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PFLS最終話解説 最終回

最終話についての解説と関連作品、お借りしましたリンクです。

(キャプションの3000文字にとてもではないけど全部入らなかったためこちらに貼らせていただいております。全ての記事が完成次第本編作品からもここへのリンクを貼っておきます)


最終回ですが、表題とは違って最終話解説というより私の今回のPFLS作品全体についての与太話という趣に近いのでタイトルに偽り有りなのですが最後だし笑って許して…

尚この記事は基本全部屑竜コルヌゥ君ちゃんに関する話なので、まず八房さんのpixivページに飛んで屑竜コルヌゥ君ちゃんの一連の投稿をすべて読んできてください、以降全部読んだものとして話を進めます。


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■そもそも最終章以前にコルヌゥ君というのが今回の私の投稿したPFLS作品にとってどういう存在なのか?というところなんですが

ハバカリのキャラ設定は「竜に親しいものを喰われた被害者」であり「自分という存在が誰にも知られずなかったものになって消えてしまう事を恐れていた」など妙にコルヌゥ君の話とリンクしてるな~と思われた方もいらっしゃったかもしれません。

実際の所これは偶然でも何でもなく八房さんの漫画『竜の屑』を見たあとで私がコルヌゥ君の話に寄せるために一方的にハバカリの設定を調整しただけです。

(※八房さんに許可もとらんと勝手にやったことです。ご本人には期間終了後にこの辺の事情をお伝えしました)


元々第一話を投稿した段階で決まっていたハバカリの設定は

「本命武器として刀を隠し持つ竜殺し」

「東の亡国から流れてきた夫婦の子供」

「幼くして孤児となり他人から何かを盗み奪いながら生きてきた」

「何も持っていないからこそ全てを手に入れたいという渇望を持っている」

というくらいのさっぱりしたものでした。


その状態で八房さんの漫画『竜の屑』を拝見して色々と衝撃を受けまして。

……まあほんとに色々受けまして……本人にもお伝えしたんですけどちょっと泣きが入るくらい無茶苦茶作品に嫉妬しまして……。

そういったわけで「初期設定的にも食い合わせ悪くなさそうだし、何がどうあっても今回のPFは八房さんと正面から戦いたい(複数の意味で)」と考えました。


コルヌゥ君が「人喰いの竜」だったから

ハバカリは「竜に家族を喰われた人」

コルヌゥ君が「自分が食べた人間をなくならないようにすることを望んだ」から

ハバカリは「自分という存在が誰にも知られず消えていくことを恐れる」ようになりました。

罪を悔い人の為に生きるある種聖人のような竜の生きざまを八房さんが描くのなら

どのような罪を抱えても欲深く己の為に生きる人間を私は描いてみよう、

ハバカリ・スティールというのはそうした経緯で動かすことになったキャラでした。

(期間中ツイッターなどで終始「何がどうなってもラスト2章は赤い国に行く」と言っていたのは

そういった理由で最初からコルヌゥ君と戦うことを目標として定めていたためです。)



■とはいえ企画遊びというものは当初の予定とは思わぬ方向に転がっていくのが常でして……

ハバカリも1・2章は領地の場所問題で対緑戦線に参加しなくてはキャラクターとして不自然であったことに加え、二連敗からの領地消滅&予定していなかった領民募集を急遽行ったこと

更には青緑周辺にいた方との交流めっちゃ楽しい~とか諸事情で時間が予定より作業時間が取れなかった~とか複数の要素が絡み合い蓋を開ければ当初想定していたものと全然違う方向に話が走り出していきました。


結果として三章終了時点でも「設定ガン詰みして絶対戦うと定めたコルヌゥ君にまともにぶつかる事ができてない」という事態に陥ってしまい

最終日は最早一周回って愛のFANTASYを歌うしかありませんでした。

(参照:『盗人卿とテイル島の戦い』)


