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くのいち姉妹と恐怖のくすぐり屋敷 オマケ②ー4

②ー4 「さて、準備オッケーだけど……どう? 今の気分は?」  座椅子の背後には上半身の腋・脇の下・脇腹を狙うくすぐり観音が1体。先程まで足裏を責める為に梢が居た場所には80本もの指を顔の前に構えて待機している観音が1体……それぞれ、稲穂の首輪に内蔵された音声認識システムから指示が来るのを心待ちにしているように動かず待っている姿が見受けられる。  稲穂はその2体の観音像からプレッシャーを受けつつも、その音声システムを起動させないようにと口を噤んで目の前の娘達に視線を向けている。  責められる母の姿を間近で見せてあげる為に用意された椅子に縄で縛られ身動きを封じられた二人は、それぞれが先程の責め苦に息を切らせてぐったりとしていて生気が無い。辛うじて浅い呼吸を繰り返し虚ろな目で自分を見ているのが意識がまだある事を稲穂に伝えているが、今にも意識を手放してしまいそうなゲッソリとした顔はくすぐり観音達の壮絶なくすぐり責めに晒された二人の慣れの果てであると理解出来、流石の稲穂も不安が募ってしまう。  これから、その娘達を疲労困憊にまで追い込んだあの観音達に責められるのだと意識すると、急に背筋に寒気を覚えて落ち着かない気分にさせられる。 「ルールはさっきと同じよ。あんたが笑えばこの観音達はあんたの身体をくすぐり責めにする……あんたの笑いが止まれば観音達も手を止めてくれるわ♥」  梢がそのように言いながら足裏を狙っている観音の肩をポンポンと叩いてクスリと笑みを浮かべると、服のポケットから長い“鳥の羽根”を取り出してそれをワザとらしく稲穂に見せつけて来る。 「まぁ、止まると言っても……一度笑ってしまえば観音達のくすぐりに抗えないからあんたは笑いのループに陥る事になるでしょうけど――」  梢はその羽根の羽先を軽く手のひらで撫でて毛先が十分にこそばゆさを感じる事を確認すると、その羽根をゆっくりと稲穂の足裏へと近づけさせていく。 「――最初の笑うキッカケは私が直接作ってあげるわね?」  その様に告げて口端を上げてニヤリと笑みを作って見せると、梢は膝立ての格好で固まっている観音像に軽く体重を預けるように寄りかかりながら羽根を持っている手を動かして稲穂の足裏にその羽根先を軽く触れさせてコチョコチョと刺激を送り込み始める。 「ひっ!?!? ぐっ!?!!!」  相変わらず足指までも反らされた無防備な格好を強いられた稲穂の足裏は、その羽根先の刺激から逃げる事も許されず……梢の操る羽根から送られて来るおぞましいこそばゆさに晒され驚くように目を剥いて声が出てしまうのを我慢させられる。 「くっっ!! んくっ!!(な、何これ? 滅茶苦茶こそばいっっ!?)」  羽根の細く尖った先端がツツツ……っと土踏まずの肌を撫でると、暴れ出したくなる程の強い痒みを覚えじれったくさせられる。しかし、足を暴れさせる事は出来ない為じれったさを我慢する事を余儀なくされるが……それが続けばもどかしさも募っていって我慢ならない笑いの衝動が込み上げてきてしまう。  稲穂はその湧き上がるこそばゆさに必死に声を出さないよう耐え抜こうとするのだが、徐々に緩んでいく口元が笑いの形を取るようになり今にも吹き出してしまいそうな雰囲気を作り出してしまう。 「くっっくっっふっ!! んぐぐぐっ……」  足裏の敏感な神経をソワリソワリと意地悪く刺激してくるその羽根先の撫で上げは、指で触られる時よりは刺激は強くない。しかし、じれったさともどかしさは確実に積み重なって稲穂の我慢に揺さぶりをかけて来る為決して刺激を無視は出来ない。 「どう? こしょばいでしょ? この鳥の羽根も私が特注で作らせたくすぐり専用の責め具なのよ♥ 毛先の柔軟性……触り心地、引っ掻く時の反発性……それらにこだわった特別製だからこしょばく感じるのは当然なの♪」  その様に説明しながらも梢は稲穂の無抵抗な足裏にその羽根先を這わせてコショリコショリとくすぐったい刺激を広げていく。  その刺激があまりに稲穂の笑いたい衝動を呼び覚ましてしまい、彼女の顔はクックックと笑いの震えを小さく刻んでしまう。 「ほ~~ら、我慢してみせなさい? 苦しみたくなかったら……我慢しなきゃ♥ この刺激に一度でも笑ってしまったら……後はもう地獄しかないわよ?」  