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写真をベースにした背景の話

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必要以上に描きすぎちゃった絵を講座にすることで有効活用するシリーズ。

ということで始めに完成品。


運命CPアンソロのうちユウリムの方に収録される漫画の1コマです。

講座への流用がダメだったら消すけど別にいいよね(暴君)

自分の中の最高のユウリム解釈がぶつけられたので発行されたら是非読んで欲しいです。



ということでまずは材料に使ったフリー写真から。

たしかほぼpixabayからお借りしてます。

右下は自分で加工&加筆してストックしておいた素材。

Googleのアカウントがあれば簡単に大きいサイズの写真をダウンロード出来ますが、検索の単語が直訳っぽくて慣れるまで少々癖が強めです。

左下の写真をベースに使いました。


写真素材、背景素材を使う上で重要になってくるのがアイレベルです。

モブやキャラクターを入れる際、アイレベルが間違っていると途端に巨人や小人が生まれたり空中浮遊をする一般人が出現してしまいます。

基礎以前の話になりますが、ひとまず写真に合わせたアイレベル(パース定規)を配置するところから解説をしていきます。


まず前提として、アイレベルとはそのコマ(写真)を撮影しているカメラの高さです。


おしまい。というわけにはいかない。


写真は画面の端に寄るほど歪んでいきます。わかりやすいのが魚眼レンズ。

広角(すげえ迫力あるやつ)であるほどそれが顕著なので、多少ずれていても『だいたいあっているかな』くらいの感じでパース定規を合わせればヨシ。

なんでかは知らん。私はカメラとレンズ方面の知識が無い。


アイレベルに合わせたキャラクターの配置は前に解説したものがあるので詳しくは下のツイートを参照。

twitter post: 1233605983831650304


ということで完成版の絵のパース定規はどうなっているのか見てみましょう。

こんな感じ。

正直アイレベルに対する人間の配置に関しては『間違ってはいないけど、よく考えるとおかしくない……?』くらいの適当さ。段差一段分下に立っているので合っているのか間違っているのかが余計にわかりにくい。しかし変ではない。

何故変に見えないのか? の理由の1つとして、


・アイレベルに添った見方で人間が描かれている


があります。ようはよほど視点が間違っていなければ『目の錯覚』という補正が助けてくれるということ。

画像はちょっとやりすぎ感あるけど違和感はほぼ無いのでヨシ!(よくない)

そして理由の2つめが


・比較対象を消し、わかりやすい目の行き場を作る


一応元写真との比較↓


わかりやすい相違点はステンドグラス的飾り窓と加筆した像でしょうか。

元写真中央にある手すり?椅子?を消し、代わりに瓦礫を描き足しています。

椅子は具体的な大きさの比率を想像出来る材料の代表格です。画面内にあるだけで具体的なサイズ感イメージを作れる超便利アイテム。

という訳で既存のサイズ感を変えるため、手すりや椅子には消えてもらう必要がありました。

飾り窓は目を引く(視線を集める象徴的な)物、像は窓と人間との間に像を置くことで『空間』を、視線を集めやすい飾り窓の前に置くことでわかりやすい荒廃感を演出する手助けをしています。これぞ印象操作。

あと今気付いたけど右の方に扉がありますね……絵では柱で隠れている部分。これも人に対してのサイズがイメージしやすいので排除対象です。隠れててよかった。

そんな感じの小狡い編集によって、上手い具合に相互のサイズ比率を誤魔化しまとまった絵に見えているのではないでしょうか。


普段自分の目に入るものがどのくらいの高さ&大きさか、何をどう配置すればそれらしく見えるのか、大きさを想像させやすい物は何か、ということを考えながら生活していると背景に対するハードルが多少なりとも下がるんじゃないかなーと思います。

(Twitter)


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