洞窟で財宝を探す探検家の女性が太る話(スワロー視点)
Added 2022-12-18 14:58:01 +0000 UTC・服を受け取る所から、洞窟から出てくるところまでをスワロー視点で見てみます。
※2022 12/19 AM1時 若干文章を訂正しました。
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捜査官から服を渡されたけど、一体なぜなのかは分からない。
洞窟の入口の近くに設置されたプレハブの小さな更衣室に入り、袋の中に何が入っているかを確認する。
借りた服のセットに入っていたものは、白いブラウスに黒いスカート、これまた黒いインナーのキャミソール、そして白い下着類だった。
ブラウスは普通のボタンではなく、はめるタイプのスナップボタンになっている。
スカートもホックの代わりにこれまたスナップボタン。
白黒で色が全く無い。それはどうでもいいけど、気になるのは何故こんな服装に着替えないといけないのかと言う点。
探検なら、今の服の方がむしろ適しているように感じる。
しかも何でブラとショーツまで替えないといけないのか。
新手のセクハラなんじゃないかとさえ思う。
でも「強く推奨します」と言われた以上、素直に従った方が良いのだろう。
私は不本意ながら着替えることにした。
元の服一式は鞄に仕舞っておこう。
着替えた印象だが、なんだか学校に通う女の子と言う感じの見た目になった。
理由は全く不明だが、取りあえずこれで洞窟に入ることができる。
さっさと見つけて報酬をゲットしないと。
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……中々当てがない。
迷路のような作りで、探す場所が多すぎる。
分岐も多ければ行き止まりもたくさんあり、先駆者たちが途方に暮れたのも無理は無い。
所々に降りる階段がある。
そこには「←EXIT」という文字があり、ガイドに従って進んでいけば出口に繋がるらしい。
話にも聞いていたけど、財宝を探すのは困難だが出るのは簡単という訳だ。
成金が大金をはたいてこの迷路を造らせたのだろう。
……なんでそんな無駄なことをしたのかな?
しかも、妙に湿度が高くジメジメしているのが辛い。
洞窟と言うのは往々にしてそんなものだが……
あれ、この通路は……
行き止まりみたいだけど……何か向こうに見える。
四角の箱のような形状をしていて……
もしかして宝箱!?
私は急いで向かったのだが……
開けてみると、空っぽだ。
なんだ……偽物か……
意欲を削ごうとする試みなのだろう。
仕方ない、次の通路を探し……
ビシャッ
「うわっ!?」
私は思わず叫んでしまった。
天井から急に水がバケツをひっくり返したように降って来たのである。
直撃してしまい、びしょ濡れになってしまった……
最悪なトラップだ。空箱の上に水までかけるとは……
悪趣味な罠だよね。
このままで過ごすのも嫌だなぁ……
どうしよう……
(あれ、乾いてきた?)
しかし、3分もしない内にかなり乾いている。
どうしてだろう?
速乾性で良かった。いや良くないけどね……
取りあえず他の場所を探さないと……
私は気を取り直して別の通路に向かった。
ところが……
(何だか服がキツい……しかも贅肉が震えてる?)
ブラウスが何だか窮屈で、スカートもウエストを締め付ける感覚がしっかりとある。
それに、脚に付いた肉が揺れている気がしなくもない。
ついでに言えば胸も少し震えている気がする。
気になって太ももを触ってみると、柔らかい脂肪の感触が返って来た。
胸も明らかに大きくなってるし、お腹もポコッと丸みを帯びつつある。
……おかしい。
仮にも探検家をしている以上、こんなに駄肉が付いた身体になってはいないはず。
食べ過ぎてもいないのに、食生活の割には太り過ぎな体型になっている。
……そう思い込んでいるだけで、最近食べてばかりだった?
どうなんだろう。分からない……
でも借りた服はもっと余裕があったはずだから、やっぱり変だ。
このまま逃げ帰った方がいいのかもしれない。
今は多少身体が重くなった程度で済んでいるが、これ以上太ったら探検家としてやっていけないかもしれない。
……もしかして、今まで全員が諦めたのは太りたくなかったから?
