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「脱出ゲームの館」に足を踏み入れた女子高生が肥満体になって脱出する話(限定公開前編、84kg、3087文字)

※2023 5/15 1時 文章の一部を訂正しました。


以下本文


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私は重くなった身体で進んでいく。

次の「試練」までは少し距離がありそうで、暗くて狭い通路をずっと歩く羽目になっている。

それにしても……色々キツいなぁ。

スカートやブラウスが窮屈なのもあるし、下着のサイズが合ってないのもある。

ブラは大きくなった胸を上手く包み込めてなくて、はち切れそうな感じ。

ショーツもサイズアップしたお尻に食い込んじゃうし、かなり不快感がある。


男の人でも嫌だと思うけど、女子高生の私にとってはかなり辛い「試練」に感じるよ。

単純に太ること自体も嫌だし、しかも服の締め付けが……

細いジーンズとか穿いてきてたら、脚とかギュッと締め付けられて凄いことになっていたかもしれない。


……さっきの扉は、0を進むべきだったんだね。

30じゃなかっただけマシだけど……太るのを回避したかった。

次はどれだけ太るんだろう……



しばらく歩くと、再び部屋に出た。

そして案内の看板も立っている。


『ここは「第2の試練」です。

今からテーブルに置かれるハンバーガーをできるだけ早く、たくさん食べてください。

制限時間は10分間です。なお、4個食べることができなかった場合、20kgの増量が待っていますのでご了承ください。』


「2、20kg……食べるしかないよね……」

ただでさえぽっちゃりしてしまった身体なのに、更に20kg太るとか考えたくもない。

じゃあ、何が何でも食べまくるしかないよ。


壁の方を見てみると、既にハンバーガーが置かれている。

しかも量が凄い。12個も置いてるし……

あと、ドリンクも大量に用意されている。


とにかく食べるしかない。

私は近くにあったハンバーガーを手に取って、思いっきり口を開けて食らいついた。


(あっ、結構美味しい……)

意外にもハンバーガー自体は美味しく、パティも肉汁が結構あって肉厚がある。

トマト、レタスにピクルスと単純な構成だけど、シンプルに素材が良い。

……味わってる場合じゃないよね。さっさと食べ進めないと。


最初のバーガーを食べ終わってから、一旦ドリンクを飲む。

ちなみに中身は普通のお茶だった。コーラとかじゃないんだね……

次はこれを食べて……あっ、今度はチーズがたっぷりでもっと美味しい……

でもすぐに平らげてしまわないと!

無我夢中で私は食べ続けた。



『(ピピ―ッ!)』


5個目を丁度食べ終わったところで、笛の音が部屋に鳴り響いた。

どうやらこれで食べるのは終了らしい。


『あなたは5個食べたので、20kgの増量は免除されます。

それではお進みください』

アナウンスが流れ、そして降りていたシャッターが上がり通路の続きが出現した。

はぁ、何とかセーフだったけど……


「お腹、はち切れそうだよ……」

服の上からお腹周りを擦った。

凄まじい勢いで詰め込んだせいで、かなり苦しい。

でも、とりあえず先に進まないと……


開いた隙間を通ると、またさっきみたいな狭い通路に出た。

そして恒例の看板がお出迎えする。

しかも、なぜか全身を映せる鏡まで置いてあるし……


『「第2の試練」、通過おめでとうございます。

こちらが2つ目のカギです。』

はいはい、ここにある箱からカギを取ればいいんでしょ?


カギを取ってから、私は続きの文章を読んだ。

『この試練では、ハンバーガーの早食いに挑んでいただきました。

今回使用した食品はいずれも特殊な加工が施されており、食べた後すぐに栄養に変化します。

この文章を読み終える頃にはかなりお腹が楽になっていることでしょう。

なお、このハンバーガーは特殊な技術によって1個辺り4kg増量するように設計されています。』


「……はぁ!?