ゆっくり羽根先で肌の表皮を撫でたかと思えば、羽先をクルンクルンとその場で回転させて小さな範囲をこそばくさせたり……  ジワジワと嬲る様に足指の間を羽根横を大きく使って撫でさせたかと思えば、母指球の膨らみ部分を素早くシャカシャカとくすぐってみせたり……  カカトを……足の側面を……足裏全体を……と順番に刺激したかと思えば、土踏まずだけを集中してくすぐったり……  右の足だけをくすぐったかと思えば今度は左足を狙ってくすぐりの刺激を送り込んだり……  その責めは稲穂の我慢が限界を迎えるまでしつこく続けられ、彼女を笑う寸前まで追い込んでいく。 「くっっふっっふぐっっふっ!! くっく……っくっくっくっくっく……くふぅぅっ!!」  稲穂も必死になって漏れ出そうになる笑いを我慢するが、休みなく送り込まれるくすぐったい刺激に気力は徐々に削がれ……やがて身体は勝手に震え出して意思とは無関係に笑う準備を完了させてしまう。   「くっっうぅっぅぅぅぅぅぅっ!! ぅくっっ!」  最後まで嫌がる様に顔を横に振って抵抗しようとする稲穂だったが、梢から送り込まれるその執拗なくすぐりの刺激にとうとう笑いが堪え切れなくなり…… 「ぷっっ! くひゅっっ!!」  と、空気が抜けるような声が口から漏れ出したのを皮切りに…… 「ぷっっっっふぁ!? んぶひゃ~~~~~~っはははははははははははははははははははははははははははははははは、だめぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、もう我慢できないっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! もう無理ぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」  っと、決壊したダムの如く笑いの洪水が溢れ出して彼女を笑わせ始めてしまった。 「はい、ご愁傷様♥ あんた……ホントに足の裏ヨワヨワね? こんな短い時間で笑っちゃうなんて相当よ?」  笑い出した稲穂を見てニヤリと笑みを深めると、羽根を足裏から離してその様に言葉をかける。すると、稲穂の笑い声によって稼働を開始したすぐり観音達の手が入れ替わる様に彼女の身体に這い回り始め、容赦のない責めを執行し始めた。 「ッっ!? ぃぎゃ~~~~~~~~~~っははははははははははははははははははははははははははははははは、ちょっっやぁぁははははははははははははははははははははははははははははははははははは、くすっっふふふふふふふふふふふふふふふぁははははははははははは、くすぐっっはぁっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、いひゃはははははははははははははははははははははははははは!!」  腋・脇の下・脇腹・足の裏を同時に観音達の手にくすぐられ、稲穂は今まで以上に余裕のない笑いを吐き出す事を強制される。  その笑いは“自ら笑う”という意志を反映したものではなく、感覚的には“搾り取られる笑い”に近く……稲穂にとっては笑うという行為とは別物のように感じられる。  筋肉の動きを操られ、横隔膜を強制的に運動させられ笑うという行為に似た全身運動を強制的に強いられている……そんな感覚をすぐに覚え笑いながらも顔を青ざめさせてしまう。 「あひゃ~~~ははははははははははははははははははは、いひゃっっ! いひゃはははははははははははははははははははははははははははははは、やめっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、これ無理っひひひひひひひひひひひひひひひ!! これキツイぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひぁはははははははははははははははははははは!!」 「どう? 40本もの指に足裏を刺激される感触は? 肌の隅々までコチョコチョされてとってもくすぐったいでしょ?」  右の足裏には2本の手が配置され合計20本のもの指達が這い回ってくすぐりの刺激を送り込んで来ている。逆の左の足にも同じ指の数が忙しなく足裏を駆け回って猛烈なこそばゆさをその肌に味わせている。  