SakeTami
takatori-g
takatori-g

fanbox


太る液体の実験に同意した結果、想像以上に太ってしまう女子高生の話(1~4まで全話通し)

春休みが近づき、ちょっと暖かくなってきたこの頃。 学校が終わり、私はいつも通りの帰り道を歩いている。 「(あれ……)」 何気なく横を見ると、古びた倉庫みたいな建物に新しいポスターが貼ってあった。 「(実験協力者の募集……?)」 そこには「実験の協力者を募集しています。報酬も用意しています。興味のある方は中にお入りください」と書いてあった。 報酬……いくら貰えるんだろう。ちょっと気になる。 私はポスターの隣にあったドアを開け、倉庫の中に入ってみた。 意外と中は明るく、段ボール箱が壁際に無造作に置かれている以外は結構片付いている。 設置されてる長い机にはビンとか試験管とかが並んでて、パソコンも何台か置いてあった。 そんな理科室みたいな空間が広がっている。 「……もしかして、ポスターを見て来られました?」 中にいたのは白衣を着た男の人だった。 30代ぐらいかな……? 「はい、そうです。実験の協力とか書いてた……」 「おお!ポスターを見てくださったんですね!ありがたい。 じゃあ早速本題に入らせていただきます」 そう言って白衣の人が奥の方から一つのビンを持ってきた。 何の実験なのか気になる。 「これなんですけど、単刀直入に言うと太らせる液体です」 「えっ……?」 思ってたよりも大分ぶっ飛んだ言葉が出てきた。 太らせるって……女子には特にきついよね。 「太るんですか?それ飲んだら」 「はい、その通りです。太ります。でも被験者が足りないんですよ」 「そうなんですか……」 まあ、好き好んで太りたい人なんてそうそういないと思う。 私も太りたいなんて思ったことは無い。 「特に女性の協力者が不足してまして…… あまりに足りないもんだから女性スタッフに頼み込んで協力してもらっている有様です」 「そうですよね……私も太りたくないです、すみません」 太る実験だったら協力できないなぁ。 この人には悪いけど断ろう。 「悪いですけど、断ってもいいですか?」 「……そう言われると思いました。 そこで女性の方には特別に報酬のお金を10万円に増額しています。どうですか?」 「10万円……!」 実験に協力するだけでそんなに貰えるなんて! 10万かぁ……高校生の私にはすごく魅力的に感じる。 太るのは嫌だけどそんなに高額だったら話は別。 「実験と言っても、時折ここに来てもらって、これ飲んでもらうだけですから。 まあ体重も測りますけど、個人情報は守りますから大丈夫です」 体重を知られるのは嫌だけど……別にこの人たちが分かったところで問題は無いよね。 それに液体を飲むだけだから結構気楽。 「毎日来なくていいんですか?」 「新開発の技術で従来よりも効果を高めた結果ですね。 どうでしょう、実験に参加してもらえませんか?」 ……5キロとかそれ位太ったとしても、終わってからダイエットしたらいいだけの話。 それで10万貰えるなら美味しい話だと思う。 「協力します」 「ありがとうございます!それでは契約書に名前を書いてください」 受け取った紙にすぐ"船通実咲"と名前を書いて渡した。 「これがコピーになります。 では、早速ビンの液体を飲んでください」 契約書のコピーをさっさとバッグに入れた後、私は机の上のビンを手に取って飲んだ。 少し甘味があるだけで、変な味はしない。量も少ないしすぐに飲み切った。 「では体重測定をお願いします」 そう促され、私は体重計に乗る。 表示された数字は50キロという何とも言えないものだった。 「50……はい、ありがとうございます。では今日は以上です。 そして……先に」 白衣の人がそう言って引き出しから封筒を取り出した。 「3万円です。後の7万円は最後までちゃんと来てくださったらお渡しします」 「い、今貰っていいんですか!?」 突然お金を渡されて驚いてしまった。 しかも3万円も……とても嬉しい。 「はい、でもしっかり忘れず来てくださいね。次は2週間後です」 「分かりました!」 元気のいい返事をして、私はぺこりとお辞儀をする。 --- あの倉庫に行ってから2週間が経った。 今日また行くことになっているけど…… 「(うぅ……本当に太ってる)」 鏡の前で私はウエストのプニプニしたお肉を摘まんでいる。 元々痩せてた訳でも無かったけど、これは嫌だなぁ。 二の腕も少し柔らかくなった気がするし、太ってきたのを実感してしまう。 桜も咲き始めた良い季節だというのに、ちょっと暗い気分になって私は玄関を出た。 倉庫に入って来た私の姿を見て白衣の人がホッとした様子を見せる。 