終局特異点にて、敗北を喫したスカサハ。
愛用の武器も失い、四肢を縛られた彼女には、もうどうすることもできなかった。
『影の国の女王、スカサハ。貴様の敗北である。もはや人理に勝機は無く、此処にカルデアの未来は決定した。』
「くっ、魔神柱風情が……この程度で勝利を謳うとは、浅はかにすぎるぞ……!」
魔力を枯渇し、既に戦う力の大半を喪失したスカサハだったが、その闘志が陰ることはない。周囲に蠢く魔神柱の大群を睨み付け、その突き刺さるような敵意を露わにした。
「お前たちとて消耗している。この私にどれだけ葬られたか……覚えていないわけではあるまい?」
『その通りである。貴様に消し去られた我らの同胞……だがそれは補充すれば良いだけのことだ』
「補充、だと……?」
『そう、すなわち――』
スカサハが訝しげに見つめた先で、魔神柱の触手が怪しくゆらめいた。
まさか、とスカサハは察した。全身が強張る。その恐ろしい予感に震え上がり、必死に脱出を試みようとした瞬間――
(ずぷぅぅぅうううっ!)
「んっ、ンンンンうぅぅううっ❤❤❤」
「はっ……はっ……はっ❤」
『対象サ―ヴァントへの「繁殖行動」を開始。第一段階は支障なく完了した』
「んっく、これは、っ……❤ お前たち、私に何をした……っ❤」
『同胞の補充、すなわち「繁殖」である。サ―ヴァントの上質な肉体を糧に、新たな魔神柱の創生に取り掛かる。英霊スカサハ、貴様は苗床として選ばれたのだ』
その言葉にスカサハはぞくりと身を震え上がらせる。
自身の体内に侵入してきた触手。それは人間で言うところの男性器であるのだろう。
尤も、人間のそれとは比べられるはずもない。まさしく人外の代物。膣内を拡張しながら奥深くへ侵入を果たしてくる異物に、流石のスカサハも衝撃を隠せなかった。
「ふぅふう、っ……繁殖、だとっ……? なにを馬鹿な――サ―ヴァントである我らに、そのような……」
「んんんいぃいっ❤ あっあ❤ あっ❤ あぁぁあああっ❤」
「ふ―っ、ふ―っ❤ やめ、っ……ンッ、これ……ナカへ、更にっ……あっ、あんっ❤ 刺激が、強すぎる、ッ……❤」
『霊基の侵食を開始。母体への支配率10%――』
「これ、はっ……❤ 私の、カラダが……徐々にぃ、っ……んっん、んおっ、おおぉおおっ❤」
全身を愛撫し、膣内を激しく蠕動してくる魔神柱の群れ。
その刺激、快感が肉体を波紋するたび、スカサハは奇妙である予感……否、確信を抱いていた。
(こ、このままイカされ続けては……お、終わるっ❤ 霊基の全てを支配され……や、奴らの思う通りに……作り替えられてしまうっ……❤)
(そうなってしまえば、は……繁殖っ!? まさか、この私が本当に……魔神柱の種で孕まされるなどと……そ、そんなことが――)
「んおっ❤ おっ❤ おぉおっ❤ た、耐えられ、なっ……これ、強すぎるっ……❤ 魔神柱の触手チンポに犯されっ……おっ、おっ❤ 霊基が、おかしくされてるっ❤」
『如何に英霊といえど、これに耐えられる者はいない。繁殖、産卵――母体としての最上の悦び。貴様らは所詮メスである』
「んんっお、ほぉおっ❤ おおっ❤ メ、メスだとっ……ふざけ、るなんぉぉおおおおっ❤」
体をいともたやすく弄ばれ、なす術のないスカサハ。
埒外にありし快楽の津波は、屈強なる彼女といえど抗える道理はなく、その身は着実に苗床として完成の道を辿っていた。
「んおっ……おぉ、おっ……や、やめ……っ❤ これ以上は、っ……お、おかしくなるっ……❤ 正気で、いられなくなるっ……❤」
『ならば潔く敗北を認めるといい。貴様の霊基への支配は既に大半へ及んでいる。もはや何があったとしても勝ち目は産まれない』
