——”藤丸 立香”は一般人である。 出自や育った環境など特筆すべきことが無い一般家庭の生まれであり、罷り間違っても”根源”へと到達するために魔術刻印を連綿と受け継いでいく歴史ある魔術師の家系や下界と隔絶された神秘の残滓が残る”山”などの特殊な環境に育てられた経験も無かった。 何事も無ければ藤丸は勉学に励んで地元で有名な優良企業に就職、職場で出会った美人と評判の女性と大恋愛の末に結婚、現代では珍しい沢山の子宝にも恵まれる平凡だが幸福な人生を送っていただろう。 だが、しかし—— 如何なる国や時代に於いても存在している善の側面に偏っている人間である彼は運命の悪戯により、魔術王”ソロモン”の名前を騙る存在に焼却されてしまった人類史を取り戻す聖杯探索——”冠位指定(グランドオーダー)”の重荷を背負わされることになる。 ——————————————— 当時、まだお酒を飲んだりすることが出来ない年齢であり学校に通っていた藤丸は、それこそ魔術や英霊などと一切の関わりを持たない退屈にも思える平穏な日々を過ごしていた。だが、街中で開催されていた献血に純粋な善意で訪れた日を境に、常識の埒外にある超常的な世界に本人も望まぬまま足を踏み入れることになる。 彼が献血に訪れていた場所にはほぼ見付かる可能性がゼロである”適合者”を探すために日本に派遣されてきた調査員がおり、それにより藤丸は魔術師の適正やレイシフト適正などを検査されてしまう。検査の結果、魔術師の核となる魔術回路はどう贔屓目に見たとしても凡人レベルでしか無かったが、同時に非常に稀有な百パーセントのレイシフト適正の持ち主であることが判明する。 本人の与り知らぬ所で保険や数合わせの意味合いが強い”才能ある一般人十名”の一人として、”人理継続保障機関フィニス・カルデア”のマスター候補生に選出されたのだ。 当然、検査されたことや選ばれた事実を知らない藤丸は、調査員の尾行に気付かぬまま自宅へと帰宅した。 そして、良く分からぬままアイマスクやヘッドフォンなどで彼は視覚と聴覚を遮断され、三百年間もの長きに渡って秘匿され続けてきた土地まで運ばれる。数日を除き年間を通して分厚い雲に覆われる標高六千メート超えの雪山、その斜面にある入り口から地下に広がる巨大な施設”カルデア”まで拉致されてしまったのだ。 この時点で大半の人間が同情する理不尽な話ではあるのだが、運命とは時として残酷な一面を見せることがあり、不幸な出来事は望まなくても重なってしまうものである。 カルデアという組織の顧問を務める魔術師で近未来観測レンズ”シバ”の開発者である”レフ・ライノール”が、秘密裏に設置していた複数の爆弾を同時に起爆させた。爆発により所長の”オルガマリー・アニムスフィア”を含む多数の職員が殺害され、彼以外のマスター候補生達もほぼ同様の状態であったが苦肉の策である延命措置として冷凍保存されてしまう。 不幸中の幸いなのかシミュレーション訓練による疲労などの偶然が重なって爆破を逃れた藤丸は、人類最後のマスターとして世界を救う命運を背負わざる終えなくなってしまったのだ。唯一人の人間には重過ぎる責務に何度も挫けそうになりながらも立ち上がり歩みを止めず、気付けば最も多くの英霊と縁を結んだマスターへと成長を遂げたのである。 それから紆余曲折を経て—— 時代も国も異なる七つの特異点を踏破することとなり、遂には大きな犠牲を伴いながら終局特異点ソロモンを攻略した。それにより冠位指定であった人理修復は達成され、現在は断続的に発生する亜種特異点の攻略に向けて活動している。 