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こちょクエ!? ⑮『姉と真逆な性格の妹だなぁ思ってたけど……やっぱり血は争えないと分かって困惑するしかないです』

15:『姉と真逆な性格の妹だなぁ思ってたけど……やっぱり血は争えないと分かって困惑するしかないです』 「うっ……うぅぅ……ん? ここは?」  溶岩の中に身を投げるという衝撃的なラストを飾った私の身体は、そう大して時間を置くことなく再び肉体を再生成し直して復活を遂げる事となる。  この……“死んだら、はい次!”と言わんばかりの人生のサイクルはいかにもゲーム的だと毎度思わされるが、お陰でこの世界での死の恐怖は随分と軽減され“殺される”という過度な不安に苛まれる事は緩和された。  しかしまぁ……緩和したからと言って全く怖くないかと言われたら別の話で……死の直前の、痛い! とか、熱い! とかはどうしても味わう事にあるから完全に恐れないと言うには語弊がある。  痛いの苦手、辛いの嫌い、苦しいのはもっと嫌い……という、ガチガチの日本生まれ温室育ちの私なのだから……死の恐怖がいくら軽減されていようが怖いものは怖い。  だから、なるべく“処刑イベント”とかいう理不尽なイベントルートに入って欲しくないのだけど……  今の所、百発百中でボスの処刑イベントを踏まされている訳だから……私の希望とは裏腹に今後の展望は暗い……  それもこれも、ゲームのプレイヤーである“ワタシ”が全て悪いのは言うまでもない事だが、元凶の彼女は私が処刑されるシーンを見て悦んでしまう性癖である為始末に負えない。  あまり文句を言うとブーメランとなって自分に返って来るのは目に見えているが、しかし彼女(自分)からコピーされた存在である私だから言える! 彼女(私)は変態であると!  その証拠に、再生された今でも直前までの光景を思い出して興奮してさえいるのだ……  あんな怖い目に遭った後なのに……エルサの笑い顔を思い出して興奮してしまっているのだ…… 「……あ、あれ?? ココ……イライザさん家の地下室じゃなかったけ?」  ぼやけた視界がハッキリしてくると、視界には昨日転送されたイライザ(ルカ様)の私室(という名の地下拷問部屋)が映り、私は嫌な予感がしてギクリと顔を引き攣らせてしまう。 「うっっ!? う、動け……ない……」  天井ではなく壁の方を見ながら目が覚めた為、自分が椅子か何かに座らされて寝ていたのだと気付く事が出来るが……その椅子から立ち上がろうとしても手足が私の言う事を聞いてくれない。手を動かそうとしてもガチャっという金属音しか鳴り響かずビクともしないし、足に関しては前に伸ばし切ったままの状態をキープさせられ足首の所に透明なプラスチックの板が被せられていてその板はどんなに脚を動かそうとしてもビクともせずに固定されてある。  これはタダ事ではないと察した私は慌てて手が動かせない原因を探ろうと、座り姿勢のまま顔を上に向けて万歳の格好になっていた腕を辿って手の方を見てみたら…… 「んげっ!? やっぱり!! また拘束されてる!?!?」  手は手首の部分に金属製の枷がはめられ降ろせなくされているのが確認できた。  その枷は天井に固定された“滑車”から垂らされた鎖の先に繋げられており、天井から吊られた その枷は私がどんなに力を込めようとしても一切外れることなく私の両手を万歳の格好から逃がさないよう拘束し続けている。 「うぅぅ……って事はこの足の方のヤツも拘束の一部?」  手が下ろせないよう拘束されているという事はこの足の方に被されてる透明な板も拘束具ではないか? と察した私は、再び足に被せてある板を注視して顔をげんなりさせてしまう。 「……くっ! 