SakeTami
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fanbox


閉鎖のお知らせ

Pixiv Fan Boxは2023年2月末にて一時閉鎖することに決めました。

制作活動自体をやめるわけではありませんが、少なくともしばらく支援を求めるようなことはありません。

2022年の12月頃だったでしょうか、絵の上達のため講座を受け始めました。

2023年の1月からは別の会社の講座も受けることにしました。

そこでわかったことは、有名なイラストレーターであっても詐欺師のような連中が世の中には溢れているということでした。

わかるわかる、知っている教えると言いながら講師という肩書を背負っているにも関わらず質問されて説明を求めると曖昧にはぐらかす。話題を逸らして逃げようとする。それについて一つ一つ整理して質問していくと最終的には癇癪を起こしたり講座を放棄したりと耐え難い惨状でした。

ここで重要なのは、彼らが対価を受け取りながらそれと等価の交換をしなかったことにあります。運営側が返金した例もありますが、それは運営側の判断であって講師個人の責任は問われない。

金銭を受け取りながら商品は渡さない、それどころか渡すに値する商品を自分が最初から持っていないことをわかった上で多くの人間から金銭を受け取り続けている。

それを詐欺師と言わずに何と言うのでしょうか。

そして気付いたことは、私も同じ詐欺師だったということです。

私は皆さんに支援を求めた。年単位でずっと支援して下さる方もいらっしゃいます。

でも私はその方々に何も価値あるものを提供していない。提供出来ないことを知った上でこのFan Boxを利用し始めた。

私は詐欺師だった。

被害者にならなければ自分が加害者であることにすら気付けないなんて、どれほど愚かなことでしょう。

私の画力は始まりの点に立つための必要最低限すら満たしていない。

もし私がいつか始まりの点に立つことが出来たら、またFan Boxを再開したいと思っています。

それがいつになるのかはわかりません。

何年も描き続けて、何一つまともに描けなかった。私のやってきたことも私の人生も何もかも全て間違っている。

皆がどんどん当たり前に出来るようになることすら、私には何一つとしてまともに出来るようにならなかった。

ただ時間だけが過ぎていって無意味に老いていく。

気付いたことがあります。

老いるということは、ただそれだけで罪とされている。

若くして、幼くして何かが出来るようになることは評価されるけれど、大人になって何かが出来るようになることは何の評価もされない。

その世界にいるための資格には年齢制限まで設けられていて、一定の若さ以内に到達できなかった者は、もう二度と入ることすら許されない。

私は始まりの点にすら立てずにただ醜く老いていくだけでした。

そこにある資格を掴めないまま機会を失い続けていく。ずっと届かないことだけが増えていく。

初めてコミックマーケットというものの存在を知った時には、いつか出られると思っていた。でも私には参加する資格すら無い。人生で一度で良いから出てみたかったけれど、もう一生関わることも出来ない。

親切な方からとある出版社さんをいくつか紹介していただいたのに、その機会も全て壊してしまった。

何かが出来ないということは罪だ。

絵が描けないということは大罪だった。

それだけのことにすら気付かずに一方的に搾取していたことを思うと、これ以上罪を重ね続けることに耐えられません。

どうして私は私を支援してくれていた人たちに何も考えず何も思わず、息をするように加害行為が出来ていたのか、恐ろしくてたまらない。

私は死ねば良いのにと、私は最初から生まれて来なければ良かったのにとすら思う時がある。

いつか始まりの点に立つことができたら、また応援していただければ、なんて都合の良いことを考えています。

今まで支援してくださった方へ、感謝しても感謝しきれません。ありがとうございます。ありがとうございました。

さようなら。

ごめんなさい。本当にごめんなさい。


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