「ちゃんと来ましたね。良かった。 では今日はまず体重を測ります」 そっと体重計に乗ると53という数字が表示されている。 「53……プラス3」 白衣の人に数字を読み上げられてちょっと恥ずかしい。 「この液体を飲んでください」 体重を測った後、差し出されたビンに入った液体を飲んだ。 味は前と一緒でちょっと甘い。 「ありがとうございました。では2週間後来てください」 「はい」 早速3キロも太ってて残念…… あとどれ位太るのかな……5キロじゃ済まなさそうな気もするけど……7キロぐらい?まさか10キロ……? 少し怖くなりながら私は家に帰った。 --- 少し前に新学期も始まり、また学校に登校する毎日に戻った。 それはいいとして、今日は倉庫に行く日になっている。 また太る液体を飲まされると思うと、この日を迎えるのが憂鬱だった。 「(また太ってる……)」 制服に着替える時に、私はウエストの様子を確認していた。 2週間前よりも贅肉の量が増え、少し出っ張ってるのが恥ずかしい。 括れも申し訳程度で、結構寸胴になってきた。 身体を色々触ってもお肉が摘まめるし、結構太ってる…… 実験を始める前より5キロ位は太ってるよね…… そろそろ本格的に太り気味の体型になってきたし、ここまで太るとちょっと恥ずかしい。 お腹のお肉も苦労しなくても摘まめるし、気分が悪くなる。 倉庫に入ると、また白衣の人だけだった。 この人以外いないのかな……でも最初の話だとスタッフは他にもいるみたいだけど…… 「体重測定をお願いします」 「はい」 体重計に恐る恐る足を載せると、55と表示されていた。 「55……プラス2」 この2週間でまた2キロ太ったって事だよね…… まだ1カ月も経ってないのに5キロも増えてるの? 既にかなり太ってるし、次ぐらいで終わりにしてほしい。 「あはは……かなり増えましたね……次ぐらいで最後ですか?」 何となく私はこう質問してみた。 「いえ、まだですが。契約書を読みましたか?」 「……え?」 契約書……?そういや全然読んで無かった。 期間とか書いてるんだ……ちょっと見てみようっと。 えっと……このファイルに入れたような……これかな? 何々、『契約期間は3カ月間』…… 3カ月……!? そろそろ終わりだと思ってたのに前半戦も終わってなかった。 「3カ月って!?」 「そうですよ。ちゃんと読んでくださいね」 確かにそう書いてるけど……何で契約する時ちゃんと読んでなかったんだろう…… 信じられない…… 「まだ4週間なのに5キロも太ったんですよ!? なのにあと2カ月以上も太るんですか!?」 5キロ太っただけでも結構ショックが大きいのに……まだまだ続くってこと……? ちょっと待って。あと何キロ太ったらいいの? 10キロとかそんなんじゃ済まないよね? 「5キロ位大したこと無いじゃないですか」 「いやいや!女の子にとって5キロは大きいですって!」 「でも……3万円渡しましたし、約束は守ってもらわないと……」 ……そう言われてしまうと何も言い返せない。 5キロが大したことないって……そんな…… 私はこれからどうなるんだろう…… 「次は2週間後に来てください」 「……はい」 どんよりと重い気分になりつつ、倉庫から出た。 これからどれだけ太るんだろう…… --- 実験に参加してから2カ月が経った。 私は液体のせいでどんどん太り、64キロになっている。 60キロの大台に乗るなんて信じられない。 太る実験っていうけど、ここまで体重が増えるものだったなんて…… せいぜい5キロ位かなと簡単に考えてた当時の自分に呆れてしまう。 周りの女子が2、3キロ太ったぐらいでショックを受けたり騒いだりしてるけど…… あんなの全然大したことないし、今の私にとっては誤差みたいなものでしかない。 「(これじゃ本当に肥満体型だよ……)」 鏡を見ると、どんどん気分が下がってくる。 ウエストは……括れなんて綺麗さっぱり消えていた。 代わりに脂肪の段が出来てて、ぽっこりとせり出している。 しっかり丸みを帯びて張り出しつつあるお腹は、そろそろデブの領域になってきた。 脚もかなりお肉が付いて弛んでしまってるし、二の腕なんて贅肉が揺れる位に太くなっている。 太ったからか胸も随分大きくなったけど……お腹を考えると素直に喜べない。 ふわっとした服を着たら胸でお腹の出っ張りを誤魔化せるのはいいけど…… でも、お腹以外にも全体的にお肉が付いてるせいで誤魔化し切れていないのが現実だった。 顔も本格的に二重顎になってきたし、周りからも太ったよねとよく言われるし。 制服もスカートのホックが留まらない上にファスナーもキツくて仕方がない。 ブラウスもボタンを留めるのが段々苦しくなってきた。 