幕間:月と運命と空の失敗猥談【主人公サーヴァント編】
Added 2024-02-25 15:32:27 +0000 UTC深夜。 利用機会の多いカルデア食堂では頻繁に複数のサーヴァントが隣り合う事も多い。 特にこのような真夜中ともなれば、思わぬ数奇な組み合わせが発生することも。 「おや? むむっ?」 真夜中であっても、むしろ夜の帳の中こそ我が時間とばかりに元気に歩を進めるのはアーキタイプ:アース、アルクェイド・ブリュンスタッド。 普段通りの天真爛漫な第二再臨姿で食堂に足を運んだ彼女は、主たる明かりを落として必要最低限の照明に薄く照らされたそこに珍しい組み合わせを見つけ、表情を明るくさせて元気に手を振った。 「やっほー剣の王様! それに式ー!」 「おや、貴女は……」 「お前か。元気だな相変わらず」 そこにいたのはカルデア古参勢の一人、セイバー霊基のアルトリア・ペンドラゴン。 そしてカルデアと邂逅するまでの長い間、オガワハイムにて一人で召喚され精液便所として過ごしていたこともあり自身をオナホサーヴァントとして認識した両儀式の二名であった。 アルトリアはその小柄な体型に見合わぬ量の食事を摂っていて、両儀式は小さなスプーンでストロベリーアイスクリームを摘まんでいる様子。 「あんまり見ない組み合わせだね」 「えぇまぁ。偶然巡り合わせが良かったもので」 「任務で帰りが遅くなったらしくてな。遅めの夜食を取りに来たそうだし、オレも小腹が空いてたし軽く付き合おうってな」 「へぇー……わたしもご一緒して良い? 良いわよね! お話しましょお話!」 「言いながら席についてるじゃないか……まぁ良いけどよ」 言うが早いかアルクェイドはアルトリアの隣の席へと腰を下ろし、面倒見の良い式は呆れ笑いを浮かべながらも厨房へ手頃なお菓子を取りに席を立つ。 卓上にアルトリアの食事、式のアイス、アルクェイドのお菓子が並び、ここに深夜の奇妙な組み合わせの女子会が開催された。 「えっへへー、普段も顔は合わせてるけど、二人とはこうしてじっくりお話ししてみたかったの!」 卓に着き朗らかに笑うアルクェイドに、アルトリアも礼儀を気にしてか食事のペースを早める。 残すところデザートと飲み物のみとなったところで、空になった皿を厨房へと返しに彼女は席を立った。 「式ってよくカルデアのいろんなところで使われてたり壁尻便所になってたり出産してたりするけど、今回もまた立派に孕んでるわねー」 「まぁな。前のトコが嫌だった訳じゃないが、ここはかなり良い。最近はオレへの不要な遠慮もなくなって、朝の挨拶も抜きにチンポ咥えさせたり押し倒してオナホ代わりにコキ捨ててもらえるようになったし、便女冥利に尽きる。そのうえ環境も“あそこ”と比べると月とスッポンだ」 あっちは娯楽も話し相手も無いし退屈だったからな、と両儀式は笑って続けた。 そして空になった皿を片付けてきたアルトリアが席に戻ったタイミングでアルクェイドはガタリと身を乗り出して式へ詰め寄った。 「それ誰のザーメンで孕んだの? カルデアくん? それとも職員さん?」 「これか? あー……多分時期的に微少特異点で集落の共用便女になった時のだと思う。ちょうど先週の話だしな」 「先週と言うと……確か中東に出来た特異点の、異変調査の任務でしょうか」 アルクェイドが最初に着目した点はやはりそこだった。 両儀式のお腹はもう明日明後日には産まれそうな状態のボテ腹となっており、この世界では性体験の話題が実に普遍的なもの。 そのお腹に言及された式は特に何の気負いもなくお腹を撫でて当時を振り返る。 「いつも通りと言えばいつも通りさ。レイシフトで飛んだ先でブラついてて、いきなり横に並んで尻を揉まれたと思ったら強引にキスされて、そのまま人通りのど真ん中で着物まくられてマンコほじくられて雑イキさせられてな」 「早いとこはホント早いわよねー。わたしもよくヤられるし。────それで!? じゃあお相手はその人ってこと!?」 挨拶代わりの性接触。路上での強制アクメというこの世界では至極ありふれた体験に実感を籠らせるアルクェイド。 