100kg越えの女子とスタイルが良い女子の食欲が入れ替わる話(その2、4230文字、英里58→71kg、佐和香100→91kg)
Added 2023-10-15 14:58:31 +0000 UTC※2023 10/16 1時 文章を加筆しました。
※2023 10/16 3時 文章の訂正を行いました。
以下本文
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『(バクバク……むしゃむしゃ……)』
急いで服を着た私はすぐさまポテチの袋を開けて、そしてがむしゃらに食べまくった。
我を忘れた私は飢えた肉食獣のよう。まあ今食べてるのはポテチだけど。
食べたいという感情を抑えられない……
今までこんなこと無かったのに……!
しかも考えてみたら最近異常なほどに食べてしまっている。
こんなに太るのもしょうがない程に……
だけど私はまるで今の食欲が普通かのように振る舞ってしまっていた。
そして今日鏡を見るまでは激太りしたことさえ気づかずに……
何かがおかしい。
今までしっかり体型を維持できていた私がここまで太るのは異常だと思う。
でも……きっかけが思い出せないんだよね。
2週間前から太り始めた気がするけど、その日は特別変なことも無かった……はず……?
はずだよね……?
確か佐和香と一緒にサプリを見に行ったような気がするけど……
あんまり覚えてない。
……きっと特に印象に残らなかったということかな?
(はぁ……まさか私がこんなことになるなんて……)
一応は食欲が落ち着いてきて、冷静さを少しは取り戻せた気がする。
……今まで私は太らなかった。
だからちょっと調子に乗っていたのかなぁ……
でもそこまで急に食欲のブレーキが利かなくなることってある?
みんな言ってないだけで急に食欲が増えちゃう時期があるのかも。
私は食べるのが好きな割には今まで上手く抑えてたつもりだった。
だけどそのタガが何かの原因で外れた……とか……?
理由は分からないとはいえ、明日からは食べ過ぎには気をつけないと……
ここまで自分に食欲があるとは思ってなかったから……
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翌日、私はいつも通り東案下商業高校に登校したんだけど……
一つ気になることがある。
それは……
(あの子、いつの間にか全然食べなくなった気がする……)
佐和香の様子が何だかおかしい。
いつもなら馬鹿みたいに食べまくってるのに……
今日のお昼はサンドイッチ一つだけ。
そして休み時間にお菓子を食べることも一切ない。
もしやダイエットでもしてるのかな?
前からは気になってたけど、気まぐれかと思って敢えて話題には出してなかった。
だけど2週間も続けてるんだよね……あの子にしてはかなり上手く行っている。
「ねぇ佐和香?
最近ダイエットしてるの?」
「うん!流石に痩せなきゃな―って思って」
「偉いね……」
「私も英里みたいに細くなりたいからさ」
「そう……えへへ……」
いや、今はもう全然細い部類じゃないけど。
確かに最近体育の着替えでは佐和香と隣になることは無い気がするし……
私が太ったことを知らないんだね。
……ということは、まだ私は自分で思ってる程みんなから太ったと気付かれてない?
いや10kg以上も増えたのに?
元々スタイルが良い印象があったからかなぁ……
だったら、まだそのイメージが崩れてない内にしっかりと痩せて元通りにならなくちゃ。
私はそう決心した。
……あの子でも食欲を抑えられるんだから、私なら余裕のはず!
今はちょっと暴走気味だけどすぐに収まると思う。
だから……少し気をつけたら痩せれるはず……
はず……
……
『(ぐぅぅぅうぅぅぅ……!!)』
帰り道……東案下駅に向かう最短ルート上には飲食店が沢山立ち並んでいる。
そして良い匂いが通りに立ち込め、看板には美味しそうな写真がいっぱい……!
今までは美味しそうだなぁとは内心思っても涼しい顔をして通り過ぎていた。
だけど……今は我慢できない……!
結局……私はお店の一つに入ることにした。
入った所は唐揚げのお店だった……というかお腹が空き過ぎて店名さえ確認してなかったよ……
「唐揚げギガ盛定食で!」
「あいよ!」
そして私は大型の唐揚げ10個に丼サイズのご飯が付いた馬鹿デカい定食を頼んでしまった。
ああ、何やってんの自分……!
「お待ちどうさま!ギガ盛定食です!」
そして置かれた唐揚げたち……揚げたてで美味しそう……!
「いただきまーす!」
私はこのきつね色のジューシーな物体にたれを付けて、そして勢いよくかぶりつく。
「美味しい……!」
肉汁が口の中でじゅわっと溢れだす……
もっと食べたい……!もっと食べたい……!
……
(はぁ……何やってんだろ私……)
家に帰ってから、唐揚げ屋さんに寄り道したことを後悔していた。
だってあんなに食べたら太る……というか運動部でもない女子高生がこんなに食べちゃダメだって。
以前ならこんなことなんてしなかった……いや考えることさえなかったのに。
全く訳が分からない。
まるで自分が別人に突然変身してしまったみたいで……
怖くなってしまう。
(そういや、別人と言えば……)
佐和香……まるで中身が入れ替わってしまったかのように全然食べなくなった。
私の食欲が丁度暴走しだすタイミングで。
……ま、まああっちは100kg越えの巨デブだし。
私は太っちゃったとはいえまだ50kg台だからデブじゃない……と思うし。
逆転する事なんてないよ。
ないよね……?
