「こちらバイオレット。殲滅完了したわ。帰投します」
そこかしこに出来上がったクレーターの只中に佇む戦士。周囲には大型タイプの怪人が大量に倒れている。
「ふう……数だけはいるわね」
通信が入る。
『バイオレットさん、終わったみたいですね』
「ええ、片付いたわ。全員怪人よ。例え大型タイプだろうと、怪人はディフェンダー戦隊への有効打にはならないと知っててこれ。……敵は何考えてんのかしら?」
『ヒーローブースターの量産化に成功した今、怪人なんかを投入してくる理由はないはずなんだけれど………嫌な感じですね』
新型スーツ『ヒーローブースター』。電磁パルス搭載の怪人を倒した装備は程なく量産化に成功した。怪人程度なら最早苦戦すらしない。問題は新たな脅威にあった。
「ディフェンダー戦隊はイエローも含めれば3人いるわけだから、戦力的には向こうに上級戦闘員が3人いるとしても対応できるわ」
『上級戦闘員はまだ出てこないようですね。半年前のあれきり、ヒルダからの接触はありません』
「不気味ね。索敵はあなたとイエローが頼りよ。お願いね」
『はい!彼女も張り切って頑張ってますよ』
「ふふっ、期待してるわ」
基地に戻ったバイオレットは今後の対応をピンクと協議した。
「基地の防衛システムは進捗90%ほどです。程なく全自動化できそうです」
「これで市民の地下居住エリアの安全が確保されるわね。一安心だわ」
「上級戦闘員の力は明確には分かっていませんが、現状分かっている情報を信じるならヒーローブースター着用時の我々で十分対処できます。危険なのは多対一の状況になる事です。イエローもいますが………やはり新たなディフェンダーが必要です」
「あまり気乗りしないわね……市民を巻き込むことになるわ」
「今は一般市民でも前は軍属だったという方もいますし、従軍経験などの条件付きで『地下警護』や『タートルセキュリティ』の話は受けてもいいかもしれませんね」
市民側からもディフェンダー戦隊への支援の声が上がっている。守られるだけではいけない、共に戦いたいという人間も決して1人2人では無いのだ。
「ま、おいおい考えましょ」
「バイオレットさん……」
「お手伝いしてくれるのは願ったり叶ったりなんだけどね。ディフェンダー戦隊への入隊はそんなにすぐに決めなくてもいいんじゃない?」
バイオレットは軍属だったこともあり、市民に対しての認識は庇護対象よりだ。民間から戦隊入りしたピンクとは背景が違った。
「こんなとこね。じゃ、あたし部屋戻るわ。早いとこシャワー浴びたいし………あ」
「何でしょう?」
「聞くの忘れてたわ」
バイオレットは振り返ってイエローに尋ねた。
「レッドどんな感じ?」
「あの人はイエローちゃんとリハビリ中ですよ」
シミュレータールームに乾いた打撃音が何度も響く。
半径50mのドーム型の室内。開発部で作られた新兵器のテストなどに用いられる空間だ。
中央付近で素早く動く2つのシルエット。戦いは武器を使わず素手で行われている。
片方は赤い戦闘服に身を包んでいる男だ。怪我でもしているのか、どことなくぎこちない動きをしているが、歴戦の強者を思わせる堂に入った動きだった。戦闘服に浮き出る筋肉は鍛え上げられた戦士のものだった。
もう片方は黄色い戦闘服を着た若い女だった。はつらつとした、それでいてパワフルな動きで何度も打撃を繰り出している。体格は女性にしてはかなり大きく、筋肉の量こそ男に劣って見えたがそのかわり女性らしく丸みを帯びた肉付きをしている。単純な体格を比較すれば男より僅かに大きく見えるほどだ。
状況は…………女が押しているようだった。
「ふっ!!やっ!!」
「むっ……!!」
女の繰り出す拳や蹴りはまだ荒削りに見えたが、速く重い。正確さにはやや欠けているが、思い切りの良い打撃はひとたび対応を誤れば無視できないダメージを受けるだろう。
男はそれらを受け、或いははたき落とし、時折カウンターを狙う素振りも見せる。格闘術における基本をマスターした熟練の動きだったが………今ひとつキレが無い。
長期戦は不利と判断し、一気に前に詰める。
「はっ!!」
「!?わわっ!?」
完璧な間合いのコントロールで女の不意を突き、鳩尾に鋭い突きを放つも寸前でかわされる。反射神経の良さだけで対処されたような形だ。
「くっ……!!」
今ので決めたかった。
目論見が外れ焦る男。できれば打ちたくなかった二撃目を放つべく更に踏み込むが、それが間違いだった。
「このぉっ!!!」
一瞬背を向ける女。男が彼女の背中を見るのと、跳ね上がる剛脚が男の腹を捉えるのは同時だった。
どふっ………!!!
