今日も広美は拷問室に至る酷寒の雪原を、羽織るものも着せられず、夏制服姿のまま連行されていた。 鳥肌と鞭傷で覆われた痛々しい肌は寒さでピンク色を帯び、小刻みにカタカタと震え、小さな口からははぁはぁと苦しげな白い息が吐き出されていた。 やがでドサリと膝をつくと、「お願いします・・・もう歩けません・・・! お願いですから・・・休ませてください・・・」と涙目で懇願する広美。 しかし無情にも鞭が飛び、少女のソプラノの悲鳴が雪原に響いた後、半ば鎖に引きずられるようにして少女の連行は継続された。 ■原作:カルシファー ■イラスト構成・構図:このさきれむ様 ■キャラクター:MIRUA様