5月も折り返しだけど、もう暑くて暑くてベストも着てられない。 普段着てる服もどんどんサイズが合わなくなってるし、そろそろ制服も買い換えないと本格的に入らなくなる。 普通なら急いでダイエットすると思う。でも……まだあと1カ月太るんだよね…… 今でも十分過ぎるぐらい肥満なのに、これ以上太るなんて…… 想像もつかないよ。 倉庫に寄った私は、白衣の人にこう言ってみた。 「こんなに太ったんですから……十分なんじゃないですか……?」 そう言っておへそ周りのお肉を掴む。 制服越しでもお腹が出てるのが分かる位になって来た。 「いいえ、まだ期間は終了していません。 それに14キロ程度ですし、そんなに増えてないですよ」 「滅茶苦茶増えてますって……」 この人たちは実験ばかりしてるから感覚が変なのかも。 1か月後にはどんな姿になってしまってるんだろう…… 気分は最悪だった。 単純に太っただけならダイエットできるのに……あと1カ月はそれすら叶わないんだから。 契約書を読んでなかった私も悪いんだけど、もうちょっと親切に教えてほしかった…… --- いよいよ今日が倉庫に行く最終日。 今日はあの液体を飲まなくていい。 単に体重を測定して報酬の残りを貰うだけ、だけど…… 「(うわぁ……こんなに太るなんて……)」 鏡に映った私は、かなりのデブになっていた。 お腹が出っ張りだした時はすごく気分が悪くなったけど……今から思えばかわいいものだったよね。 一昨日家で体重を測った時は71キロで、70キロの大台さえ超えていた。 しかも、食べる前に測ったりとか服を脱いだりとかして少しでも軽くする努力をした状態で、これ。 BMIとかいう数字を試しに計算したら、25を超えていた。確か保健の授業で25で肥満って言ってたから…… 今の私って見た目だけじゃなくて数字的にも肥満なんだよね…… 他の子が太ったと言っても、どこが?となることが多い。本人しか太った部分が分からないことも。 でも私の場合は一瞬見ただけでも、明らかに太ったと分かってしまう。 ……というか、同じ中学出身の男子と廊下で会った時、 声を掛けてみたら最初「誰?」って素で言われてしまった。 名前を言ったら、「うおっ!?」って感じでびっくりされて…… そりゃこんなに激太りしてたら分からないよね。 顔が二重顎なのは当たり前で、ほっぺも丸々と膨れてしまっている。 二の腕も凄い太さだけど、他がもっと凄いから正直どうでもいい気がしてきた。 お腹はしっかりと前にせり出して丸いカーブを描いてるし、脚は大根足……と言ったら大根に失礼な位太い。 胸はかなり大きなサイズに育ち、他の部分から目を逸らす役目を果たしてくれている。 でもそんなので誤魔化せるような体型でもないし、そろそろ動くのに邪魔になってきたんだよね…… 当然制服は買い替える羽目になったけど、太るのが速すぎて既に余裕が無くなりつつある。 私服も買い替えたそばから着れなくなった服ばかりで、今は大きなサイズのTシャツとゆったりしたスカートで過ごしている。 それでも最近はキツく感じるぐらいで、こんなデカいサイズなのに……と嫌になってしまう。 「(こんなにデブになるなんて思ってなかった……)」 この3カ月で、全身贅肉でつつまれた暑苦しいデブに変わってしまった。 梅雨入りして湿度も高く、汗もたくさんかいてしまう。 「太る」って聞いてたけど……いくらなんでも限度があるよね……? 言い方が間違ってるよ。デブになるの間違い。 あと何キロ太るって事前にちゃんと説明してほしかった。 20キロも太るんだったら実験に参加するわけないよ。 倉庫に入った私は白衣の人に文句を言う。 「どうしてくれるんですか!こんなに太るなんて思ってなかったですよ!」 「まあ、年頃の女の子には少々厳しいとは思いますが」 「少々どころじゃないって!」 私がそう叫んでも、白衣の人には動揺するそぶりも無い。 「あのですね、今回はかなりマイルドにしたんです。 女子高生だからショックを受けると思って」 「どこが……?」 「それは……あ、その前にまず体重を測ってください」 「……はい」 私はどっしりとした身体を体重計に乗せる。 足を載せるたびに軋む音がして、こんな重い人に乗られる体重計もかわいそうだと思う。 表示された数字を読むために一旦降りると、そこには72という数字が。 「7、72キロ……」 60キロの大台がかわいく見える、凄まじい数字。 「72キロですね。最初から22キロの増加です」 「22キロ……これのどこがマイルドなんですか?」 私がそう言うと、白衣の人はため息を付いた。 「はぁ……我々は場合によっては50キロ、いやそれ以上太る実験だって普通にしているんです」 「そ、そうなんですか……」 「本来の濃度なら少なくとも48キロ太りますから」 「48キロ……」 私の場合だと、50+48で98キロ。 