カルデアも人数不足や破壊された施設の復旧など数多くの問題を抱えた状態から、並大抵のアクシデントでは狼狽えることすら無い強固な組織へと成長を遂げた。 ただ一つだけ問題を挙げるとすれば—— 「——お゛っ♡♡♡ ぉ゛っぎゅぅ゛♡ せっ、せんぱぃ゛ッ♡♡ い゛き゛ゅぅ゛〜〜〜〜っっッ゛♡♡♡♡ もぅ゛むり゛ぃ゛ッ♡♡♡ むり゛れすぅ゛っ♡♡ お゛ッ♡♡♡ ぉ゛っ♡♡ お゛ひ——っッ゛♡♡♡ ん゛ッき゛ゅぅ゛うう゛ぅ゛うぅ゛ぅうう゛ぅ゛————っっッッ゛♡♡♡♡」 近未来感のあるスライド式の金属製の扉の横には【藤丸 立香】と名前が記された個室があり、室内には妖艶な桃色の煙を幻視してしまう程の濃厚な淫臭が『ムワァっ♡♡』と、素肌に纏わり付くような湿度を含んだ熱気と共に充満している。 老若男女を問わず呼吸するだけで理性をドロドロに蕩けさせる卑猥な香りが充満している空間には、彼の後輩を自称している”マシュ・キリエライト”の悲鳴にも似た濁音塗れの嬌声とたわわに実った柔肉を平手で叩いた時の破裂音が断続的に響いていた。 ——バッチ゛ュンっッ゛♡♡♡♡ ぢゅ……っ、パンっ♡♡♡ パっチ゛ュン゛っ♡♡ ぢゅっぷんっッ゛♡♡♡ バッち゛ゅん゛っ♡♡♡♡ 「ん゛ぉ゛——っッ゛♡♡♡ ぉ゛ッ♡♡ ぉ゛っひぃ♡♡♡ オ゛——っッ♡♡♡♡ ん゛き゛ゅっッ゛♡♡ ィ゛ク゛いク゛ぃ゛ク゛ぅ゛——っッ゛♡♡♡♡ ン゛っき゛ゅゥ゛っ♡♡♡ い゛ッキ゛ゅぅ゛うゥ゛う゛ゥ゛ぅうウ゛ぅ゛ぅうう゛ゥ゛ぅ〜〜〜〜〜〜っっっッッ゛♡♡♡♡♡♡」 昨夜から一度の休憩も挟まずに続く、セックスの悦楽に溺れ切っている。 彼女はバストやヒップなどの女性的な魅力を象徴している部位は豊満でありながら、腰はキュッと括れスラリと伸びた手足など極上の肢体をビクビクと痙攣させていた。 外目から見ても分かるレベルで妊婦のようにお腹が膨らでいるのは子宮が水風船のように精液で膨らんでいるからであり、ぽっかりと開いたまま戻らない肛門からはほぼ固形のような粘度をした黄ばんだ白濁色の精液を垂れ流し続けている。 ——パッチ゛ュンっッ゛!!!♡♡♡♡ ぢゅ……っ、パンっッ!!♡♡♡ パッチ゛ュンっ!♡♡♡♡ 現在進行形でうつ伏せになったままお尻だけを高く突き上げる体勢をさせられたまま、真っ赤に腫れ上がった尻タブの柔肉にマスターの強く腰が打ち付けられる度にブルンブルンと波打たせていた。親指の幅よりも肉厚で鋭利な角度をした雁首で膣襞や膣肉を余すこと無くゴリゴリと掘削しながら、自分が吐き出した精液を膣孔全体に隅々まで塗り込みながら泡立ったザーメンを膣口から溢れさせている。 「ぉ゛ッ♡♡ ぉ゛き゛ゅ——っッ゛♡ お゛ひぃ゛っ♡♡♡」 枕に顔を埋めながら快楽と酸欠で熟した林檎のように顔を真っ赤にさせ、過剰に分泌され続けるドーパミンやセロトニンなどで脳がグツグツと茹でられ続けていた。どんなに強力な麻薬を服用するより遥かに中毒性のある性行為の底無し沼に溺れ、身体の自由を奪われてまともに動かせないマシュは濁音の混じった甲高い嬌声を叫ぶことと雌のフェロモンをタップリと含んだ潮を噴き出すだけである。 昨夜から通算で何十回目になるかも分からない巨大な睾丸の中でグツグツと煮え滾った精液が出口を求めて暴れ出して射精感が押し寄せ、ピストンをこれまで以上に激しく力強くしながらマスターは彼女の子宮内に直接注ぎ込むことを告げた。 「マシュっ……射精す、射精すよっ。子宮でゴクゴク呑み込んでっ」 「ぉ゛っ♡♡ お゛ちんぽ膨らんでぇ゛っ♡♡♡」 ——ドっチ゛ュン゛っっッ゛!!!!♡♡♡♡♡♡ 「お゛ぎゅぅ゛〜〜〜〜〜〜っっッ゛!!!??