——文明から生まれ、文明を食らう災厄の獣。 それは”人類の原罪”により生み出された自業自得の死の要因、英霊召喚の原型となり癌細胞に酷似した”自滅機構(アポトーシス)"であった。始まりとなるビーストIが誕生した瞬間から、世界に終局のビーストⅦまで連鎖的に顕現することが決まっている。 人類の原罪とは”人間が秘める獣性”のことを指しており、七つの災害とは人が人である限り切っても切り離すことは不可能であった。ビーストとは人類と文明を滅ぼす破滅の化身に他ならないが、人類に対する確かな愛が無ければどんなに強大な力を持っていようとも、人類悪の条件は満たせないという法則がある。 だが、しかし—— ”殺生院 キアラ”に関しては、特殊な人類愛を持っていた。 自分以外に人間はいないという思考を持っているが故に、自己愛から獣の資格を得たという例外中の例外のような存在である。最もこの世界では例外と呼ばれる事象や存在が頻繁に発生しており、特に聖杯戦争ではまともに開催される事の方が珍しかった。 既にビーストⅠである『憐憫』の獣”ゲーティア”とビーストⅡである『回帰』の獣”ティアマト”は、それぞれ終局特異点”冠位時間神殿ソロモン”と第七特異点”絶対魔獣戦線バビロニア”に於いて、抑止力が派遣した通常の英霊とは霊基の格から異なる”冠位(グランド)サーヴァント”達の協力を得てカルデアに討伐されている。 余談だがビーストⅠとビーストⅡを討伐する過程で既に二人の英霊が冠位を返上しており、これから多くの冠位サーヴァント達がカルデアに力を貸す為や己が信念の為に冠位を返上していくのだが、それはまた別の場所で語るべき内容だろう。 そして、ビーストⅢ/Rとなった殺生院 キアラは—— 快楽の理を持ち『愛欲』を担うに相応しい獣へと変貌した。 獲物を誘うために可憐な花に化けていた花蟷螂が擬態を解くように、嘗ての善性に満ち溢れ人々を救っていたセラピストの姿から、実に恐ろしき魔性菩薩としての"本性(すがた)"を現したのである。 全てはカルデアから来訪した人類最後のマスター”藤丸 立香”を融かす為であり、本来ならば蟻を踏み潰すのに態々巨象を持ち出すような大人気ない行動であった。 「——この私に勝てるでしょうか……っ♡♡♡」 美を司る女神と遜色無いレベルで艶やかで美しいのに、稀代の悪女ですら霞んでしまう程に悍ましい。自称する菩薩のように嫋やかで邪悪な悪魔のように恐ろしい、相反する感想や感情が同時に湧き上がるのは、後にも先にも彼女だけだろう。 服装はこれまでと比べて極端な程に露出度が上がっており、基調とする色合いが尼僧特有の黒から天使や女神のような白へと変わっている。 溢れてしまいそうな程に大きな乳房に純白の布切れ引っ掛けただけの胸元、官能的なデザインで色鮮やかな桃色をした極小のショーツを履いているだけの秘所など、牡の欲望を全て詰め込んだ抜群のプロボーションが惜し気も無く晒していた。 だが、最も変化しているのは頭部であり—— 濡れ鴉の羽根を彷彿とさせる艶やかで長い黒髪を掻き分けるように、側頭部からは光を呑み込むような漆黒の巨角が生えており、太い根元から半ばまで毒々しいピンク色の禍々しい模様が浮かび上がっている。 その”獣の冠”とも呼ばれる頭部から生える大角こそ、七つの人類悪であることを証明する証であった。 ビーストは人類と文明を滅ぼせる固有スキルを持っているが、その能力は原罪や個体によってそれぞれ異なっている。