きっとそうだろう。
私も目の前にあるEXITの階段を降りて帰還した方が賢明かもしれない。
でも、財宝を見つければかなりの収入になる。
今後の探検に必要な装備をしっかり整えられるだろう。
しばらくは仕事を休みにして、体力づくりに集中したり、手つかずの自然を探検したりすることもできる。
それに実績を増やせるのは大きいし、表彰される時に周囲の人に名前が知られるのもメリットだ。
今まで来た人たちはきっと割に合わないと思って帰ったんだろうけど、私は諦めない。
でも、他にどんなトラップがあるか分からないから、さっさとお目当てのものを見つけないと。
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しかし、2時間探しているが一向に見つからない。
かなり探したんだけどなぁ……
地図を作ったり、目印を置いて重複の無いようにしているが、まだまだ通っていない通路に出くわす状態。
こんなに広い洞窟とは思わなかった……
次はこっちに進んで……
「えっ!?」
……落とし穴だ。
(いったいなぁ……)
2mぐらいは落ちたかもしれない。
でも怪我はしなかった。
どうやったら出られるのかな……
あ、ボタンと看板がある。
『〇印を見ながらボタンを押しなさい』……
これを押したら出られると言う事?
一回押してみよう……
私は恐る恐るボタンを押した。
(あれ、何も反応しない?)
そう思った瞬間。
「きゃっ!?」
何かがいきなり噴出してきた。
霧状の液体が私に向かって直撃する。
(何これ……)
気分が更に落ち込みつつも、再び前を向く。
そこにはテーブルと大量の角砂糖の塊が出現していた。
……ちょっとだけ食べてみよう……かな……
好奇心から一つ口に入れてみると、見た目通り本当に甘い味がする。
……探検続きでちょっと疲れてたからこれはある意味ありがたいのかも。
(ぐぅぅぅ)
それに動き続けたせいでお腹も空いてきてしまった。
……これ、もうちょっと食べようかな。
お腹が空いたという思いで頭がいっぱいになった私は、衝動に駆られて鞄から水筒を取り出す。
コップに角砂糖を入れ、水筒の水と混ぜてシロップみたいにしてから飲み込んだ。
ああ、甘ったるい……
普段なら甘すぎて気分が悪くなるけど、今はエネルギー不足なのか、美味しく感じる。
もうちょっと食べよう……
(流石にもういいかな……)
お腹がパンパンになってこれ以上食べられない。
満腹になったことだし、そろそろ次に……
あ、そういや落とし穴だった、ここ。
どうしようかなと見回すと、はしごがあった。
さっきまでは隠れていたもので、ボタンを押したせいで出現したのだろう。
都合が良い、登ろうっと……
あれ、身体が……明らかに重いんだけど……
すいすい登れるはずなのに、ゆっくりとしか進めない。
違和感を全身に感じながら、私は落とし穴から元の通路に戻った。
「はぁ……何なの……ここ……」
色々なトラップに翻弄され続けて何だか疲れて来た。
一息つくために私は落とし穴周辺から少しだけ移動し、腰を下ろして地面に座り……
ブチッ……
「……えっ?」
ブチッ……
「ちょっと!?何!?」
自分の身体から何か音がする。
慌てて触ってみると、ブラウスのボタンが外れていた。
(そんなに太ってるの……?)
おへそ周りとトップバストの部分が開いてしまっている。
恥ずかしいから閉めないと……
「えいっ……このっ……」
でも中々閉めにくい。何回も生地を引っ張ってようやく留まった。
……もしかしてスカートも、と思ってウエストに手をやると案の定外れている。
「ふんっ……!」
こちらは座っているのもあってキツく、全然届かない。
立ってみても中々閉まらないし……無理に留めない方が良いのかな……
どうせまた外れるだろうし……
……正直諦めたくなる。
既にかなり太ってきたし、このままじゃ単なるデブになってしまう。
探検家も続けられないかもしれない。
でも、ここで帰ったら贅肉を付けに行っただけになる。
ここまで頑張ったんだから、最後まで探す方がいいだろう。
プルルッ
あれ、電話だ。何だろう。
『もしもし、入口の捜査官です』
「あぁ、スワローです」
『2時間経ちましたが……大丈夫ですか?』
「大丈夫と言うと?」
『体型とか……』
「ま、まぁ太りましたね……」
一応心配はしてくれている。
でも最初から太るって教えてほしかったよ……
まあそんなこと言ったら誰も応募しに来ないのも分かるけど……
『そろそろ帰られますか?』
「……いいえ、何故ですか?」
『今まで全員が2時間も経たずに帰って来たんです。
スワローさんもそろそろ帰って来るかなと思って……』
そうだったんだ。確かにこんな体型になったらもう嫌気が差すよね。
既に探検家としては相当に体重過多の状態だし、普通なら諦めるだろう。
しかし、私は見つけるまで探すことにしている。
「見つけるまで、頑張ります」
『わかりました。ではお気をつけて』
「はい」
電話を切って、私は探索を再開した。
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この洞窟に入って4時間になる。
財宝は未だ見つからず、疲労と脂肪ばかりが蓄積してくる。
一体いつになれば見つかるんだろう……
あと5分探しても見つからなかったら帰ろうかな……
身体も重くて仕方ないし、これ以上体力を使ったら帰れなくなるかも……
閉じ込められるのは嫌だ。
私はそう思って歩いていた。
しかし、ふと横を見ると不審な扉がある。
あれ……?