♡♡♡♡」 お臍から鳩尾まで持ち上げられた子宮に巨大な亀頭が半ばまでめり込んだ状態のまま、太く長い陰茎の中を通って亀頭の先端にある割れ目からダマになっている濃厚なザーメンを吐き出される。 ——びゅぶッ♡♡♡ ぶびゅるるるる゛ぅ゛ッ♡♡ ぶびゅッ゛♡♡ ぶびゅっ♡ どびゅびゅびゅびゅぶぶぶっ♡♡ ぶびゅぶる゛る゛るるる゛る゛る゛ぅ゛——っ♡♡♡ びゅぶッ゛♡♡ びゅぶッ♡ ぶびゅぶぶぶぶぶぶぶぶぅ゛——っッ゛♡♡♡♡ どびゅる゛る゛るる゛る゛るるる゛ぅ゛っッ゛♡♡ どびゅッ♡ びゅぶるるるるるるるるぅ……っ♡♡♡ びゅぶぶぶぶぅ゛っ♡♡♡ びゅぶッ♡♡ びゅるるる……びゅぅ゛っ♡♡ 三分以上に及ぶ大量の吐精が、マシュの子宮内に注ぎ込まれた。 「ぃ゛き゛ぃ゛っ、い゛ィ゛~~~~っっッ゛??!!!!♡♡♡♡♡ あ゛っ、あ゛ぁっ♡♡ ぁ゛ひッ♡♡♡ ひき゛ゅぅ゛っ♡♡ ィ゛っく゛ぅ゛っ、いく゛ぃくいく゛ぃく゛ぅぅう゛ぅぅう゛ぅぅ゛ぅ゛ぅうぅ゛ぅ゛————っっ゛ッ゛♡♡♡♡」 喉の奥から搾り出すかのような絶叫を上げる彼女は少しでもペニスから逃れようと突き出していたお尻を落とすが、余計に体重を掛けられて腰を押し込まれてベッドとマスターの身体の間でサンドイッチされて逃げ場を無くしてしまう。 ——ずる゛るるる゛る゛ぅ゛…………ぬぽぉっ♡♡♡♡ 「ふき゛ゅぅ〜〜〜〜〜〜っっッ゛♡♡♡♡ ぉ゛ひ……ッ♡♡♡」 彼はビクビクと痙攣したままの膣孔からゆっくりと長大な魔羅を引き抜き、精液と愛液の混合液に塗れた陰茎を豊満なお尻の谷間にズリズリと擦り付けながら耳元で囁く。 「はぁーーっ、マシュの膣内に射精すの気持ち良いッ。もっとシたい」 「————っっッ゛♡♡♡♡ みっ、”みなさまぁ゛”……っ♡♡♡ たすけへぇ゛っ♡♡ ぉ゛ひぃ゛——っッ゛♡♡♡♡」 まだまだ射精し足りないマスターの絶倫具合に怯えているマシュは、実は部屋の中には彼女以外にも気絶している女性サーヴァント達がいるのだが幾ら助けを求めても返事は返ってこない。 「まだまだ勃起したまま治らないから、午後からの訓練が始まるまで付き合ってね?」 複数人の女性達で相手をしているのに、彼の性欲を満たし切ることは難しいのである。 部屋の外にある通路には再びマシュの甘く蕩け切った嬌声と柔肉を打ち付ける破裂音が響き始め、数時間後に扉から出てきたのはマスターの存在だけであった。 ——————————————— 「うーん、マスターの絶倫具合は私の理解することが出来る範疇を超えているようだ」 様々な経緯がありカルデアの実質的なまとめ役となっている”レオナルド・ダ・ヴィンチ”は、彼の常識を完全に逸脱している怪物のような絶倫具合に頭を抱えている。カルデアに所属する多くの女性英霊達がマスターの魔の手に堕ちてしまっており、マシュを筆頭に彼との子供を妊娠しているサーヴァント達も増えつつあるのだ。 「このまま見過ごすのも良くは無いから、やっぱりその道の”プロ”にお願いするのが賢明かな」 流石にこの風紀が乱れ切った状況を見て見ぬ振りをするのは問題であると考え、ダ・ヴィンチは”そういったこと”に精通している女性英霊に彼の効率的な性欲処理をお願いしようと計画を立てていた。彼女は以前からマスターのことを主人として敬愛しており、体を求められた際には”仕事として”なら受ける事もやぶさかではないと口にしていた女性英霊を呼び付けていたのである。 そして、くノ一の衣装に身を包んだ黒髪の女性”望月 千代女”が、床に片膝を突きながら音も無く現れた。誰にも見られないように頭を下げたまま不敵な笑みを浮かべている彼女は、自分ならばどんな任務であろうと達成することが出来ると確信している。 「——拙者に御用とは何でしょうか?」