【雑記】ボードゲームで知る(自分の)心の動き
Added 2018-06-19 18:06:07 +0000 UTC一応、前回の「恥」の話のオマケです。 「自分が相手に貼ったレッテルが勘違いだった場合、人は恥を感じる」 という話をしましたが、大抵の人はその瞬間、自分の中で起こった心の動きを見過ごしてるんじゃないかと思います。 私もそうですが、自分にとって都合の悪い感情はスルーされがち。心を守る防衛機能が働くんでしょう。 一年ほど前からボードゲームにはまってるんですが、自分の心理の死角を認識する、いいきっかけになってます。 例えば、恥。 ボードゲームをやっていると、ゲームの流れを読んで行動を切り替えていく「勝負どころ」がだいたいあります。 ドミニオンというゲームの場合。 ・序盤~中盤:強いカードやお金を揃える ・終盤:勝利点を買い始める 知らない人のために補足すると、ドミニオンというゲームは、様々な能力を持ったカードとお金(これもカード)を揃えていき、それらを使って領地カードを買っていくのが目的です。 領地カードは得点になりますが、特殊効果はなく、持っていると邪魔になります。 なので闇雲に買うのではなく、準備が整ってから一気に買いに走ります。 この買い始めるタイミングが難しい。 早く買いすぎると、邪魔なカードが増えて負ける。 かと言って遅いと、他プレイヤーに出遅れて負ける。 つまり、勝負どころの見極めが大事なんです。 この勝負どころを読み切って勝つと気持ちいいわけですが、 「読み間違えて負けてしまったら恥ずかしい……」 そんな気持ちになっている自分に気付きました。 別に全然恥ずかしくないんです。 他プレイヤーは自分のプレイに必死で、負けた人間の事なんてあまり見てません。 だいたい、宣言してから勝負に出るならともかく、心の中で「ここかな?」くらいに思ってるだけなので、気付かれるわけがない。(勘のいい人は気付きますが。それでも別に「バ~カwwwww」とか思ったりはしません) なのに働くんです。 「恥を掻きたくない!」 って心理が。 そのせいで勝負に出られずに負けた事が何度もあります。 勝負に出て負けるより、勝負に出ずに負ける方が恥ずかしくない。そう思ってしまうんですね。 これは、ライター志望の人とかには身に覚えがあるんじゃないでしょうか? 作品を応募するかどうか迷った時。 「出して落ちたら恥ずかしい……出さないでおけば、“出していれば受かっていたかも”という可能性を残せる……」 私も身に覚えがある、というか、今でもよくあります。 それを自覚できてるかどうかは、結構大事です。 他にも、ボドゲをやってて気付かされた自分の思考パターンというのもありました。 他の人と同じようにやってるはずなのに、なぜかいつも負ける。 なにが違うんだ。 負けた理由を自己分析すると色々見えてくる。 ボードゲームがいいのは、1プレイ、長くて3時間、短いのだと30分とかからないので、そういう思考のサンプルを沢山得られます。 さっきの「恥を掻きたくない」以外に気付いたのは、 「自分の理想の勝ちパターンに固執する」 という心理です。 格闘ゲームをやってる時もありました。「こうやって勝ちたい」という形にこだわりすぎるあまり負ける。 さっきのドミニオンだと、理想のカード構成を作ってから、領地カードを買いに走ろうとする。 でも、それじゃ遅すぎる。 出遅れを感じ取り、戦略を途中で変更するという柔軟性が、私にはなかったわけです。 あとは、短いゲームの中で色んな人の思考パターンが見えるのも面白い。 こんな考え方があるのか、と新鮮な驚きがあります。 ボドゲって一見すると、「頭がいい人が勝つゲーム」に見えますが、そうとも限らない。 というか、「頭がいい」にも色んなパターンがあるんだなと。 将棋のような理詰め。 記憶力。 柔軟な思考力。 人の心理を読む能力。 などなど。 あるゲームで強かった人が、あるゲームでは無茶苦茶弱かったり。どっちも頭を使うゲームなのに。 ちなみに私も、得意ジャンルがあります。 が、それを意識しすぎると負ける……。難しい。 他人の思考パターンを短時間に、ここまで単純化して見られる事はなかなかないので、みんなボードゲームをやろう。 あれ? なぜかボドゲを勧める記事になってました……。
Comments
脇道の話ですが、確かに「頭がいい」にも色々なパターンがあることに明確に気づかされたのはボードゲームをやってからでした。論理的な戦術の組み立てが上手い人、論理的な戦術はからっきしだけど人心掌握がやたら上手い人など、この記事を読んでいて思い出しました。自分が物語を書くとき、「頭がいい」は即物的に「学校の成績がいい」になってしまっていたので、もっと色んな頭脳キャラを描けるようになりたいです。
2018-11-19 06:59:50 +0000 UTC人が一番目を背けたくなる感情ですからね。 よく、アニメやドラマなんかを観てて、登場人物が恥をかくシチュエーションがあると、なんか目を背けたくなるという心理がありますが、そういうのも意識する必要があるかもしれません。
紺野アスタ
2018-06-21 05:24:42 +0000 UTCそうです!(ほんとかよ 些細な心の機微にも敏感になる事は必要かと思います。とくに恋愛ものを書くならば。 そのためにボードゲームをやるのです!
紺野アスタ
2018-06-21 05:23:22 +0000 UTC