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快楽と札束の罠

■ 岩成 雄吾(いわなり ゆうご)

年齢:21歳

身長/体重:177cm/82kg

職業・立場:体育大学 ラグビー部所属/一人暮らし

______________________________________


朝6時。スマホのアラームがバイブと共に響く。

「……うーっ……くそ、今日も肩重てぇな…」

アパートの六畳一間で、いつものように床に敷いた布団から上体を起こす。

布団は蹴り飛ばされ、昨晩のプロテインのシェイカーが机に転がったままだ。だが彼にとっては「普通」の朝だ。

伸びを一つして、まずは自重トレ。腹筋50、腕立て50、スクワット50。歯を磨いて、そのまま冷蔵庫から卵と鶏むね肉を取り出し、朝飯を準備する。

朝食をかきこんでから大学へ向かう。

今日も大学とグラウンドを行ったり来たりする一日が始まる。


午前、専門授業の講義を受け、昼休みに同期と学食で合流。

「おう雄吾、昨日の練習きつかったな」

「だな。今日はもっとハードらしいぜ」

淡々と答える雄吾に、同期は「やべぇな」と笑う。


午後はラグビー部の練習。グラウンドでは2時間ぶっ続けで接触プレイ。

「うっす、じゃあ今日もタックルから入りまーす」

「いきなりかよ……俺、まだ昼飯、腹に残ってんだけど……」

ゴツッ。バシン。全身をぶつけ合う音が続き、泥にまみれた練習着がどんどん茶色に染まる。


午後7時過ぎ。

練習を終えて、後輩の川田が雄吾に声をかけてきた。

「先輩、今日、飯行きません?駅前のとこ、唐揚げ定食、でかいやつ」

「……いいけど。お前、金あんの?」

「全然ないっす」

「……チッ、しゃーねーな」

そう言いながらも、雄吾は内心「ま、今日だけな」と思っていた。後輩に弱いのだ。唐揚げ定食大盛り×2、さらにメンチカツと味噌汁追加で合計2,600円。

「ごっそーさまでした!マジ、腹パンパンっす!」

「筋肉のためだ、ありがたく喰っとけ」

帰り際、スマホから見たネットショップ。前から欲しかった**可変式ダンベルセット(¥22,800)**が特価セール中。

(……今逃したら、もう買えねぇかもしんねぇな)

(バイトの給料入るまで、あと10日だろ……いけるか?……いけるか)

タップ、タップ――

「購入完了」の画面が表示され、手が微かに震える。


アパートに帰り、風呂上がりにプロテインを飲みながら財布の中身を確認。

「……1,800円。」

翌月の家賃は4万5千円。口座残高は2万3千円。

「……え?」

「……バイト、今週1回しか入ってねぇ……」

布団に倒れ込み、天井を見つめる。汗の匂いが微かに残る自分のTシャツ。筋肉はついている。でも、金は残っていない。

「……また、後輩に飯奢って、道具買って、何やってんだ、俺……」

薄い布団の上に仰向けになり、ぼんやり天井を見つめる。

「……マジで、どうすっかな……」

ラグビー部の練習も筋トレも続けたい。食費も削りたくない。でも金がない――そんな焦燥が、汗ばんだ身体を重くしていた。

仕方なくスマホを手に取り、SNSを開く。インスタの通知がひとつ、光っていた。

(また、DMか……?)

雄吾のインスタは、ほとんどがラグビー部の練習風景や自分の筋トレ写真。

グラウンドで泥まみれになった日、ベンチプレスの自己記録を更新した動画、サウナあがりの自撮り。

部活仲間や筋トレ好きなフォロワーがほとんどだったが、たまに“変なDM”も届く。

唐突な勧誘、あやしい投資話、よく分からないスタンプ……

基本は無視していたが――

今夜のDMは、明らかに“質が違った”。


📩DM@dadboss1950 ――

『初めまして。君の投稿、非常に良かった。

筋肉のバランス、肌の質感、そして何より…あの“隠し方”。分かってるね、君は。

君の身体を、静かに、じっくりと触ってみたい。

はっきり言おう。

6万円払うから、俺と一度会ってくれないか?

場所はこちらで手配するホテル。交通費は別で出す。

君は全裸になって、俺に体を好きに触らせてほしい。

ただそれだけでいい。

セックスは希望しない。

…ただし、“状況によっては”分からない。君の反応次第だ。

君がどんな声を出すのか、

どんな顔で触られて、どこで震えるのか――興味がある。

返事は今日中が望ましい。』


画面をスクロールする指が止まった。

胸がドクンと跳ねる。思わずスマホを持つ手に力が入り、画面が汗で曇る。

(……これ、本気、なのか?)

