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結城美柑は稼ぎたい

この小説は、リクエスト作品のToLOVEる二次創作の番外小説です。 #####  親父の仕事の手伝いが忙しくなり、美柑が中学生になり、ヤミが僕の暗殺を諦め、モモが夜這いに来なくなった。  モモが夜這いに来なくなった理由についてはモモから直接聞いた。ショックではあったけれど、今までがおかしかっただけであるべき場所に収まっただけかもしれない。  あんなに騒がしかった我が家もすっかり静かになってしまっていた。  僕はいつも通り家の掃除をしている。美柑が中学校に進学してからは家の掃除は僕の役目になっていた。  あとから思えば、たとえ兄妹とはいえ年頃の女の子の部屋を掃除したのはやり過ぎだったのかもしれない。  美柑の部屋を掃除していて見つけたのは親父から美柑に渡している小遣いなんて比べものにならないほどの札束と、カラフルな避妊用ゴムだった。  それらはベッドを掃除しようとしたときにマットレスの下から見つけた。  もちろんどちらも女子中学生がもっていても良い物では無い。避妊具は空き箱もいくつかあったので悪ふざけで買ってみただけという訳でもないだろう。  どのくらい経ったのだろうか? 呆然と札束と避妊具を見つめている間に、玄関でドアが開く音がした。見つけたこと自体を隠すための貴重な時間は失われて、背後で「うぁ......」とうめき声が聞こえた。 「おい、美柑。これはなんだ?」  精一杯の兄の威厳を込めたつもりだったけど、その声は震えていた。 「見れば分かるでしょ。お金とコンドームだよ。返して、リト」 「違うだろ......。なんでお前がこんなものを持ってるんだよ」  このとき僕は期待していた。美柑がなにか僕が思いつかなかった理由を言って「なんだ、そうだったのか」と笑い飛ばすことができることを。 「なんでって、コンドーム無しでセックスしたら赤ちゃんできちゃうじゃん。お金のためにセックスしてるんだから赤ちゃんできたら困るもん。それに、だしたあとのゴムで遊ぶのが好きなおじさまってたくさんいるんだよ」  美柑の答えは明らかに援助交際を意味していた。 「どうしてだよ。欲しいものがあったなら僕か親父に言えよ!」 「足りないよ......」と美柑が悲しそうに言った。 「いくら欲しいんだよ。言えば考えるくらいするのに」 「一回、100万」 「は?」  聞き取れなかった訳ではなかった。理解が追いつかなかった。 「猿山くんに一回愛してもらうのに100万円必要なの。リトはだしてくれるの? 100万円だよ?」 「いや、おかしいだろ。そんな愛してもらうのに100万円とか。ぜったい騙されてるって......」 「ケンイチのことを悪く言わないで!」美柑は叫んだ。「仕方ないじゃん! ケンイチのオチンチンは1本しかないんだし。私は春菜ちゃんみたいなフェラテクも、御門先生みたいな立派なおっぱいも持ってないんだから。ケンイチが遊ぶためのお金を持っていかなきゃ愛してもらえないの......」  そのまま、美柑は泣き崩れてしまった。  道を違えてしまった妹に対して、兄として説教でもしなくてはいけない場面なんだろうけど。僕はつい、いつものように妹の前にしゃがんで頭をなでていた。 「そうか、辛かったんだね。ごめん。気づいてあげられなくて。今更かもしれないけどさ、美柑の話を聞かせてよ」 「ほんと......、本当に今更だよ......」  僕は、美柑が泣き止むのを辛抱強く待った。昔からやっていたように。 「私ね、リトのことが好きだったんだよ。一人の男の子として......」  泣き止んだ妹に僕は告白されていた。そしてその告白は薄々気づいていたことだった。 「でも、無理じゃん。リトの周りには可愛い子いっぱいいるし。そもそも私は妹だし。なんか辛くなっちゃって......」  妹の独白に、僕はなにも声を掛けることができなかった。黙って続きを促す。 「そしたらね、モモさんが気持ちが楽になるお薬をくれたの。みんな飲んでるよって言われて」 「飲んだのか?」 「飲んだよ......。そこからあまり記憶がないんだけど、気がついたらラブホテルでケンイチとセックスしてた。相手のことなんて全く考えてない乱暴なセックス。でもね、道具みたいに扱われてたのに私、愛されてるって感じちゃったの。