故に彼等に共通していると言える点は、通常霊基の英霊が百人集まろうと敵わない強大な霊器と獣の冠だけなのだ。 また、成熟していない幼体の段階では獣の冠は生えておらず、成体に近付くに連れて徐々に生えていくという特徴があり、人類滅亡までのカウントダウンに近い意味合いを持っている。 キアラの頭部から立派な角が生えている事実こそ、絶対的な脅威の目印となっていた。 「”獣”としての権能を完全に発揮した私に、先程までと同じ様な真似が通じるとは思わないで下さいねっ♡♡♡ ふふふ……っ♡♡」 悪魔のような黄色の瞳はマスターを挑発するように見詰めており、口元は妖しい三日月を思わせる弧を描いている。先程までの怒りや絶頂の快楽で心も身体も乱されていた状態から、ビーストとしての姿を現したことで完全に復活していた。 否、良く見ればキュッと括れた細い腰や眩しい太ももが露わになっている脚が痺れるように震えており、愛液や潮により桃色のショーツはじっとりと濡れそぼって染みが出来上がっている。 そもそも彼に絶頂させられていなければ、魔性菩薩へと変貌する必要性も無かったのだ。 「脚、震えてるけど大丈夫?」 「〜〜〜〜〜〜っっッ゛?!!♡♡♡♡ ふっ、震えてなどおりませんっ♡♡ 適当なことを仰らないで下さいっ!♡♡♡」 「えぇ……」 事実を伝えただけなのに自分の方が間違っていると言われ、思わず彼の口から困惑した声が漏れる。 指摘されて耳の先端まで真っ赤に染めているキアラは、余裕タップリだった毒婦のような表情を崩されてしまう。絶頂による快感の余韻か身を焦がすような羞恥心かは定かでは無いが、これまで以上にプルプルと艶めかしい肢体を震わせていた。 ——ふるふるっ♡♡ タプンタプンっ♡♡♡ 小玉スイカのようなおっぱいやムッチリと実ったお尻が僅かな震えを何倍にも増幅したように大胆に揺れており、何をしていても牡を誘惑する媚肉と呼ぶに相応しい肉体である。 だが、今回のSE.RA.PHの沈下を起こした張本人であり、メルトリリスに危害を加えたという事実も加わって、マスターの中では性欲の高まりと共に神経の苛立ちが募っていく。それにゲーティアやティアマトの時に感じていた脅威が、何故か彼女からは微塵も感じられないのも彼の行動を大胆にさせる原因であった。 「結局、勝たなきゃここから出れないんだよね」 「そっ、そうですよ……っ♡♡♡ 出たければ私を屈服——きゃぁッ♡♡」 得意気なキアラが言い切るよりも前に、彼は硬くシコった乳首の輪郭が浮かぶ胸元の薄い白布を掴んで強引に剥ぎ取ってしまう。 押さえ付けられていた手から溢れるサイズ感のおっぱいが、上下に『タップンっ♡♡♡』と弾むように揺れ、搗き立てのお餅ような柔らかさを感じる処女雪のような乳房、色素が薄い桜色をしたぷっくりと膨らんだ乳輪と乳首を露わになった。 「こんなに乳首ぷっくり膨らませて、期待し過ぎじゃないかな?」 「〜〜〜〜〜〜っっッ゛♡♡♡♡ きっ、期待などしておりませんっ!♡♡♡ ぁ゛っ♡♡ あ゛っ♡♡♡ ぁ゛ひぃ——っッ゛♡♡」 彼女が反論を口にする前に指先に吸い付くようなしっとりと柔らかいおっぱいを根元から搾るように揉みしだかれ、人差し指で充血して敏感になった乳輪と乳首を引っ掻くように愛撫される。 