思った通りか……」  座り姿勢だからてっきり椅子に座らされているものだと勘違いしていたが、私が着座の姿勢を取らされていた台はL字型の長いテーブルのような専用の拘束台である事が分かった。テーブルの部分は脚が足先まで乗せられるよう余裕を持たせて長く延長されていて、足首の部分には拘束する為の板がはめ込める用の溝の掘られた支柱が二本立てられている。その支柱の溝に合わせて足首の形に二つの穴を開けた板を降ろせば、足首はその板の穴から抜け出せなくなりそれだけで拘束が行える。  更にその板は、支柱の途中に入れられた“ネジ穴”にナットを噛ませる事で板自体も固定され完全に動かせなくなる。  それらを全て私の足に施しているのだから、そりゃあ……足が動くはずもない。  しかもこざかしい事に、その“板”はワザワザ透明な素材を使用して作られてあるから……私が今“素足”の状態で拘束されているという事も板の裏からでも透けて確認できてしまう。  そして、更にこざかしい事に……板の裏には“足の指拘束用”の拘束具が用意してあったらしく、その拘束具によって私は足の指はガバッと開かされた状態で板に磔にされている様子も見て取れてしまう。  透明な板に小さな穴をあけ、そこに細いワイヤーのような紐を通し……足指の関節に巻いて別に開けられた穴に通して板の裏で結んで固定する……。それを全ての指に行い、尚且つ指の股が限界まで開くよう引っ張って拘束しているのだ……私はその完璧すぎる拘束に恐怖を覚えるよりもむしろ“足の拘束に手間かけ過ぎだろ!”と心の中でツッコミを入れてしまった。 「な、何なのよっ!! 目覚めた一発目がこれってどういう事?」  自分のこの異様な拘束姿に……実はまだハーピィに捕まったままなのじゃないか? と錯覚してしまいそうになるが、部屋の様子は紛れもなくあの地下室であり……ゲームが稼働している状態でない事も何となく雰囲気で察せる。  操作主である画面外のワタシは、私がハーピィに処刑されたシーンを見て満足してゲームをシャットダウンしたに違いない。拘束によって手足は不自由だけど、動かそうと思えば自分の意思が身体の全ての部位に届いているという感触が伝わって来る。  つまり今は……ゲームのオフ時間であるのは間違いないのだ。  人格をコピーされたキャラが自由に振舞う事を許されたオフ時間……それはキャラ達が“本性”を表わす混沌とした時間に他ならない……  こんなフェチ度の高い拘束を誰が私に施したのか? これが“誰”の本性の表われなのか? 私はその答えをすぐに知る事になってしまう。 「目……覚めましたか?」    背後からコツコツというハイヒールを鳴らす音が聞こえ、私は思わず後ろを振り返ろうとする。  台から伸びた背もたれの部分は私の肩近くまでしか高さが無い為、振り返ればその姿を見る事が出来るが……蝋燭の光しか光源が無い為部屋全体が薄暗く、歩み寄って来る影と輪郭しか視界に映っていない。  だけど、その掛けられた声と影の華奢なフォルムを見てすぐにそれが誰かを察してしまう。  喋るのも億劫に感じてそうなダウナーな声量……姉譲りの豊満な胸の輪郭……引き締まった腰つき……細くて長い脚……  その影が光に晒されて正体を現す前に、私は彼女が“エルサ”であると察し驚愕に目を見張ってしまう。 「え、エルサ……さん?」  私がその様に言葉を零すと、暗闇からスッと彼女の顔が浮かび上がり私は再び目を見張ってしまう。  無表情が板についたイメージの彼女の口元に薄っすらと冷たい笑みが浮かべられ、目はトロンと惚けるように垂れていながらも私の事を冷ややかに見つめている。  その顔が何かしらの“欲”にまみれているのは言われなくても気付いてしまうが……まさか、あの大人しそうな見た目の彼女が私に向けてその様な表情を取るとは思えず、私は口をアワアワさせて困惑するばかりだ。 