片足につき40本の指が這い回っている状況ではあるがその這い回り方に規則性はなく、上半分を片方が担当・もう片方が下半分を担当といった具合に大雑把な位置の指定は成されているが、くすぐり方は責める手によってランダムな動きを見せている。 「ほぎゃはははははははははははははははははははは?いひゃははははははははははははははは、掻くの無しぃひひひひひひひひ、爪で掻くのやめでぇへへへへへへへへへへへへえへえへえへ!」  足裏の上半分を担当している手は、足指の間をほじくる様にくすぐったり、足指の関節部分を優しく撫で回してこそばゆくさせたり、母指球や小指球の膨らみをジョリジョリと強く引っ掻いたり、その膨らみの間にある溝部分を指一本でなぞってムズ痒くさせたりと多彩に責め抜いている。  逆に下半分を担当している手はメインとなる土踏まずの肌を集中的に引っ掻いたり、なぞったり、ワシャワシャと全ての指先で同時に撫でたり、時折カカトの横に手を伸ばしてカカトを包み込む様な触り方をして刺激したりと刺激がハッキリと伝わる様なくすぐり方をこなしている。 「ぁぎゃ~~~っはははははははははははははははははははははは、だひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、あじぃぃぃひひひひひひひひひひひひ!! あじのうらぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、やめっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、そんな寄ってたかってくすぐんないなでぇ~~っへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  ちなみに8本の手の内4本がメインのくすぐりを担当しているが、残りの4本の手は別に遊ばせている訳ではない。メインを担当していない手達は、足の裏ではなく足の甲や足の側面などに展開して援護的なくすぐりをこなしていたり、時にはメインのくすぐりに合流して共にくすぐりの刺激を生みだしたりと余念がない。 「はひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、ィヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、ぇへへへへへへへへへへへへへへへ!! くすぐったぃぃひひひひひひひひひひ! くすぐったいぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひ!! やめでぇへへへへへへへへへへへへへへへ !!」  足裏のくすぐりだけ取ってみても……想像を絶するこそばゆさがあちらこちらから湧き上がり、笑いを我慢するどころの騒ぎではなくなってしまっている稲穂ではあったが……  それに加えて上半身を責めている観音のくすぐりも容赦ない刺激を送り込んでいて、ただでさえ激しく笑い悶えている彼女に更なる笑いを強要して苦しめるよう働きかけて来ている。 「ぃひゃっはははははははははははははははははははははは、ぁひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、くひひひひひひひひひひひぇへへへへへへへへへへへへへへ!! やっっはははははははははははははは、嫌ッはははははははははは、腋っっひひひひひひ!! 脇腹ぁぁははははははははははははははははは無理っ! 無理ぃィひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ぁはははははははははははははははははははははは!!」  天井に向けて高く限界まで突き上げた両手は、しっかりとした枷によって頭上高くの所で拘束され腕を降ろせなくされてしまっている。その万歳の格好を強制された格好のまま袖の無いタンクトップの姿にされてしまっているのだから、普段誰にも見せる事のない稲穂の“腋”の部位は娘達の前に堂々と晒され隠せなくされてしまっている。  腕を強く引っ張られた格好にされている為、彼女の“腋”は皺一つ刻んでいない美しく伸びきった肌に仕立てられている。  その誰もが見惚れてしまいそうな美し過ぎる腋の肌を観音の両手がコチョコチョと動いて這い回っている。