SakeTami
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叩きつけられ勇者 の差分

差分っていうかなんていうか……

とりあえず、ZIPあげるね……

叩きつけられ勇者

これに今回上げた記事に使ってる画像全部入ってるから、いちいち一枚ずつ保存しなくていいぞ……

あと差分一枚ずつ作るの面倒くさすぎたから、PSDファイル入れといたよ。

生の作業用データじゃないけど、それでうまいことレイヤーをこう……いろいろつけたり消したりして、こう……いい感じに使ってね。

背景消したりとか出来るよ……




 勇者が旅の途中に立ち寄った大きな街に、突如触手の魔物が襲撃してきた!


「うわあああああああああ触手の魔物だああああああああああああああ!」

「助けて勇者様ああああああああああああああ!」


 助けを求められれば動かずにはいられないのが勇者のサガ。少女はデカチチを揺らしながら立ち上がった!




 なんか知らんけど魔物は強かった。


 人々の盾となるべく立ち向かった勇者だが、彼女が何か行動を起こす前に一瞬で触手に脚を捕まれ、


「あっ、しま――」


 そのまま持ち上げられ宙吊りにされたかと思えば、ブンブンと振り回される。


「い、イヤアアアアアアアアアア!」


 その勢いは凄まじく、遠心力が少女の爆乳を持ち上げ、ひっくり返す。更に、


「あっ、よ、鎧が――!」


 普段は外そうとしてもぴったりと張り付いて外れず、排泄もままならないため常時おしっこ我慢を強いてくる女神謹製勇者の鎧は、こんな時ばかり遠心力であっさりと吹き飛び、少女はあっという間にすっぽんぽんになってしまう。

 常時高速移動しているような現状では、地上の人々が目を凝らしたところでその姿を確認することは出来ないが。


 全裸で宙を舞う……いや、回される少女は、その間も必死で現状を抜け出そうと思考を巡らせる。

 しかし鎧もなければ武器もなく、この場で咄嗟に使える魔法もないため、結局は魔物のされるがままであった。


 触手の勢いはあっという間に増していき、地上の人々にはもはや勇者の姿はブレにブレて肌色の何かとしか認識できない程となる。

 そしてその勢いのまま、触手は近くの大きな建物めがけて、少女を叩きつけた。



 その建物が何に使われているものかは、少女には分からない。ただ、叩きつけられたのが透明なガラスの窓であったことは確かである。


「ぉゴッ!!?!?!??」


 全身を襲う凄まじい衝撃。たまらず勇者はひしゃげた声を漏らす。


 その衝撃は並大抵のものではなく、衝撃、激突の音、そしてビリビリとしたガラスの振動が、広い街のいたるところまで伝わる程であった。

 それだけの衝撃を受けてなお、傷ひとつつかないこのガラスは、高度な魔法、もしくは錬金術の産物なのだろうか……などと考える余裕は、今の勇者にはなかった。

 なにせ普通の人間であれば水風船のようにはじけ飛んでいるような衝撃なのだ。勇者の肉体は既に常人のものではないが故に、ガラスと同様全くの無傷であった。しかしその分、激突のインパクトが受け流されることなくダイレクトに襲ってくる。

 その痛みも、まともな人間が耐えられるものではなく、良くて気絶、最悪ショック死してしまうレベルのものなのだが、精神も既に人間離れしている勇者は、意識を手放すことも出来ないまま、真正面からそれを受けとめられる。否応なく。



「ォ゛、オ゛ボッ……ほ、ゴッ……」


 潰れたカエルのような姿勢のまま、ガラスにベッタリと張り付き、ビクビクと痙攣しながら白目を向いて無様に呻くすっぽんぽん勇者。

 あまりに強烈に叩きつけられたからか、ずり落ちることもなく、その情けない姿が保たれている。


 ……衝撃で勇者は気付いていないが、丁度勇者の目の前には、この異様に頑丈な建物に避難してきた人々がいる。

 彼らの視線は当然全て、ガラスの向こうで無様を晒している勇者一人に向けられていた。

 それも当然だろう。目の前の窓に何かがぶつけられたら、そちらに目を向けるのは自然なことであり、その何かがデカチチデカケツ美少女として名高い誇り高き勇者様であり、更にその少女が普段見せないようなみっともない姿をしていたのなら、目を離すことなど出来ようはずもない。


「ああ、勇者様……おいたわしや……」

「そのように白目をむき、鼻の穴も広げて鼻水垂らした不細工な潰れ顔になられてしまって……」

「素っ裸になっても私たちのために戦ってくださるなんて……」

「下品に脚を広げて、おまんこはもちろん、その大きなクリトリスもガラスに押し付けてつぶされている、年頃の少女……いや、人として最低の姿を我々に見られても戦って下さるとは……」


