('ω')提督が執務室にいる?
──馬鹿な。そんなはずはない。
つい先程、目の前で('ω')提督がけんぺいさんに連行されていったのを、この両の目で確認している。
きっと秋月の時間的錯誤、時系列があやふやになっているだけだろう。
そう思いながらも、心の中に宿った蟠りを解消すべく、執務室に向かうことにした。
ああ、そうなのか。てっきり不在なのかと思っていたよ。
「昔のご友人にお会いできたら、きっと提督も喜ぶと思います!では、執務室にご案内しますね。」
秋月の後ろをついていきながら、嫌な予感、とまではいかないが、妙な違和感を覚える。
結果論ではあるが、今思えば私はあの時、提督執務室に行くべきではなかったのかもしれない。
つづく ('ω')