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更に2週間が経った。
6月末になり、暑さも段々厳しくなってくるし……そして雨の日も多い。
しかも今日から水泳の授業……!
……普段ならむしろ嬉しいんだけど……
(うぅ……!きっつぅ……!)
久しぶりに着た水着が……キツ過ぎる……!
お尻は凄く食い込んでるし……かなりはみ出てる……
そしてお腹の辺りは生地が今にも破けそう……!
胸に至っては全然収まりきってないし!
何とか身体を強引に水着に押し込んだという感じで、まともな恰好じゃない。
こんな状態で泳いだら多分一瞬で生地が破けるんじゃないかな……?
(うわぁ……本当に私なの……?)
お腹を撫でてみると、ぽっこりとせり出したおへそ周りのふくらみがよく分かる。
ちょっと前もお肉が摘まめたけど……こんなんじゃなかった。
今じゃぶよっとした段が出来上がってる……
「そろそろプールに行こう?英里?」
「あっ!うん!」
誰かと思ったら佐和香だった……
この子は相変わらず太って……
あれ?
(もっと巨デブじゃなかったっけ?)
私の記憶では、見る者を圧倒する超デブという感じだった。
だけど……何だかそこまでではない気がする。
当然まだまだデブだし、巨デブの域だとは思うけど……
1周りは細くなった?気がする。
まあ誤差の範囲かなぁ……?どうだろう。
……人の事を気にしてる場合じゃないんだけど。
……
「はぁ、はぁ……」
何とか水泳の授業を乗り切った後、更衣室に戻った私は制服に着替えてるんだけど……
スカートのホックが……全然閉まらない。
……家でもダメだったから当然学校でも無理に決まっている。
だけど、不可能とは分かっていてもチャレンジしたくなるんだよね……
「ふんっ……えいっ……」
強引に引っ張ってもダメなものはダメ。
「あれ、英里?」
「うわっ、佐和香!?」
……しかもこのみっともない様子を見られてた……!
「もしかして、結構太っちゃった?」
「……見たら分かるでしょ?」
「まあそんな事もあるよねー
大丈夫だよ!私の方がもっともっと太ってるし」
「……ありがとう」
「じゃあ先に教室戻っとくね!」
……確かにあの子の言う通り、まだまだ向こうの方が体重は多い。
なんだけど……このまま行けば逆転するんじゃ……?
恐ろしいことを考えつつ、私は朝も使った安全ピンでスカートを穿いた。
……
『(バリッ……ボリッ……)』
家に帰ってからも私は日課のようにポテチを摘まんでいる。
ちなみに……今日も帰り際にはラーメン屋さんに寄ってきた。
(うぅ……こんな事してるから太るんだよ……)
頭では分かってるんだけど……全然食欲が止まらない。
異常なまでにお腹が空くし……何かストレスでもあるのかなぁと思ったけど、別に……
勉強だってそこそこ順調だし、みんなとも仲良くやってるつもりだし……
(……体型でも確認してちゃんと自制しなきゃ)
流石に焦って来た私は、一旦食べかけのポテチの袋を机に置いて姿見まで向かった。
(……何でこんなデブに?)
下着姿を見て、すぐにそう感じた。
……だってどう見てもデブじゃん。
ウエストは括れがもう完全に分かんなくなった。
だけど段々腹は服を着てても分かっちゃうレベル。
弛んだ贅肉の段々がショーツの縁にぶよんと乗っかってる……
『(もにゅん……)』
うへぇ……凄い量のお肉……
そして触るとかなり柔らかく、マシュマロみたいで……
両手で掴まないと手のひらから溢れてしまう……
お尻はかなりサイズを増して100cmを超えてしまった……
ショーツも一応大きなものに買い替えたんだけど……
それからも太ったからキツくて食い込んじゃうんだよね……
しかも太ももは更にお肉が増え、歩くだけでタプタプ贅肉が波打ってしまう程に。
ここまでムッチリと太くなったら……もうスカートから出すのが恥ずかしいよぉ……
そして女の子として気にはなっている胸のサイズだけど……こちらは順調にデカくなっている。
Dのブラはどう頑張っても着けられなくなり、ちょっと前にFカップのブラに買い替えた。
だけどこちらもショーツと同じく体重増加の勢いが強くて、もうキツくなってきてる……
大きいのはいいけど、流石にここまで育つと走る時にゆさゆさ揺れて重たいんだよ……
身体がこんなにムッチムチになってしまうと当然顔も相応にお肉が付いてしまう。
結果、顎は無残にも二重へと姿を変え……頬はかなりふっくらしてしまった。
まだかわいいんだけど……いやかわいいと思うけど……でもこんなに丸顔になるとは……
自分でも信じられない程に増量を果たしてしまっている。
女子高生としてはもう十分にデブの領域……
制服だってギチギチになってるし、私服はデニムパンツやらスカートやら色んな服が着れなくなってる……
本来ならそろそろへそ出しの服を着てウエスト美を見せつけたいのに。
今はへそ出しなど罰ゲームでしかない。
(どうしたら……どうしたら良いの……!?)
私は鏡の前でお腹のお肉を揉みながら、途方に暮れていた……
(続く)