現実感がない。

けれど、冷静になろうとするほど、頭の中では6万円がぐるぐると回る。

家賃、食費、今月の引き落とし――全部がこの数字に上書きされる。

(いや、でも……全裸で、体を好きに触らせるって……)

想像しただけで、背筋がぞわりとした。

けれど、もう一度腹を見下ろせば、筋肉のラインと浮かぶ血管。

鍛えた身体。それを“欲しい”というメッセージが――今、現実に届いている。


ベッドから立ち上がり、バスルームへ向かった。

汗で湿ったシャツを脱ぎ捨て、熱いシャワーの下に身体を滑り込ませる。

水滴が肩から腹、太ももを伝い、ふだんは誇りでもある筋肉が、今夜だけは重く感じた。

(……ほんとに、やるのか、俺……?)

(しかも…初対面のよくわからん相手に……)

けれど、金の重みは理屈よりも強かった。

シャワーで汗を流しても、心のざらつきは消えない。

(これで、今月は楽になる。少なくとも家賃と飯は……)

迷いと自嘲、羞恥と欲――

シャワーの音に紛れて、無意識に下腹部をそっと触れた。

自分の身体が、商品になる感覚。

どこか、ほんの少しだけ興奮している自分にも気付いてしまう。


風呂を上がり、タオルで髪を拭きながらスマホを握り直す。

画面のDMは、現実そのものだった。

――もう戻れないかもしれない。

でも、今は金が欲しい。

震える親指で、短く返信を打つ。


『……分かりました。

条件、全部飲みます。

日時と場所を教えてください。』


送信――。

指先が微かに震えていた。

天井の蛍光灯が、乾ききらない肌をぼんやりと照らしている。

すぐに短い内容のDMが帰ってきたが、どこか独特の圧を感じさせた。


📩DM:@dadboss1950 ――

日時と場所の詳細――

『今週の金曜、20時。〇〇駅徒歩10分のビジネス〇〇ホテル、その横の裏路地で待機。

部屋番号は直前に伝える。俺の事は安住と呼んでくれ。』


やけに具体的な指示。一気に現実味が押し寄せてくる。

ホテル名をGoogleマップで調べると、少し古びたラブホ街にある多少高級そうなビジネスホテルだった。

裏路地で待機。それを相手が「当然のこと」として指定してくるあたり、慣れている証拠だった。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

あれから数日がたち、約束の金曜日

19時45分

ホテルの裏路地は表通りと違い、暗く静かで、やや湿った空気が張り詰めていた。

人影もほとんどない。

薄手のパーカーと短パン。

ふだん通りの服装のはずなのに、体の奥が妙に重たく、喉がひどく渇いていた。

(……ほんとに来ちまった。俺、何やってんだろ……)

部屋の窓の明かり、誰かの足音、ホテルの非常口。

すべてが自分に向かって開いている気がする。

スマホの通知が来るたびに心臓が跳ねる。

もう一度だけ、今ならやめられる、そう思いながらも、足はすでに引き返せなかった。

(6万、6万……今月は何とかなる……

いや、でも、相手は知らない男で……俺、裸になって……)

緊張と不安と、ほんの少しの期待。

何度も胸元を手でなぞる。汗ばむ指が、脈打つ心臓を確かめていた。


スマホが震える。

「そのまま入っていい。1005号室。」

その瞬間、すべての音が遠くなった。

(――もう…やるしか、ない)

深く息を吐き、入口へ向かった。


ホテルの廊下は薄暗く、どこか湿っぽい。古びたカーペットの匂いが、鼻にまとわりつく。

エレベーターに乗り、10階で降りると、廊下の一番奥に「1005」の銀色のプレートが見えた。

息をのむ。心臓が、ドクン、ドクンと早くなる。

(引き返すなら今だ……)

