SakeTami
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絶景 〜ウチの二階建てアパートから見える建設現場〜

こんにちは〜〜12がつですね!どうも、ぱぱを🐼🐾です。



本日も酷い話をひとつ、投稿させていただきます。アパートのベランダから毎日双眼鏡で現場仕事の様子を覗き見しているモノ好きな犬獣人くんと、そこで働くリーダー的存在の犀獣人おっちゃんの話です。抜くためのものだと割り切っていただけると良いと思います🦏こういう話、大好きです。純愛も勿論好きなんですけど……。


あと犀のおっちゃん、結構好きです。たまに絵が回ってくると、あっ……いいな……と書きたくなります。どちらかというとマイナーな獣人種の方なのであまり多くの絵を見ることはありませんが、もっと増えてくれたらいいなと思うなど。


そんなに長くはないと思うので、ちんちんをたまに揉みながら読めると思います!……なんだその紹介文は。


ちなみに本人は書いている間、ずっと汁が出て大変でした。なのでスケベさは保証します✌️



抜ける作品以外は投稿しない男 ぱぱを🐼🐾より




※以下、本編。

****



 生きる楽しみのなかった自分に一筋の希望を与えてくれたのは――このベランダから見える景色。僕はつい先日取り寄せたばかりの双眼鏡で、ムチムチでムキムキな獣人たちの様子を眺めている。どの獣人も皆体格が良すぎて、見ているだけで雄のニオイが立ち込めてきそうだ。少し太い尻尾が大きく揺れ、鼻息はフンフンと荒くなり、そして……股間が硬くなっていく。


 特にあのタオルを頭に巻きながら作業をする厳つい犀のおっちゃん、アレが一番股間にくる。仏頂面で黙々と作業しつつ、他の作業員とも連携を取りながら場を取りまとめている様子が二階アパートのベランダからもよく見えた。昼休み中は他の社員と一服をしている様子も見えたし、何なら……この前超絶ラッキーな現場を目撃したんだ。


 建設現場の、外からかなり見えにくい部分。そこで夕方誰もいない現場で、あの犀のおっちゃんは立ちションをしていたのだ。真後ろからのアングルでよくわからなかったが、あれはニッカポッカズボンのチャックに手をかけて、中からイチモツを引きずり出して……間違いなく放尿していたと思う。建設現場でそんな、不謹慎なと思うのだが……彼が立ち去ったあとに残る放尿のデカい濡れ跡を見て、僕は興奮を抑えきれずにそのまま狂ったように自慰をした。



 そして現場作業が終わる夕方頃には、もう一つ楽しみがある。そう、近所にある昔ながらの古い銭湯へと現場の社員が一斉に集まるのだ。僕はその時間を見計らって、家から急ぎ足で飛び出していく。




「おっ、大人一人で‼︎」


「あいよぉ〜」


 丸メガネをかけて新聞を読んでいた、番台に座る熊のおじさんへと入浴料金を手渡す。平日はほぼ毎日通っているから、おそらく彼にも顔を覚えられてしまっているだろう。さほど興味なさそうにお金を受け取ってくれるも、それからひと呼吸置いてから僕の方を見てニッコリと笑ってくれた。



「ははは、今日も近所の現場仕事たちで芋洗い状態だよ。悪いね」


「いっいえ、大丈夫です! お構いなく!」


「もう少し時間ズラして来てくれれば空くと思うんだけど……」


 僕にそう提案してくれる優しい熊のおじさん。だがその提案に乗ったことは一度もない。僕もスケジュール的にこの時間にしか入りに来れないので……とテキトーな理由を言いながら軽く会釈し、脱衣所へと足を踏み入れる。



 一瞬嗅いだだけでわかる、さっきここを土方の獣人たちが通っていたのが。今ほど豚鼻のように鼻の穴が大きい獣人になりたかったと思うことはない。僕は肉体労働系雄獣人たちの残り香をスンスンと嗅ぎながら、空いている荷物入れのカゴを探しつつ例のブツを物色し始めた。



 この時間は近所の建設現場から大勢現場社員が入浴しに来る、その情報は常連さんたちにとって周知の事実。だから他の一般客は時間をズラす為、あと一時間ほどは来ないだろう。僕は空いていた二つのカゴ前辺りに陣取り、隣のカゴに入っていた衣服をニヤつきながら見つめていた。……うっわ、すげ。褌じゃねぇか。それも黄ばんで、かなりニオイのキツそうなヤツが。


 番台から脱衣所の奥の方はあまり見えない構造になっているので、僕はその見るからに汗や皮脂、それから小便で汚れてそうな大型獣人用の褌を手にとって……死角に入り込む。最初は手で仰ぐようにして嗅ぎ、鼻の中がツンとなりながらも僕はハスハスし続けた。……たまんねぇ、これを嗅ぐ為に僕は生きている。そう言わんばかりのご褒美的雄のニオイに興奮し、また自制のできない尻尾がブンブンと横に触れ始めた。


「……はっ、ん゛っ‼︎」


 一番色のついてそうな部分を見れば、なぜだかそこはぐっしょりと湿っていて。思わず指の腹を引っ付けてみたのだが、そこから軽く糸を引き始めた。……我慢汁だ、しかもかなりベットベトのヤツ。僕はこの我慢汁の濃度に驚き、それから軽く褌を甘噛みするようにして中の汁をすすってやった。現場仕事中にエロいことを考えてしまったのだろうか。このあとどっか風俗店に通う獣人もいるのだろうか。それとも既婚者で、帰ってから夜中に激しくまぐわうつもりなのだろうか。……想像しただけで僕の方まで元気になってしまう。これだけ汗や汁で濡れているのなら、多少自分の唾液がついたところで変わりやしない。……はぁ、持ち帰ってコレクションにしてやりてぇ……。そう願いつつも、泥棒と同じ行為をするのには少々気が引けた。