「がはぁッ!!?」
太い脚が後ろ蹴りの要領で勢いよく振り上げられ、男の腹部を蹴り上げたのだ。成人男性の巨体が宙に浮き、
どざぁっ!!
何とか着地するも、膝を折って苦しむ男。
「あっ!!す、すみません!大丈夫っすか!?」
女は途端に慌てて男に駆け寄り、背中をさする。先ほどまでのパワフルな戦士の印象が嘘のように、大型の人懐っこい犬のように見えた。
「レッドさん……」
「あ、ああ……大丈夫だ。腕を上げたな、イエロー」
苦しそうに、しかし彼は快活に笑った。
○
「流石っス!!レッドさんまだ本調子じゃ無いし、スーツの性能差もあるのに……ウチも本気でやってたんスよ!?」
シミュレータールームから戻る基地廊下にて。
イエローはニコニコしながらレッドに話しかけていた。
彼女は従軍経験があり、その前は国体に出たこともあるアスリートだったらしい。話し方は体育会系の後輩のようだった。
「やっぱりレッドさんは凄いっス!ウチの憧れの人っス!覚えてるっスか?湾岸地区に発生した怪人をレッドさんが倒した時………ウチもレッドさんに助けられたんス!!」
「そうだったのか?」
「そうなんス!レッドさんが来なかったらウチは一家揃って死んじゃってたっス!あの時のレッドさんに憧れて、ウチも絶対ディフェンダー戦隊に入るって決めたんス!」
イエローは心底嬉しそうに話す。身長がレッドより高い上に筋肉質なためパッと見は威圧的に見えたが、話し方も振る舞いも明るくフレンドリーだ。もし彼女に犬の尻尾が付いていたらブンブン振っていることだろう。
「それにしてもレッドさんの格闘術はほんとスゴイっス!」
「そんなことはない。俺の技術は体調に左右されないよう練ったものだ。君に勝ることはないよ」
「そんなことないっスよ!レッドさんが回復してヒーローブースターが着れたら、あたしなんかきっと敵わないっス!!」
「…………そうかな………」
曲がり角を曲がる。
目が合った。
「あ、ピンクさんお疲れ様です!」
イエローが元気良く会釈する先に、バインダーを抱えたピンクがいた。
「レッドさん……お疲れ様です」
「………ああ」
ピンクの穏やかな笑み。レッドは眩しいものでも見るように目を細めた。
○
(「じゃあ、ウチはお先に〜……ww」)
ただならぬ2人の雰囲気に何を感じ取ったのか、イエローは笑いを堪えるように両手で口元を押さえながらしゃかしゃかと自室へ戻って行った。
「変な子ですね……」
「……良い奴だよな」
2人は顔を見合わせて控えめに笑うと、連れ立って歩き出した。
「……ごめんなさい」
「?何がだ?」
「あの子、スーツのこと言ってたから……」
「……いいさ」
イエローは入隊して日が浅いが、あっさりヒーローブースターを着こなした。すでにピンクとバイオレットが着ていたこともあり、着用条件があることすら知らなかった。
レッドだけがヒーローブースターの性能を引き出せないことを知らないのだ。
後続の女性隊員が3人とも真のヒーローの資格を持つことに、意外にも彼自身は落ち着いていた。
「もう……そういうものだと思ってる。自分の限界を知っておけば、いつぞやみたく勝手に無茶することもないしな」
「はい………」
「ピンク。………その、なんだ……」
「………何でしょう?」
こちらを見上げるピンクに、レッドは向き直った。
「……裏切り者の俺を受け入れてくれて……ありがとう」
「………それは………」
「いいんだ………全て俺の勝手が招いたことだ。……本当に、すまない」