最終章は最終章で「人を集めた以上バランス領の総まとめになるような作品を出す必要がある」と考えていたため、もはや開始直前段階で私はコルヌゥ君と戦って物語を描くという事を8割諦めていました。

ただ特に後悔とかはしておらず「設定は十全に活かせなかったけど、その時々で一番面白いと思うこととやりたい交流を選択した結果だし領主ファンタジアめちゃくちゃ楽しいしいいか!」という風には思っていたわけですが。


そんな諦めモードにいたところ八房さんが最終章最初に投稿してくださったのがコルヌゥ君とハバカリが出会い正面から殴り合う『開幕殴打』という作品でした。

冗談で「開幕から意味もなく殴り合ってたら面白いかもしれないね」という会話をしていたのは確かでしたが、まさか本当にやるとは思わずありがたいやらなにやらで大変笑った記憶があります。

しかし同時に色々気を遣ってもらったのだろうかと申し訳なく思ってもいたのですが、八房さんは「やりたいからやったんだよ」という暖かいお言葉をくれました。

千載一遇のチャンスを頂いた以上、私も最後の一作品は最初からやりたいと思っていたコルヌゥ君とハバカリを戦わせる作品を描いて終わりにしたいなと考えました。


■しかしながら設定盛るだけ盛ってた割に「ヌゥ君と直接会ってやりたい話が何かあったのか?」というと実はノープランで、普通に戦って「PFLS完!」みたいなざっくりとした終わりだけ想定しながらとりあえずはバランス領の締めにあたる『第10話:盗人卿と新たな約束』を描いていたおりました。


その最中コルヌゥ君はその後テイル島での己の罪を知るケイヴァンさんと出会い(参照『ケイヴァン廻流』)、二人は戦場を離れお互いにとって絶対に必要であったテイル島の事件(参照:ギ県さん作『伝記抄録・悪竜退治(1)』・八房さん作『罪の痕』)に関する対話を行いました。(参照『人竜拿捕』)

最終章に至るまでの沢山の交流、文字をおしえてというイベント、ワハシュ先生との別れやゐゝさんとの会話(参照:『名前のない怪物の名前』『師と友と』)、そしてケイヴァンさんとの対話を経て最後にコルヌゥ君はケイヴァンさんの恩人であり友人であるバーロック卿に託されました。(参照:ギ県さん作『伝記抄録・紅都活劇』八房さん作『バーロック外伝~鋼の信念~』)


そうして大戦の最後にコルヌゥ君がハバカリとの再戦前にたどり着いた結論が「本を書きたい」というものでした。

第一話『竜の屑』において「死んだら自分ごと自分に喰われた人間達の存在がなくなってしまうことをあんまりだ、彼女たちをなくならないようにしたい」と考え人になった竜は

最終話『『竜の屑』』で「自分が何者で何をして何になったかその全て書き残し、それを誰かが読み覚えていてもらうことで自分が食べた人たちをなくならないようにする」という道を見つけました


ここまで来て私はようやくコルヌゥ君の逆の存在として設定したハバカリの話をどういうところに落とすのか、二人の関係をどう描きたいのかという明確な形を得る事が出来ました。



■そんな感じで紡ぐことのできたハバカリとコルヌゥ君の関係性やお互いに対する感情ですが

第11話第12話ともに基本的にはすべて八房さんが最初に出してくださった『開幕殴打』のキャプションに沿ったものをベースにしてあります。

あれは「一応どちらの文章がどちらの内心だとしても当てはまるように作った」と八房さんは仰っておりました。

そこでこちらも作品を描くにあたりあの内容についてもう少し詳しく聞かせて欲しいと尋ね、ざっくり以下のような内容を教えていただきました。

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最初に出会った時に顔を見て、お互いに相手が自分の同族(人・竜)を沢山殺して食べてきただろうという事に気付いた。

