牛とヤギなお嬢様たち 前編
Added 2024-10-12 04:00:00 +0000 UTC「ンモオオオオオオ!」 「めえっ、めへええっ……らめええええっ!」 巨大な檻の中は、動物の小屋にしては、異常なまでに好待遇な空間だった。 まるで、人が暮らすにも何不自由ないような、そんな広い一室。 しかし、実際に行われていたのは……異様な光景だった。 「めえっ、めええええーっ!」 前足を折り曲げたヤギの背中に、巨大な黒牛が覆いかぶさる。 そして、 「んめえええ⁈ めえっ……らめええええっ……!」 「もお、モオオオオオッ!」 挿入される瞬間、今までのヤギの鳴き声とは一線を画すような鳴き声……メスの声が上がる。 涙ながらに快楽から逃れようとするヤギは、しかし体格の差もあったのだろう。逃げることはかなわず、ただただ牛の巨大な肉棒を叩き込まれるのみ。 「モオオオ、モオオオオオオッ!」 「めええ! らめええええっ!」 『人間に戻る』には、あまりにも快楽が強すぎて、とても精神を落ち着かせる余裕などない。 「先輩たち、やらしいなあ」 牛とヤギの交配。 まず普通に生きていてはお目にかかることもないだろう、そんな珍しい光景を見ながら、雅はにっこりと笑う。 「どうですかセンパイ。牛の体でチンポをこすりつけるのは。ヤギの体で巨大チンポ入れられてるのは」 「んめええっ、めへえっ!」 「ふふ、何言ってるかわかんないですねー」 「んめえっ、めえ……んめえっ⁈ めええっ、らめええええっ!」 「モオッ、ンモオオオオオオオオッ!」 「めえっ、らめえええええっ! めへえっ……!」 なにせ、今の彼女たちはいずれも四足歩行の獣だ。人間とは体の構造からして違う。重量に至っても、相当な重さになっているはずだ。 人の言葉を話せず、めえめえと泣くほかになく。かたや牛として未知の感覚を味わい、かたや気持ちよさを表さんとばかりにヤギの鳴き声を出すのみ。 「んめええっ、めええっ、らめえええ―!」 びくびくと喘ぎつつも、声が施設内に広がる。 「あ、お嬢様、お茶が入りました」 「ありがとう秋葉さん。そこに置いておいてちょうだい。今いいところなのよ」 「左様で」 「あなたも見てみなさいな。彼女たち、すごいわよ」 優雅に紅茶をそそりながら、私は目の前の交配を見やる。 「あれらは……ああ、先ほどいらしてた、お嬢様のセンパイの方々ですね。まあまあ、立派なお姿になって」 「んめえええ! めへっ、らめえええっ―!」 「モオッ、モオオオオオオッ!」 「先ほど来られた黒髪の凛々しかったお方は……ヤギのお姿になっているのでしょうか……面影が全くありませんね。となると、金髪のふんわりされた方が、牛の姿になられたのですか?」 その答えに、お嬢様はにっこりと笑って。 「大正解よ。普段の生活につかれたなんて言うものだから、私が新しい体験をさせてあげてるの。お父様の会社の新薬がでたでしょ? それのモニターを頼んだのよ。二人とも、とっても気持ちよさそうよ。ねえ?」 お嬢様……桜花が手を振りながら意見を求めると、 「んめえええ! めえっ!」 「モオオオッ! モオオオオオオッ!」 「……お二人とも、怒り心頭に思えますが」 「何言ってんの。動物の言葉なんて分かりっこないわよ」 ニコニコと笑いながら、そのまま交尾を続ける二匹に笑いかける。 「朝日センパイ。お二人とも、気分はいかがですか? これが男の快楽です。まあ、男でもびっくりの巨大チンポをはやした、立派な牛になったわけですが」 「ブモオオオオッ!」 オス牛……朝日は、元に戻せと叫ぼうとした。 だが、きょうれつな快楽により、腰の動きを止めることができない。 「ブモウッ⁈ モ、モオオオオオオッ!」 感じたことのないオスの快楽に、上がる声は人間離れした、牛のもので。 「めえええ⁈ ら、らめええええっ!」 「ふふ、ヒカルセンパイがめえめえ喘いでます。あなたのチンポで、気持ちよくなってますねー」 「モオオオ!」 明らかに怒りを見せるオス牛、朝日だが、 「モオオオ、モオオオオオオッ!」 (や、やああっ、こしとまんないっ、おちんちん、ヒカルの中に入れるの、たまらないいっ!) 「めえっ、めえええ!」 (あさひいっ、らめっ、だめえええっ!) アンアンと悶える二匹には、すでに人間のころの面影はなく、はたから見れば別種の動物同士の交尾にしか思えない。 そんな二匹を、少女はにっこりと見守りながら、 「さて、そろそろ、絶頂しちゃいなさいな」 にっこりと、そう笑って見せると。 「もおおっ……ンモオオオオオオオオッ!」 「めえっ、らめええっ! めへえええええっ!」 ビクンと、音を立てて、どくどくと精液を流し込む音が聞こえたのだった。