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食べれば食べる程に貯まるポイントを獲得するために太ってしまう女子高生の話(その2、3694文字、88kg)

※1時間以内に文章の訂正を行います。

→2023 11/20 0時 文章の一部を訂正しました。

以下本文



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(うぅ、でもやっぱり食べるペースを落とさないと……)

学校帰り、私はとぼとぼ歩いて家まで向かっていた。


『夏休みに太り過ぎだよ!』

『激太りしてるじゃん!』

『痩せなきゃマジで百貫デブになるよ!』


学校では友達からかなり体型の事を言われてしまった……

そりゃ、周りでも休み中に太った子は多少いたけど私みたいに激太りはしてないからなぁ。

確かに今の私は肥満体型になってしまってるし、食べる量を落とさないとマズいのは分かってる。


……ポイントっていつまでに貯めたらいいんだっけ?

確か……1年間は有効だった記憶がある。


(これからは控えめにして、そしてダイエットもしなきゃなぁー……)

やっぱりダイエットを後回しにするのは良くなさそうだと学校に行って思った。

どうやったら太らないようにできるかなぁ……

例えば週1回程度ポイントを付けて、その日は1日1食にする……

他の日は極力食べないように頑張る、とかでいいかな?


ポイントも大切だけど、これ以上太らないようにしっかりと自己管理しなくちゃね!

よーし、気長にポイントを貯めるようにしよう!



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翌日の昼休み。

『(ぐぅぅぅぅうぅぅ……)』

(が、我慢だから、私……!)


今日から本格的にダイエットを始めた。

まずはお昼を小さなサンドイッチにしたんだけど……


全然食べた気がしない。

私のお腹は大量の食料を要求しているらしく、この程度の量では『食べた内に入らない』みたいだ。

夏休みの食習慣がすっかりと身体に染み付いてるのがよく分かる。


(うぅ……せめて、せめてもう少し何か食べれたら……!)

そう思った私は……もう身体が勝手に食堂へ向かっていた。



(美味しそう……!)

食堂に入ると、大盛のかつ丼を食べている子たちの姿が目に飛び込んできた。

しかも今日は特別に半額!

そして注文の締め切りはあと5分だった。


(食べたい……食べたい!)

私はもう我慢できず、大盛かつ丼を頼んでしまった。



「おいしーい……」

ガツガツと食らいつき、私は満足していた。

やっぱりこれ位食べなきゃダメだよ。

しっかりと昼食を取って、午後からも集中して勉強しなくちゃ!


……って結局これじゃダイエットになってないじゃん!

何やってるの私!



……


(今度こそはちゃんとダイエットするんだから……)


家に帰った私は、今度はお菓子を我慢しようとしていた。

いつのまにかポテチを食べまくる事が習慣化してしまってるし、夜食のカップラーメンも欠かさない状態になってるからね……

でも今日からは我慢我慢!


だから目の前にあるこのポテチは処分しなきゃ……

『(バリッ)』

あっ、うっかり袋を開けちゃった。

捨てようと思って手に取ったのについつい癖で……


……しょうがないや、これだけは食べておこう。

これで今日食べるのは終わりにすればいい。



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それからも私はポイントを着実に貯め続けていた。

だけどお店に行くペースをゆっくりにした分ポイントの増加は控えめに……

11月になった今でも総ポイント数は650ポイントで、まだ1000ポイントは先に感じる。


だけど、その分ちゃんと食欲を制御して体重の増加のペースも……

収まって……たら良かったんだけど。


いや一応頑張って食べないようにしたんだよ!

だけど美味しいものをいっぱい食べるって楽しいから!

お菓子も止めれないし、結局色々食べ過ぎてしまう。

その結果、今までとそこまで変わらない程に体重増加が続いてしまっている。

もしかしたらちょっとは控えめになってるのかもしれないけど……


今や体重は88kg。

1000ポイントはまだまだ遠いのに、100kgはあっけなく達成できそうで怖い!

