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「大食いでも太らない」はずだった女子高生が東案下市で太る話(限定公開後半)

「ふぅー、お腹いっぱい」 「お嬢さん、いつもありがとうね!」 替え玉を頼み、結局いつも通りガッツリと食べた私。 お腹は厚みを増した脂肪と今食べた「間食」で膨れ、制服越しでも丸いカーブを描いてしまっている。 こんなに食べても家に帰ればすぐにお腹が空き、晩ご飯を造作もなく平らげてしまう。 別に家で食べる分には構わないけど、東案下市で寄り道するのが駄目なんだよね。 分かってる。けどお腹の虫がうるさくてどうしようもない。 そもそも駅前に美味しいお店が充実しすぎてるのが悪いんだよ。 どんなにダイエットしたいと思っても意気を挫いてくる。 今日だって何も食べずに帰るつもりだったのに…… お店を出て、辺りを見渡すと東案下高校や他の学校の生徒たちが歩いているのが見えた。 二人で楽しく笑いながら何かを食べている女子高生の姿もある。 どちらも体型は標準的で、ミニスカートから顔を出す脚は見られても恥ずかしくない細さだった。 翻って私の方は……贅肉のたっぷり付いたぶっとい太ももを臆面も無くスカートから出している。 (はぁ……) かつての私は、あの二人組よりもスタイルが良かったんだけど…… いくら食べても太らないことに気を良くして、友達の前でたくさんのお菓子を頬張ることも多々あった。 自慢気な表情で食べてたのも過去になり、今では羞恥を感じながら何かを口にしている。 周りから「まだ太りたいの?」と呆れられる有様で…… そんな感じで私は暗い気分で電車に乗り込んだ。 気のせいだと思うけど、周りの人も私のお腹に視線を向けている気がする…… 家に着いてから私は制服を脱ぎ、下着姿になって鏡の前に立った。 俯いてないのにしっかり二重顎が出来る顔。ほっぺの丸みも分かりやすい。 Gカップのブラに包まれた胸は、大きさ自体は凄いけど重力に負けて位置が結構下がっている。 買い替えたはずなのに既に下着のサイズが合ってなくて、普段からプルプル揺れてしまう。 お腹は更に膨らんでしまい、立っていても段々腹が出来ている。 おへそ周りの柔らかい贅肉が重たげにショーツに乗ってるけど、多すぎて乗り切らずに溢れてしまっている。 下半身もムチムチと太くなり、だらしなく横に広がった巨大なお尻が嫌でも目立つ。 そして太ももはかなり太くなり、ブヨブヨしたお肉で内股の隙間が埋もれつつある。 一応は胸とお尻がお腹よりも突き出ていて、上手く誤魔化せば「ぽっちゃり美人」みたいに見えなくもない。 でも服を脱いだ姿はぽっちゃり体型と言い張るには無理があり、デブと言い切った方が潔いと思う。 事実周りだって私をデブとしか思ってないわけだから。 顔は今でもかわいい方だけど、お肉が付いて大きくなってしまっている。 まだ「デブになりたて」という感じだけど、このままじゃ暑苦しい立派なデブになってしまうかも…… 東案下の街で食べるのを控えるのはかなり難しい。 今日もラーメン屋さんに入った訳だし、きっとこれからも寄ってしまうと思う。 いろんなお店で常連さんと認められてるし、近くを通るとお店から店員が出てくることも。 そして今日限定の常連用サービスを教えてくれたりする。 私は「優良顧客」らしく、普通の常連さんには無い特典まで付けてくれることも少なくない。 その結果がこのスタイルなんだよね…… 見た目からしても「大食家」という雰囲気になってきた。 まだ女子高生、しかも高1なのに……こんなに太っちゃうなんて…… 太りたくないのに……でも食欲は無尽蔵で果てしない。 何とかしなきゃいけないんだけど…… ……考え事してたからか、もうお腹が空いてきたよ。 --- 11月になり、そろそろ肌寒さを感じる女子たちも多くなってきた。 でも贅肉という「服」を着こんでいる私はそんなことは無い。 顔は二重顎が深みを増し、真ん丸にふくれたデブの顔になっていた。 まだかわいいと言えなくもないけど、ほっぺがパンパンに膨れているのが大きなマイナスだよね…… Hカップのブラすら食い込んでキツい胸は、学校一のサイズといってもいいかも。 まあ、当然重すぎて位置はかなり下がったし、下着が合わず歩くだけでブルンブルンと大きく揺れてしまう。 胸に対抗するかのようにお腹は堂々と丸々大きくせり出して、大盛の脂肪がどっさりとショーツに乗っている。 当然お尻も無意味に大きく育ち、伸びきったピチピチのショーツが何とかヒップを包んでいる状態。 太ももにはこれまたたっぷりと脂肪が纏わりつき、歩くたびに両脚が擦れる程太くなってしまった。 胸が一番突き出ているのは変わらないけど、もうお尻もお腹も大きすぎて大したアドバンテージでもない。 