 勇者のことを心の底から信頼し、尊敬している人々の、あえて勇者の現状を説明するような言葉の数々は、実はしっかり勇者の耳にも届いていた。勇者イヤーは地獄……もとい女神耳。どんな状況であっても、聞くべき音や声を拾うことが出来るのである。


(いやぁ……見ないで……言わないでぇ……)



 激突の衝撃から多少回復した勇者は、自分の痴態をガン見し続けている人々に、言葉と視線で訴えかけた。お願いだから、こんな恥ずかしい姿を見ないでください……


 だがその意思は全く伝わらなかった。このガラスは遮音性能も高く、声を張り上げられない今の勇者のか細い訴えは全く届かない。勇者イヤーでなければ、彼らの声もまた、少女に届くことがなかったのだ。そうでなくても、人々にしてみれば、その視線は「自分はまだ戦える」という意思表示、そして勇者がダメージから回復し、再び魔物に立ち向かう兆しにしか見えなかった。


「勇者様! 大丈夫ですか!」

「頑張ってください、勇者様!」

「そのような姿を晒してまで戦う勇者様に、わたくし感動いたしました! 勇者様が勝利した暁には、その勇姿を後世に伝えるべく、まい進する所存です!」


 応援の言葉に混じった、もはや運命レベルでやっぱりここにもいた芸術家からの、少女にしてみれば絶望的な宣言を聞きつつも、今の勇者には拒絶する手段がなかった。


 そうしてしばらくガラスに張り付いていた勇者だが、しばらく静観していた魔物が再び動き出す。それによって勇者はようやくガラスから剥がされたのであった。

 人々の視線の先には、みっともない勇者のいた名残が、体液や吐息の跡として残されていた。




 ――数分後。


「ォ゛ゴオ゛オ゛オ゛オ゛ッ!!??!?」



 同じ建物の、同じ窓に、再び勇者が叩きつけられてきた。

 先ほどの再現のようで、少し違う。今の勇者は、何故か頭髪の一切を失ったツルツルのハゲ頭だったのだ。


 少女はガラスから引き剥がされて再びこの建物に叩きつけられるまでの数分の間に、魔物が分泌する「デカチチかつデカケツな、恥ずかしがり屋な美少女の頭皮を覆う毛髪だけを都合良く脱毛する粘液」によって、毛根からきれいさっぱり取り除かれ、ツルツルスベスベ、ピカピカと輝く見事なハゲ頭にされてしまっていたのである。



「勇者様……おいたわしや……」

「女の命でもある髪を全て失い、素肌の一切を隠すことも出来ぬまま、それでも我らのために戦ってくださるなんて……」

「そのお姿も、わたくしこの目にしかと焼き付け、いつか必ず作品として残してみせます!!!」



(見ないでぇ……残さないでぇ……)


 視線による訴えは、当然のように全くもって伝わらなかった。




 こうして、しばらくの間少女は触手によって弄ばれていたが、魔物が勇者一人にかまけている間に、街の兵士達や冒険者によって勇者救出作戦を兼ねた魔物討伐の計画が立案、実行され、魔物は無事に討伐された。


 勇者がずっと魔物のタゲを引き受けてくれていたことで、街はそれなりの被害を受けたものの人的被害は数人の軽い怪我人を除けばほぼゼロ。勇者自身は魔物に傷ひとつ負わせていない(同時に魔物も勇者に物理的な傷は一切負わせられなかったが)が、それでも街を守ったことには違いなく、稀代のタンク役としてここでもやっぱり英雄として祭り上げられた。


 そして勇者の痴態をガン見していた芸術家は才能を大爆発させ、絵画、文学、彫刻、その他あらゆる分野で今回の勇者の痴態もとい勇姿をテーマとした作品を、凄まじい勢いで完成させた。それにより、勇者が街の復興の手伝いを終わらせ街を去るまでのさほど長くない期間のうちに、それらが全て勇者本人の目に入ることになり、少女は羞恥(と、また鎧が外れなくなったせいでろくに排泄出来なくなったことによる尿意)で震えるのだった。




 なお魔物の研究者によると、先の触手の魔物は一際強い生命力を持ち、頑丈な勇者を一目で気に入り、オモチャにして遊んでいたのだろうと推測している。






相変わらずめちゃくちゃなこと書いてるなって。

まあシチュエーションというか、絵ありきのおまけみたいな文章だから、なんでもいいよね。たまには文章を書く練習もしなきゃだしね……

勇者が旅をし、勇者が無様を晒し、勇者が世直しし、芸術家がその姿を遺す! 水戸黄門みたいなもんだな! 水戸黄門に謝れ。


すごくどうでもいいけど、サムネが前回の絵とかなり似ているなと今更気付いた。

まあ、どうでもいいことだろう。好きなもんばっかり描いてたらそうもなる。

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