100キロ近い、すごいデブになっててもおかしくなかったんだ…… 「自分だって自らを被験者として40キロ太ったことがありますからね。 様々な年代のデータを取る必要がありますから。男性の場合の結果も必要なんです」 でも、この人は太っているようには見えない。顔もほっそりしてるし。 体重はこの人より私の方が重いと思う。 ……普通の男の人より重いってだけで結構ショックだよ。 どうやって白衣の人は40キロも痩せたんだろう…… 1年、いやそれ以上は掛かるよね? 「でも太ってないですよね……頑張って痩せたんですか?」 「実はその件なんですが、効果を打ち消してすぐ痩せられる液体があるんです。 被験者が太ったままなのも気の毒なので、最後に飲んでもらうことにしています」 太った分が打ち消される、ということは体型が元通りになるって事!? すごく嬉しい!嬉しい……けど…… 「それ最初から言ってくださいよ!」 「まあまあ、元の体型にはすぐ戻れますから、クールダウンしてください」 元の体型になるんだったら……せっかく買い替えた制服も無駄になってしまう。 あと、途中で一旦飲ませてくれても良かったんじゃないの? 「何で途中で飲ませてくれなかったんですか?」 「短期の影響を調べる実験もあるんです。 1カ月ごとに体型のリセットをして、計3回という方法なんですが。 この実験は既に協力してくれた人がいて…… 連続して3カ月飲んでもらう実験が中々できてなかったんです」 その人はかなり楽だったと思う。 もっと早く実験のポスターを見てたら、そっちのまだマシな方に参加できたのに…… 「もう制服だって買い替えたんですよ?」 「じゃあその分のお金も出しますから」 「そうですか……」 何か、お金を出したら解決するって思ってそうな気がする…… 実験だって報酬をたくさん出して参加させてきたし…… 「3カ月間お疲れさまでした。それではこの液体を飲んでください」 白衣の人から緑色のビンを貰った。 飲んでみると、ちょっと酸味があるけど美味しくはない。 「これで痩せるんですか?」 「はい。1日もすれば」 「すごいですね……」 「あと、残りの7万円と……8万円をお渡しします。 服などにかかったお金の足しにしてください」 そう言って封筒を渡してくれた。 お金を貰えるのは嬉しいけど、大変だったという感覚の方が強い。 「3カ月間ありがとうございました。 それでは、さようなら」 「さようなら」 私が会釈すると、白衣の人は奥の方に去っていった。 もう用は無いし、倉庫から出よう…… --- 翌日、私はすっかりと元の体型に……全然戻り切っていなかった。 確かに昨日に比べたらかなり痩せてはいるんだけど…… ウエストにはまだ贅肉が残ってて、括れはあるのか分からないレベル。 一方で緩やかなカーブを描いて少しぽっこり出ているのははっきりと分かってしまう。 脚や腕もプニプニしてるし、顔も二重顎は解消されたけど丸っこい。 以前の制服を着てみたけど、スカートがキツいかも。 私はまた倉庫に寄り、白衣の人に会った。 「また来たんですね。別の実験に参加される予定ですか?」 「いや、そうじゃなくて……」 白衣の人は不思議そうな顔をしていた。 「体型が元に戻り切ってないんですよ! 体重も56キロありますし!ちゃんと戻るんですよね?」 「……『液体で太った分は』、すべて消えたはずですよ」 『液体で太った分は』……つまり、6キロは自分の食べ過ぎで太ったってこと……? 嘘……そんなに食べてたなんて…… 「食生活には気を付けてくださいね。そこまではこちらも面倒見れませんから」 「はい……」 食生活に気を付けないと……太ったせいで気持ちが緩くなっていたみたい。 痩せた訳だし、これからはダイエットを…… ぐぅぅ…… 嘘……まだ晩ご飯は先なのにもうお腹が鳴ってる…… --- 夏休みが始まるまであと少しという時期になった。 休みが来てくれるのは嬉しいんだけど……気分はそんなに良くない。 理由の大半は自分の太った体型だった。 実験が終わって1カ月、私はダイエットを……しようと思ってたんだけどなぁ…… 結局ダイエットできないどころか食欲がどんどん増大している。 72キロまで太っていた時、私は食べる量も相当に増えていた。 どうせ何しても太るし、デブなのに食べる量が少ないのも却って我慢してるみたいに見えて変だったから。 お菓子だって休み時間に結構食べてたし。 そして、その食習慣はなかなか消えなかった。 むしろ……もっと食べる量が増えてしまって…… だって我慢せずに好きなだけ食べるデブのスタイルがこんなに気楽で愉快だと知らなかったから。 