コルヌゥはそれを恥じておりそれを罪であり責められるべきものだと思っている。

ハバカリがどうかはわからないけれど、少なくともその過去を後ろ暗く感じている側面があるのではないかと思った。

お互いに相手が罪を持っているような顔をしているようにみえた

「ああ竜(人)か……またおれの罪がやってきた・罪を増やさなくちゃならない」と思っているようと感じた瞬間に「そうじゃねえんだよ」と思ってしまった。


「お前に比べたら俺の方がお前の仲間にもっとひどいことをしてきてしまった」

「お前が悪いことをしたと俺に対して引け目を感じるのは違うだろう」

「お前に比べたら俺の方がもっと酷い事をしてきた、俺の方が悪いやつなんだ」

「だから世界中の竜(人)に対してお前が引け目を感じる必要があるとしても、自分にだけはそんな必要はないんだ、というかそんなことを許さない」

「罪の度合いで言えば俺の方が上、お前の方が下なんだ」

「だからお前の事なんか俺は少しも嫌いじゃない、憎んじゃいない」

「なのにお前は自分の方が罪があると思っているんだろう」

「そして俺が負けてお前に殺されたらお前の罪が一つ増えるんだろう?」

「そんなことは許さない、屈服させてわからせてやる」

「お前なんて俺に比べたら少しも悪なんかじゃないんだ」


そういった意識がないまぜになり最終的に

「野郎!!!わからせてやる!!!」というところに帰結してやたら喧嘩腰になってしまう

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概ねこのような感じです。


またこのブログを書くにあたって確認の為もう一度この内容について尋ねたところ

「少なくともコルヌゥは自分は人間を沢山殺してきているのでそれを裁かれるべき罪だと考えている、

でもそれはやっぱり辛い事だから同時にどこかで救いを求めてもいる。

誰かに許してほしいと思っているから、もし自分が許す立場にあるのなら許してやりたいと考えている。

そういう言う意味で二人はお互いがお互いを許すことのできる立場にいると思う。

自分は被害者ではないから種族的な憎しみというのをここには持ち込まなくていいんだ

野郎!許してるっつってんだろ!わからせてやる!(以下喧嘩)というイメージだったんだ」

とも教えていただきました。


ハバカリ側として考えてもその心情はとても自然なものだなあと私は思いました。

ハバカリはスタート地点は被害者であり事情があったとはいえ、竜招きの呪いを作るために罪のない竜の親子をむごい殺し方をした事に始まり何の罪もない竜を殺して食べ続けました。(参照『呪物の竜狩り布都羽々斬』)

そのことについて恐らく当初は何も考えなかったはずですが、他ならぬ竜であるミルカーラスと出会い救われる中で少しはそのことについて考えたはずです。

そして竜を喰い殺してきたツケとして身にまとう呪いでミルカーラスの髪や体の色が黒く染まり体が弱っていくのに気づいた瞬間に激しい絶望と後悔を覚えたはずです。

わからず犯してきた自分の罪が自分を救った竜を殺すと気づいてしまった

だから竜を食べる事も竜殺しも完全にやめてしまった……そう考えられるなあと。


コルヌゥ君とハバカリはその人生を贖罪に使うか己の欲望のままに突き進むかという点で向かう方向は真逆でした。

それでも竜を殺して人を殺してそれとしらずに罪を犯し、訪れた結果や運命を嘆いて後悔して、そして変わろうと決めたという点ではとても似ていた

似てる二人は喧嘩する、全ての竜(人)の中でお互いにだけは引け目を感じる事を許さないから……

これが二人の関係のスタート地点でした。

(参照:『第11話:盗人卿と屑竜コルヌゥ』)


