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「グルメパス」をまた入手したせいで100kg越えのデブになる女子高生の話(前編、3557文字、86kg)

この小説は全体公開で投稿している「市内の飲食店で食べ放題になる「グルメパス」を入手して太る女子高生の話」の続編です。

そちらを先にご覧いただく事を推奨します。


※2023 9/18 0時 文章の一部を訂正しました。

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高校2年生になり、私はグルメパスの試験モニターをすることになった。

3カ月間のモニター期間中、私は中華料理やハンバーガーと言った色んな料理をお腹いっぱい食べまくり……

そして見事に太ってしまった。


体重は49kgから一気に73kgまで増えてしまい、下着も私服も買い替える羽目になった。

そして制服も買った当初は余裕があったのに今ではパツンパツンで破けそう……


こんな状況だからダイエットしなきゃいけないのに……

私はまた3カ月間有効のグルメパスを市役所で貰ったんだよね。



……


パスを貰い、家に帰って来た私はキツい制服をすぐに脱いで下着だけになった。

「……中々にデブだなぁ」

私の身体はすっかり肥満体型になっている。


ほっそりしてたはずの顔は、丸い頬と常に二重になってしまう顎が目立つように……

二の腕はお肉が付いて大分弛んでしまっている。

最初Cカップだった胸はFカップ、いやFのブラがキツい程にまで育っていた。

大きくなって嬉しいんだけど、走るとかなり揺れて邪魔だし、ちょっと重いかも……

そしてその下には括れが埋もれてしっかり段々が出来上がったウエストがある。

たくさんのお肉が掴めてしまうし、そろそろ両手に収まり切らないレベルに……


お尻は買い替えたはずのショーツがまたキツくなってて結構食い込んでしまっている。

太ももは二―ハイソックスがかなりキツいし、ジーンズがパンパンになってしまう……

こんな状態だから、本当に今すぐ痩せないといけない。


だから、折角貰ったグルメパスだけど……

週1回だけしか使わないと決めておこう。

そしてちゃんと運動して痩せるんだから。



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それから、私はグルメパスの使えない1週間を過ごすことになった。

まあ、要はパスの無かった状態に戻るだけなんだけど……


お腹が空いてしょうがない。

今まで山ほど食べまくっていたのに、1週間の間は周りの女子高生と同じ量しか食べない訳で……


3カ月間大食に慣らされた私の身体は、たくさんの食料をずっと求めている。

グルメパスが使いたい……!

宿題をしてる時も、そんなことを考えてしまう始末。

でも、週1回だけにすれば太らないはず……だよね?



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やっと1週間が経過し、いよいよグルメパス解禁日になった。

私は……もう何も考えずにピザ屋さんへ直行することに。



「美味しい~♪」

そして、このお店名物という超デカピザを食べまくっている。

直径55cmの巨大ピザを。


私は意味不明なほど食欲が湧いていて……

1週間我慢してたから、もう止まらなかった。

このピザが本当に特別美味しいのか、それとも空腹だから口に入るものが何でも美味しく感じるのか……

それは分からないけど、とにかく幸せな気分。

やっぱりお腹いっぱい食べるのが一番楽しいよ。



「ごちそうさまでした~」

「また来てくださいー!」

ペロリとピザを食べてしまった私は、上機嫌で家に帰った。



(……って何やってるの私)

でも家に帰ってから、とんでもない事をしてしまった感覚になった。

ただでさえ結構デブなのに、こんなことをしてたらすぐに凄まじい巨デブになってしまう。


頭ではそれが分かっている。

だけど、遂に有効になってしまったグルメパスを見てしまうと……

食べなきゃという気分にならざるを得ない。


このままじゃダイエットなんて夢のまた夢……

(パス、返上した方が良いのかも……)

私はこのグルメパスを眺めながら、ため息を付いた。


このカードのおかげで私は東案下中のお店で食べまくれる。

だけど代わりにどんどん太ってしまう。

いったいどうしたらいいのか全然分からなくなる。


……いや、週1回。

週1回にするって決めてたはず。

だから明日は……ちゃんと控えめにしよう。



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翌日、私はいつも通りはち切れそうな制服で学校に行った。

そして特に何事もない(今日は体育が無いからね)学校生活を送り、そして普段通る帰り道を歩いてるんだけど……


『(ぐぅぅぅぅ……)』

立ち並ぶお店から漂う美味しそうな香りが私の食欲を刺激する。

お昼も食堂でいっぱい食べちゃったのに、お腹が空いて空いてしょうがない。


食べたい……でも今日はパスを使っちゃ駄目……

だけど食べたい……!


