SakeTami
紺野アスタ
紺野アスタ

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2021年をふりかえる

正直、この一年のうちにどんな事があったかを、あんまり覚えてない。コロナ禍のせいで、いつからか2021年だったのかも判然としない。

オリンピックがあったのは、なんとなく覚えてる。スポーツ観戦は好きなので、オリンピックやサッカーのワールドカップなど楽しみにしてるけど、今年は観る気分になれなかった。色んな意味で。

今この文章を書いてて、「そういえば東京でやってたんだよな」と思い出した。自分が生きているうちに、自国のしかも住んでいる街でオリンピックが開催されたというのは、死の間際の走馬灯に出てくるくらいの思い出になってもおかしくないのに。

家に閉じこもって鬱屈として過ごしたコロナ禍の記憶を封印したいんだろう。


シンエヴァを観た。公開してすぐ劇場へ行ったので、3月頃の事だったらしい。

感想はFANBOXに詳しく書いたので割愛するとして、長年心臓に刺さってて、時折チクチク痛んでいたトゲが取れたような気分だった。

この間、誘われて庵野秀明展にも行ってきた。カレカノの扱いが小さかったのが悲しかった。私が一番ガイナックスにハマってた時のアニメだったので。


ウマ娘にハマった。

まさかこんなにハマるとは。今も継続して遊んでる。ほんとによくできたゲームだと思う。

そろそろやめようかな、という頃に、新しい課題や手応えをくれるので、ついついやり続けてしまう。ゲームバランスが神がかってる。

ウマ娘の影響で、競馬にも少し興味を持ったりしたけど、コロナ禍で競馬場に行けないし、馬の事を調べるのが大変そうで結局手を出さず。でも、競馬のエピソードは面白いものが多くて、時々ネットで漁って読んでる。

スピンオフのマンガ『ウマ娘 シンデレラグレイ』は、今年読んだマンガの中で一番面白かった。ウマ娘関係なく面白い。すごい。


先日、ATRIがSwitchとスマホ向けに移植された。

自分が関わった作品が移植されるのは初めてではないけど、移植で結構反響があったのは初めてかもしれない。最近はPCを持ってない人が増えているのもあって、やりたいけどできない人が結構いたっぽい。

PC版の発売からもう一年半だけど、まだ話題にしてもらえるのはほんとにありがたい。頑張れば一日で遊べるロープラの作品にしては、なかなかすごい事だと思う。


お金も大事だが、時間はもっと大事なんじゃないか。と、考えるようになった。

頭じゃ分かってるけど、実感した事はなかった。コロナ禍で時間を無限に無駄にしていて、やっと実感できた。

とはいえ、大切にするにはどうしたらいいか分からない。いや、行動すればいいのか。来年は何か新しい事を始めよう。


コロナ禍の影響で、社会が激変した年だったように思う。本来、もうちょっと緩やかに起こるはずの変化が急速に進んだというか。

私は変化を受け入れるのが苦手なタイプなので、これから起こる事を想像して戦々恐々としてる。

とくに恐いのが価値観の変化。最近「普通」という言葉が差別的ニュアンスに取られる事があり、口に出しづらい。

「普通」がなくなってしまったら、どうやって物語を作っていけばいいんだろう。エンタメの作劇法って、普通があって普通じゃないものがあって、その齟齬でできてる気がする。

新しい書き方をすればいいか。

いやそんな単純な話じゃない。なぜなら私は新しい物を生み出したくてこの仕事を選んだわけじゃないので。

まあ、価値観って揺り戻しが必ず来る。今来てる変化のようなものも、揺り戻しなんだろうたぶん。人間の本性はそうそう変わるものじゃない。


そんな事を考えながらすごした2021年も今日で終わり。来年は勝負の年になりそうな気がするので頑張ろうと思います。


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