「先程は……大変お世話になりました……」  黒いタンクトップに赤いショートパンツを穿き白衣を羽織った格好……そんな彼女は、素足であるのに足に真っ赤なハーヒールを履いて私に近づいてきている。  その姿は見知っていた筈なのに、表情のせいで別人のように思え……背筋にうすら寒い震えが何度も行き来する感覚を覚えてしまう。 「ヨワコ様……いえ、東雲沙織さん……でしたっけ? 貴女の本当の名前……姉から聞かせていただきました……」  コツン……コツン……と焦らすようにゆっくりと歩み寄ってきたエルサは私の横へと移動を終えると、声にならないクスリとした笑みを零して私の耳元に口を寄せて来る。  そしてその口が小さく動きながら私にこのように告げて来る…… 『これから“お世話”になったお礼を……たっぷりと……返させて頂きますから……遠慮せず……受け取ってくださいね?』  言い終えた後にチュッと耳たぶに口づけを交わして来るエルサに、私は身体中に寒気を感じ思わず「うひぃぃ!」と悲鳴を上げさせられてしまう。  私のその悲鳴を聞いたエルサは手の拳を口元に当てて上品にクスクスと笑いを零すが、目は私の怯えを見て加虐心を滾らせる様に見開かれ私を余計に怯えさせてしまう。 「あ、あ、あ、あの? お世話に……なった、お礼って……何の事でしょう? 私……別に……何も……」  私は不安を助長してやまないエルサに向かって恐る恐るその様に言葉を投げかけるが、彼女はその言葉を意外だと言わんばかりに驚く表情で受け止め私にワザとらしく言葉を返して来る。 「まぁ! まぁまぁ! あれほどの事を私にしておいて……沙織さんはとぼけてしまわれるのですか?」  その様に演技口調で言うと、エルサは上半身を軽く横に曲げて私の顔にズイッと顔を近づけ……ニコリと笑みを浮かべる。  斜め横に傾いたエルサの満面の笑みが怖い……。笑う事が得意じゃないと語っていた彼女がこのように作り笑顔をして私を見ているというのがそこはかとなく不気味で……私の不安をこれでもかと煽って来る。 「あれほど“見ないで!”と、訴えかけたのに……貴女は見ていたではありませんか……」  笑顔から一転してスッと真顔に戻すエルサ……。その表情の変化と彼女の低くなった語尾に私は身体をビクンと反応させ強張らせてしまう。 「私の……恥ずかしい“ワキ”を……♥」  そこまで言い終えると、エルサは真顔のまま唇舐めずりをして見せ……顔のすぐ横にあった私の“腋”に視線を移動させる。  そして、そのまま顔も腋の方へと近づけさせ……顔と肌が触れてしまいそうな距離感で私の腋を眺め始める。 「あっっ! ちょ、やっ!! み、見ないでっ!! は、は、恥ずかしいっ!!」  鼻から出る呼気や上気した顔の体温さえも近距離で感じられるその覗き込みに、私は手枷をジャラリと鳴らせて嫌がる様に身体を捻ろうとする。しかし、思いのほか強く上に引っ張られて拘束されている私の手は、身体を捻ろうとする私の意思を無視するように自由を制限する。  その間にも私の腋はエルサの好々とした目に見つめられ、羞恥の炎を燃え上がらせてしまう。 「でしょ? こうして見つめられたら……恥ずかしいでしょ? 私もさっき……それを味わたんです……抵抗できないのを良い事に……貴女にマジマジと見つめられて……」   腋に息が掛かる度に私は全身を身震いさせ寒気を纏っていく。しかし、その寒気は羞恥に火照らされた顔の熱によって逆に熱を持ち、私の胸の鼓動を高鳴らせる一助となってしまう。  舌を出せば舐められてしまいそうな僅かな距離に寄せられた真顔のエルサの顔……その顔に目に見つめられ続けている私の腋は、コロコロと変わる感情の変化に異常な熱さと寒さを交互に帯びさせられかきたくもない汗をかかされていく。  