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スタイルが良い友達を太るように誘導してみる女子高生の話(限定公開中編、3237文字、智冬68kg・甘果99kg)

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……最近智冬の様子がおかしい。

中華屋さんには一応一緒に来てくれるんだけど……全然食べないんだよね。

いや、普通の女の子に比べたら食べ過ぎなレベルだとは思う。

それでも特盛牛丼をガツガツと平らげてた頃に比べたら明らかに量が減っている。


2週間もそんな感じだったから流石に変だと思って聞いてみたんだけど……

「最近食べる量減ったよね?中華屋さんでも大して食べてないし」

「いやー、脂っこい食事が続くと食欲が落ちるんだよねー。

あはは」

「でも牛丼の時はあんなにバクバク食べてたのに?」

「あれは特別好みに合ってただけだよ」

「本当に?」

私はちょっと訝しむ感じで聞いた。


「ほんと、本当だって。

甘い物ならお腹いっぱい食べたいけどね」

「……分かった。じゃあ今日はケーキ買おうよ?」

「いいよ、どこ行く?」


……何だか当てが外れた気がする。

結局一緒に中華屋さんに行っても私ばっかりたらふく食べてるし……

せめてケーキでもたくさん買わせて太ってもらわないと……



……


「それだけでいいの?」

ケーキ屋さんに行った私たちだけど、思いのほか智冬はあまり買わなかった。

せいぜい苺のショートケーキが2ピースとシュークリームが1つ。

私がガトーショコラをホールで買って、しかもついでにプリンも3つ買ったのとは対照的だった。


「甘果が食べ過ぎなんだよ」

「うるさい!智冬だってぽっちゃりしてるのに」

このままじゃこれ以上智冬が太らなくなってしまう。

何とかしたいんだけど……どうしようかな……



……


翌日、困った私は智冬にポテチとサイダーを押し付けることにした。

「ねぇ智冬、これあげるよ」

「えっ?」

困惑気味の智冬の机に、私はボンと袋を置いた。


「食べるよね?」

「でも……」

中々渋っている智冬。

どうしようかな……と悩んでいた時だった。


「食べるでしょこれ位!」

「智冬いっぱい食べるもんね」

「よかったねこんなに貰えて」

近くにいたクラスメートたちが次々とこんな事を言い出した。

……そう、この子は既にクラスでは『大食いぽっちゃり女子』という扱いだから。

何せ先生とデブの私を除けばこの教室の中で2番目に太ってると言っても過言じゃない訳で。


「えっと、じゃあ貰うよ」

「今食べたら?」

「……折角だから食べようかな」

「流石だね!そうこなくっちゃ!」


私は何も言ってないんだけど、周りの子が智冬に食べるように促している。

智冬はどうもデブキャラ扱いには慣れてないみたい。

それでも雰囲気に流されてしまったらしく、バリボリとポテチを食べ始めた。

痩せてた時はしっかり者に見えてたんだけどなぁ……

意外と周りに流されるタイプなのかも?


まあいいや。みんなのアシストのおかげでまたこの子が太るきっかけができた。

中華屋さんに連れて行くのは止めにして、この作戦で行こうっと。

……勿体ないけど、智冬を太らせるのに向いてない以上あのお店には当分行かないでおこう。

まだまだ期間は残ってるんだけどね……



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起きてから携帯を見てみると、今日の日付は7月10日だった。

