こんにちは、ちふりです。
オリジナルキャラクターのエンデとネアのぬいを手作りしてから1年、今ではすっかりぬいぐるみの洋服作りにはまっています。そんな中で、自分で工場に依頼してぬいぐるみを作ってみたいと思うようになりました。この記事はその備忘録になります。
無ぬいとは…
無ぬいとは無属性ぬいぐるみの略称で、オリジナルキャラクターをぬいぐるみにしたものになります。
無ぬいの定義は人によってまちまちで、はっきりと定められていない(と思う)のですが、自分の中で無ぬいは、持ち主がぬいに独自の名前を付けたり設定を付与したりすることを、ぬいの作者(ワモ)が許可しているイメージかなと認識しています。
ぬいぐるみ以前から設定があるオリジナルキャラクターのぬいは、oc属性ぬいとも呼ばれていて、このぬいには独自の設定があるよと前もって伝えるワモさんもいます。
※ワモとはぬいの作者を指す名称です。
逆に版権キャラのぬいぐるみは有属性ぬいぐるみと呼ばれています。
私生ぬいとは、個人用に1個または少数生産したぬいぐるみのことです。
今回自分が依頼したぬいがこれに当たります。
私生として制作しましたが、人数が集まればこの子は頒布しようかなと思います。
無属性ぬいは、元々は棉花娃娃という名称で中国を中心に発展していったジャンルです。
海外の工場に生産を依頼するので、言語の壁はもちろん、輸出の段階で荷物がロストし、お金だけを失うというリスクもあります。
言語に関しては翻訳機がありますが、どういったぬいぐるみのデザインなのかしっかり伝わる図解を用意することは重要だと思います。
①工場探し
②見積もり・制作を依頼 (期間7/26~7/27)
③見積もり結果確認・代行に入金 (期間7/28~7/29)
④電子刺繡~立ち上がり (期間8/9~9/11)
⑤転送~到着(期間9/11~9/22)
昔はweibo(中国のsns)でぬいぐるみ工場を探すのが主流だったそうですが、最近はXにも多くの工場が進出しており、日本人向けの案内をしてくれています。
自分もXで見かけた工場に依頼しました。この工場に決めた理由は、好きなワモさんがこの工場に依頼していたからです。また、XのDMでもやりとりができること、オーダーシートを用意されていたことも相談しやすくていいなと思いました。
制作依頼をした工場はHongli Doll Factoryさんです。(以下工場)
工場によってはXのDMではなくWeChat(中国版のLINE)でやり取りすることもあります。
7月26日
XのDMから見積もりの連絡を中国語でしました。ちゃんと準備したつもりでも、いろいろ失念していた点があり、工場さんにはお手数をおかけしました……
オーダーシート
こちらの工場のオーダーシートと内容が一部被っていますが、見積もりで重要な項目をまとめました。
・サイズ 10cm 15cm 20cmなど
・スケルトンの有無
・髪の布の種類は何か(ラビットボアとか毛足が10cmあるロングなボアとか)
・手の縫い付けの向き(正面or上下)
・髪の毛に立体刺繍をするか
・何個作るか(1個か量産か)
・ケモ耳、しっぽの着脱方法、布地はどうするか(ある場合)
・アクセサリーの有無(布地の種類)
・刺繍糸の色数
見積もりしてもらう上でこの内容は必須だと思います。
提出したぬいの二面図・指示書です。
中国語フォントはadobeのフォントを使用しました。
7月27日
自分の指示書送付後、工場さんの方から過去に製作したぬいと類似するデザインの画像が送られ、「こういう前髪刺繍が良いの?」と確認のメッセージが来ました。お伝えしたかった刺繍のやり方そのものだったので肯定しました。
過去に事例があるとありがたいですね。
自分の中でどういうデザインにしたいのか、どういう手法で立体物にしたいのかを具体的に決めておくとやり取りがスムーズです。
工場からはその日のうちに返事が来て、見積もりの結果を出してくれました。
それを確認し、問題がなかったのでこの内容でぬい制作の依頼をしました。
7月28日
翌日、工場から製造費のレシートであるAliPayのQRコード画像が送られてきました。