その横ではアルトリアも経験ありとばかりにウンウンと首を縦に振っており、彼女が楽しそうに問い掛ければ式は“いや”と事も無げに首を振った。 「ソイツのは滞在中に産んだ。時間の流れが違ってたからな。このお腹の子はそこから帰る時の残りさ」 「なるほど。シキはそちらでしばらく性処理を?」 「そ。別に隠すような事でも恥じるような事でも無いが、真っ昼間のその辺の路端で便女っぷりを晒しちまったらな。結局その日は代わる代わるハメられて、日が沈む頃には全身ザーメンまみれで気絶してたよ。産んだホムベビは随時カルデアが転送で回収してたし、剥かれた服は魔力で戻せるしサーヴァントの身体さまさまだよな、ホント」 「スラム街かぁ~……じゃあもう滞在中ずっとハメっぱなしだったんじゃない?」 ストロベリーアイスを口に含みながら式は特に堪えた様子もなく“まぁな”と同意する。 勿論アルトリアもアルクェイドも例外なく同様の経験を幾度となく体験しており、そのテンションに微塵も嫌悪感は見られない。 口からスプーンを引き抜いた式はそれを人差し指のように立てて、 「んで……初日ですっかりオレが人権放棄済みのタダマン便女って事が集落にも知れちまったもんだから、あとはずーっとザーメンゴミ箱さ」 「我々としてはいくらコキ穴扱いされようと本気屈服アクメしてしまう雑魚マンコなので決して苦痛では無いのですが、そのような状況では常にアクメの連続で疲労はあったのではないですか?」 「イキ疲れはするが、そもそもがオレは共用オナホとしてサーヴァントになったからな。それが普通って言うか、あんまそう言う気疲れは無かったかな」 「ねぇねぇ、具体的にどんなことされたの? わたしの時とかひたすら通りかかる人に手マンで一日中潮噴きさせられたりしたんだけど、やっぱりそう言うのって世界のどの地域も共通なのかな?」 「……同じなんじゃないか? オレはどこでも大差ないけど。それこそ……えーっと……手製の台みたいなのに野ざらしで、こう……手頃な高さに固定されて……」 そう言って式は空に絵を描くようにスプーンの先を踊らせて、身振り手振りで説明をする。 曰く、“両手は後ろで束ねられ、腰ぐらいの高さの分娩台のような台座に固定された”とのこと。 「そんな感じので翌日はずっと小便器にされてたな。口に飲ませてくる奴もいるし膣中《ナカ》に出す奴もいれば後ろの穴に出してくる奴も。大抵の奴はそのまま使って射精もしてきたし腹の中たぷたぷだったよ」 昨日のちょっとした出来事程度のテンションで苦笑しつつ話す式の言葉を聞いて、アルクェイドは“どこも一緒なんだねー”と気楽に笑っていた。 「でもさ、そうやってトイレ扱いされると興奮するって言うかウキウキしない? “あーわたし、今ホントに気持ちよくスッキリさせるための存在になってるなー”って実感するって言うか! ね、王様!」 「……ま……まぁ嫌いではありませんが……」 少し頬を赤らめて誤魔化そうとするアルトリアを“またまたー♪”と姫君が楽しそうに肘で突っつく。 そのやり取りを眺めつつ両儀式は二つ目のアイスのカップ、その最後の一口を食べきり、まるで先日の散歩中の出来事を語るかのような気軽さで続けた。 「最終的には、同じメンバーに編成されて別行動してたはずの浅上といつの間にか一緒に並んでスラムの精液便所さ。適当な壁穴にハメられてずっとイキまくってたっけ。結構産んだかもな」 「浅上……って、えーっと…………」 「彼女ですか。確か魔眼の……」 「そうそう。オレの知らない場所で変態にレイプされて飼われてたらしくてな。乳首やヘソにピアスつけられて飼い犬と交尾させられてたらしい。で、飽きて捨てられてオレのいるスラムに~、って流れをアーカイブで見た」 そうしてそこで両儀式の最近の孕むに至った体験談は終わりを迎える。 アルトリアもアルクェイドも両者調子は変わらずだったが、やはりその体験談から似たような実体験を思い出すのか、はたまた聞いた話を自分に置き換えて想像したのか、どちらも頬を薄桃色に染めて片手は自分の秘所へと伸びていた。 「……っ♡ ……ねぇねぇ、王様は最近何か無かったの? カルデア以外での出来事とかさ」 「……わ、私……ですか…………♡ ん、まぁ……それなりには。