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「グルメパス」をまた入手したせいで100kg越えのデブになる女子高生の話(後編、3314文字、最終120kg)

※1時間以内に文章の訂正をする予定です。

→2023 9/25 0時 文章の一部を訂正しました。

以下本文

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夏休みも今日で最後。

私は今日もグルメパスを使って食べまくるつもり。


だけど……


「はぁ……ふぅ……ひぃぃ……

か、身体が重いよぉ……」


夏休みに食欲を抑えようともせず、私は美味しいものをお腹いっぱい食べまくった。

その結果、身体は更に肥満化してしまっている。


歩く度にこれでもかと全身に付いた贅肉がぶよんぶよんと揺れ動く。

スイカみたいな胸はブラも着けられず、ゆっさゆっさと上下に激しく揺れてTシャツを破こうとする。

その下のお腹は大きくシャツからはみ出し、こちらもぼよんぼよんと贅肉が波打ってしまう。

生地が破けそうなスカートが巨大なお尻を包み込んでるけど、サイズが全然合っていない。

丈はかなり短くなり、歩くだけでもショーツがチラッと見えそうになる。

そして太ももは凄まじくぶっとくなり、たぷんたぷんと勢いよくお肉が震えてしまう。

ついでに言えば顎のお肉も震えてるんだよね……


こんなに急激に太ると身体が付いて行けないのか、普通に歩いてるだけなのに呼吸が荒くなる。

汗がダラダラと流れ続け、髪の毛は既にびしょ濡れ。

顔も、胸もお腹も……そしてお尻も脚も汗だくになっている。


歩道橋の階段に差し掛かると、余計に辛くなってしまう。

でも今から行く場所はこれを使わないと遠回りになるからしょうがない。


「はぁ、はぁ、はぁ……」

階段を1歩1歩登る度に疲労が身体に溜まっていく気がする。

脚や膝には凄く負担が掛かるし、お肉の揺れ方も大きくなる感じ……

そして下着が見えないように手でスカートを抑えながら歩くから余計に遅くなる気がする……


歩道橋をはぁはぁと言いながら登り、そしてしばらくは普通に歩いてゆく。

しかし……それは長くは続かない。


目の前に現れた下り階段。

普通の女子高生なら気にも留めないと思う。

だけど……

「あ、足元が見えない……」


そう、胸とお腹が巨大すぎて全然足元が分からない。

だから私は手すりを持って、慎重に降りている。


「はぁ、はぁ……太りすぎかも……

嫌になるよぉ……」

階段を降りた頃にはもう全身汗でびしょ濡れ。

恥ずかしすぎる……

そしてまだ歩かないといけないんだよね……はぁ……



「はぁ、ふぅー……

やっと着いたぁ♪」

……だけどお店に着いてしまえば道中の事も忘れてしまう。


今日食べるのはたくさんのドーナツ。

60分間食べ放題のお店だから、好きなだけ食べられる。

しかもタダ……!


私はトレーの上に載せられるだけドーナツを載せて席に向かう。

当然ジュースもたくさん。

そして席に着いてからはバクバクと無我夢中で食べまくる。

(おいし~い!)

