Evil★Twinsクレイジーラブラブアニマルファック
Added 2022-04-24 20:01:21 +0000 UTCビビッドパープルの弱いライトに照らされた、薄暗い室内。
モニターには堅苦しい文面が映し出され、私はそれを視線でなぞっていく。
仕事の依頼だ。
内容を把握して、思考を始める。簡潔にいくつかのプランを組んでいく。
当然、下調べも無しに全てを決めるのは三流以下。
だけど、迅速に動くためには想像、予測、経験である程度のプランニングを済ませて、予想外を減らしておくことも大切だ。
「……ふぅ」
思考終了。息を吐いて、大きく伸びをする。
私の名前はリィラ。
お金を愛し、お金に愛され、カワイイを追求する超人気バーチャルストリーマーで趣味はサメ映画──というのが、表の顔。
超人気ストリーマーの私には案件やらコラボ依頼やらのメールが毎日死ぬほど届くんだけど、今見ているのはそういうポップさはまるでない、クールな仕事……つまり、裏の顔への依頼だ。
本当の私は盗み専門のフリーエージェント、【Evil★Twins】の片割れ。
世間的には知られた名は──《青いほう》。ムカつくね。ちゃんと名前で覚えろって話だよね。
さておき、ツインというからにはもちろんEvil★Twinsはコンビ、二人組。私には相方、パートナーがいる。
大体の場合、グループが出来れば役割が出来る。たった二人でもそれは変わらない。映画でいう主人公とヒロイン、お笑いでいうところのボケとツッコミ。
というわけで、コンビ内における私にも役割がある。それは、
「アハハッ! でっかッ! ごっつッ! こっわッ!」
……相方のアホっぷりに頭を痛めること。
頭にキンキン響く笑い声にこめかみを抑えながら、私は仕事部屋兼配信部屋であるロフトの端に立って、下の様子を見る。
そこで手を叩いてケラケラ笑っているのが私の相方、もう片割れのキスキルだ。世間的には《赤いほう》。
……まぁ、いいんじゃない? 泥棒的には名前なんて知られてないほうが良いからね。キスキルがその名前で呼ばれてキレ散らかしてるのを見るのは面白いし。
さてこのキスキルなんだけど、長所はビジュアル。顔は整ってるし、紫がかっていて深みのある、だけど鮮やかさを失っていない紅い髪は綺麗って言ってあげても良い。
だけど割とすぐにキレるのと、口が悪いのと、たまに何を考えてるのか分からない、というか何も考えてない、というか正直イカれてるとしか思えないような行動に走るのでビジュアルの評価を見事に打ち消す困ったちゃんだ。
まぁ仕事は出来るからコンビを組むことに不満はないんだけど、今この瞬間が久しぶりに、頭のアレさ加減を認識させられている瞬間だった。
溜息を吐きながら、ハシゴで降りる。
「キスキル、アンタさぁ……番犬を用意するって言うのは別に良いし、その番犬っていうのが文字通りの可愛いワンちゃんじゃないっていうのは分かってたけど。それはどうなの?」
「えぇ? いいじゃん、どう見ても強いし、カッコいいし。もしアタシらが留守の間に誰かが来ても、この子見たらビビって帰るまであるっしょ?」
「そりゃあ、強そうだけど」
キスキルは愛用のオレンジレンズのサングラスに指を引っかけて鼻頭まで下げ、そこから覗く瞳で私にウィンクしてみせた。
言っていること自体は否定しない。
キスキルがどこかから連れてきた……暫定『犬』は強そうだし、確かに格好良いとも思う。クールだ。
だけど、
「それ、どっからどう見ても邪神とか破壊神の類いだと思うんだけど」
「ライゴウっていうらしいよ。結構ヤンチャなんだってさ。おーよしよし」
答えになってなーい。
溜息をもう一つ、それから《ライゴウ》に視線を向ける。
キスキルに顔を撫で回されてるそいつは私と視線を合わせると、警戒しているのかグルルと小さく唸った。そこだけは犬っぽいかもしれない。
だけど、そこだけだ。そいつと犬との共通点を探してみるけど、四足歩行の獣型、ってところしかない気がする。
「じゃあリィラはこいつのどこがヤバいと思ってるの?」
「たくさんあるけど。まずは見た目」
軽めのジャブ。他の要素に比べればちょっと弱いかもしれないけど、こいつはビジュアルも大概ヤバい。
