SakeTami
紺野アスタ
紺野アスタ

fanbox


【雑記】引っ越しは人生の選択なのだなと思った話

いつもご支援ありがとうございます。 FANBOXを始めて1年3ヶ月。 沢山の方にご支援をいただきつつ、 「支援金、何に使ったらいいんだ……」 と悩んでおりました。 支援金は、受け取った側が銀行振り込みの手続きをしない限り、データとしてFANBOXに積もっていく仕組みになってます。 その都度、振り込み手数料がかかってしまうのもありますが、一度銀行に入れたが最後、生活費としてじわじわ使ってしまうのが目に見えています。 それはあまりに申し訳ないので、一度も手を付けずにただ数字を眺めてました。 私が絵描きなら、仕事道具を購入する足しにさせていただく事もできたのでしょうが、物書きって(特殊な資料や取材旅行などいかない限り)あまり仕事にお金がかかりません。 そんな私でしたが、先日、支援金の使い道ができました。 引っ越しです。 私のTwitterをフォローしている人はご存じでしょう。 連日のご近所トラブル。 まず下に神経質な人が住んでまして。なおかつ攻撃的。うちが物音をたてると、天井を殴ったり、壁を殴ったり、ふすまをバンバンやって抗議(という名の嫌がらせ)をしてくる。 とはいえ、うちが物音を立てなければ反撃はされないので、祟り神に怯えて暮らす村人の気分でどうにかやってました。 ところが夏になり、エアコンを使い始めると状況が一変。 どうも室外機がうるさいようで、今度は隣人が突如発狂モードに……。 午前6時。苛立たしげに目覚めると、ふすまをバンバンやり始めたのです。 すると、それに対して下の住人が反撃を開始! もっとデカい音でバン! バン! バン! とやってきます。 よほどの手抜き施工をしたようで、ふすまや戸の音がめっちゃ響きます。隣りと下の抗争に巻き込まれてもう地獄。 毎朝、無駄に早起きさせられ精神を病んだ私は、1年足らずで引っ越しを決意したのでした。 しかし、これで3年連続の引っ越しとなります。 しかも予定にない引っ越し。貯金に余裕などない。 「あ、FANBOXの支援金があった……!」 まさに天の助け。 1年3ヶ月、手を付けずにいた支援金を引っ越し資金の一部にさせていただきました。 大変、大変助かりました!! 現在、すでに引っ越しを終え、新生活を始めています。 少し家賃を上げ、音漏れもしづらい鉄骨の物件を選びました。 おかげで快適な日々を送っています。 ところで、予定にない引っ越しというのは、思いがけず人生の選択を迫ってくるものでした……。 引っ越しは、『これからの生き方を決める』行為なんですね。 ・どこの土地に ・どのくらいの広さで ・どの程度の家賃で ・どんな設備の物件を選ぶのか これらは全て、今後の自分の人生を想定して選ぶわけです。 前述の通り、3年連続の引っ越しです。 2年前は、生活コストを下げるため。小説の仕事がしたくて、でも本が出るまでお金が入ってこないので、郊外へ引っ越して家賃を下げようと考えました。 人と会う機会が減る分、快適な生活環境を整えようと、あえて広い部屋を選びました。 去年の引っ越しは、「小説で食べていくのは無理だろう」と考え、仕事環境を変えつつ、郊外で過ごす寂しさもあって都心部に近い場所へ移り住みました。 利便性を考えつつ、知り合いが多く住む沿線へ。 そして、今回。 前2回と違い、自発的に住む場所を変えようと思ったわけじゃありません。なので何の覚悟も考えもない。 ないけど、考えなきゃいけない。結局それが引っ越し先を決める基準になるから。 気持ちの整理がつかないまま物件探しを始め、今シナリオライターとして自分がおかれている現状や、この先どこを目指していくのか、過去を整理するのかしないのか、否応なく自分を見つめ直さなきゃいけなくなったわけです。 修羅場の真っ最中で、しかもご近所トラブルを抱えている時期には、なかなかキツかった……。 バリバリ稼いでいくぜ! という目算なら、家賃の高いとこに引っ越すのもいい。 お金なんかはちょっとでいいのだ、とゆるりと生きていきたいなら安いとこにすべき。 心機一転、新天地もいい。 知り合いの比較的多い沿線に留まるのもいい。 間取りにも人生観が表れる。 狭くなるなら、物を捨てないといけない。 何を捨て、何を残すか。 中には高校生の頃に買ったマンガや小説なんかもある。 それらはただの想い出じゃなく、紺野アスタというライターを形作った石垣の一つだったりする。 「こんな古い物にこだわっていていいのか……? 新しい物を取り込む邪魔になってはいないか?」 「自分のオリジナリティを否定する事になるんじゃ……。核を失って、クリエイターとしてやっていけるとは思えないぞ」 そんな葛藤を抱きながら、決別した想い出の作品もあったりなかったり。 引っ越しにまつわる全てが、今後の生き方を決める選択で。 同時に、今の自分をくっきりと浮かび上がらせるようで。 なんか結構凹んだのでした。 引っ越しも落ち着いて、仕事も落ち着いたら、新しい事をやっていこうと思ってます。 インプットの仕方を変えつつ、アウトプットもやっていきます。 私の人生、創作活動に捧げる以外に勝利条件は残されていませんので。(これが予期せぬ引っ越しによって得た結論) 今後とも、ご支援をよろしくお願いします。

Comments

ありがとうございます! 書く内容に精神状態は大きな影響を与えますので、なるべく健康な状態が望ましいのではと思います。とくにころげてのよ作品には。

紺野アスタ

いいもん書くには心は健全な方がいいですからね。もうエロゲもラノベもほとんど読まないおっさんなんでそれを見る機会はあるかないか怪しいですが、ころげてに惹かれたファンとしてはそういう目的に使っていただけたのならうれしいです。

桜庭有栖


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