「……………」
「謝って済むことではないと思ってる。それに、非常時とはいえ俺のお咎めがない理由も………お前が手を回してくれたんだろう?何もかも恩に着る」
レッドはピンクに頭を下げた。
「そんな……よ、よしてください」
「お前があの時俺を探してくれたから、今生きていられる。あと一歩遅ければ、ヒルダに首を折られた後死んでいた。ピンク、お前は命の恩人だ」
「いいんです………顔を上げてください」
「罪深いばかりの俺だが、今はやるべきことがある。俺にしかできない手伝いをしていくつもりだ。どうかこれからも頼む」
「………怪人化の後遺症は、長く続きます。多分、前線に出るのは………難しいでしょう」
彼は顔を上げた。ピンクは目線を落とし、暗い声で語りかけた。レッドははっきり答えた。
「分かってる。もう俺に………戦う力は残ってない。これからの戦いには到底ついていけないだろう。だが、そういって塞ぎ込んでいる暇は無いんだ」
「レッドさん……」
「戦うだけが役割じゃない。戦えない俺にも、お前達を手伝うことはできる」
ピンクはレッドの目を見つめた。
○
いつからか荒み切り、会話もままならないほど冷え切った関係になっていた。
彼の命を気遣うことはできても、彼のプライドを蔑ろにするようなやり方で彼を諌めることしかできなかった。結果、彼は私たちの元を去り、二度とは会えないかもしれないと何度も後悔した。
赤い怪人の後を追ったのは、彼女にもよく分からない直感だった。何故かひどく気になり、後を追った。
瀕死の彼を見つけた時の彼女の驚愕は言葉にできないほどだった。彼にとどめを刺さんとする女の戦闘員を全力で追い払い、彼を連れ必死で基地に取って返した。
レッドが意識を取り戻してからの1ヶ月間、彼女はベッドから起きることもできない彼の元へ毎日足を運んだ。
息も絶え絶えに何が起きたかを語り、心の内を吐露しながらピンクに謝り続ける彼の姿は、かつての力強く、プライドの高い彼と同一人物とは思えなかった。ピンクはただ、別人のように弱りきった彼の手を握り続けることしかできなかった。彼の謝罪に優しく応えながら。
『………ずっと、お会いしたかったです』
思いやりと優しさを形にしたかのようなその言葉が彼の心を癒し、命を繋いだ。
○
彼の目は、ただ真っ直ぐにピンクを見つめていた。
ピンクがディフェンダー戦隊として戦う前、ブルーやグリーンと共に戦っていた頃のあのレッドに戻ったようだった。
平和のために戦う、正義の戦士。
彼こそディフェンダーだった。
「レッドさんは………今もレッドさんです。私の尊敬する……みんなのリーダーですよ」
ピンクは心から微笑みかけた。レッドは一瞬目を丸くし、すぐに笑った。
ピンクは嬉しかった。
歯を見せて笑う彼を見るのは、久しぶりだったから。
○
レッドは自室に戻った。
椅子に座り、壁にかかった写真を見つめる。中央に座ったレッドを、両側から挟むようにブルーとグリーンが立っている。皆笑っていた。
先月連絡した時、ブルーは元気そうだった。互いに軽口を叩きながら、次世代のディフェンダーについても前向きに言葉を交わした。
「(…………見ててくれよ、グリーン)」
椅子にもたれかかる。軋む音が静かな部屋に響いた。
「流石に若いのの相手は応えるな……」
なまりきった体を起こすため、思い切り体を動かすべくイエローとの訓練を行ったが流石に全身が痛い。久方振りの運動が戦闘というのはやり過ぎだったかもしれない。
