ザ・ファブルを連載中の南勝久先生の作品が大好きです。先生の作品の一つ「なにわ友あれ」は90年代頭頃の大阪環状族を描いた作品です。
劇中で車にまだ興味を持つ前の小僧が環状族の先輩に「同じじところをぐるぐる回って何が楽しいの?」と言う台詞があります。全く興味のない人からの視点が現れている秀逸な演出の一つでとても印象的でした。
実際に「何が楽しいの?」と聞かれても早口で喋るオタクにしかならないので、現地で体験してもらうのが手っ取り早い。
そこで一番よさげなのが車を壊すこともなく楽しめるレンタルカートです。
走行中のレンタルカートカート待ちのエロ絵師達。(本庄サーキット)
視線が低くなるので体感スピードが高く、(ほぼ)イコールコンディションの車両なのでドライバーの腕が丸見えです!
ぐるぐる回るのが好きな知り合いの方々や、お世話になっている社長さんらも参加。同業者さんの見学者も集まりかつてない規模になりました。私もよくぐるぐる周りに行きますが殆どソロ参加です。競技をやっていたころもソロで寂しかったです。ソロで楽しいのは右手を動かしているときですね!
サーキット未経験だけどスポーツ走行に興味があるうちのサークルの売り子さんM氏も参加。スリックカートは経験があるけどこのレンタルカートは未経験。同乗走行も体験し一日笑顔で楽しんでもらえたようで良かったです!
で、当日ご縁でお会いしました社長さんが「車の音取りをしたいので運転する?」とご提案下さいました。
その車両が…
LEXUS LFA(2010-2012)
現在の市場価格で6000万円!みたいな話を聞いた気がするので触るのも怖いです。そもそも実車をお目にかかることすらありませんので私にとっては架空の世界の車です。移動する不動産です。ヤバイですね☆
過去に乗ったトヨタ車は家電製品のような印象でしたが、この車両は高い楽器のような造形でウインカーレバーの一つをとっても美しく、あらゆる部分が考えられて作られていました。カーボンの湯船に浸かるようなコクピットはレースカーにナンバーを付けた作りです。燃費は高速道路で1L/5kmだとか…。
以前記事にしたテスタロッサでもビビリだったのに変な汗が出ます。しかし人生に二度目どころか選択肢すら現れないであろう経験のチャンスでもあります。
わい「下擦ったりしても平気?大丈夫?アレでしょ!?それくらいならいいですよ~、壊してもあかざわさんに貸した私の責任ですからって!」
シャッチョサン「あーそのときはあかざわさんが払ってくれるから大丈夫ですよ!」
わい「」
払える気がしませんし払えませ~~ん!色々と確認して、とりあえず走行する上での条件は…。
・カーボンブレーキなのでブレーキに熱を入れない&フルブレーキはしない
・メーター読みでレッドゾーン手前まで回しても良い
・壊したら全額負担
しかもタイヤがコンフォートタイヤなのである意味人生をかけて乗り込みます。ギャラリーが見ている前でなにかするのは国内B競技やゲーセンに入り浸っていた頃以来です。緊張したり不安のままだと絶対ミスるので「イケる!イケる!!」と内心念を押しまくります。
全神経を使って車両に負担をかけず音取り開始です。
リアはマイクを設置するスペースが確保できず、風切り音で殆どかき消されてしまったのが痛恨のミス。車内はエンジンサウンドが共鳴するように作られているようで、ヘルメットをしているのにかなりの爆音でした。ドライバーを楽しませようとした造りなんでしょうか。
こういう超高額な車両は資産運用の一つとして扱われるイメージだったので、テスタロッサのこともあり走行性能は二の次と考えていました。しかし実際に乗ってみたら全くそんなことはなく、音だけでなく操作感覚が過去に乗った車両の中で一番好みで、いつかこういう車両を所有してみたいと思いました!無理です!なのでどなたか珍しい車両がありましたら乗せて下さい!