とは言えあまりシキのようにうまく語れるかは…………」 こほん、と恥じらいを誤魔化すように軽く咳き込むアルトリアに、アルクェイドは無邪気に話をせがむ。 その様子を楽しげに眺めながら式もそれに続いた。 「そうお堅くなるなよ。珍しい話でもないんだし、オレも自分以外の奴から聞くエピソードには興味がある。軽い雑談程度にクオリティなんざ求めないさ」 「そ、そうですか……では……つい先日、────というか今日帰りがここまで遅くなった理由でもあるのですが……」 「あ、今日の話なんだ! 良いネタあるじゃん王様!」 「えぇ……。その、実は少し前から、先ほどの夜更けに帰還するまでの数日間、厳密には“そちら”の時間で二、三ヵ月ほど海魔をはじめとした生物たちの苗床になっていまして……」 「あはは! すっごい良い話あるじゃん!」 複数ヶ月に渡る繁殖苗床便器として使用されたこと。それ自体は別に“どうでもいい”。 高名な戦士でも何でもない海魔一匹に不覚を取った事自体の不甲斐なさだけを恥じるように、アルトリアは飲み物を口に含みながら続けた。 「カルデアの備蓄は今もまだ充分過ぎる程にありますが、ここしばらくで幾つか消費したため……マスターに喜んでもらおうと補充のため一人手頃な特異点に向かったのですが……」 「なるほど。マスターからのポイント稼ぎにな」 「いやっその…………っ……えぇ、認めますとも。付き合いもかなり長い方ですし、また寵愛を頂けたらなという下心もありました。私以外の自分から新密度でマウントを取られて焦る気持ちもありましたし」 カルデアには数多くの“アルトリア”が存在するが、そのいずれもがやはり大元を同じとする“アルトリア”らしく負けず嫌い。 その上いずれのアルトリアも積極的なアプローチを欠かしておらず、聖槍を携えた可能性の自分はおろか、反転した同じセイバーのオルタからにすらマウントを取られていた。 「向かった先は無人の、大きな海辺に面した入り江でしたね。そこで幾らか素材狩りを行い、次に浜辺で大きめの海魔に目を付けたのですが…………」 「敗けちゃった、と」 「はい……真っ白な広い砂浜の中央で海魔に押し倒され、こってりとした大量の特濃粘液と共に盛大に卵を膣に植え付けられ、私は青空の下で盛大に屈服アクメを迎えて失神してしまいました……」 「アイツらホントオレたち女サーヴァントの天敵だよな。敗けても孕まされて苗床にしてくるだけで危険性ゼロだから良いけどさ」 「わかる。あの粒々触手でおマンコをゴシゴシされるだけで身体が勝手に敗けちゃうし」 それぞれの海魔への思い出という共通の話題に花を咲かせ、盛り上がりを見せつつアルトリアの話題は次のステップへ。 「次に目を覚ましたら案の定海魔の巣に囚われていまして、私がいたのは大きな肉の台座────特大海魔の上に大股開きで固定されていました」 「あれ……そのパターンって確かわたしも覚えがあるかも……」 「えぇ、アルクェイド。貴方のお察しの通りです。その特大個体は特に繁殖に長けた個体で、その上に取り付けられた私は、“外付け繁殖用器官”といったところでしょう。その大きく開いた花弁のような海魔の身体のうえで、無防備な姿勢で吊られた私は必死に逃れようと藻掻きますが、やはりそのような状態ではほんの少しおマンコをヘコヘコさせる事しか出来ません」 その語りを聞きながら一人だけ理解が遅れていた両儀式は仄かに明るい深夜用の照明を見上げつつ“あー……あの時のタイプの……”と記憶を掘り返していた。 全員漏れなく経験済みである数多くの苗床体験の中から該当するパターンを、霊基に刻まれた快楽ごと思い出して式も薄く頬を染める。 「そのまま後ろの穴を極太産卵管、海魔チンポに貫かれると同時に私の身体も引きずり下ろされ……本気絶頂に思いっきり潮噴きする私も構わず、産卵場所を求めて奥へ奥へと侵入を始めて……。お尻から口まで貫通されて全身で絶頂させられる感覚は何度味わっても慣れませんね」 「なんつーか、身体が勝手に敗けを認めるっていうか細胞単位で屈服するって感じがするよな、アレ」 「おや、シキにも覚えがありましたか」 「オレん時はゲイザーのだったけどな」 「お尻から口まで通して一個の大きな快感の爆発がドカンッと来ておかしくなっちゃうよねーアレ」 誰しもが通る道、とばかりに三人は笑い合う。 