顔が死ぬほど怖いし、目が燃えてるみたいに真っ赤だ。ところどころに呪術的な紋様的なものが浮かんでいるのも気になって仕方ないんだけど、偶然そんな形になっただけの模様かもしれないから一回無視する。
「それで?」
「次にデカさ」
馬を更に一回り二回り大きくしたような体格だ。
おかしい。絶対普通の動物じゃない。デカ過ぎて、私達が四つん這いになって、思いっきり手足を伸ばしても身体の下にすっぽり収まってしまうだろう。デカ過ぎる。ヤバいでしょ。
「まだある?」
「一番ヤバいのがね。角だよ角」
それが極め付け。ほっぺ、頭のてっぺん、首、四足全ての付け根と間接辺りから生えてる捻じれた角。
うーん、これはどう見ても悪魔。いや、私達も悪魔だし別に偏見があるとかじゃないけど、やっぱ犬ではない。こんな犬がいてたまるかって話だよね。
しかも四本足全てに鉄の足枷がついていて、その枷からは千切れた鎖が伸びていて……絶対、封印されてたとか、持て余して無理矢理抑え込んでいたとか、そういう系の怪物だ。
死ぬほど妥協して怪物じゃなかったとしても……あちこちから角の生えたヤバい黒山羊ってとこかな。犬ではない。
「お手! おすわり! ちんちん!」
「もしかしてアンタ、本気で犬だと思ってる?」
何のための質問だったんだろう。明らかにヤバそうなところはちゃんと指摘したつもりなんだけど、それでもキスキルは犬扱いしている。
冗談で言ってるんだと信じたい。というか、どうか冗談で言ってますように、と祈りたくさえなってくるけど、悪魔は神に祈らない。
そんな私の思いを知る由もなく、キスキルはとってもとっても楽しそうな顔でライゴウに命令し続けているけれど、彼……彼……? がそれに従う様子はない。当たり前だ。
「連れてきたばっかなんだから無理に決まってるじゃん」
そもそも犬じゃないし、とは言わないことにした。これ以上は指摘しても無駄だと思うし。
イカした女とイカれた女の間を反復横跳びするのがキスキルで、今はダメな方にいる。
溜息はこれで……三つ目だったかな。
「や、ちょっと待って、うわ、でっか……いや、なんでデカくなってんの……」
キスキルのトーンが落ちた声に私は顔を上げて一人と一匹へ視線を向け──それを見て、私は思わず噴き出してしまった。
「フッ、フフフッ……」
ライゴウのアレが、勃っている。
尖った先っぽがぶっとい足、太腿に隠れ切れず、飛び出して見えるぐらいに長くて太い。
これが普通の男ならまだ良いけど……駄目だ、笑いが止まらない。
「フフッ、アンタがちんちん出せって言ったから、ヤらせて貰えると思ったんでしょ。良いじゃん、相手してやれば?」
当然冗談、というか煽りだ。
仮にもワールドエージェントランキングにランクインしてる凄腕のエージェントが、得体の知れないケダモノにチンポ向けられるなんて間抜けにも程がある。
「うっさいっての。アタシとヤるための条件は高身長、高収入、いや、でも……」
私達の軽い罵倒は挨拶みたいな……挨拶よりも軽いもので、ここでキレて眉間に皺を作ったキスキルが否定の罵詈雑言を寄越すのがいつもの流れ。
私はキスキルの次の言葉を予測しながら、それを更に煽るための考える。
だけど、キスキルからの返事はいつまで待っても来ない。
「……キスキル?」
「ね、リィラ……これ……挿入れちゃったらどうなるかな……?」
キスキルはケダモノのそれを真っ直ぐになっていない指で差しながら、引き攣ったような唇で、眉をハの字にして、全く似合っていない、困っているような笑っているような表情を作って私に向けた。
「……は? マジで言ってんの?」
引くより先に困惑が出た。
普段ならば冗談に決まってると判断出来る。
だけど、キスキルの初めて見る表情が私の決断力を惑わせた。
「いや、だって……だってさぁ……」
キスキルは私からチンポに視線を戻す。
その途中の、キスキルが私に横顔を向けた瞬間、小さな唇の端から舌の先がぬるりと滑り出て、唇をなぞっていった瞬間が、妙にスローに見えた。
「だって、これっ……こんなデカいチンポ、リィラも見たことないでしょ? それに見てよ、このトゲトゲ。これで膣中掻き回されたら、さ……」
トゲ?