 ……他にも、タオルとか、擦り減って一部分の布が薄くなった黒い靴下とか、シャツとか。それらが入ったカゴに上半身を突っ込み、僕は掃除機のごとく雄の臭気を嗅ぎ回して股間を腫らす。……はぁっ、たまんねぇっ……。仕事終わりに嗜むタバコのように、うまい。僕、喫煙者じゃないけども。




 そんな、土方たちが風呂場で体を清めている数十分の間。僕はここでとにかく雄のニオイを嗅ぎ、鼻腔内の細胞にこのニオイを覚えさせていた。それも、ここに彼らが通い始めてから数ヶ月の間、ずっと。鼻がバカになるぐらい嗅ぎ回したし、今なら頭の中にその野郎共のニオイを思い出しながらセンズリをコくのも日常茶飯事だ。



「……隣、邪魔するぜ」


「わっ⁉︎」


「ん? ああ、驚かせてすまんな」


 流石に他人の現場服が山盛り入ったカゴの中へ上半身を埋めていたら見つかった時のリスクが大きい。お気に入りの黄ばみ褌だけを握りしめて自分のカゴへと移そうとしていた、その時だ。急に横からヌッ……と入ってきた、一人の獣人。何の音もなくやってきた彼を見た僕は心臓が止まりそうになったが、更には別の理由で心臓が爆散しそうになる。


 ……おっちゃん、だ。現場で一番偉いであろう、親方的立場の犀獣人。その彼が今、僕の隣に間違いなくやって来ていた。見られてなかった、だろうな。多分。この態度からして、多分大丈夫だとは思うけど……。



「…………スン……」


 僕に構わず白いシャツを脱ぎ捨て、上半身裸になった彼。それから鼻を鳴らし、少しだけ顔をしかめながらズボンのベルトに手をかける。何か気に入らないニオイがしたのだろうか、ちょっとだけ怒ったような顔をしながら脱いでいく犀のおっちゃんを見て僕は口角を上げないよう細心の注意をはらう。……やべ〜〜……すっげぇ雄クッセェ……隣に来ただけでムワッとした熱気がこちらまで流れてきたし、何ならかなり饐えた香りがする。足元を見ると靴下の親指部分が貫通していて、今日開いたものなのかそれとも数日前に開いたものなのか気になるところだ。


「………………なぁ、その手に握ってるヤツ、なんだ?」


「……へ?」


「………………なんか嗅ぎ慣れたアイツのニオイがすんなぁと思ったらよ。なんでこんなもの、名前も顔も知らねぇアンタが持ってんだ?」


 隣で着替えている犀に見えないよう反対側の手で、しかもクシャクシャに丸めて手のひらからはみ出ないように握りしめていたというのに。鼻をスンスン鳴らしながら、犀のおっちゃんはこちらに迫ってきて――グッと上半身を倒し、僕に目線を合わせてきた。一瞬で、彼のまわりにまとわりついていた空気の温度が変わったような、そんな気がする。



「……ウチの現場社員では一番鼻にきやがる体臭の猪原ってヤツの締めてた下着をよ、アンタはなんでそんなきったねぇモン手に握りしめて持ってんのかって聞いてんだよ。おかしいだろ。なぁ」


「あっ……あの、あ……えと……」


 太眉を逆ハの字にしながらズイと上半身を前に倒してくる彼に、僕は少しずつ壁際に追い詰められていった。さっきは気さくに挨拶してくれたと思うのだが、彼の態度は一変して怖いものへと変貌している。僕はイヤな汗を全身から流しながら、犀のおっちゃんにどう説明したらいいか頭の中で死ぬほど考えながら首を横に振り続けた。


「…………ははぁ、アレか。アンタ、こういうの好きなマニアかよ。いや〜〜なるほど、初めて見たわ。へぇ……これが噂の、ねぇ」


「なっ、そんなに顔……近づけ……」


 僕を物珍しそうな感じで見てきた犀のおっちゃんは、鼻の上に生えた立派な二本のツノを軽く摩りながらひゅう……と口笛を吹いた。それから先ほど脱いでいた上半身を覆う下着を再び身につけて……あれ、えと、なんで僕はおっちゃんに腕を引かれて、あれ――。



「おう。一服したくなったから一旦外出てくるわ」


「はいはい〜〜ごゆっくり〜〜」


 番台の熊おじさんにそう声をかけるも、熊の彼は僕らのことなんてまったく興味がないと言わんばかりにすぐ新聞へと視線を戻していた。僕と犀のおっちゃん、しかも僕が半ば強制的に引き連れられるようにして銭湯を出ていくことに彼は何も思わないらしい。憧れの、ずっと遠くから観察していた犀のおっちゃんにどこへ連れていかれるのか。心拍数を早めつつも、犀の背中側から漂う強烈な汗のニオイに僕は思わず目を細めた。さっき手に握りしめていた猪原……さんという人の黄ばみ褌は、先ほどの脱衣所で落としてきてしまったらしい。手に残った雄の香りでまたムラッときながら、僕は激しく主張する股間のせいで歩きにくくなっていた。