今まで体型の維持とか考えてたけど、一度知った楽しみを忘れる事などできなかった。 一応は頑張って抑えてみたりしたけど、2日ぐらいで我慢できなくなって食べまくり、また我慢しての繰り返し。 食べ過ぎを指摘されても、まだ前よりは痩せてるから大丈夫だと自分に言い聞かせ、ひたすらご飯やお菓子を食べる毎日…… 気づけば肥満体型の男子に匹敵するような果てしない食欲を持つ女子になっていた。 こんなに食べていたら異様なペースで太るのも無理はない。 それでも実験中でも無いのに急激に太ったことに多少は危機感を持っている。 毎日のように服がキツいとため息を付く羽目になってるし、今も食欲を抑えることを諦めた訳じゃない。 「はぁ……」 私はため息を付きながらタンスに仕舞っていた服を取り出す。 サイズの大きなスカート、ジーパン、シャツとか色々。どれも実験の期間中に買ったものだった。 実験の最終日に、痩せるからもう二度と着ることはないと思って奥に入れたんだけど…… わずか1カ月でまた必要になってしまった。 鏡を見ながら、ぷにょっとしたウエストの贅肉を掴む。 どうみても括れは無く、段になったおへそ周りの贅肉しか見当たらない。 このお腹のせいで春頃まで難なく着ていたはずの私服がことごとく入らなくなった。 お尻も結構大きくなっちゃったし、脚もお肉が…… ただ胸にも栄養が来たみたいで、お腹よりも目立つサイズで72キロだった頃を彷彿とさせる。 バストサイズが戻ったのは良いけど、二重顎まで戻って来たのが残念なんだよね…… 体重は既に65キロに達していて、痩せてた頃の制服もかなりキツくてギリギリ着れるという状態。 スカートを穿く時なんて最初から安全ピンを用意している。 これ以上太ったらまた大きな制服を出してこないといけないし、それは恥ずかしいから嫌。 夏休みにはしっかりダイエットするんだから……いやむしろ今日からでも始めないと…… ぐぅぅ…… ……明日から、そう、明日からにしよっか。 今日は……、今日はまだダイエットしてないから、ちょっとはお菓子を食べてもいいよね? こんなチョコ一粒の糖分なんて誤差だと思う。 よし、食べちゃおうっと。 ……もう一粒ぐらい食べても変わらないよね? あ~甘くて幸せ~…… 机にあったお菓子を一通り食べた後、私はもう一度鏡を眺める。 本当にダイエットしなきゃいけないかを見極めるために。 ……見てて思うけど、そこまでデブかな……私って。 確かにかなり太ったけど……前よりは痩せてるよね? 顔だって、こう……顎を上げたら二重顎じゃないから…… それに胸のおかげで、ウエストはそこまで目立ってないよね? ほら今Tシャツを着てるけど、横から見たらお腹の出っ張りもそんなに分からないし…… 下半身だってちょっとぐらいお肉が付いてても……これ位の人なんて街中でも普通にいるよ。 ちょっと心配のしすぎかも。 まだまだぽっちゃり体型ぐらいだよ。きっとそう。 でも夏休みは太らないように気を付けなきゃ。 --- 夏休みも今日で最後。相変わらず暑すぎて家から出たくない。 こんなに暑かったら外で運動なんて出来る訳が無いよ。 ニュースでも気温が高い日は外出を控えめにした方がいいって言ってるし…… 少しでも涼を取るにはアイスとか食べたりサイザーとか飲んだりしなきゃダメだよね。 ……そういや夏休み前はダイエットとか考えてたような。 確か最初に買った制服がまたキツくなってマズいと思ってたんだけど…… まだまだデブと言う程じゃないと高を括ってて…… それに夏休みだから制服を着なくて済むし、学校に行かなくていいから周りの目も気にしなくていい。 食べる量にドン引きされないのも良いけど、体育の着替えが無いのも大きいよね。 こんな感じで危機感が薄らいだ結果、少し食欲を抑えていた反動が一気に来てしまった。 しかも学校だと授業中に食べる訳にはいかないけど、家だとほとんどいつでも食べ放題。 ダイエットをするという意思も無かった訳じゃない。 でも日増しに私の中で存在感を増す食欲を前に、成す術が無かった。 「(何これ……ぽっちゃりじゃなくて本当にデブだよ……)」 実験のせいで72キロまで太ってた時よりも、更に1周り横に大きくなった私の姿が鏡に映っている。 顔は丸々と更に膨れ、肉まんみたいだしモチモチと柔らかい。 単に二重顎なだけじゃなく、首まで浸食してくる程の顎を見ると……女の子としてすごく恥ずかしくなる。 お腹はでっかい大玉スイカを入れたみたいで、かなり目立つからげんなりしてしまう。 どう頑張っても誤魔化しようの無い見事な段々腹だし、背中にも贅肉の段ができててみっともないよね…… お尻もかなりの横幅で、脚も脂肪が溢れかえっているせいで隙間が埋もれている。 