……

……気づけば服だってゆったりしたものばっかり着てるし。


前までよく着てた服とか着れないかも……取り出して確認しようかな?

……いやどうせ着れないから、やっぱりやめとこう……

決して現実を見たくない訳じゃなくて、その……

無謀な事をしたくないだけだから……



(続く)


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