そんなことを思いながら天井を見つめる。
ーーーーーードクンッ。
「………ッ!?」
まずい。
レッドは即座に跳ね起きて卓上の通信端末に手を伸ばした。
いつもの発作だ。
後遺症の一つだが、1人ではどうにもできない。いつも唐突に来るのだ。
バイオレットかピンクしかこのことは知らない。恥ずかしい話だがかなり……特殊な対応が必要なのだ。
応答があった。
「レッドだ。……ピンクか?良かった……いや、いつものアレ……ああ、そうだ。済まないんだが……。申し訳ない、頼む」
通信が切れる。
「ぐっ………」
10分で来ると言っていた。それまでの間にできる準備はしなければならない。
体温が上がっている。まずい。
ピンクのことだ。うまくやってくれるとは思うが………。
○
ピンクはレッドの部屋の前まで来た。
ノックするが反応はない。おそらく『重症』だ。
渡されていた合鍵を使い、部屋に入る。想定通りの光景が目に入ってきた。
変わり果てたレッドの姿が。
「ぉ"っ………♡」
全裸、猿轡(ボールギャグ)。専用の器具を使って後ろ手に手枷をはめている。
有り体に言って、「マゾ奴隷」という感じの外見そのままだった。
「………ふう」
分かってはいたが、思わずため息が出る。先ほどあんな会話をしたばかりなのだから無理もなかった。
○
一体向こうでどのような仕打ちを受けていたのか。
レッドは「ふとした時、自分でもどうにもならないほど被虐欲が膨れ上がる」ようになってしまっていた。怪人化に向けた人格矯正と思われるが、非人道的な行いが日夜繰り返されていたようだ。
それは最早発作のレベルで、体温が高まり、先走りが漏れ出し、尻穴がヒクつき、他のことは何も考えられなくなる。
どうすることもできないようで、消え入りそうになりながら初めて頼んできた時のことを、今でもピンクは忘れられない。それほどの衝撃だった。
しかし他ならぬレッドのため、程なくピンクは覚悟を固めた。
彼のためなら、なんでもしてあげたい。
根治に向けて取り組むにあたり、「処理」には決まりがある。
まず、治まるまで続けること。
彼が完全に満足するまでは辞めずに続ける。生殺しは帰って心身に負担が大きいことが分かっている。
次に、手加減は決してしないこと。
遠慮がちに行為に及んでも、どうやら逆にストレスになってしまうようだ。ある程度の配慮を無くしてでも、手荒に臨んだ方が治るのも早いのだ。勿論優しい言葉など、かけはしない。
そして最後の一つは………ーーー
○
「レッドさん、来ましたよ」
「ん"ッ………!」
ピンクは「ヒーローブースター」を着用していた。
「ほら、お望み通り着てあげましたよ。嬉しいですか?」
冷たく言い放つピンク。
途端に、レッドの股間が『ぴくんっ!』と跳ねた。
「ん"ん"っ……♡んむぅ……♡」
身を捩って悶え始める。
「ふん………納得したようなこと言ってたくせに。結局悔しかったんじゃないですか。……『ヒーローとして後輩の女に負けた』ことが」
「んふう"ぅ……!!」
「このスーツを着ても、レッドさんは反応すらしなかったんですよね?それって、ヒーローとしては2流ってことなんじゃないですか?」
「んうぅ……!!!」
刺すようなピンクの言葉から逃れることもできず、距離を取ろうとするかのように仰け反るレッド。
僅かな逃亡の気配を、ピンクは逃さなかった。
「ちょっと……何してるんです?」
ぐいっ!!