 もうすぐ日が落ちるという時刻、連れられたのは関係者以外立ち入り禁止の看板が建てられた建設現場。それも毎日、平日飽きることなくアパートのベランダから眺めていた……あの建設現場だった。その中をズンズン突き進んでいくと、外からは見えないような薄暗くて、狭くて、ムワッとした空間にたどり着く。そこで僕を壁際へと追いやるように誘導すると、犀の彼は腕を組みながらニヤついて僕を見下ろし始めた。



「お前さ、男が好きか」


「…………」


「正直に言った方が身の為だぞ。もし好きじゃねぇんならよ、このまま下着泥棒の変態として警察に突き出すだけだかんな」


「そっそんな‼︎」


「盗んでたろ。あんな誰も触りたがらねぇような汚ったねぇモン、大事そうにグッと握りしめやがってよ。普通、見ただけで吐き気がするような男の下着だぜ? 普通じゃあり得ねぇだろ」


 嘘偽りは許されない。キッと睨みつけるような目で僕を見つめる大柄な体格の彼に、僕は少しだけ怖くなって……震えながら何とか言葉を振り絞る。発言を誤れば一発アウトの状態で、嘘を言う勇気というものは持ち合わせちゃいなかった。



「…………はっ、はい、す、好きです……」


「ふぅん。汗まみれな肉体労働者が股に締めていた汚ったねぇ褌を手で直接握りしめてやがるってことはよ、さては汚れ専ってヤツだな? あーいたなそんなヤツ」


「…………」


「じゃねぇとそんな、嬉しそうにニオイなんか嗅がねぇもんなぁ。いやー、まさか本当にいるとは……」


「……っ⁉︎ いっ、い、いつから見てっ‼︎」


「ハスハスと嬉しそうによぉ、尻尾振りながら嗅いでたじゃねぇか。ええ? そこそこ歳くった雄獣人の、黄ばんで、洗っても色なんか落ちやしねぇ褌をよぉ。腐った食いモンのニオイの方がまだマシだっての」


 自分がこっそりと脱衣所のカゴ内を物色していた、それを最初から最後まで見ていたと彼は言う。お楽しみをしていたのは彼が銭湯へとやって来る前だった気がするし、何より周りの状況をいち早く察知できるよう耳を立てていたはずだが。見られていたとしてもカゴから褌を盗み取る部分だけだと思っていたのに。図星で何も言い返すこともできず、僕はただ俯きながら黙ることしかできなかった。


「……ふん、俺ぁ男好きなヤツの気持ちなんざわからねぇがよ。だけどお前みたいな変態なら悦んでくれんだろおら。違ぇか? ん?」


「うわっ、わっ、ちょっ……でっか‼︎」


 下半身をわざと擦り付けながら密着し、僕の体をイヤらしく触ってくる犀のおっちゃん。ゴツゴツの手のひらが首のあたりを撫でると、僕はヒャンッと情けない声を上げてしまった。ゴツい男に体を触られ、今すぐにでもオンナになりそうだ。肉竿も限界を迎え、勃起しないようにしていたのに今や半勃で汁を垂らしている。自分のパンツの中がグッショリと濡れていて、履き心地は最悪だった。



「ふん……最近溜まってんだよ。コイツを処理してくれるってんなら見逃してやる。悪い話じゃあないだろう? どうせお前、男が好きなんだしよ。ご褒美じゃねぇか」


「…………」


「ふん、自分から握りやがるとは。やっぱお前、変態野郎じゃねぇか。……ま、そのぐらいの方が話が早くて助かっけど」


 一度外れたネジが、再びピッタリとハめられることはない。目の前にいる一匹の屈強な雄獣人を前に、僕はハァハァ呼吸を荒らげながらニッカポッカズボンのベルトを外していた。カチャカチャ立てられる金属音、自分の手が震えてうまく動かない。緊張しているし、興奮もしているし、何なら恐怖すら感じる。このまま表に突き出されて、刑務所暮らしという線も頭をよぎったが……それ以上に僕は犀のちんちんを是非拝ませてもらいたいという気持ちでいっぱいだった。ホンモノの、肉体労働者の、ちんちん。布越しでも見るからにボリュームが凄そうなソレを、僕は直接目で見る。



「……っ‼︎ でっ、太っ……」


 ズボンと一緒にトランクスパンツを下ろし、子供が小便器で用を足すが如く足首付近までずり下ろす。解放された犀の肉棒はまだ勃っていないらしく、ズボン越しに当てられた肉竿は平常時サイズだということを理解した。これ、まだデカくなるんだ……やっば。半分皮を被ってウインナーロールのようになったちんちん、なのにそのソーセージはボロニアソーセージを彷彿とさせるほどデカくて太い。一般的な細長いソーセージとは訳が違う。たっぷり肉厚で、しかも使い込んだ黒い色をしていて……。僕は生唾を飲み込みながら、チラッとおっちゃんの顔を見上げた。


「どうすりゃいいか、わかるやな。……しゃぶれや、コイツを口でイかせろ」


「いっ……ぼっ、僕が」


「他に誰がいんだよ。オンナが咥えられねぇって拒否されんだからモノ好きな男にしゃぶらせるしかねぇだろが。……ふん」


 強い命令口調、それが僕の心のスイッチをオンにする。オンナになる為のスイッチを一度でも点けられたら、自分の意思では消すことができなくなる。命令通り、跪いて……。自分の住んでるアパートのベランダからも見えなかったこの建設現場の一部分だ、きっと他の人にも見られないだろうとは思うのだが。外でこんな、しかも生まれて初めての経験をすることになるとは。恥ずかしくて、体が熱くて、たまらない。