(無理!)

私は我慢できなくなり、近くにあったかつ丼屋さんに寄ってしまった。


「ギガかつ丼お願いします!」

「はいよ!」

そして、でっかいかつ丼を頼んでしまっている……

運動部の男子がガツガツ食べてそうな程に巨大な……

いや、あの人たちでさえ完食が難しい程かも?



「いただきまーす!」

目の前に置かれた丼をとにかく食べて行く私。

揚げたてカツのジューシーさ、そしてふわっとした卵の食感……

空腹感も相まって、すごく美味しく感じる。


もっと食べたい、もっと……!

ひたすらそんな風に思いながら食べまくった。



「ふぅ、ごちそうさま……」

食べ終わった私はお腹を擦っている。

流石にこれは食べ過ぎたかもしれない。

だけど苦しい訳でもないんだよね……

大食に慣れてるからか、別に気持ち悪いという感じではない。

どっちかというと、眠くなってくる……



……


家に帰った私は、着替えてからはもうベッドに入ってゴロゴロしてしまっていた。

しかもポテチをバリボリと食べながら。

「このままじゃ寝ちゃうかも……」

まだまだ寝る時間じゃないのに、眠気が襲ってくる。

これじゃ食っちゃ寝になるよ……



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それから、私は結局パスを……

毎日使ってしまっている。


週1回にするはずだったのに、もう食欲が抑えられない。

毎日お腹いっぱい食べないと気が済まないんだよね。


既に8月だから……こんな状態が1カ月も続いているということ。

当然太らない訳が無かった。


「かなりデブってるなぁ……」

姿見に映る私の下着姿は、立派なデブだった。


顔は丸々した頬がかなり膨れてしまい、顎肉も前より増えてタプタプしてしまっている。

二の腕はかなり弛み、腕を動かす度にお肉がたぷっと震えていた。

そして胸は更に育ち、今では着けているGカップのブラのホックが中々閉まらない程に大きい。

ここまで大きくなるとそうそう女子高生にはいないレベルだし自慢できるサイズなんだけど……

でも歩く度にブルンブルン揺れまくるし、重くて結構邪魔なんだよね……


お腹はぼよんと大きく張り出した太鼓腹で、もう括れなんて跡形もない。

おへそ周りの駄肉は増えすぎて掴み切れないし、ショーツの上にどっさり乗っていてしかも垂れ気味……

そんなお腹と釣り合う程に膨れたお尻はショーツをはち切れんばかりに引き伸ばしている。

決してサイズの小さな下着じゃないのに、でっかいお尻を全然包めていない。

太ももはかなりぶっとくなり、お肉が擦れ合って歩きにくい……


……ここまで太ったのは、夏休みに入ってしまったのも大きいと思う。

酷い時は朝、昼、夕方、晩の4回グルメパスを使って食べてることさえある。

こんなに馬鹿みたいに食べてたらここまで太るのも無理はない。



服も買い替えてはいるけど……すぐにキツくなってしまう。

今の下着だって買ったのはまだそこまで前じゃないはず。

でもショーツは破けそうだし、ブラは背中にしっかり食い込んで跡がくっきりできてしまう程キツい。

外出する時に穿いているスカートだってボタンが留まんないし、ファスナーも半分以上開いてしまっている。

そしてTシャツはデカい胸とお腹が張り詰めてて身体のラインがほぼ丸見え……


ここまで太ったんだから、本格的にダイエットしなきゃマズい。

だけど……それでも『食べたい』という欲望の方が『痩せたい』という願望を上回ってしまう。


(せめて体重計に乗らなきゃ……)

ダイエットしたいという思いをちょっとでも強めたい。

私はそんな思いでムッチムチになってしまった脚を体重計にそっと乗せたんだけど……


「86kg……」

元の体重が、えっと……49kg……

……今からダイエットしても、元に戻れるのはいつなの?


果てしない減量の道……考えただけでも気が遠くなってしまう。

それに比べて……お腹いっぱい美味しいものを食べまくる方がずっと魅力的に見える。


……考えてみたら、太る『だけ』。

別にお金も要らないし、ちょっと太っちゃうだけでいいんだから……


じゃあ、ダイエットなんてしなくてもいいかな。

それよりもっといろんな美味しいお店を巡ろう!

私はそんな風に考えて……お昼ご飯を食べに行った。

ピチピチのTシャツとスカートを身に纏って。



(続く)


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