絶え間なく続く甘味が堪らない。



「たくさん食べちゃったなぁ……」

ほぼ全体が見えてしまっているお腹を擦る私。

ドーナツが詰め込まれているはずだけど、元々の分厚い脂肪が多すぎるからか柔らかい。


これだけ食べてるともう異常そのものかも。

だけど……美味しいからしょうがない。



私はパスを見せてからお店を後にしたけど……


「あ、あっつい……」

涼しい店内から一転、酷暑が私を襲う。

ただでさえ厳しい暑さなのに、肉布団をたくさん羽織った私には厳しすぎる。

現実に引き戻された感じで……やっぱり太り過ぎてるよね……



---



翌日、私は久々に学校へ登校することになった。

しかし……

「どうしよう……まったく制服が入らないよぉ……」

当たり前だけど、ブラウスもスカートもサイズが全く合っていない状態。

ブラウスは袖さえ通らず、しかも胸とお腹が出っ張り過ぎてボタンが閉まりそうにない。

そしてスカートはお尻でつっかえてお腹まで届かなかった……


「うわぁ……100kgもあるんだ……」

久々に乗った体重計……

遂に3桁の大台に乗ってしまった私はまさに巨デブ。


……仕方ないので、私は体操服を着て登校することに。

流石に伸縮性があるから大丈夫……


「うぅ……!無理……!」

全然大丈夫じゃなかった。

太ももとお尻があまりにも贅肉たっぷりなせいでハーフパンツが穿けない。


「……私服で行こう」

しょうがないので私は普段着ているTシャツとスカートで登校することに。

だけどこちらも今にもはち切れそう。

Tシャツは立派過ぎる胸を収めるだけで限界でお腹がかなり見えてしまう。

そしてスカートはファスナーが全く閉まらない。


まさかここまで太っちゃうなんてなぁ。

でも……パスの期限はまだ1カ月ぐらいある……

これ以上は太りたくないかも……

服だって本当に入らなくなるから……



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10月になり、とうとうパスを返却する日になった。

結局学校が始まってからも食べる量はそこまで減らず……

いや増えてる気さえする程。

だから私は今も太り続けている。


『(ギシッ)』

体重計に脚を乗せる時も何か変な音がする。

それだけ私が太ったって事なんだと思う。


「……120kg」


……この数字に絶句した私は、下着姿で姿見の前に来た。

デブというか、百貫デブというか……


顔は頬がすごく膨れていて元の姿が思い出せないレベル……

そして顎のお肉が増えすぎて首はもう見えない……

二の腕は並みの太ももより太く、たぷんたぷんと豪快にお肉が揺れる。

胸は何カップかも分からない程に育ち、恐ろしいサイズになった。

だけどブラを着けてないからか位置はすっかり下がり、お腹にだらしなく乗ってるだけ……


そしてお腹は存在感では胸を軽く凌駕するほどに張り出していて、お腹だけで女子高生の体重並みの重さはありそう。

前から見ると垂れたお肉のせいでショーツは完全に隠れてしまっている。

そして後ろから見れば、あまりにデカすぎるお尻に小さな下着が埋もれてしまっていてあまり見えない。

太ももはとてつもなくぶっといし、かなり脚を開き気味に立たないと両脚が干渉してしまう……


これが今の私だった。

下着も服も大きいはずなのに、キツくてしょうがない。


「はぁ……着替えなきゃ……」

今の姿を確認してドン引きした私は、学校に着て行く服に着替え始めた。

だけど……制服はもうサイズ自体が無い。

それで特大のブラウスとスカートを買って制服のような姿に仕立てている。


「またキツくなった……」

なのにブラウスもボタンが中々閉まらない。

お腹周りのボタンが留めにくいし、胸はすでに頂上のボタンが留まらない状態になった。

そしてスカートはホックが壊れ、ウエストを無理やり伸ばすゴムを使って穿いている。

ちなみに家ではこれまたデカいキャミソールを着ているけど、お腹がはみ出てしまう。



何とか『制服』に着替えた私は、かつてよりもちょっと早い時間に家を出た。

……じゃないと歩くのが遅いから遅刻してしまう。



……


学校帰り、私は市役所に寄っていた。

あのパスを返却するために。


「今までありがとうございました。

おかげでたくさん食べちゃいましたよ」

そう言いながら担当の人にパスを渡す。

……どれだけ食べまくったかは、この体型を見れば一目瞭然だろう。


「……あの……少し前に告知があったと思うんですが」

「えっ?」

あれ、このパターンは以前にもあったような……


「3カ月版グルメパスの有効期限が2カ月延長されたんです。

試験モニターが特別に受け取るパスも同様に……

なので2カ月後にまた来てください」


「あ、ありがとうございます……」

私はペコっとお辞儀をして、その場を立ち去った。



……帰り道、私はすごく重たい身体を揺らしながらのっそりと歩いている。

正直、かなり複雑な気分だった。

確かにパスが延長されて嬉しいという気持ちはあるんだけど……

でも今でも120kgという恐ろしい肥満体な訳で……


これ以上太ったら、私……どうなっちゃうんだろう……

『(ぐぅぅぅぅ……)』

恐ろしくなったけど、でもお腹はやっぱり空いてしまうらしい。

とりあえず、有効期限の伸びたパスを使ってどこかに食べに行こう……


それからまた考えればいいよね……?



(END)


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