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模写はパズルゲームのように

昔も…正直今も模写には苦手意識のある自分です。特に小学校、中学校などでやった風景画や自画像なんかはどれだけ書いても似てないし下手くそだし…嫌な思い出です

ですが、そんな私が苦手意識を払拭できた出来事が起こりました。

それはある本「脳の右側で描け」の中に載っていた考え方がきっかけでした。


その本の中では「ネガ・スペース」と呼ばれるものでした。

皆さんはご存知でしょうか…?

例えばここに私が描いたホシノのイラストがあります。

このイラストに描かれたホシノ自体をポジ・スペースとするならば、ネガ・スペースは以下の赤い部分になります。

そう、ネガスペースは「何もない空間」の形です。しかし、これを把握することは

対象の輪郭やシルエットを正確に描き写す場合、強力な助っ人になるのです。

このネガスペースをどのように利用するのかというと、例えばこうです。

ネガ・スペースを「こういう形」として正確に写し取り、さらにはネガスペースとネガスペースの間(ホシノが描かれているポジの部分)の間隔をしっかり観察することで、描きたい対象のシルエットをとらえやすくなります。


ネガ・スペースでは、さらにキャンバスの外枠も利用できます。白い斜線で塗られた空間を見てください。対象をゼロから写し取ろうとせずとも、対象と外枠から生まれたネガ・スペース達を写すだけで、自然に対象のシルエットを描き写すのが容易になるんです。

さらに細部を描いていく場合、個人的に自分がやってみていることも載せておきます。

輪郭をある程度写し終わっただけでも、満足感が凄いと思います。さらに細部を描いていく場合、隣接する線、交差する線の長さを見比べながら描き写します。


先述したネガ・スペースや線の比較を使って一つずつ線を写していくのは、何かパズルゲームをやっているような感覚に陥ります。写し取る途中で違和感を感じるかもしれません。「ピースが合わないぞ」って感覚です…。その気づきこそが重要であり、進歩です。お手本にしている絵と何か違うな…という違和感を持つのは、自分の中で修正力が付いた証であり、絵を見る力がついている証拠です!


今後も沢山言うかもしれませんが、今特に言っておきたいことがあります。自分の脳というものは思ってる以上に見たものについて勝手に解釈しているということです。

散々見慣れたものであっても、実際再現して描こうと思うと案外描けないものです。

お手本を真横に置いて写し書きしている時ですら、脳は自分勝手に解釈します。

ですから、何かを描こうと思った際、絶対に資料は準備してください。記憶だけあてにしても大抵は上手くいきません。資料なしに描けるのは、何十何百と繰り返し対象を観察して描いてきた成果です。

大事なのは積み重ねることです。亀のように遅くても少しずつ色んなものを描いていきましょう。周りの小物、建物、写真の中の人物など、これまで書いてきたものや他の方が出されている技術をヒントに、関心を持って描いてみて、沢山疑問が出てきたら、資料や参考書で調べていきましょう。

こうして書いている自分が1番できてないのが説得力がないのですが、自戒として

文章にして自分も実践していこうと思います。


今回はやや長くなってしまいました。読んでいただき誠にありがとうございます。

また自分が何か絵で気づいたことがありましたら、皆んなに共有していきたいと思います。

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