私は憲兵。
名前?そんなものはどうでもいいだろう?
世の中は今、大混乱に陥っている。
突如訪れた、人類存続の危機。そう、ある日突如として世界中の海に現れ、海上のありとあらゆる船舶に攻撃、瞬く間に世界の制海権を奪った”深海棲艦”の出現。
各国の軍隊の攻撃は全く通用せず、なす術なく敗北し、人類は陸に閉じ込められてしまった。
そんな中、 人類は深海棲艦から海を取り戻すために、とある兵器を投入した。
それは、「ヒトの形をした軍艦」。少女の姿をした軍艦であることから、人々はそれを「艦娘」と呼んだ。
深海棲艦に唯一攻撃が通じる艦娘が投入され、局地的に、少しずつではあるが人類は勝利を収め、制海権を奪還しつつあった。
「艦娘」を指揮する者は、世界でも数えるほどしかいない。
艦娘の周囲に存在するとされる「妖精」が見える者しか、艦娘を指揮できないとか。
そんな「選ばれし者」達は海軍に所属し、将官の地位を与えられている。
そしてその者達を監視するのが、私達憲兵隊の仕事だ。
私の担当は、 ('ω')准将という人間(?)だ。
いや、先日少将に昇進したんだったか。
深海棲艦の、戦艦を主力とする大艦隊の奇襲攻撃を、たった3隻の駆逐艦を指揮して撃退した、優秀な指揮官らしい。
一体どんなヤツなのだろう。
ご尊顔を拝しに、('ω')少将の艦隊指揮所に行ってみるとするか。
つづく('ω')