そう思ったが、足はすでにドアの前にいた。

ゆっくりとノブを握り、ドアを開ける。


部屋の中は、思ったよりも静かだった。

薄暗い照明、乾いた空気、夜景が一望できるほどの大きな窓、それに大きなベッドがひとつ。

奥のソファには、太めのスーツ姿の男――安住が、ゆったりと座っていた。

安住は眼鏡をかけ、雄吾をじっくり眺めている。

その視線はじっと、何かを値踏みするようだった。

「時間ぴったりだな。律儀なやつだ」

「……緊張してるんで」

乾いた返事が自然と出る。

安住は笑いもせず、ただ手で自身の前を示した。

「まずは服、脱いでもらおうか。」

雄吾は無言で頷くと、指定された場所まで歩いた。

喉がカラカラに乾く。手の指先が震えていた。

まず、パーカーを脱ぐ。

汗ばんだ肌が冷たい空気に晒され、心臓がどくどくと跳ねる。

次に靴下を脱ぎ、短パンもゆっくりと足元まで下ろす。

最後にボクサーパンツ――腰骨に引っ掛けた指が、迷いながらもゴムを下げる。

陰茎と陰嚢が、冷たい空気に晒された。

安住の目の前に全裸で立つ。

鍛え抜かれた胸板、腹筋、太もも。

そして――視線は下半身に止まる。

「ほう……なかなかデカいチンコじゃないか」

安住の視線が、雄吾の股間にどん欲に貼りつく。

「ラグビー部の若い肉体は違うな。…これはいい。色も艶も申し分ない。

このぶっとい玉も……重みがあって、精が詰まってそうだ」

声には露骨な欲望が滲み、ねっとりと濡れていた。

安住の太い指が、ためらいもなく雄吾の男根をつかむ。

根元からゆっくりと握りしめ、竿を撫で上げ、指先でカリ首を弾く。

「うっ……くっ…」

「うん、いい形だ。張りも肌のキメも上等。若い精液の香りまで伝わる。

――ほら、もっと力抜いて」

雄吾は呼吸を止めそうになりながら、されるがままになっていた。

安住の手のひらが、陰嚢をゆっくり持ち上げ、その重みと熱をじっくりと味わうように揉みしだく。

「ほら、この玉の重さ。ちゃんと精が溜まってるだろ?

今夜は全部、俺のものだ」

(くそ……なにしてんだ、俺……全部触られて、こんなとこまで見せて……)

羞恥と屈辱で全身が熱くなる。だが、金の重さと、どうしようもない現実から逃げられない。

このまま背中を向けて逃げ出したい――でも、脚が動かなかった。

「じゃあ、ベッドの上で、四つん這いになって。しっかり尻を突き出して、俺に見せてみろ」

声が命令に変わる。

雄吾は唇を噛みしめ、ベッドに膝をついた。

両手をつき、尻を高く突き上げる。心臓は高鳴りっぱなし。

(やばい……こんな格好、男に見せるとか、絶対、普通じゃねぇだろ……でも、6万……6万のために……)