実際そのような体験も、このエネミー相手に性的に敗北することなど日常茶飯事のこの世界線では珍しいことではない。 お菓子をつまみながら目を輝かせるアルクェイドに“それでそれでっ!”と続きをせがまれ、アルトリアは咳払いして続きを話し始める。 「コホン……そして、繁殖用の牝を守るため、または閉じ込めるためでしょうか。その特大海魔は私を中心に乗せたままパクンと足を閉じてしまい、肉壁に包まれた私は数日間種付けされていました。平行しておマンコも犯されますし乳房もあの粒々吸盤触手に吸われて母乳を絞られますし、休む暇はありませんでしたね」 「アレってなんでなんだろ?」 「色々あるみたいだぞ。母体の抵抗力の復帰を防ぐため、より繁殖に適した状態に仕上げるため、餌となる牝の体液を出させるため……この前カルデアの生態実験でオレも苗床になった時にそう聞いた」 「えぇ、シキの語る通りでした。あとは口やお尻、勿論前の穴からも大量に海魔の幼体を出産し続ける日々を数週間続け、ようやく吐き出されまして。…………その……私、サーヴァントの中でも格別にお尻が弱い方ですのでしんどかったですね」 なるほど、と話の流れからそこでようやく救出された、という結末を予想した式が後に続けば、アルトリアは短く否定の言葉を口にして首を振る。 彼女は照れ臭そうに人差し指で頬を掻きながら、さらに次の話を続けた。 「蠢魔、という新種のエネミーとどうやら共生していたらしく、次はそちらの苗床に……」 「シュンマ……蠢魔……あ! 私それ知ってる! わたしじゃない“原型”のわたしがこの前苗床にされてた奴だー!」 「オレは知らないな。なんだ、ソイツもヤバイのか?」 「海魔に並ぶえっちなエネミーでさー、お尻の穴グボグボ拡張されて、未来のわたしったら速攻で敗北排卵アクメしたうえに過去のわたしに切り替わって押し付けちゃったんだから!」 蠢魔を知らずポカンとする式に二人が説明していく。 その形状や生態、如何に女性特効の構造をしていて、快楽クソ雑魚サーヴァントである自分らにとって如何に強敵であるかを。 「そのような強敵に出産アクメ漬けになった私が勝てる筈もなく、私は上半身をパックリ咥えられて、両足は蠢魔の口腔周りの触手にガッチリ開いて押さえられ、外界に向けて無防備に騎士王マンコをさらけ出した状態にされてしまいました」 「あー……そりゃ勝てねぇな」 「えぇ……蠢魔はそのまま口内に頭から突っ込まされた私の口に生殖器、産卵管を捩じ込み、我が物顔で卵を植え付けはじめたのです」 「その蠢魔の生殖器は口の中にあるのか?」 「ううん、幾つかある内の一つってだけみたいだよ。原型のわたしは王様と同じ体勢にされたあと、体外の別の触手でおマンコとお尻両方に種付けされてたし。いやー……未来のわたし、プライド高いからよせば良いのに抵抗しちゃってさ。無防備に大開脚させられたおマンコやクリトリスを触手でビシバシ叩かれちゃって……。暴れなければあそこで必死にマゾイキしながら必死に腰ヘコして謝らなくても良かったのにね」 さりげに会話の流れでアーキタイプ:アースの原型────第一再臨のアルクェイドの無様敗北談を暴露しながら、彼女はアルトリアの話を捕捉した。 話を聞いた両儀式は“それなら自分も勝ち目は無さそうだな……”と理解を深めつつアルトリアの話へと戻る。 「それで……あとはマスターが私の不在に気付き、救出してくれるまで蠢魔に丸飲みされたまま幼体をお尻からひり出し続けていたのです。……当然フリーのおマンコの方も小さい海魔が飛び付いては使用するので、私はしばらく蠢魔と一体となって、彼の正面から赤子を産み続ける毎日でした」 “と言っても、私自身は常にアクメ漬けで時間の感覚も曖昧でしたけどね”、と苦笑しながら話を締め括った。 それで、カルデアに帰還してアルトリア本人の希望でマスターに胎内に残ったエネミーの幼体を掻き出してもらい、終わる頃にはこのような時間だったのだとか。 