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ぬか@nukka('ω')
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('ω')提督の密会記録 その11

気が付くと私は、('ω')鎮守府の応接室にいた。


目の前のローテーブルには、汗をかいたグラスが置かれていた。その中には、薄い橙色を帯びた水が僅かに残っている。私はオレンジジュースを飲んだらしい。


身体が倦怠感を覚えていた。

もしかすると、このオレンジジュースには、何か良からぬ薬が入っていたのではなかろうか。


私の記憶では、秋月とこの提督執務室に入ってから、タイホされていったはずの('ω')提督を目の当たりにしたところで、その辺りが最期だ。以降はよく覚えていない。


とにかく('ω')提督に、この状況を説明してもらわなければ。


重い身体を起こして、周囲を見渡してみる。

テニスコートほどに広い応接室だ。日が傾き、窓から西日が強く差し込んでいる。

この部屋には('ω')提督の姿は無かった。


しかし、外の廊下へと続く扉の向こう側に、何者かの気配を感じた。


扉に向かって誰何しようと肺に空気を入れ込んだところで、その扉は開いた。


「──目が覚めたみたいだね。」


部屋の西日に照らされたのは、黒髪を束ねた少女であった。


                    つづく ('ω')

('ω')提督の密会記録 その11

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