気づいたときには告白してたんだ」 「それが、どうして100万円とかの話になるんだよ。普通に告白したんだろ?」  他にいくらでも突っ込むべき点はあったが、最近続いたゴタゴタで疲れた僕の頭から出てきた質問はそれだけだった。 「私がバカだたったの。自分の立場もわきまえずに『彼女にしてください♡』なんて言っちゃって......。  ダメに決まってるのに。『責任とか言われると面倒いから彼女とかは無し』って言われちゃったの。当たり前だよね。  私は一方的にケンイチを愛すことを許してもらう立場なのに見返りを求めちゃうなんて。私はケンイチのオチンチン挿れてもらえるなら性奴隷でも肉便器でも都合の良い女になる覚悟はできてたのに」 「......」 「そんな顔しないで、リト。『処女膜の無いマグロじゃあセフレにできない』って言われたから、私から提案したの。パパ活でいっぱいセックスのテクニックを勉強します。ケンイチが遊ぶためのお金も用意しますって。たったそれだけでセフレにしてくれたんだからケンイチはやっぱ優しいよ」  情けないことに、僕は妹に掛ける言葉がなかった。何かを言おうと口を開くも、肝心の言葉が出ず閉じるだけ。  そんなことを、鯉のように繰り返していると玄関で音がした。「あ、今日100万たまるってケンイチに言ってた。リト、クローゼットに隠れて! 早く!」  慌ただしく部屋から出て行った美柑は、猿山の手を引きながら戻ってきた。  そして猿山の後ろからは西蓮寺が続いて入ってきた。 「はいケンイチ、100万円だよ。私がケンイチに遊んで欲しくて勝手に稼いだだけだから、遠慮無く使ってね」  差し出された札束を無造作に鞄に放り込んだ猿山は飲み物でも勧めるように「ヤルか?」と聞いた。何をヤルかは言わなかった。美柑にとって何をヤルかはわかりきっていた。 「うん、もう美柑のあそこ、準備できてるよ♡」 「おし。西蓮寺」  名前を呼ばれた春菜は、するすると服と下着を脱ぎ去り一糸まとわぬ姿になった。そしてそのまま猿山の足下にうずくまると慣れた手つきで猿山のズボンを脱がせた。 「フェラチオ専用セフレの西蓮寺春菜が猿山君のイケメンオチンポを心を込めてしゃぶるね♡」  うっとりと猿山の垂れたペニスを見つめながらそういった春菜は「ちゅっ」っと啄むようにペニスの先端にキスをすると、そのままペニスを舌の上に乗せて、「ぱくっ」っとくわえ込んだ。 春菜が頭を左右上下に激しく動かしながら「じゅるじゅる」と猿山のペニスをしゃぶっている間、猿山と美柑は美柑が行った援交について話していた。 「春菜ちゃん、本当にフェラチオ上手だよね。私も追加料金もらえるから結構やるけどここまで巧くはできないと思う」 「そりゃぁ、毎日10回以上フェラしてるからな。朝起きてから夜寝るまで。最近は授業中もフェラさせてるし」 「うぁ~、すごいね。好きこそ物の上手なれって感じ。ところでさ、この前援交したおじさんがね、すっごいキス魔でお泊まりだったんだけど一睡もせずにキスだけしてたの。いっぱいキステク仕込まれたんだけど、試してみない?」  舌をチロチロさせ誘う美柑の口に猿山がむしゃぶりついた。  そのまま二人は春菜にフェラをさせたままキスをした。キス魔に仕込まれたと主張するキスは伊達ではなく、セックスと言っても過言ではないエロさがあった。  しかし、美柑が主導権を握れたのはそこまでであった。  春菜の口から抜き取られたペニスはへそに届くほど勃起していた。  春菜に「頑張ってね♡」と声を掛けられたペニスが美柑の未成熟なマンコに突き立てられると、美柑は潰れたカエルのようなうめき声をだして痙攣し始めた。猿山は美柑が白目をむいていようとお構いなしに美柑の子宮を突き続けた。  途中、春菜がもってきた晩ご飯を春菜に食べさせながらも美柑をオナホールのように使い続けた。  そのまま三人は美柑の部屋で眠ったが、僕はクローゼットから出ることができなかった。クローゼットの前では、クローゼットに寄りかかるように春菜が眠っていた。  引き戸越しにも生暖かかった。  一晩中美柑の中に入っていたペニスを春菜が口で清め、ようやく二人が帰ったのは翌日の昼前だった。  その日から僕と美柑の関係は少し変わった。  美柑は援交に行くことを隠さなくなったし、学校での猿山の様子をよく聞いてくるようになった。

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