一応胸はこれでもかと大きく育ったけど、ここまで来るとちょっと過剰だし品が無いかも。 それにこんなに太ったらいくら胸が目立ってもデブの印象は変わらないし、第一かなり重たくて邪魔で仕方がない。 この夏休みで、私はすごい肥満体型になってしまった。 体重は怖くて測ってないけど、80キロ位はありそう。 いくらなんでも太り過ぎだよね……すごく恥ずかしいよ…… 3キロ太ったぐらいで「ウエストのお肉が摘まめちゃう……」とか言ってた頃もあったっけ。 今なんて両手でガッツリ掴んでも掴み切れないぐらいで、腕なんてプニプニじゃなくてブヨンブヨンだよ。 太るにつれて当然、着れる服もどんどん減っていく。 今ではいつも穿いているスカートやTシャツ、上下セットのスウェットぐらいしか入らない。 着れる服のバリエーションが殆ど無く、どう考えても買い替える必要がある。 でも、買ってもすぐ着れなくなるし、今更見た目とか気にしても……と思ってしまう。 お金もお菓子やご飯に消えて行っちゃうし…… しかも私に合うサイズがあんまり売ってないんだよね…… 痩せてた頃はそんな悩みがあることすら知らなかった。 それでも以前の服をタンスから取り出して試してみたりはするんだけど…… 「(ふんっ!それっ、あれ……)」 夏休み前によく穿いていた大き目のジーパンを久々に穿いてみた。 ……でも全然無理。キツくてしょうがない。 脚を通しただけでも嫌な予感がしたほど。 ファスナーが閉まる気配がなく、ボタンも留まりそうにないし。 そもそも大きくなったお尻に邪魔されてちゃんと上がり切ってない。 「(う、嘘……買ったときはゆったりしてたのに……)」 確か70キロの時でも一応入ってたはずだけど…… つまり今の私って70キロよりずっと重くなってるって事だよね…… 結局私はいつも穿くスカートを脚に通し、諦めることにした。 これもそろそろボタンが閉めにくくなってきたような…… このスカートが入らなくなったら本格的に着るものが無くなるからすごく困る。 でもヘアゴムをボタンの穴に通してウエストを伸ばせばボタンも留まるし、まだ大丈夫。多分。 私はついでに痩せてた頃の制服も取り出した。 「(この調子じゃ入る訳無いよね……)」 この服を眺めてたら自分が太ったことを改めて実感してしまう。 かなり小さい作りのように感じるけど、大抵の女子はこれ位のサイズでも十分入るんだよね…… 今着ている服と比べるとその面積の小ささにびっくりする。 試しにスカートを穿こうとしたけど、そもそも贅肉に阻まれてウエストまで到達しなかった。 どう頑張っても無理で、もうファスナーが閉まらない以前の話。 ブラウスもボタンがそもそも留まらず、袖が今にも破けてしまいそう。 でも痩せてた頃の制服がまともに入らないなんて当たり前。 問題は買い替えた方の制服。 明日から着ていく訳だし、どうかな……と思って試しに今着てみる。 まずはブラウスから……袖は流石に大丈夫。 「(はぁ……良かった……)」 何だか喜ぶハードルがかなり低くなってしまった気がする。 次いでボタンを留め…… 「(ちょっと……いや結構……キツい……)」 引っ張ったらボタンは留まるけど、それでも結構生地が左右に引っ張られてるしキツそう。 これ以上太ったらブラウスも入らなくなるかも…… ブラウスの次に、スカートを脚に通して持ち上げる。 でも…… 「(う、嘘でしょ?なんでホックが、届かないの……ふんっ……!)」 ホックが留められない。 アジャスターを調節してもまだ足りないし、どうしよう…… 「(また安全ピンで強引に固定しないと……)」 結局、普段通り安全ピンで留めて何とか穿くことができた。 一応ファスナーも閉めて…… あれ……まだ上まで行ってないのにこれ以上ファスナーが閉まらない…… 分かってはいたつもりだけど……買い替えた制服さえパツパツになってきたのは辛いなぁ。 こんな短期間にまた買い替えるなんて……流石にできないよね。 だったらこれ以上太れないんだけど……まだまだ右肩上がりのグラフの伸びは鈍化しそうにない。 鏡に映ったみっともないスカートの状態を見て、改めて不甲斐なく感じる。 「(これで明日登校するのは恥ずかしすぎるよぉ……)」 私はショックのあまり、思わずしゃがみこんでぺたんと床に座った。 ブチっ ……今のって…… 目の前に転がった小さな丸いものを拾い上げる。 これってブラウスのボタン…… 急に屈んだせいでお腹のボタンが飛んでしまったみたい。 どうしよう……これじゃ本当にデブだよ。 明日までに……この体型を何とかできたら……でもそんな訳…… あっ、あの倉庫にいた白衣の人。 その人から貰った痩せる液体をまた貰えたら……! ……あれって太る液体の効果を打ち消すだけだったよね。 