 脚の部分が砂まみれになろうが、痛かろうが、僕は膝を立てながら男らしく股にぶら下がった肉竿に両手を添えてやった。デカすぎて平常時でも指が回りきらないほどの巨根、しかもかなり汗のニオイがキツくてたまらない。嗅いだだけですぐ咳き込んでしまいそうな雄の蒸れたニオイ、僕はそれを消臭する勢いで嗅ぎ回しながら恐る恐るマズルを開けて咥えこむ。


「……んはっ、はぁっ……んぶっ……」


 犬のマズルは長い方だが、相当デカいサイズなのだろう。女性ですらも咥えられないと言っていたブツを三分の一ほど咥えた辺りで、僕の喉にはエラの張った竿がグニュッと押し当てられる。顎が痛い……だけど口の中に広がる雄のニオイは最高にキまるほど濃くていい。ヨダレよりも我慢汁の方が多くなっていき、やがては口の中が塩味のネバついた液で満たされていった。


「おい、もっと奥まで咥えろ。気持ちよくねぇんだよ」


「…………んぶっ、ぶっ、ごぉっ‼︎」


「喉肉締めてんじゃねぇ。開けろ。オンナはこんなことしたらぶっ壊れっけど、男ならまぁイけんだろ。……おらどうした、お前を下着泥棒として今すぐ通報してやってもいいんだぞ」


 痛みに強いのは男よりも女、だが体が頑丈なのは女よりも男。犀のおっちゃんはまだまだ物足りないといった様子で、僕の頭を片手で掴みながらグッと股座へと引き寄せた。限界を越え、一度侵入を許してしまった喉には犀の雄臭くて汁まみれの巨根がねじ込まれる。呼吸を乱し、鼻の穴からはおっちゃんの雄臭いニオイしか漏れてこない。


「う〜……汁出てきた、ふぅっ……すげ、男のクセに……ふっ、気持ちいな……はぁっ……ついでに一服すっか……ふー……」


 仕事の上着胸ポケットから取り出される、一本のタバコ。一度僕の頭から手を離すと、おっちゃんはライターで着火してマズルの端で咥え込む。デカすぎる巨体に対して小さすぎるタバコは一瞬で先っぽが灰となり、僕のすぐ傍でボロボロと落ちていった。


 辺りが一瞬で煙たくなり、その中でもとりわけ濃いおっちゃんの体臭が僕の鼻を犯し続ける。深くしゃぶりこめばムレムレでキツイニオイの陰毛が鼻周りを覆い、僕は呼吸困難に近い状態でマズルを使われながら腕を突っぱねて抵抗した。


「う゛っ……う〜……出すか、出すぞ、おい、飲めよ、一滴もこぼすんじゃねぇぞ。全部飲み込め。……う゛っ‼︎」


「――――っ、――っ‼︎」


「お゛〜〜……すげっ、出てるっ……う゛っ……」


 土方仕事で鍛えられた両脚にいくら僕の腕を突き立てようが、おっちゃんは容赦なく頭を掴んで股座へと寄せてくる。何度も何度もお前の頭の位置はここだと教え込まれ、抵抗するのにも酸素が足りなくて頭の中がボーッとして……。吐き出す間もなくマズルの深い部分にドロドロで苦い汁が注ぎ込まれ、僕は赤子が哺乳瓶からミルクを吸い上げるようにしてちゅうちゅう吸い続けた。頭をシェイクされ、乱暴に喉の奥を突き上げられ、それでも涙を流しながら僕は口淫を続けて雄の種汁を飲み干していく。


 最後の一滴まで何の問題もなくドロっとしたザーメンを飲み込んでから、僕は一度口から離そうと上半身を後ろへ下げようとした。だがおっちゃんの手のひらは僕の後頭部から離されていないし、何なら後ろには壁があって竿が抜けやしない。抵抗の意思を示しながらう〜〜……うーっと声を上げると、おっちゃんは鼻をヒクヒクさせながら僕の頭をワシャワシャ撫で回してきた。


「……ヤり足んねぇな。もっかいヤるぞ」


「……んぶっ、う゛っ⁉︎ んぐんぐ⁉︎」


「大型獣人がよぉ、一発ぽっきりで済むと思ってんのか。時間ねぇんだからさっさと口でイかせてくれや。へへっ……あーいいな、口まんこ最っ高じゃねぇか……きっちぃけど」


 有無を言わさず二度目の口淫。唾液よりもおっちゃんの苦くてドロッとした我慢汁の方が多くて、何なら鼻からも鼻水じゃなくて我慢汁みたいなのが溢れ出ている。浸透圧の違う体液が鼻の中を通り抜けることで、激痛に近い感覚が僕の体内を伝っていった。


 息を吸えば吸うほど、おっちゃんの濃い体臭が肺の中へと入り込む。細胞一つひとつを汚染するかのような強烈で濃厚な雄フェロモン。僕は目から涙を垂らしながらブンブンと首を振ったが、一本鉄棒を喉奥に通されているような僕が首を振ることは叶わない。


「ローションいらずのあったけぇ無料オナホってとこか……ふー……たまんねっ、やっぱマニアな変態も使い方によっちゃ役立つな……う゛っ……すぐ出ちまいそうだなこりゃ……ん゛おお……」


「んぶっ、ごっ、お゛っ‼︎」


 自分の喉奥をオンナのまんこと見立て、おっちゃんは無心で腰を振りながら呼吸を荒らげる。僕のことなんてまったく見ずに腰を振り、僕の喉をオナホと言い切って道具のように使ってきた。色んな汁が混ざり合い、臭い立ち、胃袋の中は犀の種汁でいっぱいだ。それでもまだ出るというのだから、大型獣人の底力は計り知れない。


