後輩ちゃんのターン!!!
いつも応援ありがとうございます!
ページ下のいいねボタン(💓)を押していただけるととても励みになります!
▶過去の『後輩ちゃん』シリーズはこちら
▶過去の『ス◯ール水着』イラスト一覧はこちら
今回も文章書いたので導入部分といつもの高解像度版イラストを無料で見てもらえるようにしました!
(今回は前回からの続きものなので過去から見てもらった方が楽しめると思います💦)
楽しんでもらえたら幸いです。
🔽下スクロールで高解像度イラストへ🔽
「――パイ……センパイ……」
ペシペシと頬を叩かれる感覚で失っていた意識が戻ってくる。
後頭部には軽い鈍痛があり、身体もすこし重たい。寝かされているのか背中は冷たくゴツゴツとした感触がある。
どれくらい意識を失っていたのか? 眩しさを感じつつ瞑っていた瞳を開けるとそこには後輩――成宮の姿があった。心配そうな表情をしこちらの顔を覗き込んできている。
「センパイ……良かった。意識が戻られたんですね」
「ここは風呂場か……」
成宮越しにうちの風呂場の天井が見える。
後頭部がずきりと痛む。この状況証拠から俺は風呂場で足でも滑らせ転んで意識を失ってしまっていたのだろうか。
「ああ……だいじょう……」
ぶ、と右腕で後頭部を擦ろうとしたが――手が上がらない事に気がついた。次いで左手を動かそうとするが、持ち上がらない。
「……っ」
自由になる頭だけを持ち上げて両腕を見、周囲を見回すと俺は両手首をロープで拘束され風呂場の床に大の字に寝かされていた。しかも素っ裸で。
「うーん……成宮さんちょっと状況を教えてくれないか?」
「センパイ覚えてないんですか……?
センパイったら一緒に勉強をしていたら急に暴れ出して……
『成宮、俺の中に眠る色魔の血が暴走し始めた……!
お前の聖少女の血を求め内なるもうひとりの俺が目覚めてしまった……!
このままじゃ俺じゃいられなくなってしまう……!!
今のうちに俺を拘束してくれ……早くどうなってもしらんぞー!!!』
って残っていた元のセンパイの意識と…私に眠っていた癒し系魔法少女の血が
偶然にも覚醒して…なんやかんやなんとかふたりで協力しもう一人のセンパイを
この退魔のロープで封じ込めたんですけど……」
「最後の方雑にふわふわまとめるな!
それにこの通販『こんな事もあろうかと!!』で買った980円の
ジョークグッズ(ロープ)にそんな力はない。
おまけに魔法少女の血とか色魔の血ってなんだ……?
お前はエロゲのやり過ぎだ」
この女、真剣な表情で平然と嘘をついてきやがった。
そしてお前は癒し系ではなく卑しい系だ。ああツッコミが渋滞している!
「嘘なんてついていないのに……酷いです!
それにこのピュアで清純で真っ白な私がエロゲなんてするはずがないのに……
酷い言いがかりです! 誹謗中傷でセンパイを訴えます!!」
「あー思い出してきた……成宮お前、思いっきり後ろから殴っただろ!!」
「そんなそんなまさかまさか?
令和最新ヒロインのこの成宮成実ちゃんが主人公にあたるセンパイに
暴力を振るうなんて事あるとお思いですか?
今どきツンデレな暴力ヒロインなんて時代遅れも良いところですよ?」
「俺はその辺りちょっと詳しくないが……
いろんな方面に喧嘩を売っている気がするので謝った方が良いと思うぞ!!」
「ごめんなさい……すこし言い過ぎました」
「そこは素直なんだな」
「べ、別にセンパイに謝ったわけじゃないんだからね! 勘違いしないでよね!!」
「もうめちゃくちゃだよ!!!!」
暴走する後輩を誰にも止められない。
俺は突っ込むことを放棄した。
「あーもうどうでも良いや……わかったからこのロープほどけ」
「えー……センパイ……わかってないじゃないですかぁ?」
「なに?」
「言いませんでしたっけ……?」
――"今度"は私のターンだって💕
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
後輩ちゃんのターン開始!
今回も本当にどうでも良い導入に1500文字くらい使ったんですけど…こういう無駄なやり取りが好きなんです。今回もお付き合い頂きありがとうございます🙇♂️
無駄に生えてきた変な血の設定とか伏線回収される事もあるかもしれないしないかもしれない(ないです)。でもJK魔法少女が夜な夜な街を悪から救ったりたまに敵キャラにやられちゃったりする展開好きです(それなんてエロゲ)。
続きもあるのでご覧ください!