だったらダメかぁ…… でも体型とか肥満とかの実験を色々してるみたいだし、痩せる方法も知ってるかも。 それこそ食べ過ぎて付いた脂肪を消してくれる液体とかも開発してるかもしれないよね。 どうせ家で悩んでても明日は来るんだし、ちょっと行ってこよう。 その前にこのピチピチの制服からさっきのスカートとあっちに置いてるゆったりしたTシャツに着替えようっと。 そう、確かこのTシャツはサイズが大きくて……あれ…… こんなにお腹がキツかったっけ……? --- 私は古びた倉庫の前までやって来た。 そしてドアを開け……あれ。 「(開いてない?)」 もしかして今日は休みの日なのかな、と思って一旦後ろに下がって見ると…… 何か張り紙が貼ってあった。 内容を読んでみると……「移転のため、当ラボは8/20をもって閉鎖しました」と書いてある。 「(嘘でしょ……?)」 ということはあの白衣の人にも会うことができない。 痩せる方法も聞けないし、どうしようもないよ。 もしかしたら痩せる液体も貰えるかも、とか淡い期待を抱いていたのが間違いだった。 移転先も分からないし、ギブアップするしかない。 だったらあのキツい制服で登校することに…… でも観念するしかないよね…… 私はさっさと家まで帰ることにした。これ以上この場所に用は無い。 --- 夏休み明けの初日。 私は制服に着替えている。でも昨日と同じくサイズがあまり合っていない。 「(ボタンが……キツいなぁ……)」 前弾け飛んだボタンは裁縫セットを使って一応元通りになったけど、また飛んでしまうと思う。 本当に早く痩せないとこのブラウスも着れなくなる。 そしてスカートを持ち上げ、用意していた安全ピンで留めて穿いた。 ファスナーも半分ぐらい閉めて、これで一応は着れたことになる。 鏡で改めて見ると、サイズが大きい制服なのにパツパツなのがとても残念な感じ。 これが紛れもなく今の私の現状だった。 それなのに昨日も結局お菓子をたくさん食べてしまう体たらく。 もう痩せると言う気力も私には無いのかもしれない。 「(はぁ……)」 始業式も終わり、私は汗をかきながら帰り道を歩いていた。 学校ではクラスメートから「夏休みにどんだけ食べたの?」とか「その服がパツンパツンとか流石に無いと思う」とか……色々言われて。 「太り過ぎでしょ……」って何人にも呆れられた。 確かに痩せないとマズいんだけど。 今歩いているだけでも身体中のお肉がブヨブヨと震えている。 太ももの贅肉がたぷたぷと左右に揺れてるし、おへそ周りも脂肪が震えてしまう。 胸だって大きすぎて歩いてるだけなのに重量感を否応なく感じさせられる。 今私はとても太っててデブなんだ、そういう自覚が足りないのかもしれない。 だからダイエットも碌にできずにブクブク太り続けてしまうんだろう。 これ以上太ったら制服をまた買い替えないといけない……というかサイズがあるのかな…… 絶対今日からダイエットしよう。 先延ばしにはできない。帰ってもお菓子を食べないこと、そしてご飯は減らすことを徹底しないと。 増えた食欲を何とか抑えつけたい。 家に帰って自分の部屋に入った後、私は机の上にあるお菓子を眺めた。 ぐぅぅ……とお腹が鳴ってるけど……これを食べたら太る。 今日からダイエットだから。もう食べない。 何か違うことをしようかな。まずは数学の宿題をしないと…… 空腹だと集中しずらいけどこれぐらい我慢我慢。 --- ダイエットを始めて2日経った。 学校では周りの視線もあるから意外と食べるのを抑えることができる。 でも家に帰れば自由にお菓子が食べれるのも事実だった。 「(お腹空いた……)」 自分の部屋に入ったけど、早くもお菓子が食べたくてしょうがない。でもここで諦めたら太るだけ。 頑張って耐えないと……制服が破けたら恥ずかしすぎる。 何か違うこと……違うこと……音楽でも聴いて気分を紛らわそうかな。 今日は何の曲にしよう…… --- 「(食べたい……食べたいよぉ……)」 ダイエット開始から4日になるけど……もうお腹がペコペコで…… 学校でもお腹が鳴って笑われちゃったし、周りがお菓子を食べてたら思わず取ってしまいそうになる。 でもグッと堪えて頑張った。 それでも今みたいに家にいたら目の前のチョコを食べたくて仕方ない。 口に入れれば甘くて美味しいよね……あぁ、今すぐ食べたいよ…… 私は思わずチョコに手を伸ばして、パッケージを手に取った。 「(開けたい……でも開けたらダメ……)」 これを開封したら最後、もうダイエットは失敗に終わってしまうと思う。 だから……我慢しないと。 それでも「食べたい」という気持ちが募り、お菓子を頬張ることを渇望してしまう。 ちょっとぐらい食べても……なんて甘い気持ちも頭に浮かんでくる。 