「あれ、じゃあ王様もしかして……まだお尻…………」 アルクェイドが何かに気付いて視線を向ければ、アルトリアは顔を赤くして両手をお尻に回す。 二人の間で視線を行き来させ、遅れて理解した式は笑みを作りながら納得の相づちを打った。 「っ……え、えぇ……その……ま、まだ閉じないと言いますか…………♡ しかし、マスターは綺麗と言ってくれてこの後たくさん遊んで頂けると約束してくれたので……悪いことばかりではなかったかな、と……♡」 「なんやかんや、当初の目的は達成出来たわけだ。良かったじゃない」 結果、そのレイシフト先の時間でほんの2、3ヶ月苗床になった程度で、それを切っ掛けにより親密になれる機会を得られた事を考えると結果は上々と言えよう。 この貞操観念の緩い世界線の中の、“別の時空”にて既に想い人のいる第二再臨のアルクェイドはそんな甘い出来事に色めき立ち、元気に彼女を祝福してお菓子を更に勧めた。 「じゃあ次は私かー……そっかそっかー……うぅーーん…………二人の話も良かったし……どれがいっかなー……」 天真爛漫で明るい再臨の彼女は一挙手一投足が大仰で動きが多い。 腕を組み左右に身体を揺らしながら暫し唸っていたアルクェイドは、ようやく候補の中から一つに絞れたようで胸に手を当てて楽しそうに語り出した。 「よっしあの話にしちゃお! えーっとこれはー……暇だし一人でアメリカの荒野に月光浴しに行った時の話なんだけどー……」 「アメリカ、ですか」 「そ! ちょうどカルデアに記録された座標の中に北米特異点もあったしね。広くて良い感じに人がいないトコでノンビリしようと思って!」 「確かにあの一面の荒野なら誰の相手もせずノンビリ出来るかもな」 「でしょ! それで適当に荒野に飛んだら、望んでた通り良い感じの月明かりだけが照らす、岩場とちょっとだけの草葉が繁るイメージした通りの場所についてさ。そこでノンビリお散歩したり月光を浴びながらゴロンとしてたんだけど……」 軽く頷きつつ菓子もつまみ、彼女の話を聞く二人。 そして話題提供者のアルクェイドはそこまで饒舌に語ると一拍置いて……照れ臭そうに頭を掻きながら舌を出した。 「人間がいない場所ではあったけど、普通にそこに動物や魔物が住んでるのは忘れててさ……。結局そこに偶然いた野良犬たちにレイプされちゃった……たはは……」 安定の流れに二人は脱力したように苦笑する。 月明かりの中、手頃な岩場の上で野良犬に背中に乗られ夜の荒野にオホ声を轟かせている姿が目に浮かぶようだった。 事実あーぱーで隙だらけな彼女はそれだけスナック感覚で犯されることも多かった。 「それでまぁしっかり受精させられた後にヤリ捨てられたんだよね。火照った身体に夜風が気持ちよかったなー。ほぼ気絶してたけど」 「とんだ月光浴になったワケだ。まぁ野良犬ザーメンで孕んだだけで済んだなら────ん?」 頬杖をつきながらそう返す式の言葉を中断させるように、アルクェイドは意味深に笑いながら人差し指を立てて左右に振る。 まるで“これだけで終わるわけないでしょー?”と自信満々に勿体つけるように、唇の端を吊り上げて。 「ふっふっふ……まだ終わりじゃないんだから! すっかり野良犬チンポでノックアウトされたわたしが次に目を覚ました時、私は何者かにお人形さんみたいに腕ごと胴体を掴まれて持ち上げられていたのです!」 そこで先にハッと何かに気付いたのはアルトリアの方だった。 北米特異点の荒野というロケーション。本人のインパクトでは負けないぞとばかりの自信満々な語り そして彼女を手のひらに乗せられるサイズ感。 「……スプリガン……でしょうか?」 「王様正っ解! もー起きたら完全にわたしにおチンポぶち込む数秒前でさー、ビックリしちゃった」 「あーあの魔物か……サーヴァントの身体だから全然ヤられても平気だけど、肉体的にノーダメージな分、快感全部来てイキ死にそうになるんだよなぁ……。スプリガンに限らずケガレガミとかバイコーンとか巨人とかさ」 「ねー。流石のわたしも少し焦ったし、その時にはおマンコにわたしのふとももより余裕で太い巨大チンポをグリグリ押し付けてたから、必死に“待って待って……! 