指先が這い回る度にその肌は、張りの良さと柔らかさを証明するかのようにムニムニと窪んで指の圧力が伝わっている様子が伺い知れる。  そして肌が窪む度に稲穂の口からは弾けんばかりの笑い声が吐き出され、その刺激が大層“くすぐったい”と感じているであろう事を娘にも梢にも周知させてしまう。 「あぎゃ~~っははははははははははははははははははははははははは、イヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、無理だってばっははははははははははははははははははははははははは、くすぐった過ぎて死ぬっっふふふふふふふふふふふふふ! 死んじゃうっふふふふふふふふふふふふふぁはははははははははははははははははははははははは!!」  腋の肌同様に“脇腹”の肌も観音によるくすぐりに晒され、柔らかそうなその肌がグニグニと形を変えていく様子が伺い知れる。  贅肉が無く鍛え抜かれていたであろうその筋の通った腹筋の側面は、見た目以上に簡単に指による刺激を素直に伝え窪んだり歪んだりを繰り返している。  力めば硬化する腹筋の筋肉とは違い、力んでも筋肉の質は変えられない脇腹の肌は観音の強く揉み込む様なくすぐりに極めて弱く……指先を押しつけられれば簡単にその柔肌を窪ませ、指の圧に負けて力通りの刺激を奥に走る神経に届けてしまう。  肌の深くに差し込まれた指がその神経をグニグニっとくすぐれば、稲穂は指で直接神経を揉み解されているような感覚に陥って耐え難いくすぐったさを受ける事となる。  それが笑いのツボとして認知されると、ソコを強く刺激されただけで稲穂は力の限り笑う事を余儀なくされ一気に酸欠状態まで追い込まれてしまう。 「くっかっっははははははははははははははははははは、あがはははははははははははははははははははははははははは、いぎ~~っひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひゃはははははははははははははははははははははははははは、じぬっふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、ぐるじずぎでぇへへへへへへへへへへへへへへへへへ、じんじゃうぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふぁはははははははははははははははははははははは!!」  腋と脇腹……この2つの弱点を責められただけでも致命的と言える程のくすぐったさを稲穂は受ける事になるが、しかし残った“4本の腕”がくすぐっている“脇の下”へのくすぐりは、それら二つの部位をも凌駕するくすぐったさを生み出し彼女を大いに苦しめる事となっている。  腋と脇腹の丁度中間に位置する胸横のライン……そこを左右2本ずつの手ががっしりと掴んでグニグニと指に力を込めて揉み解している。  母性を象徴する美しい乳丘の曲線……  その柔らかで張りの良い豊満な双丘の横サイドの肌は、腋や脇腹とは違い辛うじて丈の短い生地によって守られている。  露出こそされていない部位ではあるが……しかし、観音から伸ばされた4本の手は、衣服の中に隠されている弱点を透視で見ているかのように正確に把握し、一寸違わぬ正確さでその“弱いツボに”指を這わせている。  服の中であれば丁度“肋骨”が浮き出た部位……そこの腋に近い方の上段部と、脇腹の方に近い下段部に分かれて手を配置させ……肋骨と次の肋骨との間に指を這わせる様に構えを取り、そして多少強い力でその部位を揉み解す刺激を送り込んでいく。それを同時に左右合計40本もの指が同時に行い、脇のラインをその刺激で埋め尽くしていく。  肋骨と肋骨の間に走る敏感な神経がそんな強い刺激に晒されれば、どんなに我慢強い人間でも抗う事など出来ず笑い狂う事を余儀なくされる。当然、稲穂がその様な凶悪な刺激に耐える事など出来ない為、激しい笑いを搾り取られる事となる。 「っ!? ィギャ~~~~ッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、ぁぎひゃ~~~っはははははははははははははははははははははははははははははは、だひゃはははははははははははははははははははははははははははははははは、ひぎっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひぃ!!」  