何のことか分からずに、私はキスキルの近くに寄って、ライゴウの前足の間からチンポを覗き込んだ。
「うわっ……」
今度は普通に引いた声が出た。
そのぶっといチンポの……人間のそれで言うところの、亀頭じゃない部分。竿の部分にびっしりと、キスキルの言うトゲが生えている。
いや、先端がやや丸みを帯びていて、尖ってる訳じゃないからトゲっていうのは微妙に違う気がする……松ぼっくりとか、魚の鱗揚げとか、そんな感じだ。
ライオンとか虎のチンポにトゲが生えてるのは知っている。
アレは引き抜く時の痛みで雌を排卵させるためのもの……だった筈だけど、見た感じではちょっと弾力がありそうだから……膣中を滅茶苦茶にされるってことはない、と、思うけど……。
だけど細かい出っ張りが無数に、びっしりと生えているのは事実で……もしこれが膣中で動いたら、特に、引き抜かれたら……私の粘膜の凹凸全てを、同時に、引っ掻かれるのは間違いない。
ごくり、と喉が鳴る音がした。
それがキスキルと私、どちらの喉で鳴ったものかは分からない。もしかしたら、両方かも。
動揺と衝撃で鈍った頭の回転が元に戻ったのは、聞こえるジーッと言う音の正体に気づいた時。
キスキルが自分のボディスーツのファスナーを下ろしている時だった。
「ちょっ、キスキル、本気? マジでイカれたの? ついに? 元々?」
それなりに口汚く罵り合う関係だけど、それなりに長い付き合いは情を生んでいたみたいで、咄嗟に口から出た言葉は止めようとするものだった。
だけど手遅れだった。
ファスナーは既に骨盤の辺りまで降りていて、その襟を引っ張った瞬間だった。
胸元が大きくはだけて、仕舞っていた胸が飛び出す。
キスキルの胸はそれなりにデカい。そのサイズに合わせたみたいに大きな動きで弾んで、先端の桃色が宙に描いた軌跡が、目に焼き付いたかのように視界、もしくは記憶に残った。
「だってこれ、絶対ヤバいッ……絶対気持ち良いって、アンタも分かるでしょ? こんなヤバチンポ、試さない手はないって♡」
絶句ってこういう時のことを言うんだなぁ。そんなことを心の中で、どこか冷静な自分が呟いた。
思考が二つに割れたみたいに、テンパってる自分と、冷静な自分の声が同時に聞こえてくる。
頭の中の二人の私がアレコレ言葉を並べ立てるんだけど、それは喉元で洪水を起こし、引っかかって、何の声も出せなくて──キスキルはその間に、赤い頬、緩んでニヤけた表情のまま、スーツを全部脱いで全裸になっていた。
「ふーッ……ほーら、お望み通り、良いオンナがヤらせてやるよ。随分ご立派なチンポ持ってるみたいだけど、アタシをイカせることは出来るかなぁ~?」
キスキルはライゴウの前で四つん這いになってお尻を向け、それを挑発的に揺らしてみせる。
マジか……マジでヤる気なんだ、あのマジでヤバいトゲチンポと。
ライゴウは多分……やっぱこれ、動物とかじゃないと思う。キスキルの言葉が分かってるみたいに、ズン、ズンってデカい足で進んで、その胴体と足でキスキルをすっぽり覆ってしまった。
「あ、ヤバいかも……」
そして、トゲチンポの先端が、キスキルの体……突きだしたアソコの辺りに触れた瞬間、ボソッと、素に戻ったかのような声が聞こえた──ような気がする。自信が無い。
何故なら、
「うぐッうぅッ……!」
次の瞬間にはチンポはキスキルの膣中へ押し込まれ、呻き声と喘ぎ声の中間みたいな声が私の頭の中で反響したからだ。
キスキルの身体は先端を押し込まれた瞬間にビクンと大きく跳ね、それからずっと、手足をガクガク震えさせている。
……気持ちが良いのか悪いのか分からないけど、とにかく、相当の、ヤバいぐらいの刺激があるのは間違いない。
「これっ、見た目よりっ、ぶっとぉッ……♡ マンコ裂けるかもぉッ……♡」
「……じゃ、じゃあ止めときなって。そんなのとヤッたらユルユルのガバガバになってそいつのチンポとしかヤれなくなるよ?」
「分かってる、けどぉッ……抜けなッ……」
キスキルは腰をくねらせ、ふりふりお尻を揺らし続けている。
どっちかというと、抜こうとしてるよりかはチンポを膣中で擦ってるように見えるんだけど……でもまぁ、一応止める意図はあるみたいだし、腕みたいにぶっといチンポだし、抜くのも一苦労かもしれない。