しかも近くにはポテチも置いてあった。 これも美味しいよね……さっと開けて口に次々放り込みたい衝動に駆られる。 ……これじゃ開けてしまうのも時間の問題かも。 何とか気を紛らわせたい。音楽を聴いててもお腹が空いてることには変わらなかった。 宿題でもしようかな……でもすぐに食べることが頭に浮かんできて集中が切れてくるけど…… いつまでお菓子食べれないんだろう…… 早く食べたい…… ぐぅぅぅぅ…… もう身体が食べ物を求めている。「今すぐ食べないと」と言う感じ。 ……食べてもいいよね? いやいや、でも……今日は……今日はダメだから! --- 「(……今日は……特別に……食べちゃおうかな……)」 ダイエット6日目だけど……もう限界が来てしまった。 最近授業も集中できないし、「ダイエットしてるの?」ってからかうように友達から言われるのも何だかなぁ…… 痩せる事だけが人生じゃないんだから、もっと食べる楽しみも必要だと思う。 第一食べ過ぎるのが悪いだけで、「程よく」お菓子を食べるのは問題ないはず。 だから。私はポテチの袋を手に持っている。 「(これを開けたら……太る……)」 でも、この一袋ぐらいで太らないよね。 これ以外食べなかったら大丈夫……それに明日は食べないから。 「(開けちゃえ……)」 遂に私は袋を開けた。 そこには何の変哲もないコンソメ味のポテチが入っていた。 でも今の私には輝く小判のようにきらめいて見える…… 「(ふふふ……食べちゃおう……)」 ゆっくりと最初の一枚を掴んで、そして口元に持ってきた。 これを食べたら太る。でもここまで来たら後戻りできない。 パクっと一口食べた。 「(美味しいなぁ~)」 これこれ!食感、味わい、全てが良い。 やっぱりお菓子は食べなきゃ。 そして次々と私はポテチを食べていき、あっという間に空になってしまった。 「(……物足りないなぁ)」 まだまだ食べれるんだけど……古典の宿題でもしよう。 ……何だかとても集中できる。食べたいと言う思いが薄れたからかも。 食べないとダメだよ。ちょっとぐらいは。 --- 9月も終わりなのに……暑いなぁ。 そろそろ冬服に衣替えらしいけど、ベストも着たくないよ。 ……いやむしろ着た方がいいよね、私の場合は。 大変な事になっているブラウスとスカートを隠せるから。 結局ダイエットは失敗に終わった。 一度お菓子を食べ始めるとあっという間に食べる量が元通りに。 流石に常にお腹いっぱいまで食べないと気が済まない、というのはマズいと思って一応は食べる量を減らしてはいる。 でも体重はまだまだ右肩上がりを続けていた。 制服もぱっつんぱつんで、はち切れんばかりに生地が引き伸ばされている。 お腹辺りのボタンはとうとう留まらなくなり、大きな隙間が開いておへその辺りが見えてしまう。 胸だってブラウスがぴっちり張り付いてるし体型が丸わかり。 スカートもファスナーが全然閉まらず、安全ピンすら届かない状態になった。 平ゴムを強引にホックの代わりに使ってるけど、無理やり過ぎるから周りにからかわれてしまう。 かなり極太の太ももだってスカートの裾から顔を出してるし、恥ずかしくて仕方ないよ…… 私服もまともに着れるものがほとんど無く、大きいはずのスカートも上手く穿けない。 夏休み明けもウエストを伸ばしてた状態だったけど、今じゃボタンがどう頑張っても留まらなくて…… ファスナーだって全開の状態で、制服と同様に平ゴムで穿いている。 Tシャツもお腹がとてもキツくて……家だと捲り上げておへそ周りを楽にしてる有様。 大量にはみ出た柔らかい贅肉を見ると、気分が落ち込んでしまう。 下着だってパツパツで、横にすごく大きく育ったお尻にショーツが耐えている。 胸だってあまりにも大きなサイズで、滅茶苦茶な重さでげんなりするしブラがキツくてしょうがない。 あと1キロでも太ったら破けるかも…… 「(はぁ……)」 私はTシャツからはみ出たウエストの贅肉、二の腕のたぷたぷの脂肪、下半身のブヨブヨのお肉を触り、ため息を付いていた。 これも元はと言えば変な実験に参加したせい。 今体重どれだけあるんだろう……意を決して測らないと。 よし、乗ろう…… えっと……下が見えない…… 表示、降りても消えないかな? あっ、ちゃんと表示されてる……「87」って…… ということは、ここ半年ぐらいで37キロも太ったんだよね…… そういえば、前白衣の人が本来は48キロ太るって言ってたなぁ…… だったら37キロでもまだそこまで太った訳じゃ…… いや何考えてるんだろう……私。 ダイエットも上手く行かないし……はぁ…… 太る実験なんて、安易に参加したらダメだね…… 今更後悔しても……遅いかな。


More Creators