その後ケイヴァンさんによりコルヌゥ君が連れ去られたことでハバカリは一旦クールダウンすることになりました。

そうして平静を取り戻したハバカリは巨影殺しであるコルヌゥ君を討ちとる事を決めました。

竜を殺してきた呪わしい過去もその力も消すことができない、ならば呪いを願を叶える為の力と捉える

竜殺しである自分の過去を肯定することにも繋がるその選択は解説7のミヤマさんの項目で述べたように

ミヤマさんの言葉を聞いた上で、相手が巨影殺しとして名をはせた屑竜コルヌゥ君だったからこそ選ぶことができたものでした。



その相手がこの世にたった一人自分と同じ場所に立ってお互いを理解できる者だと意識の奥で気づいていても、躊躇はありませんでした

ハバカリはもはや一個人ではなくバランス領の領主であり、自分を領主たらしめる領民に富をもたらすと約束したからです。

誰にも人生を譲らず欲しいものを掴むとるために立ちふさがる者すべてに挑み、戦い、奪い、勝ち取る……

それがバランス領の領主ハバカリ・スティール男爵の出した答えでした。


そしてハバカリは戻ってきたコルヌゥ君に何者であるかを問い、コルヌゥ君は自分の夢と共にその名を告げ

ハバカリも自分が何者であるかを彼女(彼)に告げて戦争は終了しました。

最後にハバカリが名乗ったのは『”盗人卿”ハバカリ・スティール男爵』という名前です。

それは生まれた時に与えられた布都刃斬でも、呪いと共に与えられた布都羽々斬でもなく、

自分の意志で選んだ新しい人生そのものを体現した、呪いを願いに転じた証ともなる名前でした。




■でここからよーーーーやく最終章のコルヌゥ君の項目の解説に入るのですが

前項で述べたように二人のお互いに対する感情は『開幕殴打』のキャプションのままとしてあります。

もう戦争は終わっているから争いあう必要はないけれど相変わらずお互いに引け目や遠慮を感じる事を許さないし対等であると示そうという複雑な感情がわかりやすい喧嘩という形になって表出してばかり。

また似てる二人は喧嘩するというのもあって他人のように思えないからなにかとつっかかってしまうのがデフォルトです。


【最終話:17P目】

■戦後のコルヌゥ君の行動に関しては八房さんから

「大陸中あちこちに行くと思うけどグラーツ領にはミッカラさんもサナーレさんもいるし、ハバカリちゃんもいるかちょくちょく顔を出すと思うよ」と教えていただき

実際『コルヌゥの旅』(最終話制作当時はツイッターにアップされていました)でミッカラを訪ねてきていただいたのもあって戦後また文字を習ったりしているんだろうと思いまして

17Pで普通にグラーツ領にコルヌゥ君がいたのはそういう理由です。


最終話:23P上段~下段右

最後のまとめとなる一連のシーンは終戦から約35~40年くらいでハバカリが死亡して数年後を想定しております。


■ハバカリは17Pでコルヌゥ君の字をヘタクソとダメだししていましす

そして時間が経過したこのシーンの「30年間ダメだし9割」というセリフですが

これはハバカリが60歳前後で死ぬまでまで表面的に二人の関係は変わらなかった事を意味しています。

元々竜という上位種であり目的意識も強く学問に熱心なコルヌゥちゃんのことなので

すぐに文章も文字もマスターしたことだと思います。


ですがコルヌゥちゃんがどれだけ美しい文字を書けるようになり本を何冊も出すような立派な物書きになっても

出会った時のまま幼くかわいらしく・若く美しいままのコルヌゥ君ちゃんの前で

皴の増えた白髪の老人になったハバカリは昔と変わらず悪態をつき

その出来栄えを素直には褒めることはしなかった(できなかった)


代わりにその事をミヤマさんや、知己で気心の知れたゼルフォルト卿のような人(参照:『コルヌゥの旅』)達に本音としてもらしていたことでしょう。

しかしながら「9割ダメだし」という言葉にあるように実の所1割は直接褒めるようになっています。

会えば煽りまくって喧嘩ばかりしていた終戦当時から30年たった後の二人の関係性の内面には確かに変化があったことを、この1割という数字はそっと表しています。



最終話:23P下段左~24P

まずこのコルヌゥちゃんの前髪の黒化と数十年後の姿について。


■布都羽々斬の竜を侵食するという性質ですが、実は刀を握っていなくてハバカリ自身の身体が半ば妖刀に近い存在となっているため長く一緒にいたり喧嘩などでスキンシップをとっていると10~20年たつ頃には影響を及ぼすレベルになる……という風に設定してあります。(ハバカリもミッカラもそれを知らない)