棘が食い込んでるってワケじゃない、と思うけど……。
……取り敢えず、手伝ってやるか。
「ほら、引いたげるから……いくよ?」
キスキルの両手を掴んで、膝立ちになるように促す。
まぁ、ライゴウのデカい体に邪魔されて、それでも中腰になってるけど……膝で歩くぐらいは出来るでしょ。
せーの、と合図を出して、ぐい、と腕を引っ張る。
「んぎッ!? ひぁッ♡ あぁぁぁッ♡」
途端。キスキルの体が縮めたバネみたいに跳ね上がった。その勢いで掴んでいた腕はすっぽ抜け、私は尻餅をつく。
その最中に見えた、キスキルの頭がドンとライゴウのお腹にぶつかる様、肌という肌に浮かび上がっていた汗を散らしながら、キスキルがべしゃりと床に倒れ込む姿──それから、チンポを咥え込んだ……どっちかと言うとハメ込んだ穴からぶしゃっと潮が噴く光景が、スローに見えた。
「めっ、めくれるッ! いひっ、膣中でトゲがっ……肉ヒダ引っ張ってるぅ♡」
痙攣のようにビクッ、ビクッと小さく体を跳ねさせながら、キスキルが譫言のように呟く。
その顔はとろとろに緩んで、汗と涙と涎でどろどろになっていた。
そして──お腹を勢い良く打ち据えられたライゴウは、それを攻撃と思ったのか、ゴウッと唸って、キスキルの小さなお尻に、そのデカい体をぶつけ始める。
「んぐッ♡ ヤバッ、壊れるッ、壊されるぅッ♡ マンコブッ壊されちゃうぅッ♡ あひっ、アハハッ、頭と性癖もォっ、もうッ、ブッ壊されちゃった、かもぉッ♡」
ライゴウが腰をぶつけ、バチッと音が鳴る度にキスキルの体が跳ね上がる。
その度にキスキルの大きく開いた目と、私の目が合う。
私は……動けなかった。
「おッ、くッ、ふゥッ……ひっ、いひひっ♡ リィラっ、リィラぁっ♡ こっ、これさッ……知ったらダメなやつっ、かもッ♡ 引きッ、抜かれる度にィッ……♡ 頭に、気持ち良いがっ、焼き付いてッ……どんどん気持ち良くなるぅッ♡」
ライゴウのピストンを受ける度に、キスキルの歪んだ笑顔も大きなものになっていく。撒き散らされてる体液はもうどこから出ているものなのか分からない。
「アハッ♡ アハハッ……んッ、あ、これッ……膨らんでッ、チンポ膨らんでるっ♡ アタシの膣中っ、広げられてるッ♡」
交尾結合──イヌ科のペニスは、射精する時に根元が球形に膨らんで、雌の子宮をロックする。
自分の精液を確実に、雌の子宮に流し込むために。
数分から、場合によっては1時間を超えることもある。
相方がチンポに捕らえられ、逃げ出すことが完全に不可能になった光景に、私は──どんな感情からなのか分からないが、息を呑むことしかできない。
「あッ──くるっ、チンポ、震えてるぅッ♡ イックぅぅぅッ♡」
このアジトは──防音がしっかりしてる。
仕事の話を万が一にも誰かに聞かれるわけには行かないし、配信だってそうだ。外の音を拾う訳にもいかないし──。
だけど、キスキルのその喘ぎ、イキ声、アクメ声は、完全に防げたか分からないぐらい大きい叫び声で、私の頭の中で反響する──。
「──おッ♡──オォッ♡」
射精の──多分、精液が噴き出す、ビュッと噴き出すタイミングで、キスキルの身体が跳ねて暴れて──。
口を開きっぱなしにして、舌を投げっ放しにして、涎を垂れるままにして──。
その姿に、今度は間違いなく私自身の喉が、ごくりと鳴った。
◆
「やっばぁっ♡ やっぱこのチンポっ、マジでヤバいぃっ♡ サイコーっ♡」
「あのさぁ……アジトでヤるなって前にも言ったじゃん」
異音と異臭によるストレスかな。
こめかみの辺りで血管がピクピクしている気がする。
ロフトから階下へと視線を落とすと、いつも通りにキスキルとライゴウがヤっている。
キスキルはあの時、自分で言っていたみたいに、アソコも頭も性癖もブッ壊されたのかもしれない。
私がいてもお構いなしでヤりまくりなせいで、家具にザーメンの青臭さが染み付いている気がする……そんな部屋にいるんだからその内に私の体までそうなってしまいそうで、本当に嫌だ。
顔にも髪にも、体中にザーメンぶっかかってるキスキルは多分もうそうなってるんじゃないの?
