朝の光が、カーテン越しにそっと差し込む。
まだ少し肌寒さの残る空気が、寝起きの私の髪を優しくなでていく。
ベッドの上で軽く伸びをしながら、私は深く息を吸い込んだ。
こうしてひとり、静かに目覚める朝が好き。何にも急かされず、誰の声にも邪魔されず、ただ私だけの時間。
濡れた髪をタオルでざっと拭きながら、鏡の前に立つ。
肌に残る水滴がゆっくりと流れていくのを感じながら、ランジェリーを選ぶのも、私にとってはささやかな楽しみ。
今日は…そうね。少し爽やかな、淡いブルーのものにしようか。
レースのあしらわれたブラのホックを留めると、自然と背筋も伸びる。
こうしてきちんと身だしなみを整えることで、私自身の心も整っていくの。
下着姿のまま、髪を指で梳かしながら、ゆっくりとドライヤーのスイッチを入れる。
鏡の向こうで微笑む自分に、「おはよう」と小さく囁く――誰にも聞かれない、小さな儀式。
私の朝は、いつだって静かで穏やか。
でも、こうして丁寧に始めることで、きっと今日もいい一日になる。
Ibf Himmel
2025-07-19 12:35:59 +0000 UTC