ピンクは大股でレッドに近づくと、無遠慮にレッドの頭を掴んで自らの股間に押し当て、太い太ももでレッドの頭を挟み込んで容赦なく締め上げた。
頭を挟み砕くような圧力に苦悶するレッド。
「んぎぅううっ!!!?♡」
むちむちとした脂肪の向こうに鍛え上げられた太ももの筋肉を感じる。鼻呼吸はかろうじて許されていたが、「私の股間の匂いでも嗅いでいろ」とでも言うかのようにレッドの鼻先にはピンクの股間があてがわれていた。圧痛に耐えかねたレッドは否応無しに彼女の最も濃い香りを堪能させられる。
「(お"ッ………!!♡♡)」
「お気に入りですよね?これ。知ってますよ?こうしてるとあっという間に元気になるんだもの」
「んぐォオオオ……!!!!」
「苦しそうな声出してますけど………もう準備万端みたいですね」
ピンクの股から解放されるレッド。
「んむ"ッッ!!…ぶふーっ……ぶふーっ……!!」
「ほら」
天井に向けて勢いよく屹立し、早くも先走りで光沢を帯びているレッドのチンポ。それを当然のような顔で一瞥すると、ピンクは空間に手をかざした。
空間が裂け、黒いブーメラン状の物体がピンクの手元に落ちた。彼女はそれを無造作にレッドに放り投げる。
黒いそれは生き物のように変形し、伸び、レッドの体に巻き付いた。先端が何本にも分かれたそれはうねうねと動きながらレッドの体表を這っていく。
やがてそれらはレッドのある部位をがっしりと掴み、弄び始めた。
乳首、竿と玉、そして肛門。
「っ!?♡んむ"ぅ……!!♡♡」
「しばらくそれに相手してもらっててください」
ピンクはそう言ってレッドに目隠しをした。レッドは完全に視界が無くなってしまい困惑とともに不安になったが、謎の黒い無機物に体のあらゆるところをまさぐられてそれどころでは無くなった。
乳首をこねくり回され、鈴口をチロチロと舐めるかのようにいじられ、睾丸を揉み込まれ、尻穴の入り口の浅い部分を高速で出入りされる。
「む"ぉ"お"おおお………!!!!??♡♡♡」
5分ほど経ったか。
乳首と睾丸、そして尻穴を重点的に責め上げられたレッドは射精感を極限まで高められていた。
ただの無機物に絶頂寸前まで追い込まれる屈辱。レッドは歯を食いしばって耐えていたが、黒い蛇のようなそれはレッドの内心を見透かしたかのように乳首や睾丸を更に激しく揉み込んで理性を引き剥がしにかかる。その度レッドは悲鳴を上げながら抵抗の無意味さを教え込まれるのだった。
上の口からも下の口からもダラダラと漏らし、被虐の快楽に痙攣するレッド。
不意に目隠しが剥がされた。
「ちょっと………汚いんだけど」
先ほどとは違い、黒を基調としたコスチュームに身を包んだピンクが立っていた。
「あーあ、出来上がってんね。機械に責められるのがそんなに気持ち良かったの?」
「んぐもッ………♡♡♡」
「へえ、設定した通りちゃんと射精させないようしてあるんだ」
目隠しに続いてボールギャグも外される。
ピンクは目の前に立ち、レッドの痴態を蔑むように見下ろした。
「ねえ………さっきはカッコいいこと言ってたくせに何コレ?1時間もしない内に本性出しちゃってんじゃん。恥ずかしくないの?」
「おぉんっ………♡♡♡」
「年下の女にナメられて嬉しい?この変態」
「あぁぁぁんっ………!!♡♡♡」
「おもろいから写真撮ってあげるね」
ピンクは手にしたスマホで2回シャッターを切る。
「バイオレットさんに送ったよ」
「………!!」
「何慌ててんの?もう見飽きてるから」
ピンクはスマホを次元の裂け目に放り込むと、代わりに黒い物体を幾つも取り出した。それを見たレッドの顔色が変わる。
「!!?もっ……もうやめっーーー!!!」
「はい」
ぽいっ、と投げられた黒い物体は空中で静止すると、次の瞬間矢のようにレッドに襲いかかった。
体全身に次々と巻き付いていき、レッドの体が縛り上げられる。 そしていかなる力が作用したのか、体は黒い物体に持ち上げられるようにして宙に浮く。
その間も最初の1匹目はレッドの弱点を責め続けている。レッドはくぐもった悲鳴を上げることしかできない。
「んお"ぉぉ………!!!!♡」
「間抜けなカッコね。そのうちイエローちゃんにも見てもらうから」
「んぉん"………ッッ!!!?♡♡」
「分かってたでしょ?あの子もいずれアンタのこと見下すようになるのよ」
不意に黒い物体が尻穴への責めだけを辞めた。他の部位は継続して責められている。
ずにゅぅううっ……!!!♡
何の前触れもなく、太くヌルついた何かがレッドの尻穴に侵入してきた。深く、乱暴に。
「ッッ!!!?♡」
ピンクはゆっくり腰を動かし始めた。
太いペニバンを無遠慮に突き入れていく。
ずっ……ずっ……ずっ……!