刀を持っていないのに怒りや殺気が高まると竜殺しの呪いと同じ炎が噴き出すのもそこら辺が影響しています。

なんでかというと布都羽々斬とハバカリは呪術によって「魂」レベルで結びつけられてるからです。(参照:『”呪物の竜狩り” 布都 羽々斬』)


そして布都羽々斬の呪いは破壊するまでその呪いが消える事はありません

(参照:『第9話:盗人卿と晶殻の騎士』)

もう少し言うと既に肉体に及ぼされた影響は刀が破壊されても浸食が止まるだけで治癒はできません。

その上でちょっとした理由があってハバカリは死ぬまであの刀を破壊する事ができません。



ですので戦後もコルヌゥちゃんがしょっちゅうグラーツ領に来てハバカリにちょっかい出してると八房さんに教えていただいた際に

「そうするとコルヌゥちゃん最終的に髪の毛一部黒くなると思うし、ハバカリはミッカラの件がトラウマなのでその時点でコルヌゥちゃんを徹底的に避けるし出禁もありえる」と伝えたところ

「コルヌゥは多分『一緒にいた証だな』って前髪つまんで笑うし今まで通り変わらないと思うよ」とお答えいただいた経緯があります。


[※あくまで接触や至近距離にいる事が10年以上あって初めて影響があるレベルなので

サナーレさんの使役竜であるネレイダさんやコウメさんには多分浸食は起こらないと思います

(2竜がハバカリに接触するタイプのスキンシップをとってくれるほどフレンドリーになる場合は別)]


そういった呪いの件を事前にお伝えした上で30年後のコルヌゥちゃんはどういう姿や性格になっているのかと八房さんにお尋ねしたところ

「コルヌゥは生殖や成長という要素を持っていないと思うから見た目は基本的に変わらない、かわりに呪いの影響で髪の一部が黒くなっている。

呪いに関しては変わる事を許されない身体が一緒にいたことで少しだけ変わることを許されたんだと捉えると思う」

というお答えをいただきました。


これが最後のシーンのコルヌゥちゃんの髪が一部黒くなっている理由です。



■最後にコルヌゥちゃんが書いた本について。

最後にキャラシを貼っておいたので伝わったと思いたいんですがコルヌゥちゃんが書いた本の名前は

「盗人卿と山賊騎士団-Lord"Steal"and Bandit knights-」です。

(どうでもいいんですけどこのシーンは11話ラストがハバカリが自分の名前言いかけてキャラシ出して終わったのとかけてあってコルヌゥちゃんが本の名前を言いかけて最初のキャラシ出して終わりっていうおんなじ演出です。)


コルヌゥちゃんがPFLS最終章最後の投稿『『竜の屑』』において

自分が何者で何をして何になったかその全て書き残し、それを誰かが読み覚えていてもらうことで自分が食べた人たちをなくならないようにする」

という結論にたどり着いたことで八房さんの一連の作品は

実はコルヌゥちゃんの書いた本の内容そのものであった!」という風なメタ演出ととれるようになっていました。

ハバカリは記事の最初に述べたようにコルヌゥちゃんと相対させるために今の設定になり、その願いが

自分が存在した証拠をこの世に遺す

であるのなら最後その物語を後世に遺すという役割の一部と(残りについては解説1参照)物語の締めはコルヌゥちゃんにお願いしたいと思いこのような形になりました。

(ちなみに「この存在した証拠をこの世に遺す」に「歴史書に自分の名前を刻み込む」というより明確な形を与えたのは歪斗さん『第1巻第4章「ボールランの戦い・その一」』に名前が記載されているのを見たのがきっかけです)