その汗を見られるのも恥ずかしくて……私は気が狂わんばかりの羞恥に焦がされて顔を火照り尽させていく。 「汗……かいてますよ? ほら、ココ……♥」  そう言ってエルサが横から右手の人差し指を忍ばして、その部分をソワッと撫で汗を拭い取る仕草を取る。その刺激が加わる、私は身体中に電撃が走ったような痺れを感じ、思わず「ほひゃ~~~~~っ!?」っという情けない悲鳴を吐き出してしまう。  私のその悲鳴を聞いたエルサは顔を横に少し傾け…… 「……“ほひゃ~”ですって……。随分と間抜けな悲鳴ですね♥」  と、馬鹿にする言葉を私に告げて、気が済んだと言わんばかりに顔を離していく。 「そんな間の抜けた悲鳴を上げて……恥ずかしくないんですか? 貴女……女の子でしたよね?」  顔を離したエルサは傾けた頭を真っすぐに戻して再び私の顔を真顔で見つめる。そして、あの悲鳴に対して“女の子らしくないよね?”という含みを込めた言葉で私のことを責め立ててくる。 「だ、だ、だ、だって! そんな……急にくすぐられたら……誰だって……あんな声……出ちゃう……」  真顔のエルサにその様に返答してみるが、彼女の表情は変わらない。表情はそのままに当然のように今の行為を正当化し私の反論を無為に帰そうとする。 「くすぐたれた? 私は……汗を拭ってあげただけですよ? 腋に垂れて来た汗を指で掬ってあげただけなのに……くすぐられたって、ちょっと大袈裟すぎやしませんか?」  至極真っ当にその様な正論をぶつけるものだから、私は恥ずかしさを誤魔化すようにムッとなって彼女に更に反論を返す。 「い、いや! 私がくすぐったいって感じたら……それはくすぐりよ!」  私の言葉こそ正論だと言わんばかりに堂々と言い切って見せたが……エルサはそれを聞いても真顔をやめず、興味深そうに顔を近づけ私の目を覗き込んで来る。 「ふぅ~~ん? くすぐったかったんだ? 私の指……」  目と目の距離が数センチほどになるまで近づかれ、私は思わず顎を引かせてしまう。 「く、く、くす……くすぐったかったわよ! だ、誰だってこんな風に拘束されて……腋を撫でられたら……くすぐったく感じるに決まってる!」  私が顔を引かせてその様に反論すると、エルサは突然目の前でニコッと笑顔を作って私に無言で笑いかけて来る。  私はその突然の表情変化に戸惑い、増々彼女に対する不安を増長させてしまう。 「そっかぁ~~~くすぐったいんだ~? 私の指ってくすぐったいんだぁ? へぇ~~~?」  そう言いながら顔を離して興味深そうに自分の指を見つめるエルサ……その姿は妙に子供っぽい所作に映り、先程の無表情だった彼女からのギャップに困惑させられる。 「私……ルカ姉に仕返したくて何度かくすぐりをヤり返した事があったんですけど……いつも返り討ちにあっていたんです。姉さんには私のくすぐり……全く効いてない感じでしたから……私ってくすぐり下手なのかなぁ~って自信無くしていた所だったんですよ……」  さも悔しそうに口を尖らせながらその様に語るエルサだが、あの姉(ルカ様)に対してやり返すという行動に出ていた事には驚きを禁じ得ない。あのドSの化身であるルカ様に反抗すればどうなるか……姉妹なら簡単に分かるであろうに、それが分かっていても仕返そうとしたという事は彼女の負けん気は相当のものだと理解出来てしまう。 「でも、沙織さんはくすぐったく感じてくれたんですよね? 良かった……♥」 「よ、良かった? それは……どういう意味で言って……」 「貴女でなら練習が出来そうですね♥ ルカ姉とは違って素直な反応してくれそうだし……」 「れ、練習??」 「えぇ、姉さんを笑わせられるようなくすぐり方……それを習得するまで、貴女の身体で練習させて下さい♥」 「っっ!?!? く、く、く、くすぐり方の……習得!!?」  