少なくとも私の鼻はそう感じたことはないんだけど、この部屋の臭いに慣れてしまっているから気づいていないだけ、と思った方が納得がいく。
……いや、っていうかなんで顔にぶっかけられてんの?
まさかしゃぶったっての? あの馬鹿デカいチンポを?
……信じらんない。
「だってこんなの覚えたらっ、我慢できるわけないじゃん。リィラもそうだよ。ねーライゴウ♡」
「甘ったるい声出さないで、胸焼けするから。あとアンタと一緒にしないで。私はデカければ誰でも……何でも良いって訳じゃないし」
わざとらしい猫撫で声にイラッときた。1発引っ叩いてやろうかなと思いつつ、梯子を降りる。
最近のキスキルときたら、配信と仕事の時以外はずっとヤってんじゃないか? って感じで裸も見慣れてしまった。
それもなんて言うか、最初の頃はキスキルがヤりたい時にチンポ出させてたのに、最近じゃライゴウが唸ったらハイハーイとか媚びた声出して自分からヤりにいく始末。
どっちがペットなんだか分かったもんじゃない。フェラもしてやってる……いや、キスキル的にはさせて頂いている、って言ってやった方が良いかもね。
……しかも、これで仕事になれば相変わらずデキる女ぶりを披露してくれるんだから、たちが悪い。仕事でヘマやらかすっていうなら遠慮なくコンビ解消してやるんだけど。
他人の趣味にケチつけるのってサイアクの趣味だし……いやそれにしても度は超えてると思うけど……。
「リィラも一回、ヤッてみればっ、良いじゃんっ……そしたらアタシの言ってること、絶対分かるからさっ……♡ んぐッ♡ トゲチンポっ、マジで最高、だからぁッ♡ おッ、イグッ♡」
目元口元鼻の下、全部ユルユル。エージェントの矜持やらプライドやら、どこに落としてきたんだか。
「んぐぉッ、ヤバッ……あふれッ……るぅッ♡」
うわぁ。
ごぼっ……いや、びゅっ……ごびゅっ、って感じ。
繋がっている部分から、ザーメンが勢いよく噴き出した。
チンポもタマもデカいライゴウの射精はザーメンの量がとんでもないみたいで、キスキルは大抵それをこぼして床を汚す。
そのくせ二回も三回も連続でヤって、終わった時には力尽きてるって感じだ。当然、掃除はキスキルにやらせるけど……ダウンが長い時とか、臭いに我慢できなくなった時とか、私が掃除しなきゃいけない時もあって、マジで損な役回りにさせられてる気がする。
「う、あっ……んぎッ、ひぅッおォォォッ♡」
ぐったりと倒れていたキスキルが、突然大声を上げて暴れ出す。
いつものことだ。チンポ引き抜かれるときに、トゲ……っていうかイボ……その間の……トゲイボ?