「出すぞっ、しっかり吸い上げて気持ちよくしろ! う゛っ、う゛ぐっ、出るっ‼︎ 口ん中にっ‼︎」


 膣を突き上げるかのような力強さで腰を打ちつけ、僕の黒い鼻はおっちゃんの陰毛へとすっぽり埋められながら鼻まで臭気で犯されていった。ゴポゴポ音がするのは、奥の食道辺りに向けて犀の特濃汁が発射されているから。飲み込む以外の選択肢が与えられず、僕は口から吐き出すこともできずに強制給餌を受け続けた。本来、飲み込むものではないはずなのに。苦くて、ドロドロしていて、最悪な味がした。なのに……すげぇうまかった。



 スケベな動画で見たことのあるイラマ、それと実際にヤられるイラマでは迫力も、苦痛も、それから興奮具合もまるで別物だった。



「…………おい、逃げんなや。まだ二発しか出してねぇだろが‼︎」


「……んう゛っ、ぶっ、がっ、ごぉっ‼︎」


「そうだ、お前は酸欠で死なねぇように呼吸してりゃいいんだよ。……はぁ〜……エラんとこ気持ち〜……また勃ってきた……ぐっ……」


「んぼっ、お゛っ‼︎」


「こりゃあいい拾いモンしちまったな。あー……どうすっか……風呂、戻んの面倒だな……また今度にすっか……」



 ああしてみたい、こうしてみたい、犀のおっちゃんが頭の中で考えていた男同士で営まれる交尾の妄想たち。その全てに今、僕を当てはめているらしい。この時マズルの中に広がる塩っぱくてネバついた液が、より一層多く分泌されたような。そんな気がした。





 銭湯の番台前に座っていた熊のおじさんに別れを告げてから、もう数十分……いや、一時間近くは経っていたと思う。また戻ってくるという言葉、それを信じていた僕もバカだった。犀のおっちゃんは僕を無理矢理引き連れて……僕が住んでいる自宅アパートにまでズカズカと乗り上がってきたのだ。もう銭湯には戻らない、お前の家に風呂を貸せとまで言われて。



 僕の口の中はもう獣人の汁という汁で汚され、顎の閉じ方も忘れて、今はゼェゼェ呼吸を荒らげながら鼻からもベトベトの体液を垂らしまくって横たわっていた。そのすぐ近くでベランダから外の景色を眺めながら、犀のおっちゃんは物珍しそうに外の景色を観察しつつ声をかけてくる。


「へぇ〜お前、こっから見てたんか。なるほどなるほど……確かにここだといい眺めかもしんねぇなぁ。現場の中までよぉく見えやがる。ま、俺には見慣れた光景だがな」


 ヘビースモーカーなのだろう、ことあるごとに一服しては身体中に煙たいニオイをまとわせてくる。オトナの獣人から香る体臭と混ざり合うと、一気に男らしい香りに変化していった。……嗅ぎたい、そう思ったのに今や僕の鼻から胃袋までは犀のベトベトな我慢汁で汚されていて。どんなニオイを嗅いでも、雄の淫臭しか感じられない。


「ケツ貸せよ。男はケツに突っ込んで盛り合うんだろ?」


「むっ……むりれ、ひゅ」


「口でやれねぇってんなら下の口使う他ねぇだろが。あん? お前の口、もう使い物にならねぇじゃねぇか。俺ぁもっと緩急つけて締めたり緩めたりする喉まんこ使いてぇんだよ」


 足腰を使う現場仕事だ、犀のおっちゃんは相当タフなのだろう。口で三回、いや四回もイった後だというのに下半身はまだまだ元気いっぱいで。いまだに履いたままのニッカポッカズボン、その股座には性欲の強さを意思表示しているかのような巨根が大きく硬くなりながらいきり勃っていた。


「しかし小せぇディルドしか持ってねぇとはな。次来る時までにもっと太くてデケェの買っとけよ〜。大型獣人用の特大サイズな。あと長さだけじゃなくて太めなヤツ」


「……あっ、んはぁっ‼︎」


 ケツに無理矢理突っ込まされた、僕が家でちょっとお遊びとして使っていた小さくて細めなディルド。それを一瞬でケツから抜き去ると、仕事着たちを早脱ぎして靴下とシャツのみを着用した犀のおっちゃんが僕の股の間に割り入りながら股間をケツへと押し当ててきた。一回休みを挟んだからなのだろう、さっき激しく僕の口を犯していたというのに息一つ乱すことなくニヤリと笑う。草食獣だからと言っても、肉食の大型獣人に引けを取らないほどの迫力。僕は今までこうされたいと願っていたはずなのに、いざ実際に、しかも無理矢理ハメさせられることに恐怖を感じていた。


「……お゛っ、おい、もう奥まで突いちまったじゃねぇか。……いや、まだ入るな、よっ……ほっ……」


「ん゛んんんっ、んぎっ、ぎっ‼︎」


「お〜入った入った。意外とケツん中ってぐねってんな。勉強になったぜ。まぁこれから真っ直ぐになるまで矯正してやっから、意識飛ばすんじゃねぇぞ」


「ひ……はひっ……ぁ……」


 僕が使っていた敷布団の上、そこで正常位の体勢で覆い被さる犀のおっちゃん。マズルに生えた立派な角は、先っちょがやすりか何かで削られているのか少しだけ丸い。おそらく他人を突き刺さないように配慮されているのだろう。……それに引き換え、下半身に生えた立派なツノは長すぎるし、硬すぎるし、太すぎる。しかも汁の量が凄すぎて、口淫させるのが一番好きときた。配慮のカケラも感じさせないような塩味濃いめな雄の太肉竿、それが今僕のケツへと直接ねじ込まれている。