2025年7月現在Alipayはパスポートがないと日本人は使用できないので、入金の代行を行なってもらう必要がありました。自分はRainbow国際橋さんを利用しました。
Rainbow国際橋さんにLINEで、購入手続きの代行をお願いする旨のメッセージを送りました。日本語でOK。その日の内に、必要な情報の案内のメッセージが届きました。
メッセージに従い、
・購入先の情報(工場名、Xやサイトのリンク)
・購入の目的(今回はぬいぐるみ製造)
・金額の証明資料(工場から送られてきたAli PayのQRコード画像)
を送ると、数時間後に必要な金額(ぬいぐるみ製造費)、振り込み先が送られてきました。
自分は銀行振込を利用して、指定の口座に送金しました。送金完了の画面のスクショを撮り、その画像もLINEで送りました。
その日のうちにメッセージがあり、入金完了の確認画面のスクショが送られてきました。
お礼を伝え、XのDMで工場にそのスクショを送り、入金したことを報告しました。
7月29日
翌日工場から承諾のメッセージが来ました。併せて、ぬいぐるみ製造にかかる時間も尋ねてみました(最初に聞けばよかった)。
1時間後くらいに工場から、35~40日が完成目安と教えてもらいました。
8月8日
10日後に、髪の毛に使う布の色味の確認画像が工場から送られてきたので、選んだ布を伝えました。
8月19日
更に11日後、電子刺繍の画像が送られてきました。
修正箇所は特になかったので、OKを送りました。
かわいい!!!!!!!!!!!!!
8月28日
工場から面皮の写真が届きました。
とてもかわいい!
イメージ通りでとても素晴らしい!修正はなかったので、引き続き制作をお願いしました。
9月11日
ぬいぐるみが立ち上がり、写真をいただきました。(ぬいぐるみが完成することを立ち上がると言います)
かわいすぎる!!!体がもっちりズンズンしていてかわいい。
詳細に写真をもらえて嬉しい。
またしても素晴らしい完成度だったので、特に修正したい箇所はありませんでした。
こちらの完成したものを送ってもらうことにしました。
修正が一度もなく、本当に想像していた通りのぬいぐるみを作ってもらえて感激しました。
ぬいぐるみを日本へ届ける為に、転送をRainbow国際橋さんに依頼します。
9月11日
Rainbow国際橋さんに、「工場からぬいぐるみを転送する為に、Rainbow国際橋さんの倉庫の住所を教えていただけませんか?」と、LINEで伺いました。
教えてもらった住所と自分の本名を工場へ伝え、更にそこへぬいぐるみを発送するよう伝えました。工場からもすぐに確認のメッセージが届き、ここまでのやりとりは1日で終わりました。
9月15日
工場から伝票の写真が送られてきました。そこに記載してある追跡番号を、Rainbow国際橋さんから送っていただいたリンク先に入力し、自分で荷物が倉庫に到着しているかどうかを確認します。
9月17日
Rainbow国際橋さんの倉庫に荷物が到着したのを確認し、その荷物を日本への転送をお願いしました。その日の内に連絡があり、追跡番号の確認・提示された自分の住所などの情報を伝えました。
9月18日
梱包が完了したとの連絡をもらい、送料が提示されるので指定の口座に振り込みを行いました。入金時の領収証のスクショも添付しました。
9月19日
本日発送を行う連絡をもらいました。
日本に到着した際に使える追跡番号を教えていただきました。
9月22日
到着!!
かわいすぎる!!!!
魅惑のムチボディ!
あまりにムチボディすぎて作っている服が着られるのか不安でしたが、普通に着られました。ムチボディだけど、工場産のレキたんと案外同じぐらいっぽい。頭のサイズが大きめ。
右の子がレキたん かわいい
これからいろんな服を着せてあげるからなァ……
かわいすぎる。
リテイク一切なしでイラスト通りでありつつ、ぬいぐるみとしてかわいいぬいを作ってくださった工場さんと、無事に届けてくださった代行さんには感謝しかないです!
同じ手順で依頼しても、同じように上手くいくか保証はできませんが、ぬい制作依頼とてもロマンがあります!
ここまで読んでくださってありがとうございました!