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秀才で容姿端麗の姉が、弟の提案に乗って太ることにした話(限定公開前半、70kg~82kg)


※2023 5/22 1時 文章の一部を訂正しました。

以下本文


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姉さんがたくさん食べるようになって2カ月位が経過しただろうか。

梅雨の季節に差し掛かり、雨の予報も多くなってきた。

今日も天気が崩れて午後からはそこそこの雨が降りそうだ。


雨が降ろうが、関係なく登校しなくちゃいけない。

俺は憂鬱な気分になりつつも、いつも通り朝の支度を終えたのだが……


「ふんっ、何故……!

入らない……!」


姉さんの声が部屋の中から飛び出している。

何が『入らない』のかは明白だ。


「キッツい……スカート……!

ぐぬぅ……!」


そう、太ったせいで制服のスカートが中々入らなくなってしまった。

少し前からホックを閉めるのがキツそうな感じになっており、今はかなり無理やり押し込んでる状態だろう。

成績優秀な秀才が発したとは思えぬ音声が、扉越しに次々と聞こえて来た。


「大丈夫か?」

「だ、大丈夫……!あと少しだから……!

えい……!……ダメだ……」


少しの間静寂が辺りを包み、それから扉が開いた。

果たしてちゃんと制服は着れたのだろうか。

出て来た姉さんのスカートを見ると、ホックを留める代わりに安全ピンで強引に穿いていた。

とうとうまともに穿くのは諦めたらしい。


(姉さんもとうとう肥満の領域か……)

無理やり穿いたスカートが食い込み、スカートの縁の上にはウエストの贅肉の段が乗っかっている。

ブラウスもパツパツになっていて、せり出したお腹のラインがハッキリと分かってしまう。

お腹の上方に位置する胸も相当大きくなり、ボタンが弾けそうな程にピッチピチである。

バストの自己主張はより強さを増し、うっすら透けたブラと相まってかなり刺激的になった。

スカートに包まれたお尻も見るからに大きくなってるし、その下から覗く太ももはムチムチとしっかり太くなった。

凛としていたはずの顔立ちは、現れつつある二重顎と丸い頬のせいで今では印象がかなり変わっている。


これでも、元が美人だからまだまだかわいい部類ではあるが……

以前の姉を知っている人からすれば別人に見えるかもしれない。

今でも十分太り過ぎなのだが……姉さんはいつになったら痩せたいと言い出すのだろう。

まさか俺がストップするまでお菓子を食べる量を増やし続けるつもりなんじゃ……

しかし、幾らなんでも自分で太りたくないとは思うんじゃないだろうか。


まあいい。こんなにだらしなく太った姉さんを見れて俺は嬉しいよ。

ひょっとして……俺はデブが好みなのか……?

いやいや……そんなはずはない。だけど……急速に太っていく姉を見て、もっと太った姿を求めてしまう。


……まだ放っておくか。

でも、既に当初の目的は達成されているはずなんだけどな……

『たくさん食べる』、『ちょっと太る』、どちらもクリアしている。

もしや、解き放たれた食欲の制御が効かなくなってるんじゃ……



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あれから更に時間は流れ、梅雨の季節も過ぎてしまった。

今は本格的に到来した猛暑に耐える日々が続いている。


夏と言えばプールだ。

いよいよプールの授業が今日から始まる。


(おっ、2年がプールに上がっていってるな)

俺は教室を移動するために歩いていたのだが、偶々プールの近くを通ったら水着姿の2年生たちと遭遇した。

水着を着た女子の姿も当然視界に入るけど、あんまりジロジロ見ないようにしないと……って。


(あれ、姉さん……?)