「お前の顔、見てっとよ、なんか、ん゛っ、ムラついてくるな! なんだ、やっぱオンナの才能あんじゃねぇか」


「ひっ、あひっ、ひっ、ひっ、早っ、はげしっ、い゛っ‼︎」


「やっぱお前、オンナじゃねぇかよおい。そんな喘いでくれるとは嬉しいねぇ。……奥んとこ、気持ちいいんか。男が男にケツ掘られてお前、興奮してんじゃねぇよ。こんな小せぇモン勃たせやがって」


「があああああっ‼︎」


 僕の肉竿に目をつけた犀のおっちゃんは、それを手に取ってガシガシと擦り上げるようにして僕に刺激を与えてきた。それが数十秒、程度だったと思う。その間に僕の股間は強すぎる刺激のあまり大量の汁を噴き上げ、おっちゃんの腹を、胸元を汚していった。


「うえ〜〜きったねぇ〜〜。おい、出すなら出すって言えや‼︎」


「あっ、ひぃっ‼︎ はひっ、ああああぁああ出るっ、またっ‼︎」


「ったく耐久力もねぇんかよ。とても俺と同じ、雄の獣人とは思えねぇやな。オンナ……いや、お前今日から俺のオナホになれ」


 生まれ持った性別を否定され、僕はオンナ……いや、オナホとして扱われる。両手首を痛いぐらい握りしめられ、敷布団のシーツへ固定されながら激しく腰を打ちつけられた。波打つ犀の腹、それから汗が止まらないのか時折白シャツを顔の方まで持っていって拭き続ける。……いつもは現場仕事でタオルを使うのだが、シャツで汗を拭く動作を見て僕はまたケツをキュッと引き締めていた。


「……そうかそうか、お前ニオイフェチだったよな。……ならこういうのもっ、おらっ嗅いでみろ‼︎ コイツはトぶぜ‼︎」


「――――――――っ⁉︎」


 犀が着用していた、かなり湿り気の強いトランクスパンツ。それで僕の顔面を覆うようにして被せ、そこから手のひらで鷲掴みするようにしてグッと掴みかかられた。顔中、パンツで蒸し焼きにされて――僕はどんどんおかしくなっていく。普通であれば吐き気を催し、何なら胃袋の中のものを全て吐き出してしまってもおかしくないぐらいの激臭。それを僕は好んで、しかもハスハスと音を立てて激しく嗅いでいた。誰に何を言われるわけでもなく、自分の意思で強く嗅ぎ続けていたのだ。


「んおっ……ケツ、締まってやがる。なるほどねぇ、やっぱ蒸れてるモンがお前にとっての興奮材料ってわけだ。ふぅん」


「ぎっ、んぎっ、い゛っ、おぐっ、奥はっ、あ゛っ‼︎」


「奥は、なんだよ。別に膣を直接竿で突き上げてるわけじゃねぇし、血も出てねぇから痛くはねぇだろが!」


 前立腺ではない、奥のS状結腸辺りを刺激するような、巨根にしかできない恐ろしい交尾。僕はディルドでもあまり開発したことのない部分を我慢汁たっぷりの太竿で掻き回され、涙と鼻水を垂らしながら狂ったみたいに悦んでいた。出しても出してもちんちんが硬くなり続け、呼吸が乱れればより大量の雄臭が僕の肺の中にまで流れ込んできて、意識がぶっとびそうなぐらいのおびただしい雄フェロモンが僕の体内で暴れ回るようにして広がっていく。


「この家、木造……だよな。腰振りまくったらめっちゃくちゃ揺れてるし。ある程度はしゃあねぇけどよ、音漏れは近所迷惑になっかもだからな。……へへっ、まぁコイツでいいか」


「……ん゛う゛ぅうぅっ、う゛ぐっ、ゲホッゲホッ‼︎」


「マズルにピッタリハマるなこりゃ。へへへ、蒸れてっからまぁ、こんなモンでもお前なら興奮できんだろ? どうせ帰って捨てようと思ってたヤツだ、テメェにくれてやるよ。どうだ、嬉しいだろう?」


 何か閃いたように顔の表情を変え、犀のおっちゃんは僕に下半身を密着させながら器用に自分の足首へと手をやる。するとそこにはプラプラと揺れている黒い物体、僕はそれが犀の穴開き靴下だということに秒で気がついた。


 大型獣人が履く靴下は、幸運……いや不運にも僕のマズルに履かせられるぐらいデカかったらしい。一気に鼻の周りが湿り、何ならマズルの根元まで湿っていく。トランクスを巻きつけられたその上で靴下を履かされた僕は、おっちゃんの下着でたっぷりと蒸し焼きにされながらケツを掘られ続けた。下の階にまで振動が伝わりそうなほどのズンと、迫力のある腰の振り方で。


「お〜……きもちっ、もうずっとそれ、嗅いでろっ、よ、ずっとケツが締まって最高っ、だからよっ‼︎ もう全部入っちまったし、緩めなくていいぞ! このままギュウって絞り上げてくれや!」



 おっちゃんは壁の染みでも数えているかのように遠くを見つめていた。そう、恋人同士がヤるようなセックスではない。自分が気持ちよくなる為のモノを前にしたような、そんな顔。犀のおっちゃんは虚空を見つめながら、ずっと乱暴に、激しく腰を打ちつけ続けていった。オナホ、だ。僕はオナホ。モノとして扱われているのだから、当然そこに愛や配慮といった感情はない。あるのは、おっちゃんが気持ちよくなるか、ならないか。それだけ。