デコボコにアソコの中全部掻き分けられるのは、イッて脱力して、ノーガードの粘膜と脳味噌には強烈だろうね。それは分かる。
「……うわ」
今度はごぼって感じで、キスキルの股から大量のザーメンが溢れ出た。デカチンポ自体が栓になってせき止めていた分だろう……どぼどぼ溢れて、小さな水溜りみたいになっちゃっている。
キスキルのそこは若干口が開いたままになっていて、もう割れ目って言うよりは裂け目だね。
……アレ戻るのかな。
「んひっ、ひひっ……♡ しあわせー……♡ もうマジで、ライゴウがいれば、他のチンポはいらねーわ……♡」
お腹と胸を揺らして引き攣ったように笑うキスキル。その言葉に偽り無しって感じの表情をしていて、心配して損したな。
まぁいいか、そんなこと。私が思わず声を出してしまうぐらいドン引きした理由は、キスキルの有様じゃあない。
「イヒヒッ♡ ヤバいよね、アタシにこんだけ出しといて、まだガン勃ちしてんだから」
そりゃあヤバいとは思ってるけど、多分私のヤバいとキスキルのヤバいは正反対の意味だと思う。キスキルはプラス。私は当然、マイナス。
キスキルが言う通り、とんでもない量の射精をしたように見えたライゴウのトゲイボチンポはまだデカデカと勃起している。
ライゴウの身体と同じように真っ黒くて、長くて、ぶっとくて、トゲイボが生えていて──先っぽが赤黒くて、グロい。
その先端から、白濁と透明が入り混じった雫がゆっくりと──ぴちゃん。落ちた。
ザーメンとキスキルの愛液が混ざった、とろりと粘った、液っていうか、蜜って言うか──。
「アハッ、アンタガン見じゃん」
「──ッ!?」
カァッ、と頭に熱が上る。
真っ裸でザーメンだらけの癖に、目を細めて見透かしたみたいな、得意げな顔だ。
「人のこと散々ボロクソ言っといて、自分はそれぇ? アンタそういうとこあるよねぇ、自分の事は棚に上げるっつーか? ぶっちゃけアンタがムッツリのドスケベだって知ってるしぃ? だからマジで良いって何回も言ってやってんのに、興味ありませーんってすまし顔してんの、マジでウケるんだよね。さっさと素直になりゃマンコ開けば良いのにさぁ」
「ちがっ、私は──」
「──ビビってんの?」
──ムカつく。
一周……いや、二周三周して、逆に頭が冷えてきた。
ビビってるわけないじゃん。私が。チンポに。
スーツのファスナーを一気に下ろして、腕を抜く。スーツにぴっちり包まれてた躰を曝け出すと、室温は冷たく感じられて気持ちが良い。
「ヒューウ♡」
……だけど半裸になった瞬間、キスキルが口笛を吹くもんだから、冷えた頭がもう一回あったまってきた。温度差で私に風邪をひかせるつもりなら天才的だね。
「──良いよ、そのやっすい煽りに乗ってあげても。だけど私がそのデカいのでイカなかったら、この部屋でヤるの禁止にするから」
「そうこなくっちゃ。みっともないイキ顔拝んでやるから、さっさとブチ犯されてこいよ。そしたらリィラも……分かるよ。絶対ね」
うっざ。アンタと一緒にするなっての。
上半身だけ裸になって、スーツは半脱ぎ状態。
そこから襟を掴んで、一気に引き下ろす──こんなのなんてことはない、そう思っていた筈なのに、股の辺りで、ぬちゃっと糸を引く感覚があって──私は、気が付かないフリをした。
◆
「あっ……んっ、んぅっ、んッ……♡」
どれだけ力を込めて歯を食いしばっても、唇を閉ざしても──声が抑えられない。
「ひゃぁッ♡ あッ、あんッ♡ あぁんッ♡」
身体がガクガク震えてる。
ライゴウの体の下で、今にもお尻だけ上げたまま倒れ込んでしまいそうだ。
左右の手それぞれで、ライゴウの両前足を掴んで──太過ぎて掴めてないけど──とにかくそうやって、必死に倒れそうなのを堪えている。
一瞬でもチンポのことを考えたら頭の中が全部チンポに支配されてしまいそうで、出来るだけ他の事を考えているんだけど……チンポがほんの少し動くだけで私の思考の渦はかき消されてしまう。
「ふッ、ふーッ……♡ ふぅーッ、うぅんッ……♡」
チンポ表面にびっしりのトゲイボが膣中の肉ヒダ1枚1枚に触れる、それはチンポの形とキスキルのアヘった顔で十分に分かっているつもりだったけど、私は分かっていなかった。
実際のところはただ触れるだけじゃない。マンヒダはそれぞれ撫でられ、抉られ、潰され、逆立てられ。1枚ずつが受けるアクション、何をされているのか、が違ってくる。これがかなりキツい。
脳が同時に処理できる情報なんて2つ3つが限界だ。キャパを越えた快感は、越えた分だけ脳に焼きつく。処理待ちの順番待ちでスタックしていく。
だから、意識を逸らす為に何かを考えようとしても、出来ない。
せいぜいが視界に入るもの……床が白いなぁ、とかその程度の思考だ。
他に考えられるのは、触っているモノ……ライゴウの前足のことぐらい。
だけど、それがまたマズい話で、ぶっとくて筋肉でカチカチの前足に触っていると、なんていうか……逞しさとか男らしさとか? この子の場合雄らしさ? そういう……子宮と卵巣にクるものがある。きゅんきゅん来るってやつだと思う。
卵子出ちゃいそうって言うか、ちょっとぐらい孕んであげてもいいかな、なんて思っちゃうくらい、私の心はこの子に距離を近づけている。
「ヤバ、死ぬほどにゃんついてんじゃん。発情期か? ああ、それとも可愛い雌猫ちゃんになっちゃったってギャグ?」
「うるさッ、ぁんッ♡ アンタに言われたくゥッ♡ ないぃッ♡」
「アハハッ、ディスるか喘ぐかどっちかにすれば?」
ケラケラ笑って馬鹿にしてくるキスキル──ついさっきまでアソコからザーメン垂れ流してノビてた癖に、一丁前に煽ってくる。
……ついさっきまでアソコからザーメン垂れ流してノビてた癖に!