開けてみると、見たことの無い区画に出た。
細い通路になっている。一体何だろう……
進んでみると、丸い部屋になっていて……
そして中央には……
宝箱が置かれている。
これが財宝だ!きっとそうに違いない!
私は迷いに迷ったが、遂に財宝の入った箱を見つけた!
そろりと中を覗くと金塊や金貨などがぎっしり。
やっと!やっと見つかった!とても嬉しい。
……あれ、目の前に鏡が置いてある。
何気なく見てみると……
(うわぁ……物凄い体型……)
この洞窟は滞在が長ければそれだけ太る設計であり、そのせいで今の私はかなりの肥満体だ。
顔はパンパンに膨れ、柔らかそうな二重顎が存在感を放つ。
胸は呆れるほどに大きく育ち、借りたブラが伸び切っている。そういう素材なんだろう。
下着が巨大なメロンを到底支えきれず、ブラを着けているのにだらしなく胸が下がっている状態だ。
その下のウエストはでっぷりとした段々腹が大きくせり出し、どこまでも柔らかい脂肪で包まれていた。
お尻も嫌になるほど横に育ってしまい、伸びたスカート生地が辛うじてヒップを覆っている。
ただでさえ長くないのに大分際どいスカート丈になり、ブヨブヨに弛み切った太ももがしっかり顔を見せてしまう。
借りたショーツも引き伸ばされ、食い込む感覚もしっかりと感じられるレベルだ。
服も限界ギリギリで、ブラウスはボタンが殆ど閉まっていない。
スカートも今にも破けそうな程で、しゃがんだら生地が裂けてしまうかも。
……そりゃ、こんなに太りたくないよ。
でも私は我慢強い方だったらしく、ここまで太っても諦めなかった。
だから、今こうして財宝を見つけられたんだ。
とにかく、この宝箱を持って帰らなきゃ……
私はこの箱をそっと持ち上げて、担いでこの部屋から出た。
確か……戻るのは簡単だったはず。
そこら中にあるEXITの階段を降りて、ガイドに沿って進んでいけば出口に着くんだっけ。
私は慎重に箱を持ちながら、ゆっくりゆっくりと進んでいく。
中身が高価で重いというのもあるが、何より太り過ぎてのそのそとしか歩けない……
歩くだけでも太ももにこれでもかと付いた贅肉がタプタプと左右に揺れ、お腹とお尻のお肉も鈍く振動する。
ムチムチとした贅肉がたっぷり付いただらしないお尻にげんなりしてしまう。
何より胸はブラが全然役に立っておらず、ブルンブルンと大きく上下に揺れるのが苦しい。
しかもブラウスが開いているのが恥ずかしくて仕方ないし……
幸いキャミソールの生地が伸びてある程度肌は隠れている。
でも、胸元やおへその辺りが露になってしまう状態だ。
入口にいる捜査官の人に見られるんだよね?折角いい気分なのに……
階段を降りるだけでもたっぷり付いた贅肉が盛大に揺れて、鬱陶しいことこの上ない。
呼吸も荒くなるし、本当に単なるデブって感じで辛いなぁ。
まあ、地面の表示に従って進んでいけば帰れるんだろう。
頑張って歩かなきゃ。普段の半分ぐらいのスピードしか出ないけど……
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私は出口の目の前にようやく着いた。
プルルッ
あれ、電話が掛かって来たみたい。
……それもそうだろう。ずっと連絡が無かったら倒れてるのかと思うはずだ。
私も電話を掛けたら良かったんだけど……すっかり忘れてた。
出た方が良いんだろうけど、もうすぐ扉が開くし別にいいかな。
それに箱を持ってるから電話に出にくい。
そう思ってたら扉がガタガタと音を立てて動き始めた。
薄暗い洞窟に外の光が差し込み、一気に明るくなる。
やっと……やっと外に出られるよ……
「スワローさん!帰って来たんですね!」
嬉しそうな顔をしながら駆け寄って来た捜査官。
何故かスカートに手を当てながら走ってるけどどうしたんだろう?
「はい!見つかりましたよ!」
自慢気な笑みを浮かべながら私は財宝のたんまり入った箱を差し出す。
「おおっ!素晴らしい!」
この人は感激して財宝を見つめている。
そして私の方に向き直り、握手してきた。
「ありがとうございます!とても助かりました!」
ああ、これで仕事が終わった……
……あれ、そういやこのとんでもない恰好……どうしよう?
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