それら壮絶なくすぐり責めに晒された稲穂は、目の前で娘達が見ているのも忘れているかのように我を忘れて笑い狂い……情けない顔を彼女達に晒してしまう。 「っぎゃははははははははははははははははははは、あぎゃはははははははははははははははははははははははははは、ぃっっひゃははははははははははははははははははははははははは、ぇへぇへぇへぇへ、ぃへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、ぅぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  涙は零し放題、涎は垂れ放題、凛としていた母の美顔は笑い歪んでもはや見る影もない…… 「ぇげっっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、いぎぃひぃぃぃぃあははははははははははははははははははははははは、ェヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、くぁはははははははははははははははははははははははははは、ヒィヒィ!!」  上品さや清楚さ……母親としての威厳などは既にそこにはなく……あるのはだらしなく笑い悶えて息も絶え絶えに苦しんでいる情けない大人の女性の姿だけ…… 「おひょほほほほほ、おっほほほほほほほほほほほほほほほほほほ、ぁはははははははははははははははははははははは、苦ひぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、たしゅけてぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、もうやめでぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  そのあまりに狂気に満ちた母の笑い悶えを目の前で見せられ、流石に美月も時雨も顔を引かせてしまう。  余裕なく笑い狂っている母の顔を見て、それが本当にあの優しくも真面目な母と同一人物であるかと疑わしくなり……頭が混乱してしまう。 「……これは、本当に……母様なの?」  美月は思わずそう呟いてしまうが、その言葉を聞いた梢はクスリと笑みを零して美月の肩に手を置きその言葉を肯定する。 「正真正銘……貴女の母親の延琉寺 稲穂……その人よ♥」 「で、でも……母様は……あんな風に子供みたいに笑う所……私達には一切……」 「そりゃあそうよ、アレでも稲穂は貴女達の母であるために必死だったのだから……」 「必死……だった?」 「母親経験なんて何もなかった稲穂が、捨てられた貴女達を見つけて育てようと決意した時……あの子は強い母であろうと心に誓ったわ」 「強い……母……?」 「忍びにとって子を育てるという事は……それだけで自分にもリスクがあるし貴女達にも同じリスクが常に付きまとう事になる……」 「私達にも、同じ……リスク……?」 「時には命懸けの任務だって舞い込んで来るし、相手は善良な人間である事は少ない……。捕まってしまえば情報を吐かせるためにどんな事でもヤってくる世界よ? 娘がいると分かればその娘を人質に取るのは当たり前だし、逆もしかり……」 「私が捕まっても……時雨や母が人質として利用される……って事?」 「そっ♥ でも、そんなリスクを承知で、捨て子の貴女達を見て母親代わり育てると決心したのよ? 稲穂の覚悟は相当なものだった筈……」 「……覚悟……」 「そういう覚悟を持っていたから敵や周囲の者に油断した所を見せられなかったし、勿論貴女達の前でも強い母を演じるのが当たり前だった……」 「……強い母を……演じる?」 「でもまぁ、昔の稲穂の事を知る私からすれば……それは無理して強がっている様にしか見えなかったわけだけど、でも私だけは彼女のその努力は認めてた。んで、外に発散できない“鬱憤”を晴らしてあげてた……」 「外に発散できない……鬱憤?」 「それは任務の不満であったり、上司への憤りだったり、子育てが上手くいかないストレスだったり……まぁ、そういうものよ……」 「母様が……そんな不満を私達にぶつける事は……一切無かった……」 「当然ね……娘にそんな話を聞かせる訳にはいかないもの。