夏休みもそろそろという感じで気分が上がる。


でも……


「はぁ……ふぅ……何でこんなにキツいの……!」


日に日にサイズが合わなくなる制服と戦うのがしんどい。

先月でも既にかなりキツかったのに、今ではまともに着る事すら難しい状態。


まずブラウスはぼよんとでっかくせり出したお腹を全然包めていない。

もうおへそ周りどころかお腹の大半がハッキリと露出してしまう程。

そして胸も馬鹿みたいにデカく膨らみ、ブラウスをはち切れんばかりに伸ばしている。

スカートは安全ピンさえ全然届かないし、ファスナーは金具がビクともしない。

かなり伸びるゴムを使って本当に無理やり穿いてるんだけど……多分ビリっと破ける日も近いと思う。

太ももが尋常じゃない位ムチムチと太くなったせいで、二―ハイソックスがまともに履けなくなった……


何とも情けないへそ出しルックだし、しかもお尻が凄く大きいせいでスカートもかなりのミニになってしまってるから……

街行く人も私を見ては眉をひそめたり、『何あのデブ……』って感じで嘲笑気味に呟いてたりすることも少なくない。

凄く恥ずかしいよね……


こんなに太ったのは……中華屋さんのチケットが勿体ないと思って毎日のように通ってるのが大きい。

智冬を太らせるために買ったチケットとはいえ、やっぱりどうしても食べ放題なのは魅力的で……

結局一人で行っては大量に食べまくる毎日が続いてしまっている。

しかも、学校の休み時間には智冬と一緒にお菓子を食べたりとか太らせる作戦も続行してる訳で……

その結果、私の食事量は青天井に増えてしまっていた。



「99kg……!

もう100kg寸前じゃない……!」

今何kgあるのか気になって1カ月ぶりに体重計に乗ったら99kgだった。

制服を着てるから実際には1kgぐらい軽い……よね?

でもあと数日で100kgの大台に乗ってしまう……



……


破れそうな制服を纏いながら汗だくで登校してるからか、朝から早速ちょっとしんどい。

しかも今日は1時間目から体育なんだよね。

水泳だからまだマシだけど……

でも水着姿を見られるのは本当に恥ずかしくてしょうがない。


そういう訳で今は更衣室にいるんだけど……

(智冬……太ってるとは思うけどなぁ……)

隣にいる智冬の様子を色々眺めて体型を確認しても、この1カ月間はちょっと太った程度でしかない。

頑張って太らせてるつもりなのに……


確かに顔はいよいよ二重顎が普通になってきた感じがするし、お腹もかなり弛んでる。

段々腹がぽよんとせり出してて、服を脱いだ姿はもうデブと言ってもいいレベルなんだよね。

実際スカートだって相当キツいみたいで、ファスナーは半分開いてるし安全ピンも使わなきゃいけない状態になっている。

確かに太ってきてるとは思うけど……先月と比べて劇的に太った感じはしない。


(むしろ私の方が激太りしてるよね……)

せいぜい向こうは3kg……多くて5kgしか太ってないと思う。

だけど私は同じ期間に13kgも太ってしまった。

ここまで来ると太らせるのも割に合わない感じがしてくる……


(こんなに太ってるんだ……私……)


でっぷりと張り出したお腹は、中にボールが詰まってるかのように丸々膨れている。

両手でも全然掴み切れないほどにたっぷり贅肉が付いていて、もうこれだけで20kgか30kgはありそう……

重すぎて垂れ気味になってしまい、ショーツの布地を隠すかのように溢れてしまっている。

その下のお尻は前から見ても左右にムチムチと広がっていて、スカートを穿いてようが後ろにしっかり突き出てるのがすぐ分かる程にデカい。

ヒップが大きくなり過ぎて穿けるショーツが中々売ってないんだよね……

お尻に続く太ももはぴったりと内側がくっつくほどで、とにかくお肉が多くて凄く太い。

胸も更にサイズアップしたせいで全く下着が合ってなくて、今にもブラのホックを壊してしまいそうな状態になってしまった。

顔はまさしく『丸』で、首も顎のお肉に隠れて姿を消しつつある……



……智冬を太らせてる場合なのかな。

でも、こっちがここまで巨デブになったのに……ここで止める訳にはいかない。

智冬にはちゃんとデブになってもらわないと……


そう思いながらピチピチでキツい水着に着替えた。



何とか身体を水着に押し込んだ私は、既に着替え終わった智冬の姿をまた眺め始めた。

(これ位じゃ足りない……もっと太ってもらわなきゃ……)

丸みの増したデカいお尻やムチムチと中々に太くなった太もも……

そして明らかにぶよっと前にせり出してしまったお腹、Hカップは余裕でありそうな立派に育った胸……


でも、元々が美しいスタイルで顔もすごくかわいいから……今でも普通に綺麗に感じる。

少なくとも、完全に暑苦しい肥満体になった私よりずっとランクが高い……

お腹も膨れてるけど、胸やお尻の方がもっと目立ってる感じだし……


だから、夏休みの間にはちゃんとデブになってもらう。

どうせ今更私も痩せれないし、こうなったら何が何でも太らせるしか無いよね。



(続く)


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