それじゃ、4×5で20kg太るって事じゃない!」


さっき4個食べれなかったら20kg太るって書かれてたけど……結局増量するんだよね。

どうあがいても16kgは太るし、何なら3個でギブアップしたら12+20で32kg太ってたってこと……

それに比べたらまだマシだけど、20kg太るってことは80kg以上のデブになるってことだよね。


こんな風に考えてる間にも、どんどん食べ物が脂肪に変化して……


「うぅ、き、キツいよぉ……」

身体が内側からどんどん膨らむ、そんな感覚がする。

お腹は当然のこと、胸も、お尻も、どこもかしこも膨張してサイズが大きくなって……


「(ブチッ……)」

まずスカートのホックがお腹に耐えきれずに弾け飛んだ。

そりゃこんなに太ったらしょうがないと思う。

しかもファスナーも少しずつ降りて隙間が広がって来た。


当然それだけに留まらない。

ブラウスはどんどんピッチピチに引き伸ばされ、ついに胸のボタンが一つ弾け飛んでしまった。

お腹のボタンも今にも取れそうになり、慌てて外して事なきを得たと思ったら……


「(バキッ……)」

何やら変な音が身体から聞こえる。

……その正体はすぐに分かった。


さっきから尋常じゃないぐらい押さえつけられていた胸が、とうとうブラのホックを壊してしまったらしい。

束縛の解けたバストが一気に飛び出し、その勢いでブラウスのボタンがもう一つ弾け飛んじゃった。


俯いてみると、そこには入る前とは別物になった胸が大きく突き出てて……

「こ、これ……私の胸なんだよね……」

試しに持ち上げてみると、ずっしりと重量感を感じた。

どう考えてもかなり巨大で、それこそGやHカップはありそうな立派なサイズだと思う。


胸が大きくなったのは良いことかも、と一瞬思ったんだけど……

でも……看板の横に設置されている鏡を覗くと……そんな気持ちもすぐに消えてしまった。


「ま、まだ2つ目なのに……こんなに太ってるの……?」

細い感じだったはずの顔は丸々とした輪郭に変わり、二重顎もしっかり姿を現している。

標準サイズだった胸は巨大なサイズに育ち、凄いふくらみになった。

でも……ブラの支えが無いからか、ちょっとだらしなく垂れてきている。

それだけじゃない。お腹は結構出っ張ってるとは思ってたけど……

丸みをしっかりと帯びてせり出したウエストを見ると、凄くげんなりしてしまう。

ボタンを開けた隙間からは、白い素肌とおへそがしっかりと見えている。


そして下半身も当然太くなってしまい、スカートの下から出ている太ももは極太になっていた。

ムッチリとした贅肉が大量に乗った太ももは倍ぐらいの太さになり、もっちりしたお肉で内股の隙間が埋まっている。

スカートに包まれたお尻は、制服の上からでも丸く突き出した様子がよく分かるほど。

穿いているショーツはこれでもかとミッチリ食い込んでいて、締め付けられすぎて痛い。

多分もうすぐ破けて、何の役にも立たない布切れに変わってしまうと思う。


……スカートもファスナーが全部開いてる状態だし、ブラウスもまともに閉まらない。

下着はブラが着けれなくなり、ショーツも破ける寸前……

それなのに、まだ40%しか終わっていない……



「どうして……?なんでこんなに太らせるの?

何がしたいの……?」


誰もいない、この孤独な通路でひとり呟いた。

この施設を作った人は一体何がしたいの?

ブクブクと太らせるのが目的?


怖いし、意味が分からない。

でも3つの試練を突破しないと出る事すら叶わないよね。


……何か解決策はないかと携帯を取り出して調べようとしたんだけど……

こんな時に限って充電が0になっていた。


……私には、ひたすら進むという選択肢しか残されていない。

もう、進むしかないよね……


私は鏡の前で立ち尽くすのをやめて、再び通路を歩くことにした。

……本当に、「試練」って感じがする。

女の子にとって、ブクブク太るというのは特に恐ろしい事だし……

いや男子でも35kgもいきなり太るのは流石にショックだと思うけど。


次はどんなトラップが待ち受けてるんだろう……


(続く)


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