そのように言って再び顔を離し、少し後退って私の身体全体を眺めるように手先から足先までを舐めるように見定めるエルサ……。彼女は足先まで視線を巡らせた後、私の足が透明な板に磔にされている様子を見て口元に薄く笑みを浮かべ直す。  そして、ゆっくりと足元へ向かって歩を進め始める……。 「ちょ、ちょ、ちょっと待って!! 貴女……くすぐりは嫌いってさっき言ってなかった?」  私はその歩みに待ったをかけるように反論の言葉を零した。  しかし、私のその言葉にエルサは足を止めることなくヒールの音を鳴り響かせる。 「……えぇ、言いましたよ?」  サラッと悪気もなさそうにその様に返されたものだから、私はそれに食い付く様に慌てて言葉を捻り出す。 「じゃ、じゃあなんで! 何で私の事……くすぐろうと……するの?」  足を止めないエルサに私は“言ってる事が矛盾してるじゃないか!”という意味を込めた言及を言葉にする。  しかし、この言葉を聞いても彼女は頭を斜めに傾かせ頭に疑問符を浮かべている仕草を返して来る。 「……? “何で”と……言われましても?」 「い、いやいや!! エルサさんはくすぐりが嫌いなんでしょ? くすぐりフェチじゃないんでしょ? だったら、私の事をくすぐるのはおかしいじゃないかと……」 「あぁ……その事ですか……」  結局、彼女が歩を止めたのは私の足元へと辿り着いた後の事だった。  彼女は、私が座らされている台の高さまで腰をかがめて目線を低くし、私の足裏を眺めるようにジッと視線を固定させた。 「私……確かにくすぐられて“笑わされる”のは嫌いだと言いましたが……“くすぐる事自体”を嫌いだなんて一言も言ってはいませんよ?」 「……え?」 「笑うのは大の苦手ですが……私が“笑わせる”分には問題ありません。むしろ……好きな部類です♥」 「え? え? えっっ??」 「でも……くすぐりフェチっていうのはアレでしょ? くすぐったい刺激を受けて快感に感じる性癖の人の事ですよね?」 「……はへ??」 「残念ながら私は……くすぐられて快感を覚えた事は無いので、くすぐりフェチではないと断言できますが……しかし、抵抗できない相手をくすぐって無理やり笑わせて苦しめる……という行為には興味が無くもないです……」 「い、いや……それに興味がある時点で……」 「ですから、くすぐりフェチの気持ちは理解しかねますが……くすぐる事は普通に好きなので、ご安心下さい♥」  透明な板越しに満面の笑みを浮かべて見せたエルサだったが、私はその笑顔を見てツッコミを入れざるを得ない。 「いやいや! くすぐりフェチって受け手側だけの概念じゃないからっっ! 攻め手もくすぐりが好きならちゃんとくすぐりフェチって呼ばれるからっっ!!」  そう彼女に向けてツッコんでみるも、足裏をウットリと見つめているエルサの耳には届かない。もはやその事は“どうでも良い事”として片付けてしまったのか、私の足指に至るまで拘束された足裏をまるで芸術品でも見ているかのように眺め目をトロンとさせている。  その顔は、早くこのヨワヨワな足裏をくすぐってやりたい……と、欲を高めて自分を鼓舞しているようにも見える。  その責め欲にまみれた視線に無防備な足裏を見つめられ、私は恐ろしくじれったいムズ痒さに襲われ足指をモジモジさせたい衝動に駆られる。  しかし、私の足指もまた板の紐枷によって磔にされている為……その衝動を解消するに至れない。  エルサに見つめられている足裏は……指一本動かす事が出来ず、彼女の前に晒されているのだ。  私は彼女に何をされても……抵抗一つさせて貰えない。  責め欲に駆られ……姉そっくりなニヤつきを口元に零す彼女に……何をされても…………


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