背後から、ベッドが軋む音がした。

次の瞬間、安住の大きな手がゆっくりと尻を揉みしだく。

「素晴らしい筋肉だ。丸く盛り上がってて、どこを触っても弾力がある。

……ケツの肉も、味があって最高だな。まさに食べごろって感じだ」

ぶるん、と尻肉が揉まれ、肛門の周囲まで親指が滑っていく。

そして、安住の顔がすぐ後ろに近づいた。

生ぬるい息が肛門の上にかかり、ヒヤリとした感覚が走る。

「力抜いて。ほら……」

舌がぬるりと割れ目を這い、肛門のすぐ上を舐めた。

ゾクリとした感覚に、雄吾は小さく呻く。

「あぁ……っ、うっ……」

「うん、いい反応だ。童貞の肛門、初々しくて美味そうだよ」

安住の舌先が割れ目からゆっくり離れる。

雄吾は息を荒げながら、呻くように問い返した。

「……な、なんで、童貞だって、分かるんだよ……」

安住は薄く笑い、眼鏡を押し上げる。

「君のインスタ、よく見てたよ。筋トレとラグビーの自撮りばっかりで、女の影も匂わせもない。

それにDMへの反応、全部“慣れてない”奴のものだ。

君、ゲイってわけでもないんだろう? ただ金が欲しいだけ。違うか?」

雄吾は黙り込み、唇を噛む。

答えなくても、安住の目はすべて見抜いていた。

安住が黒いカバンを開け、艶めく黒いアナルビーズを取り出し、雄吾の目の前で揺らす。

「ほら、これを君の中に入れる。大きめのが5つ。童貞にはなかなか贅沢だろう」

「あぁ…?触るだけじゃねぇのかよ……」

情けなく絞り出した声に、安住が口元を歪める。

「6万も払うんだ。当たり前だろ。

君の反応、全部見せてもらう」

たっぷりのローションが雄吾の割れ目に垂らされる。

冷たい感触に体が跳ねるが、もう抗えない。

安住はビーズの先端を、肛門にそっと押し当てる。

「力を抜いて……最初は小さいから、入るはずだ」

ぬるりとした一珠目が、肛門をゆっくり押し広げていく。

内部に入り込む異物感。

雄吾は息を詰め、苦しげにうめいた。

「っ、く、は……っ、や、あぁ……ッ」

「まだまだこれから。全部で5つある」

二つ目、三つ目――徐々に大きくなる玉が、安住の指に押し込まれていく。

肛門はびくびくと痙攣し、汗が尻の谷間に滴った。

「ほら、あと少しだ。よく締まってる。童貞の尻は違うな」

「ぐっ……無理、ッ……い、痛てェ、……ッ」

四つ目の大玉が押し込まれた時、雄吾の声が震えた。

だが、安住は容赦しない。

「ラストだ。ゆっくりのみ込め――」

最後の、大きなビーズが、ぬるりと肛門を押し広げていく。

耐えきれず、雄吾の両手がシーツを握り締める。

「ッ、く、いぎっ……、ぐぃいぃ…ぁがっ…!」

肛門が引きちぎれそうなほど広がり、ついに全てが呑み込まれた。

「見事だ。全部入ったぞ。その顔も、喘ぎ声も、最高だ」

安住の下品な声が、部屋に響き渡る。

雄吾の呼吸は荒く、快楽と羞恥と未知の感覚で頭は真っ白だった。そして、汗まみれの身体がベッドにシミを作り始めていた。

苦しいほど深くまで押し込まれたアナルビーズ。

肛門は異物感にひくつき、雄吾の全身が痛みで震えていた。

「は、ぁ……っ、ぐ、無理、だ……抜いてくれ……頼む、もう……」

うわずった声で嘆願しても、安住の目は楽しげに細められたままだ。

「もう限界か?

じゃあ、ゆっくり味わいながら抜いてやるよ――そのケツで、しっかり感じろ」

安住がビーズの端を握り、少しずつゆっくりと引き抜き始める。

「ッ……くっ……ううっ、ッ、あ…っ…! いぎ、ぐっ、だ……ッ、あ、あぁ……」

一珠ごとに肛門の内壁が擦られ、びくびくと収縮する。

抜かれるたび、快感とも苦しさともつかない感覚が全身に広がる。

三つ目、四つ目――

最後の大きなビーズが、肛門をぐいと広げながら押し出されるとき、雄吾の喉からくぐもった喘ぎが漏れる。

「ッ、あ、ぐ、ッ……!」

その瞬間、亀頭の先から、とろりと透明なカウパー液が糸を引いた。

下半身が勝手に痙攣し、快感に身体がついていかない。

安住は、すべてのビーズを引き抜いた後の肛門をじっと観察した。

「ほう、見事に広がってるな。

童貞の尻がここまで開くなんて……金出した甲斐がある。

それに――こんなに垂らして、チンポも素直だな」

雄吾は、胸を上下にして荒い息を繰り返していた。

「……はぁ……はぁっ……はぁ……あぁ…」

背中から尻、太ももまで汗で濡れ、尻穴はじんじんと火照って痙攣している。

(……終わったのか、俺……初めて、こんなこと……)

肛門の奥までビーズを抜かれ、広がった穴は今もわずかにひくつき、閉じきれない。

その感触が、羞恥とともに身体の芯に残っていた。


安住が静かに財布を取り出し、6万円を一気に抜き取ると、雄吾の手元めがけて放り投げた。

「ほら、約束の6万だ。しっかり受け取っておけよ」

パサッと音を立ててシーツの上に落ちた現金。

雄吾は、手を伸ばすこともできず、それをただ見つめる。

「これが、お前の“身体の値段”だ。

まあ、思った以上に楽しめたし、十分安いもんだよ」

雄吾の指先がわずかに震える。

(……6万。俺の身体……ケツ穴が……)


安住は再び財布から4万円の札を取り出し、また雄吾の手元に投げつける。

「それとな。追加だ。今から“本番”までやらせろ。

このまま終わらせるのはもったいないだろ?」

金の束が、現実よりも鮮やかに雄吾の目に焼き付く。

「全部で10万だ。お前の尻穴の値段だ、いい値段だろう?」

ベッドの上で、雄吾は札束をじっと見つめた。

(このまま、尻を……掘られれば10万が……)

現金の重みが、身体中にのしかかる。

「迷う必要はないさ。

「金が欲しいから、お前は、ここにいるんだろ?」

雄吾は荒い息を吐き、もう一度10万を見た。

(これで……家賃も、食費も……)

「……わかった…やる。本番も、全部……」

安住が満足そうに笑う。

「いい返事だ。じゃあ、たっぷり犯してやるよ。童貞の尻穴、10万分しっかり味わわせてもらうからな。」


雄吾は震える身体でしっかりと安住に尻を向けた。

この先、自分にどんな夜が待っているのか――想像するだけで、心臓が大きく跳ねていた。

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