心の準備が……!”ってお願いしたんだけど、……まぁ聞くわけないよね、あはは」 「ですね……」 「まぁな……。何秒持ったんだ?」 「ゼロ秒だよゼロ秒! どぢゅんっ! て容赦なく捩じ込まれるチンポに押し出されるみたいにアクメ失神しちゃったなー」 “あとでアーカイブ見返したら、余裕で胸まで届くぐらいお腹を膨らませて気絶したわたしが、舌を垂らして無意識のままイキ潮噴いてたなー”と彼女は笑う。 更に続けて、 「サイズ感的にはもうオナホ人間? 人間オナホ? そりゃあ、確かに今の“コッチに来てるわたし”ってザーメンコキ捨て用の使い捨てオナホではあるんだけどさ。そのままわたしの状態なんてお構いなしでさー。手のひらで上半身ギュッと握り締められたかと思うと根本まで何度もドチュられてホントにイキ死ぬとこだったよ」 「彼らとの交尾は我々人間サイズには少し激しいですし、射精の量も凄まじいですからね」 うんうんと頷きながら実感を込めるアルトリアの言葉にアルクェイドも大きく同意の言葉をあげ、腕を組んで頷いた。 そして筒の形にした左手を自分に見立て、人差し指と中指を束ねて立てた二本指で出し挿入れしてその状況を説明し────その“よくある出来事、失敗談”に三人は吹き出した。 「射精も凄かったよー。いや、知ってはいるし何回も体験してるけど色褪せないよね。わたしがあと2、3人は入りそうなくらいザーメンでお腹膨れちゃったんだから。んーと……それで結局夜通しスプリガンのオナホールになってたかなぁ……」 「あぁ……少々長いパターンですね」 「うん、多分野良犬の時のが聞こえてて興奮させちゃってたのかな。もうわたしはグッタリだし、隙間から溢れたザーメンでスプリガンのおチンポもベタベタで。やっと終わるかなーってうっすら考えたら……そのままグリグリ~って指人形を根本までハメるみたいにグッポリ挿入れられて追いアクメでまた排卵してたっけかな」 照れ笑いを浮かべつつ彼女は更に続ける。 気を利かせて式が飲み物を注ぎ、残り僅かになった菓子の皿を寄せてやれば、彼女はお礼を言って喉を潤わせるとまた話し始めた。 「どうやらすっごく気に入られちゃったみたいで、その後数週間ぐらいハメっぱなしでチンポケースにされちゃったの。もうずーっと24時間」 「うわ、大変だったな。休めないだろそれ。オレでも長くて3日ぐらいだぞ」 「そうなんだよねー……。催したら“わたしで”シゴいてまたコキ捨てるし、わたしの容量は限界だから隙間から全部溢れて無駄になるし。わたしはアクメ地獄でそれどころじゃないからさ。」 「それで、どのように脱出したのですか? 今こうしてここにいる以上、どこかで抵抗したのでしょうし」 「あー、それは結構先の話だったかも……。流石にずっと同じオナホを使ってて飽きたのか、少ししてヤリ捨てられたの。しばらくダウンして起きあがったらスプリガンの巣でさー、わたしも限界だったからそこで原型のわたしに切り替わって、意識をロックして逃げちゃった。古いわたしも同じようにロックしてたから、最終的には原型のわたしがしばらくスプリガンたちの孕み袋にされてたみたい」 「良いのかそれで……。お前の仕組みは良く分からないが、一応自分だろ……」 「大丈夫大丈夫、原型のわたしも古いわたしもよくやるから! この前なんて古いわたしがカルデア君に勇気を出して本気種付け交尾してたのに、途中で気持ち良すぎて怖くなってわたしに押し付けたんだもの」 「まぁ……自分自身……だから…………良い……のでしょうか……?」 何かとスケールの違う彼女の平然とした語り口に調子を奪われつつも、数奇な組み合わせとなった三人組の歓談はつつがなく進む。 飲み物やお菓子の皿が空になっても、“お開き”の時は訪れず三人が入れ替りで補充に立つ。 この時空だからこそ実現した、三人の話し声を乗せて、夜は静かに更けていくのだった。 ────……
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=-=アルクェイド!
wsj
2024-10-12 03:41:16 +0000 UTC