「くるっまたくるぞっ、はぁっ……ナマのオナホ、たまんねぇ〜〜……クセになりそうだ……はっ、はぁっ、ふぅっ……」


 欲望に忠実な行動、抵抗したところで決して逃がしてくれなそうな屈強な肉体。鼻へ断続的に流し込まれるようにして嗅がされる土方雄のナマの香りに酔いながら、僕は足の指を大きく開いたり閉じたりを繰り返しながら興奮を逃がそうと必死になっていた。


「ぐっ、出るっ‼︎ 全部中に出すぞっ、孕まねぇから中に出し放題だな‼︎ う゛うっ‼︎」


 優しさとは無縁の、容赦のない中出し。それも指では届かなそうな最奥部、そこを重点的に激しく責め立てられる。白い泡が立ってそうなほど激しくまぐわいながら、僕は下着を巻きつけられたマズルからうめき声のようなものを発することしかできなかった。


「ん゛おおお……お〜……おぉ……あったけ〜……中ぐっちょぐちょでたまんねぇ〜……すげぇ出る、お゛っ……んほぉっ……お゛おっ……」


 注がれる雄の種汁は、かなりの量だったらしい。腹の中がギュルギュル、そして心なしかぼってりと腫れているような。気のせいだろうかと思いつつも、まだまだ中出しを続けられて……。やがては誰の目にも明らかだと言わんばかりに僕の下腹部が膨れ上がり、それを見た犀のおっちゃんはへぇ……と興味津々で僕の腹を撫で回してきた。


「……うわっ、ちょ……マジで出しすぎたかこれ。子を身籠ってるみてぇな腹してんじゃねぇか。ははは、おもれ〜。でも全部ザーメン飲み込んだな」


 ひとしきりイッたあとで、僕の体を抱き抱えながら胡座の上へと乗せられる。犀のおっちゃんに抱きつきながら、いまだに顔で巻きつけられた下着たちを外すこともできずに僕は両腕で体にギュッとしがみついた。腕が回りきらないほどの図太い体、男性と女性の体格差を表しているような現場に僕はまたちんちんを大きく硬くさせてしまう。



「…………あー、これヤベェ。ハマるわ。お前、今日から俺のオナホ決定な。決めた。……イヤがったってそうはいかねぇぞ。お前、こんな酷ぇことされて勃起してる上にザーメンまで出してんだからな。こりゃもう合意のセックスってヤツだ。異論は認めねぇ」


「ぎ……んぎっ、ん゛ぅっ、んうっ‼︎」


「嬉しいか、そうかそうか! 良かったなぁ。……まだまだ俺はヤれっぞ、おら。二回戦目と洒落込もうや。夜はまだまだ長ぇんだしよ」



 口にたっぷり中出しした回数をカウントせず、これを“二回目の交尾”だと言い張る犀のおっちゃん。土方仕事の獣人の性欲がこれほどまでに強いとは。その性欲についていけないと思いながらも、鼻が腐りそうなほどの饐えたニオイを放つ雄犀の下着をハスハス嗅ぎながら僕も体を発情させていた。


 僕ら二人の体が汗でベトベト、汁でグチョグチョ、それから昨日洗って干したばかりの布団シーツが雄の汁でまみれて汚され、二人の体の形ぐらいの染みが広がるまで。僕は犀のおっちゃんに交尾を求められ、竿を引き抜かれることなく何度も中出しされた。


 解放されたのは、確かベランダから見える空がもう真っ黒に染まった頃だったと思う。会った頃の夕刻からは随分と時が経っていて、何なら日付けが変わる直前だったような。しかも突然飽きたのか体を突き放され、仕事着を着用して部屋を出て行ったのだ。その時僕の体は激しかった交尾で擦り付けられた大量の汗によって冷やされ、体の熱を徐々に奪われていった。さっきまであったぬくもりがなくなって、僕の体と心は徐々に冷えきって……。



 彼の存在を証明するものとして、まだマズルに巻きつけられたトランクスと靴下、それから布団に染み込んだ残り香が残っている。僕は一人になった後も、狂ったようにちんちんを握りしめながらちんちんを扱き続けていた。ケツから白くて黄ばんだ汁を出しながら、何なら最初無理矢理挿れられた細いディルドを使ってまで。


 土方仕事をしている獣人の、ホンモノのセックスを知ってしまった僕。そんな僕が、細くて短い、安物のよわっちいディルドで満足することは叶わなかった。




 夕刻、僕はキリのいい時間帯になったことをスマホの時計で確認しながら、今日もベランダに出て双眼鏡を構える。夕礼で現場社員と、それから一際デカい犀のおっちゃんが集まりながら何かを喋っているところが見えた。


「……っ‼︎」


 毎日、決められた時間、僕がこのベランダから見ているのを知っている犀獣人の彼。あの人は僕の方向を一瞬向いて、ニヤリと口角を上げていた。双眼鏡を使わないと細かい表情まではわからないが、あれは……僕とスケベしている時に見せるイヤらしい顔だから。何度も見た、頭の中に染みつくほど目に焼き付けさせられた彼のイヤらしい笑顔。僕は万全の準備を整え、玄関で待機する。