「だからずっと言ってたでしょ? コイツのチンポはヤバいって」
まぁ、そう──結論的に──ライゴウのチンポはヤバかった。
イボトゲチンポの、鋭いって言えるぐらいに細長くなる先端。それは子宮の入り口に刺さるっていうかこじ開けるっていうか、女のウィークポイントを的確にブッ壊して、ついでにプライドとかもブッ壊して、ただの孕みたがりの雌に変えてしまう。
トゲチン引き抜かれるときにヒダ引っ張られるのは、マジで内蔵出るんじゃないかってぐらい、痛み一歩手前ぐらいのヤバ過ぎる刺激なのに、
正直、アタシも……かなり、頭が変になってる気がする。
マジでヤバい。少しでも冷静さが残ってれば、卵子出そうとか孕みたいとか、思った瞬間に手遅れって分かるのに。
最近はライゴウを見るだけで心臓がドキドキする。チンポなんか見せられた日には鼓動の音が自分で聞こえるぐらいにバクバク鳴ってる。
仕事が終わって帰ってきて、最初にやることも
私は、普通に男が好きだった筈なんだけどな。
「イッ……グゥッ♡」
チンポの先端に子宮口を突かれ、女として一番ガードが固くないといけない場所が解され、緩み。
全身の筋肉に力が入って、背中が軋むぐらいに仰け反りながら──ザーメンを注いでもらう。
「んああッ♡ んッ、あぅ、んッ……♡ ふぅッ、うぅッ……♡ あっつぅ……♡」
最初に勢い良く大量で、火傷しそうなぐらいに熱くて、しかもどろっと粘り気があるザーメンが流し込まれて、それからびゅうっ、びゅうって小刻みにダメ押しザーメンを押し込んでくる。
その度に私の身体はビクン、ビクンと跳ねてしまう。
背と首をピンっと反らさせ、振り上げさせられている。
ザーメンを小刻みに押し込まれ、許容量を超えて逆流していく感覚は、ザーメンにもピストンされてるみたいだ。
今、自分がどんな顔してるか分かんないけど……多分、キスキルのアヘった顔と大差ないんだろうなぁ……。
だって、すっごく気持ち良いし──。
「んおッおぉぉぉぉぉッ♡」
そして、トドメ。
チンポを引き抜かれた瞬間の広い面積での粘膜摩擦、それは、ジタバタゴロゴロと暴れたくなるぐらいに強烈で、だけど下半身が痺れて動けなくなるぐらいに甘美。
今度こそ私は床の上に倒れ込んで、半端にお尻を突き出したまま。
ぼたぼた溢れ落ちるザーメンの飛沫を、太腿で感じる。
「じゃあ次アタシね」
「……いや、駄目。アンタさっき、2回中出ししてもらってたでしょ……」
「それはライゴウが抜いてくれなかったからだしー。こういうのは交代でしょ」
……いや、駄目。深呼吸しながらちょっと考えたけど納得できない。
次キスキルが中出しされたら回数が私1回キスキル3回になる。
流石に不公平だ。
「でもリィラグロッキーじゃん。暫くヤれないでしょ」
「これぐらいっ……どうってことないし」
「ふぅん」
ふぅん、とは言っているけれど、絶対納得してない声色だった。
このままだとチンポをとられる……いつまでもお尻を突き出した体勢じゃいられない。
死ぬほど筋トレした後みたいにプルプル震える手で無理矢理体を起こして、床の上に座り込む。
お尻にべちゃっと精液の感触があった。
「ほら、イケるから」
「じゃあライゴウに決めて貰えばいーじゃん。ほーら、おいで♡ アタシにハメてくれるならアンタの子供産んだけても良いよ♡」
キスキルはごろんと寝転び、腰を浮かせると自分の手で濡れた割れ目を開いた……既に二回ヤってるから当たり前だけど、その奥からは愛液混ざりの白濁が垂れ落ちる。
「は? それはズルくない?」
「セックスにルールとかないでしょ。つーか私は本気で思ってることを言っただけだしぃ? アンタとはラブ度が違うから。ライゴウだって自分のこと好きな女の方が孕ませたくなるでしょ?」