「んッ……!!!♡」
「新人隊員だった頃……あたしのこと見下してたでしょ」
「あッ!!んぅっ!!」
「『年下』で、『戦闘訓練も受けてなくて』、しかも『女』だからって。違う?」
ズンッズンッズンッズンッズンッズンッ……!!♡♡
「偉そうに先輩風吹かしてたよね?あたしに言い返された時も不愉快そうだったし。『あたしナメられてるんだ』って思ってた」
「おぉぉおんッ………!!!♡♡」
「あたしに負けた時さあ………なんで勃起してたの?」
「あッッ………!!!!??♡♡」
ずりゅっずりゅっずりゅっずりゅっずりゅっ!!!♡
「あの時だけじゃないよ?怪人化してた時も………金玉蹴り上げた時に感触でわかるんだよね。大きくしてたっしょ?」
「ち……違っ………!!!♡♡」
「違わねーだろ」
「ひイッ!!?♡」
唐突にドスの効いた口調で凄まれ、裏返った悲鳴を上げる。腰遣いはピンクの感情を表すかのようにますます激しくなっていく。
パンッパンッパンッパンッパンッパンッ!!!!♡♡♡
「『怪人側勢力の拷問でこんな体質になった』って言ってたよな?ホントは元からマゾなんだろ?あたしが入隊した時からこうなること期待してたんだろ?何とか言えよ」
「んひィッッ!!!♡♡そんなッッ!!!♡♡♡」
「マゾのくせにヒーロー面して………許されると思ってんの?後輩の女に尻穴突かれてヒイヒイ言ってる変態が」
「違っ……!!!?♡♡」
ぴたっ………。
不意に動きを止め、レッドの顔を覗き込むピンク。
「違うんですか……?」
「!」
「レッドさん………」
シールド越しに見える彼女の目が不安げにこちらを伺っている。レッドはハッとした。
10秒ほど経ったろうか。
「……………ち………」
「………『ち』?」
「違……わ…ない………」
ピンクはレッドを優しい目で見つめている。ほんの少しだけ笑ったようにも見えた。
ズパァンッ!!!!♡♡♡
「……ぉっ………ほぉ……ッッ……!!!!??♡♡♡」
「最っ低だなお前」
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッッ!!!!!♡♡♡♡
「いっぱいアナル突いて貰えて嬉しいか?」
「んぉおッッ!!!!♡♡♡嬉しいですッ!!!♡♡」
「もう限界か?女にケツアナ犯されてアクメしちゃうのか?あ?」
「あッも"ッ……♡♡ぁイクッッ!!?♡♡イグッッ!!!♡♡」
「イクイクうるせえよマゾ野郎ッ!!トドメ刺してやるよ!!!」
「逝けッ!!!オラッッ!!!」
「んほぉおおオオオオ"オ"オ"オ"オ"オ"ッッッッッ!!!!!!??♡♡♡♡♡♡♡」
ドビュルッ!!!ボビュルルルッ!!!!
溜めに溜め込んだ精液はまるで固形物のようになり、被虐欲の塊と化したそれをぶちまけたレッドは黒い物体に支えられながら地面に倒れ込んだ。
ぴくりとも動かなくなる。完全に失神したようだ。
「ふう………本っ当、手間のかかる人ですね………」
自然とレッドの頭を踏み躙り、ため息をつく。快感で歪んだ表情で気絶しているため見れた顔ではなかった。二度息を吐く。
ピンクはしゃがみ込んで彼の頬をつつく。
「……私以外の時はこんなにイっちゃダメですよ」
ふと、はっとした表情を浮かべるピンク。次第にそれは、優しい笑みに変わっていった。
嘘じゃない。
彼が戻ってきたことを喜ぶ心は、本物だ。
「…………ふふっ…………」
ピンクは彼の頬を愛おしそうに撫でた。
chitoki
2025-06-09 10:56:24 +0000 UTCMA1ISAme
2025-06-07 13:25:19 +0000 UTCHatake Kakashi
2025-06-07 07:06:12 +0000 UTC