 それから十分もしないうちに、部屋には呼び鈴の音が響き渡って。念の為覗き穴から外にいる人物を確認し、僕は扉の鍵を静かに、ゆっくりと、開けてやった。


「おう。今日もオナホ、借りに来たぜ」


 当然のようにずけずけと部屋に入り込む犀のおっちゃんは、後ろに手を回しながらしっかりと部屋の鍵を閉めてくれた。それも、チェーンのロックまで厳重に。ボロくて土や砂まみれとなったボロい地下足袋を脱ぐと、彼は廊下に足を踏み込んで――その場で仁王立ちを始めた。



「へっへっへ……お前がしっかり興奮できるように、今日も仕事で蒸らしてきたからよぉ。後で風呂、借りっからな。じゃあ早速、してくれや。今日は激しめに頼む」


「……はっ、はい、よろこんで…………」


 仕事終わり、必ず彼はウチへやってくる。一度家の場所を知られてからは、もうずっとこうだった。銭湯で下着を盗み嗅ぎしていたことをバラされたくなければと脅されながら、でも心のどこか興奮していた自分。今はバラされたくないからというよりは、むしろ……自分から進んで、おっちゃんの性奴隷として”使われ”ている。


「……うっ」


「お〜……すげ、モワッと立ち込めてんなぁ。ははは、今日もパンツん中、サウナみてぇだ」


 足元までニッカポッカズボンとゴムのよれた湿り気の強いトランクスを脱がし、僕は跪いたままでそのぶっとくて立派な竿へと舌を這わせる。あまり洗われていないのか、とにかく塩気が強くてたまらない。これを舐めたくて、飲みたくて、どれだけの時間禁欲させられたことか。平日は毎日営まれている僕とおっちゃんの性行為。それなのに、僕の性欲は枯れるどころかむしろ湧きすぎて困ってしまう。


「んぶっ……んじゅっ……はっ……んぅ……」


 雄の獣人フェロモンは、他の雄でさえも魅了してしまう何かがある。僕は元から雄好きとして生まれてきたわけだが、中にはノンケの獣人を雄好きに変えさせるほどの濃いフェロモンをムンムンに出す者もいるそうだ。……犀のおっちゃんは、その類に属していると思う。草食よりも肉食獣人が強いとされている世の中でも、これだけはハッキリわかる。犀のおっちゃん、彼ならどんな雄もメスも喰っていけるだろうと。


「今日もいい舌遣いだな、ふぅ……。汗クセェだろ。このニオイがイヤならまぁ、そこの浴室で洗ってからしゃぶらせてやっからさ」


 僕がこういう雄のニオイを好んでいることを知っていて、この犀のおっちゃんはイジワルをする。僕は自分から陰毛の密林に鼻を埋め込むようにして奥まで咥え込み、舌を激しく動かしてやった。するとおっちゃんも気持ちよさそうに低い声を出して僕の頭を掴み、そのままグッ……と一番奥まで腰を突き出してからピタリと静止する。


「……ふん、洗う必要はねぇみたいだな。お゛っ……おぉっ……お……今日もすげ、汁が止まんねっ……。舌の使い方、うまくなってやがる。ふぅ……」


 僕が巨根を奥まで咥え込んで、陰毛に鼻を埋めながらハスハスとニオイを嗅いでいる。この様子を一瞬見ただけで、犀のおっちゃんは死ぬほど興奮するそうだ。自分の仕事終わりの蒸れたキツイ体臭を嗅いで興奮してくれるヤツを見ると、気絶するまで夜通し激しくブチ犯したくなるんだと。特に口淫はお気に入りで、顎が痛くてしばらく閉じなくなるまで、鼻からおっちゃんの我慢汁が逆流するほどの長い間しゃぶらせてくるのが日課となっていた。


 これだけのことをやっておきながら、犀のおっちゃんはノンケらしい。いまだに信じられないし、嘘をついているとしか思えなかった。獣人の雄は、気持ち良ければ何でもいいと思う層が一定数いる。彼もまた、そのグループの一人なのだと思う。



「おぼっ、お゛っ! おぶっ‼︎ げぇっ‼︎」


「だいぶ奥まで咥えられるようになったな。喉奥開通工事もじきに終わるだろうよ。これで俺専用のオナホが完成ってな。あとは下の口もなぁ……もっとドス黒ケツまんこになるまで掘って、掘りまくって、俺専用のオナホにしてやらねぇとだ」


 今日も現場仕事の残業と称して、僕の体を隅々まで開発工事する気満々のようだ。鼻血が出そうなほどに鼻が陰毛に当てられ、そこから激しく小刻みに腰を振り、僕のマズルには粘ついたニオイのキツいドロドロの我慢汁が大量に注がれる。今日も絶好調、いつしゃぶってもこの塩味濃いめな我慢汁の量は変わらない。無限湧き、その言葉がピッタリだと思う。今日も左右共にズッシリと重たそうな犀の金玉袋を手で揉みしだきながら、僕は犀のオナホとして使ってもらえるよう口淫を続けていった。


「へへ、あとでココもしっかり可愛がってやるからな」


「……ん゛う゛っ‼︎」


 最近変えたばかりだという白靴下越しに足を股間へと当てられ、僕は一瞬くぐもった声を上げながら股間を大きく腫らせていった。……この白靴下も、毎日たっぷりと踏みしめられて汗が染み込んでいるのだろう。足指の裏の型に染まりきった靴下裏を見ると、土方仕事がどれだけ汚れやすいのかよくわかる。今日もあの靴下をマズルにハメられ、防音対策としてマズルの間にトランクスを噛まされるに違いない。そんな期待をしていると、僕は興奮のあまりちょっと足でつつかれただけで精子をビュッ……とぶっ放した。




絶景 〜ウチの二階建てアパートから見える建設現場〜

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