「いっ、いきなり唇を貪ったりぃっ♡♡♡ ぃ゛ひッ♡♡ んぁっ♡♡♡ ぁ゛んっ♡♡ じょっ、情緒の欠片も無いですねぇっ♡♡♡ ぁ゛っ♡♡ ん゛ひぃ゛〜〜〜〜っっッ゛♡♡♡♡」 乳輪と地肌の境目を何周も指先でなぞって性感を高め、乳首を指先でグリグリと穿るように強い快感を与えていた。 普段触られることの無いおっぱいの付け根であり汗と体温で蒸れた下乳にも指が這い回り、脇腹と乳房の境目にあるスペンス乳腺と呼ばれる性感帯もフェザータッチで擽るように弄ぶ。明らかにメスの弱点を熟知している乳房の触り方であり、キアラには二本以上の手で蹂躙されているのでは無いかと錯覚するような快感を感じる。 「情緒が無いことされて悦んでるんだから、男に好きなようにされるのが好きなマゾ牝なんだね」 「ん゛ぅ゛〜〜〜〜〜〜っッ゛!!???♡♡♡♡ かっ、勝手な決め付けはモテませんよっ♡♡ ん゛ぎゅぅ゛〜〜ッ゛♡♡♡♡ ぁ゛っ♡ あ゛っ♡♡ あひぃ゛っ♡ つっ、強いですぅ゛っ♡♡♡ ふぁ——っッ゛♡♡」 彼女の反論を乳首と乳輪を親指と中指の腹で捏ね潰して捩じ伏せ、快楽でメスを屈服させようとするマスターは、ベットヤクザと呼ぶに相応しい風格が感じられた。愛おしい恋人に対する優しく気遣う手付きとは完全に異なっており、性感を虐め抜くような荒々しく乱暴で性感を虐め抜く手付きで乳房を蹂躙している。 滅茶苦茶にされて悦んでしまう牝のマゾ本能を強く刺激する愛撫であり、沢山のメスを哭かせてきた経験が無ければ出来ない責め方であった。彼がカルデアで召喚した女性英霊達を数え切れない程に堕として、その過程で培ってきた至極のテクニックが披露されている。 魔性の媚肉と呼ぶに相応しい極上の揉み心地、じっとりとメス臭い汗が滲みしっとりとしたおっぱいに変わっていく。極悪人と呼ぶに相応しい性格でやってることも最悪なのに、女神の如き美貌で身体は最高なのが余計に嗜虐心を刺激した。 「お゛っ♡♡ ぉ゛ひ——っッ゛♡♡♡ ちっ、乳首ぃ゛っ♡♡ ん゛ほぉっ♡♡ ぉ゛ッ♡♡♡ 捏ねすぎですぅ゛♡♡♡♡ ぃ゛ぎゅッ♡♡」 「強くされて悦んでる。本人よりおっぱいの方が素直だね」 「————っッ゛♡♡♡ ん゛ふぅ゛ーーっ♡♡ ばっ、馬鹿にしないで下さぃ゛っ♡♡ ぉ゛っ♡ ん゛ぉ゛——っッ゛♡♡ ぉ゛ぎゅぅ゛ぅうう゛ぅ゛う゛ぅ゛ぅうう゛ぅ゛〜〜〜〜っっッ゛♡♡♡♡」 豊満な乳房を捏ねられて濁音混じりの嬌声を上げ、キアラは絶頂回数にカウントされる甘イキをしてしまう。母乳が出る体質であれば噴水のようにミルクを『びゅーっ♡♡ びゅーーっ♡♡♡』と噴き出して、甘ったるいミルクの香りを漂わせていたのは間違いない。 「はぁ゛ーーっ♡♡♡ ふぅ゛……っ♡♡ はぁ゛ーーッ゛♡♡♡♡」 彼女の汗ばんだ白い頬に黒髪が数本張り付いており、匂い立つ色気と淫猥な雰囲気に満たされている。 太ももの内側は愛液と潮でびちゃびちゃに濡れ、ピンク色のショーツは全体が濡れて一段濃い色に変わっていた。濡れそぼったショーツが秘所にピッタリと張り付き、おまんこの割れ目やぷっくりと膨らんだクリトリスの輪郭が浮かんでいる。 マスターはおっぱいを揉みしだいていた片方の手を離して、キアラの秘所へと手を伸ばしてく。 「今度はおまんこでイかせて上げる」 「ぁ゛〜〜〜〜っッ゛♡♡♡♡ ん゛ぁ……っ♡♡ まっ、待ってぇ゛っ♡♡♡」 ——クチュっ♡♡♡ 「ぉ゛き゛ゅぅ゛〜〜〜〜〜〜っっッ゛??!!!♡♡♡♡」 小さな水音が鳴った瞬間、絶叫にも似た嬌声が響いた。