厳密なルールなんてないだけで、やってはいけないことはいくらでもあると思う。
それにラブ度って何。目に見えなけりゃ数字にも出来ないモノでしょ、それ。
ただ一つ、間違いなく分かるのは、キスキルが本気で、私の今日二回目の中出しザーメンを奪うつもりだ。
盗み専門のエージェントの本領発揮ってところかな。
だけど、それは私も同じだし。
「いや、雄は生意気な女を無理矢理孕ませる方が好きでしょ。アンタみたいにデレッデレの女なんて抱いても楽しくないよ」
「何、ブーメラン? 祖先が狩猟民族?」
んん……ムカつくけどちょっと劣性だな。
やっぱ、頭ん中チンポとザーメン漬けにされたら暫く頭働かないな……。
「……じゃあ、ライゴウに選んでもらえばいいじゃん。どうせ私だけど」
「ふぅん、大した自信じゃん。アタシもそれで良いよ。ほーら、手ごろなハメ穴はここだぞー♡」
言うが早いか、キスキルは甘ったるい声を抱いて腰をくねらせている。娼婦もかくやって感じの腰使いだね。最近ずっとヤってたからそりゃそうだろうけど。
いや、私は当然自分の勝ちを確信してるけど、言いだしっぺが負けるのはダサすぎる……手段は選んでらんない。
四つん這いになり、チンポにお尻を向けて……私も腰をくねらせる。
「ラ……ライゴウ……私も……子供、産んでもいい、よ? 私にハメてくれたら……キスキルよりたくさん産んであげるから……お願い、チンポちょうだい?」
「うーわ、あっざとー」
うっざ……次ヤリ潰されてるとこ見たら死ぬほど煽ってやろう。舌打ちを我慢しただけ褒めてほしい……。
これで駄目なら、私もキスキルみたいにプライドを捨てるしかない、けど。
その必要は無かった。
ライゴウはそのデカい足でゆっくりと進んで、私達を体の下に収めた。それでも進んで──。
そして、私とキスキルの間に、長チンが飛び込んできて、キスキルの目元が隠れてしまった。
「……ねぇリィラ、どう思う? 二人ともってこと? つまり……アタシ達に仲良くしろってこと?」
「どっちでも良い、どうでも良いってことかもね。この子にとって、私もアンタも大差ないんじゃない……二人ともただのオナホってこと」
「そりゃあまぁ……そうかもね。隙あらばマンコセックスしてたし。結構ちゃんとお世話してあげたし。アタシ達のこと見下しててもおかしくないか」
ペットのつもりで連れて来たのにね。
自分達がペットみたいな扱いだなんて、情けないね。
「……で、どうする?」
チンポの下からひょっこりと、キスキルが顔を覗かせた。その顔は何だか……楽しそうだ。
「どうするって……そりゃあ、まぁ……私は……」
答えは決まっている。だって……私はまだ、1回しかシてもらってないし。
口ごもった回答だったけど、キスキルは満足したのか何も言わず、顔をチンポの後ろに戻した。
「「おっも……♡」」
片手に乗せたのは、玉袋に収められた、睾丸。ズッシリとした重さが合って、私はゴクリと喉を鳴らす。
それを優しく、傷つけないように、揉み解していく。ここでザーメンが作られるんだから、私達にとっても大事な場所だ。
竿の向こうで、キスキルも同じことをしているのが見えた。
「ライゴウは神様なのかもしれないね……アタシ達に神チンポをくれる、女の子の神様♡」
「神様ねぇ……まぁ、神様なら仕方ないか。神様ならなんかヤバい力持っててもおかしくないし……私達がガチ恋しちゃうのも、もう普通の男じゃ絶対満足できないガバ穴になっちゃうのも、仕方ないか……♡」
「仕方ない、仕方ない。アタシ達は神様の神チンポの信者になっちゃったアホ女。神様のために、マンコ捧げてチンポのお世話してまーす♡」
笑い声が重なった。ずいぶん久しぶりのような気がする。
私達は互いの鼻頭を触れ合うぐらいの至近距離で、左右から亀頭にキスをした。