服を脱いでも着てても「立派なデブ」にしか見えないよ。 ただ……おかげで大食家としての貫禄は出てきたらしい。 とうとうラーメン屋さんから、『ホームページやSNSに写真と料理のコメントを載せたい』という依頼まで来てしまった。 しかもタダじゃなくて大盛ラーメンの無料券や現金のお礼まで付けて。 「お嬢さんの美味しそうに食べる姿はきっといい宣伝になるよ」と言ってくれたけど…… きっとこのどっしりした体型が似合ってるってことだよね…… (はぁ……はぁ……) こんな調子だから、登校するだけでもちょっと疲れるようになってしまった。 階段や上り坂を歩いてるだけでも体力を使うし、身体が重くて仕方ない。 「今日は何食べるの?」 「とんこつラーメンの大盛と黒豚チャーハン大盛!」 「それってもしかして!」 「共食いだよ!」 「あはは!」 ここまでブクブクと太るとデブキャラとして振る舞うしかない。 自分から共食いとか言って笑いを取る状態で、何だか芸人みたいだよね…… そのおかげで学校での居場所は確保できてるけど、女子としての大切なものを失ってる気がする。 まあ、豚みたいと言われても何も言い返せないけどね。 こんなに太ったら当然、体育の授業の度に憂鬱な思いをする。 元々苦手だったけど今はその比じゃない。 今日なんて持久走だし、授業受けたくないなぁ…… 3時間目、とうとう持久走が始まった。 (はぁ、はぁ、ふぅ、ひぃ……疲れた……もう嫌……) まだ2分だというのに息がとても荒くなり、今にも倒れるんじゃないかって位フラフラになる。 「歩いてでもいいから!」 「は、はい!」 幸い先生は優しい性格で、無理に走るようには言わなかった。 でも……こんな状態なのは私と……隣のクラスの100kg越えの巨大なデブの男子だけだけど…… 入学時は『あんな太った高校生っているんだ~』って思ってたのに…… 男女の違いを考えたら大差ないのかも…… 体育の後、私は全身の汗をタオルで拭いてから制服に着替える。 当然、太り過ぎた結果サイズは全然合っていない。買い替えたはずなのに…… まずブラウスはお腹周りのボタンが閉まらず、お腹がまともに収まっていない。 普段はベストで隠れて見えないけど、めくって見ればおへそ周りがはみ出て白い肌が露になっているのが分かる。 スカートはファスナーも壊れ、縁にはお腹の贅肉が山ほど乗っていた。 ムチムチと立派に育ったお尻を包むのもそろそろ限界で、いつ破けてもおかしくない。 こんな体型なのにスカートの丈は短めで、ブヨブヨに弛んで極太の太ももがしっかり顔を出している有様。 全身贅肉だらけだし、恥ずかしくてしょうがないよ…… ぱつんぱつんの制服に着替えてから、一目散に教室に向かう。 疲れてヘトヘトなのに何故か急いで歩いている私。 理由は簡単、お菓子が食べたくてしょうがないから。 (はぁ、はぁ、ちょっと早歩きなだけでも……疲れちゃうなぁ……) 少し急いだだけなのに呼吸が乱れて、汗のせいで全身に湿気が漂っている。 教室に入って、すぐにお菓子を詰め込んだ鞄に手を伸ばす。 そしてチョコクッキーやポテチを出して、すぐさま袋を開けて口に次々と入れていく。 (おいしい~……) 頑張って体育の授業を受けた自分へのご褒美として、思いっきり食べまくる。 運動したから……これぐらい食べてもいいよね。 周囲から、「また食べてるよ」とか「あのままじゃ100kg超えそうだよね」とからかう声が聞こえて来る。 でももう気にしない。というか気にしたところで食欲は収まらないよ。 (……太らない体質……そんなの幻想だったのかな……) 家に帰ってから、全身の脂肪を触りながらそう考えていた。 凄く大きい代わりにだらしなく下がったバストに、 括れていたなんて想像もできない、でっぷりとせり出して丸々したお腹。 自分でもドン引きするぐらい大きなヒップに、ぶっとくて贅肉だらけの脚。 そしてパーツ自体はかわいい部類でも、二重顎や真ん丸な輪郭がかなり目立っているデブの顔。 これで際限なく食べるんだから、イメージ通りだと思う。 周りはダイエットを頑張ったりしてるけど、私はお菓子や大食への誘惑に負け続けている。 その結果、普段の食生活が体型に嫌という程反映されてしまっていた。 昨日なんて、友達が『ダイエットが上手く行った』って括れたウエストを喜んで見せてて…… 『何か秘訣でもあるの?』と聞いたら、 『普通にダイエットしただけだよ、後痩せやすい体質なのかな』という返事が…… 羨ましくて仕方ない。周りの子はみんな私よりもずっと細いから……気分が落ち込んでしまう。 私も痩せやすい体質になりたいなぁ…… [END]


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