稲穂の中では常に完璧な母でありたいって思っていたのだから……」 「……母様……」 「んで、そういう鬱憤が溜まりに溜まって爆発しそうになってた時に相談に乗ってあげたのが親友の私だった……」 「貴女が……母と親友!?」 「稲穂ってばほら……昔から真面目でしょ? なんでも自分で背負い込んじゃう性格じゃない?」 「……そ、そうなのですか?」 「えぇ。だから、息の抜き方が分からなかったのよ……。外に出れば任務……家に帰れば慣れない子育て……んで、家でも外でも強い自分を演じなければならない……。息が詰まってしまうのは当たり前よね?」 「………………」 「自分で息の抜き方が分からないって稲穂が相談に来たものだからさ……私は“私なり”の息抜きの方法を教えてあげたわ……」 「息抜きの……方法?」 「ストレスが溜まったら思いっきり笑ったらスッキリするわよって……♥」 「笑ったら……って、それってまさか……」 「そしたら稲穂ったらこう言ったの♥ “笑う程楽しい事なんて今の私には無い”って……」 「……うっ……」 「そんな事言うものだから、私だってこう言っちゃったんだよね……。 “それじゃあ私があんたの事笑わせてあげよっか?”って♥」 「……うぐっ!?」 「それから、私が定期的に彼女の溜まった鬱憤を“こうやって”晴らしてあげるようになった……」 「こうやってって……まさか……くすぐり?」 「そっ♥ 昔から稲穂の事くすぐりたいなぁ~って思ってた私にとっては嬉しい誤算だったわ♥ 自分の性癖を正当な理由で発散できるのだもの……ついでに彼女もストレス発散になって一石二鳥だった♪」 「そんな……。私の知らない所で……母様がそんな事を?」 「勿論、貴女達には内緒で……任務に出ると称して私の屋敷に彼女は通ったわ♥ そして、みるみる内にくすぐりにハマってくれた♥」 「くすぐりに……ハマった??」 「私は稲穂の事をくすぐって興奮できるし、稲穂は笑いを吐き出す事で日頃の鬱憤を晴らす事が出来るようなった……。それはお互いの為に益の有る行いだと周知した……」 「じゃあ……母様は……貴女と何度も……その……こんな事を……ヤっていたというの?」 「そう。お互いに任務の息抜きとしてコレを続けて来たわ♪ っと言っても、ここまで本格的に責め抜いたのは初めてだけどね?」 「………………っ!」  梢の言葉に美月は信じられないという目で稲穂の姿を見てしまう。敵だと思っていた梢はどうやら本当の敵ではないらしいし、彼女の性癖であるくすぐりを稲穂が好んで受けていたと言うのだから……普段の彼女を知る美月にはにわかに信じがたかった。  しかし、その様に説明され改めて稲穂の顔を見るとその言葉に信ぴょう性がある事も確かに伺えた。  息も絶え絶えになりながら笑い狂っている稲穂の口からはだらしなく涎が垂れ、汗と涙が頬を伝っている。しかし、目は焦点が合わずトロンと惚けるように垂れていてまるで快感に飲まれている風な表情を形作っている。  身体は小刻みにピクピクと震え反射的に嫌がる様に腰を左右に捻ってはいるが、手や足に力を込めるような抵抗は行っておらずむしろくすぐりを受け入れているかのように力を抜いてさえいる。 「フフフ……ほら、稲穂の股間の所……よぉ~~く見てみなさい? くすぐりを本気で嫌がってはいない証拠が溢れ出てるのが見て理解出来るでしょ?」  そして……その様に梢に促され視線を移した先には、美月にとって信じられない光景が広がっていた。  稲穂の股間……ホットパンツの隙間からはおびただしい程の愛液が漏れ出していて、椅子の座面に染みを広げている様子が伺えたのだ。  笑いが激しくなればなるほどにパンツの隙間からは新しい愛液が染み出してきて次々に座面に広がっていく。それを見てしまった美月は、今まで思い描いていた稲穂と言う母親像が完全に崩れ粉々になって行く姿が脳裏に浮かんでしまった。 「お、お、お母様っっ!?」  思わずそのように声をかけてしまった美月だったが、その呼びかけに稲穂は顔をブンブンと横に振って恥ずかしそうに悶えてしまう。 「ィヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、だめぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、見にゃいでぇへへへへへへへへへへへへ、恥じゅかひぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、お願いぃぃひひひひひ、見ないでぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! 美月ぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」  顔を真っ赤に染めて必死にその様に訴えかける稲穂を見て、一瞬視線を外そう横を向きそうになるが……しかし、そうしている間にも何度も小さな射精を行って快感を得ている母から目が離せず、美月もまた顔を真っ赤に染めて稲穂の痴態を横目に見てしまう。 「母様が……こんな姿を私に……。う、嘘みたい……」  見てはいけないものであるというのは分かっているが、年頃の美月にとって母が実はこんな本性を隠していたのだと知れて複雑な感情を浮かべてしまう。  とても信じがたい事だが、これが母の隠された性癖だと言われれば納得せざるを得ない。何せ隠せない証拠を堂々とその股間から溢れ出させているのだから……否定のしようもない。  まさか娘に自分のそんな痴態まで見られるとは露にも思っていなかったであろう稲穂は、恥ずかしさと軽蔑されたくない一心でこの痴態を誤魔化すための言葉を紡ごうとする。しかし、全身をくすぐられている稲穂に言い訳を紡ぐ余裕など与えられず、結局笑い悶えながら快感に打ち震える姿を娘の前で見せる事になり母親としての威厳を保てなくなってしまう。 「はひゃぁはははははははははははははははは、恥ずかしいぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! 見ないえっへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、時雨っへへへへへへへ、美月ぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、私を見ないでぇへへへへへへへへへへへへへ!!」  今まで見た事のない母の情けない姿と情けない懇願……  それを見せられた美月は崩れてしまった稲穂のイメージが自動的に再構築されていく様を脳裏に感じ取ってしまう。  その再構築された稲穂の像は、娘達の前でくすぐられて興奮する情けない母親……と言う認知を得て再び元の体の形を取り戻す。  姿かたちは元の稲穂のままだが、その凛とした母の横顔の中身は……欲にまみれた一人のくすぐられフェチの女性……  そう認識が改まった瞬間、美月は何とも言えない“いやらしさ”を稲穂の姿に感じてしまう事になる。  母としての稲穂ではなく、一人の欲にまみれた女性を目の前に見ていると認識すると……その女性が無性にいやらしく感じて美月の胸をドキドキさせてしまう。  それは母親に向けて良い劣情ではないのは確かだが……しかし、美月は確かに目の前で笑い狂っている稲穂に対してムズムズとした欲が高まるのを感じてしまった。  目の前で腋を全開に開き、足裏を無防備に晒している母親を見て……抱いてはいけない欲が急激に下腹部から湧き上がるのを感じてしまった。  それは……時雨も同じだったようで……  彼女も、稲穂の笑い悶えを食い入るように見つめながら……舌で唇を舐め頬を赤らめている様子が伺い知れる。  彼女も美月と同じように欲情し……湧き上がって来る欲が抑えられなくなっているのを感じているようだ。  二人はその欲が沸点に達するや否やどちらからともなく梢に「縄を解いてくれ」と懇願してしまう。  梢は二人が稲穂を見てどんな感情を持ったかを敏感に悟り、黙って彼女達の縄を解いて自由にさせた。  そして、観音達にくすぐりを止めるよう指示を出し……代わりに二人を稲穂の前に差し出す。  欲に呑まれ惚けるような表情を作った娘たち二人を……

Comments

本当はサッと流す感じで終わらせようと思ったのですが、後少しだけ書きたい欲が湧いたので5話まで書くことにしました♪

ハルカナ

まだ続いてくれてすごいうれしいです。娘2人から責められるシチュ楽しみにしています!

ななや


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