夏休み前まで40kg台だったのが嘘のようなデブになってしまった。


「うへぇ……これが私なの……

こんなにブクブク太っちゃうなんて……」


鏡の前で大きく突き出たお腹を擦る私。

ショーツの上にどっさり乗っかったお肉は大量で、とても柔らかい。

今まで抱いていたデブのイメージさえ上回る贅肉のボリュームに、正直自分でも引いてしまう。

お尻はずっしりとした重量感のある巨大なサイズになり、重たくなった上半身と釣り合ってる感じがする。

太ももはお肉がたっぷり過ぎて両脚の隙間が埋まってしまい、歩く時に擦れてしまう……

もうムチムチとかいうレベルじゃなく、ぶよぶよと言っていいかもしれない。


こんなに太ったから胸も当然かなり育っていて、Gカップのブラのホックが閉まらなくなった。

今や着けられるブラが無くなってしまい、買い替えなきゃと思ってるけど面倒でまだ新調していない。

当然歩く度にたゆんたゆんと大きくバストが揺さぶられてしまう。

そして顔は当然の如く真ん丸になり、ほっぺがパンパンに膨れてしまっていた。

二重になって久しい顎も更にお肉を増やしている。


こんな状態だから制服は新調せざるを得なくなり、今は随分とサイズの上がった服を着てるんだけど……

それでも既に余裕があるとは言えない状態。


「うぅ、もうキツい気がする……」

今日から寒くなるみたいだし、ちゃんとセーターとブレザーを着ようと思ったんだけど。

出して来た冬服は、買い替えたはずなのにもうキツさを感じる程になっている。

この調子だと最初に着ていた冬服はもう……


(今着たらどうなるんだろ?)

何となく気になった私はクローゼットから以前の冬服を取り出して、ブレザーの袖を腕に通し……


「うわっ!きつっ!」

袖を腕に通す段階ですら既にかなり厳しい。

二の腕がこんなに太くなってるなんて……!

そしてギリギリで腕を通した後、ボタンを……


閉まる訳が無かった。


(……これ、前まで余裕あったんだけどなぁ)

俯くと、ブレザーを押しのけるようにせり出した胸とお腹が視界に広がった。

ここまで体重が増えたことに恐怖を覚えてしまう……


(だ、ダイエットしなくちゃ!運動だよ運動!)

せめて今週末は何かしよう。これ以上太ったら100kg越えの超巨大なデブになっちゃうよ!



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土曜日になり、私は運動するために体操服へ着替えた。

ちなみに体操服は当然制服と一緒に大きいサイズへ買い替えている。

今日は気温が高めなのもあってシャツとハーフパンツだけで外に出ることに決めたんだけど……


「相変わらずデブだなぁー……」

シャツはでっかい胸とお腹が突き出てるのが丸わかりだし、

ハーフパンツに包まれたお尻はデカデカしていて何とも情けない。

厚着なら体型もちょっとは誤魔化せそうな感じなんだけど、やっぱりこういう薄着だとデブという感じが凄いなぁ。


まぁ太ったことを今嘆いてもしょうがないよね。

早く外に出て走ろう!



「はぁ、はぁ、はぁ……!む、むりぃ……!」

こんなに体重が増えてしまった私の身体ではランニングを数十分するのは到底不可能だ。

というかまだ3分しか経ってないのにもう息が荒れてヘトヘトになってしまった。


何せ身体が凄く重いし、そして筋力が元々あまりない。

しかもメロンみたいな巨大すぎる胸がブルンブルン、ゆっさゆっさとあり得ないぐらい激しく上下に揺れまくる。

何でちゃんとブラを買わなかったんだろう……そりゃブラも着けなきゃこうなるに決まってるよ……

おまけにお尻やお腹の贅肉も共鳴するかのように震えてしまっている。

太ももに至ってはたぷんたぷんと揺れるだけでなく、頻繁に内側が擦れてかなり走りにくい……


「あ、あっついよ……はぁ……もう歩こう……」

顔には汗がダラダラ流れるし、全身がホットで汗びっしょり……

これ以上走る体力も気力もないから、10分ぐらい歩いてから帰ろう……


……歩いてるだけでも胸が凄く揺れちゃうなぁ。



……


(……私、相当マズい事になってる!?)


家に帰った私は湿った体操服をすぐに脱いで着替え、そしてジュースをゴクゴク飲んでいた。

しかもついでに昨日買ってあったケーキも食べていて……ってこれじゃ動いた意味ないじゃん!


運動もまともにできない身体になってる上に、今みたいに流れるようにお菓子を食べてたりするし……

このままじゃただただ太る一方だ。



……あれ、そもそも何でこんなに太ってるの?

それはポイントを貯めるために食べまくってたから……

だけど今はペースを落としてる……

落としても体重増加の速さはほとんど変わらない……


(だったら……いっぱい食べてポイントを早く貯めた方がまだマシじゃない!?)

そう、ペースを落とすんじゃなくて逆にもっと早く1000ポイントに達した方が良い。

だってポイントの目標がある限り真剣にダイエットする事なんて無理に決まってるから。


よし、方針を変えて明日からはポイントをたくさん入手できるように頑張ろう!

そしてさっさと1000ポイント貯めて、パスを貰ってからダイエットしようっと!


もしかして私って結構冴えてる!?



(続く)


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