「あっあ、そんなっ……❤」
その槍で幾多の敵を仕留めてきたスカサハ。
およそ彼女に倒せぬものはないと……そうした自信と実力が彼女にはあっただろう。
だが、此処での彼女は一匹のメスでしかなかった。
魔神柱に陵辱され、ただただ蹂躙され、今まさに苗床とならんとしているだけの無力なメスでしかなかった。
(そ、そうだ……こんなモノ、勝てる筈が無かった……っ❤ 気付かされたっ❤ 抗おうとしたことすら間違いで……っ)
「ああっ、孕ませてくれっ……❤ 苗床になるっ……❤ 魔神柱様の種を、この私に植え付けてくれっ……❤」
『……母体となるサ―ヴァントの降伏を確認。これより最終段階へと移行する』
「んあっ❤ あっ❤ 激し、っ……これ……孕む、孕まされるっ❤ 魔神柱に犯され終わるっ❤ 苗床サ―ヴァントにされるっ❤」
「んおっおっおおおおっ❤ もうダメだっ❤ くるっ、種付けっ……触手チンポに中出し、されっ……排卵まんこ狙い撃ちされるっ❤ 一発で仕留められてしまうっ❤」
『終わりだ、影の国の女王スカサハ。貴様の霊基は全てを支配した。それにより霊基情報を改竄――受肉、苗床――種付けに最適なカラダへと作り替えてみせたぞ』
「おっ❤ んおっ、おっ❤」
『およそこれに抵抗し得るサ―ヴァントは存在しない。故に、安心して受け取るといい――』
「んんんんぅ❤ んおおぉおっ❤ おっおほぉっ❤ んっんお、おおっ、オぉぉおおおっ❤」
触手の抽送スピ―ドが最高潮に達した。
それこそは種付けの合図。
スカサハもそれを確かに把握する。
(くるっ❤ キてしまうっ❤ 絶対に逃げられないっ……この私が魔神柱に、孕まされてしまうっ❤)
予感は確信となり、最大の快楽を持ってそれを受け入れた。
受肉を果たした霊基。
異常なまでに排卵と絶頂を繰り返す子宮。
それら全てが苗床となる準備を完了したのだと悟った瞬間、スカサハは全ての運命を手放した。
(ビュル、ぶびゅびゅ、ビュビュルるるるっ――!)
「ンオッオオっ、んぅおおおおおおぉぉっ❤」
(ビュル、ビュル、どくんっっ)
「おっお、ふぅんぅおっ、おほぉっ❤ おっおっ❤ ンオぉぉぉおおおっ……❤」
「お―……お―……❤」
『対象の妊娠を確認。これをもって全ての工程を終了する――』
「おぉぉっ……❤」
あまりの快楽量に酩酊する思考でもってスカサハは。
己の内部に宿った新たな生命の波動を感じ取る。
(あっこれ……本当に妊娠した……❤ 魔神柱の子ども……この私が……魔神柱の、苗床に……❤)
魔神柱の構築した『繁殖』は、母体に驚くべきスピ―ドで妊娠、出産を可能とさせる。既にスカサハの腹部は大きく膨れ上がり、自他ともに認める苗床の姿を為していた。
「んんっ、んむぅっ❤ んっんぉ、ッ……んんぐっ、んんっ、んぶぅぅううっ❤」
『英霊スカサハは陥落した。この母体から産み出される個体は、非常に強力なものになると推測される』
「んぐっ、んんぅ……んっ、んんんんうっ❤」
『歓喜するがいい、スカサハ。貴様たちの戦いは此処で終結する。人理の敗北をもって。全てのサ―ヴァントは、我らの糧として活用させてもらう』
「おっ……ぉ、っ……んおぉっ……❤」
魔神柱の勝利を謳うセリフ。
だがそれも意識が朦朧とするスカサハには届かない。
じきに産み落とされるだろう魔神柱の個体、自らが母体となって産み落とす異形。
ただそれだけに意識が囚われ、人理……カルデアのことはもう完全に忘れ去られてしまっていた。
やたまめ
2024-02-05 12:37:31 +0000 UTC