コルヌゥちゃんはグラーツ領にずっといたのならハバカリが物書きを厚遇し、グリードさんの博物誌の編纂に協力していたその姿を見ていたはずですし、恐らくその目的について話す機会もあったと思います。

であれば「なくならないように」物書きとなった彼女(彼は)「なくなる」ことを恐れていたハバカリに

「おれが全部かいて残す」と言うのは自然な事なのではないかと思いました。


ハバカリはきっと「ちゃんと売れるように書けよ、まーでも無理だろうな」と悪態でも付きながら、けれど心から安心して死んだのではないかなと思っています。



■最後に割とどうでもいい設定を置いていくのですが

「ハバカリの住んでいた村を襲ったのは屑竜だったころのコルヌゥ君である」という風に私は設定しておりました。(これは八房さんにも言ってないです)

八房さんはよく「コルヌゥにとって自分が襲った村か食べた人かということは関係なく、無残に食べられたり殺されたりした人に対しては全て自分がやったのと同じことだと自らの罪だと捉えて接するだろう」といっておられました。

それはハバカリも同じであり、罪のない数多くの竜を殺して喰ってきている上にしかもそれは狂った父親に強制された復讐…ましてや自分が竜にとってだけでなく人にとっても「悪しき竜」となってしまった今となっては自分の仇である『悪しき竜』がどの個体であったかという事はどうでもいいことです。


もし万が一お互いにその事実を知ることがあったとしてもあの二人の関係は何ひとつ変わらないんだろうなと思います。

今日も明日もハバカリが死んだその日もその先も、コルヌゥ君が死ぬその瞬間まであの二人の関係の本質はずっと変わらない

もっとも反対側にあってもっとも似た者同士なんだろうなと、そうであってほしいなと思うのでした。



■途中どうなる事かと思ったけれど色んな方との交流と、八房さんが最終章殴りかかってくれたおかげで

コルヌゥ君の逆位置に存在するように製作したハバカリの話が当初の目的を達成して綺麗に終わり方を迎える事が出来ました。


今回のPFLS作品の根底にいつでも屑竜コルヌゥと八房さんの作品がありました。

八房さん、素晴らしい作品を見せていただいて、素敵な交流とご縁を紡がせていただいて、そして勝手に設定寄せたりやりたい放題したこと広い心で許し喜んでくださり本当にありがとうござました!!

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最終話に関する解説はこれで終了です。


■PFに限らず企画交流というものはあくまでも遊びであり他の人の交流に対して必ず返さなくてはならいという決まりはありません。

少なくとも私は交流を返す事や反応を示すことが義務になるのであれば企画という遊びは一切やりたくないと常に考えています。


ですが同時に自分のキャラクターや作品に関わってくださったものはやっぱりありがたく嬉しく、できればすべてに交流や反応を返したいとも思ってしまいます

「拾える範囲は全て拾いたい」と思いつつも結局取りこぼしや扱いの差異が発生してしまうのをいつも申し訳なく思ってしまいます。


最終話に出すことができず解説をすることができなかった方、解説には出たけど少ししか触れられなかった方、もっと言えば交流を返したりいまだに反応を返したりすることができていない方……

だいぶ不平等な扱いになってしまって申し訳ありませんでした。

いただいたものを十全にお返しすることはできませんでしたが、沢山いるキャラクターや作品の中から私のそれを選んで、描いたり書いたりしていただいたこと本当に嬉しかったです



最後にまとめてになってしまい恐縮ですがPFLSでいずれかの形で私の作品に関わったり触れたりしてくださった皆さん全てにお礼をさせていただければと思います。

PFLSというお祭りで一緒に遊んでいただいてありがとうございました、とても楽しかったです!




■次どこでどういう遊びに参加するかは完全に未定で、しばらくはのんびりPFLSアフターと同人活動やっていたい気持ちが強いのですが、またどこかでご一緒に遊ぶ機会がに恵まれるとうれしいなあ~と思いながら終了させていただきたいと思います。

ここまではちゃめちゃに長い話にお付き合いいただきありがとうございました!




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