周りの女子たちと比べて、明らかに2周りは大きな図体をした女子がいる。それが俺の姉だ。

……弟なのに、一瞬本当にあれが姉さんなのかと目を疑ってしまった。


顔はほっそりしていたのが嘘みたいに膨れ、すっかりと丸顔になっている。

二重顎も明らかに形成されていて、かつての繊細な美しさはどこへやらという感じだ。

今でも美しさやかわいさは感じるが、もう高嶺の花の美人という評価はできないだろう。

水着だからか、丸々と大きく突き出したお腹のラインがそのまま現れてかなり目立っている。

その上の胸はかなりデカくなり、無理に詰め込んでるのか水着が破れそうな程だ。

歩く度にプルンプルンと弾んでいて、クラスメートは目のやり場に困るだろうな。

水着ということで脚は全部見えており、弛んだ贅肉で包まれた太ももは周りの倍ぐらいの太さはある。

お尻の丸みも丸わかりで、でっかく突き出たヒップがブルブル揺れている。


姉さんは一瞬こっちを見たが、目を合わせようとせずにさっさと通り過ぎてしまった。

しかも急に歩くスピードを上げて。

後ろを振り返ると、お尻を更に大きく揺らしながら速足で進んでいく姉の姿が見えた。


……すっかり、デブになってしまったなぁ。

他の水着の女子と比べたらこうも太いのか。

しかし、こんな姿の姉を見るのも……中々悪くない。

……俺は何を考えているんだろう。



……


「賢汰……私の水着姿見てたよね?」

「えっと、そ、そうだけど……」

姉が帰宅して早々に、俺は姉さんの部屋に呼び出された。

……姉さんの顔は真っ赤である。


「どうやら私は相当な『デブ』になってしまったらしい。

周りからも『太ったよね』と言われるし、水着姿はかなりジロジロと見られた。

……こんなに恥ずかしいと思ったのは生まれて初めてかもしれない……

貴方にもかなりじっくり観察された訳だからね。今の私は注目を浴びる程の肥満なんだろう」


敢えて冷静に自己分析をしている姉さんだが、焦燥感が溢れんばかりだ。

自分を落ち着かせるためにこんな風に言っているのかもしれない。

「しかし、お菓子も毎日クラスで沢山食べて……友達と一緒に食べ放題のお店も行って……

周りと距離を縮めることに成功したのは間違いないはずなんだよ。

今では女子だけでなく、男子とも気軽に話せるようになった程だから」


あー、男子からは『近寄れない美しい姫君』みたいな扱いだったからなぁ。

今は『近所のおばちゃん』ぐらいだろうか?


「そして、かつての細い可憐な姿を捨て去ることで……より親しみやすい姿に変化できたはず。

けれども……度が越していたと思う。

『太ったことで周りに受け入れてもらえた』と思って、ますます食べる量が増えていって……

とっくの昔に「ちょっと太る」という目標は達成していたのに、自分でも不思議なほどに食生活は堕落の一途を辿って行った……

賢汰はまだ『そろそろ良いんじゃない?』って言ってない、と言い訳して……

食欲のブレーキはまともに効いていない」


……流石に分析自体はかなり冷静沈着であり、姉さんらしい。

だが、終始顔を紅潮させながら話しているのを見る限りでは、かなり感情を抑え込んでいるように見える。


「賢汰、ハッキリ断言してほしい。今の私は太り過ぎか、食べ過ぎか……」

姉さんはそう言って、こっちを見つめて来た。

これは正直に伝えるしかないだろう。


「ああ、太り過ぎで食べ過ぎだ。

だけど……この状況を止めなかった俺が悪い」

「……そんなことは無いよ。

常識的に判断すれば、ゴールデンウィーク辺りで体重と食事量を増加させるのを中断すべきだった。

それを闇雲に食べ続けてブクブクと肥えた私に問題がある。

……正直、こんなに……情けない身体になるとは思ってなかった」


そう言って、半泣きになりながらお腹の贅肉を掴む姉さん。

シャツからはみ出したおへそ周りの肉が指に捕らえられ、もにゅもにゅと形が変わっていく。

「……賢汰、姉さんからの頼み事があるんだけど……

どうやったらダイエットできるかを教えて欲しい。そして自分だけでは対処不可能だから手伝ってくれたら有難いね。

代わりに勉強を教えてあげるから……どうだろう。

力を貸してくれないかな」


「おう、手伝うに決まってるよ。姉さん」

こんなに弱気な姉の姿は見たことがないかもしれない……

そして、俺の方が優位に立っているという場面も……


長年感じていた劣等感が、今薄まってきたのを実感する。

そして、姉さんが太った姿を見るのが愉しくて、気持ちが高ぶるというのも事実らしい……

このまま太っても良いんだけど……

いや、痩せたいと言ってるんだから協力してあげないとな。


(続く)


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